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66153 のレビュー
  • Vengeance/Justification
    Vengeance/Justification
    非常にワクワクする世界観と二人の設定でした! @ネタバレ開始 対立する立場でありながら、お互いが嫌いになりきれないという 切ないもどかしい関係が絶妙でした。 過去のお話もあって、現在を知ってから読むと、 楽しくもあり寂しくもなりますね~
  • おねがいやめて
    おねがいやめて
    ※再投稿OKとの事で、新規感想を書きおろししましたが前と似たような事を言っていたらすみません 作者様の作品は、安定してとても面白いのでプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 今度はトラップに引っかからないぞ!と思っても2回引っ掛かりました。 クリアし終わった後に『時間を失う』『夢オチ』とあって流石だと思いました! 要素が多すぎるのですが全部ウソじゃないのは本当すごいです……! 亀にまたがった浦島がヘヴン状態(古い)のが印象に残っています。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございます。
  • BAD ENDLESS THEATER
    BAD ENDLESS THEATER
    すんごい作り込みで、プレイするたびに新しい発見がありました! 本当にいろんな要素があるので、 たぶん全部は見つけられていないと思うのですがw ひどい目にあう女神様の反応にもハマってきて、 ずっと楽しくプレイできました~
  • ある先輩のトリセツ
    ある先輩のトリセツ
    妄想乙女なのと、私が作者様の過去作品が好きなのでプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 イオンちゃんと恋斗くんの距離感がここまで仲良くて力になってくれて、恋じゃないのも良いです。 あとがきも拝見しましたが、過去作品(恋する~)がとても好きなのでまさか再会(?)できるとは思いませんでした! あやと先輩は本当に作風も繊細で時間を割いてくれる良い方だと思いました……! 私はイオンちゃんが好きなのですが、恋する描写が自然で本当に丁寧で服もかわいく芯があって、とても良かったです……! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございます。
  • 女中の話 The Maid's Story
    女中の話 The Maid's Story
    どんなお話なんだろう…!気になり、ドキドキしながらプレイさせて頂きました! 人魚の後悔と、心優しい女中の悲劇のお話でした…。 @ネタバレ開始 いつも特殊な技法を用いられていて、ゲームをプレイする度に驚かされますが今作も凄かったです…! 章が変わる毎に挿入されるムービーと曲が独特の雰囲気を際立たせていて、更に世界観に没入出来ました。 女中が優しすぎたが故に起こってしまった悲劇…けれど、人魚にとってのそれはあくまで「後悔の中の出来事の1つ」でしかなかったのかな…。 自分の血肉にした事に、何かしらの意味があれば良いなと思います。 女中さんのイラストも、作品とマッチした絵柄でとっても素敵でした! そして、多分バグだとは思うのですが…クリア後にタイトルから注意書きを読み込むと、女中さんのイラストも一緒に表示されて一部の文字が隠れてしまっているので、こっそりご報告しておきますね!(こちらの環境依存のバグだったらすみません) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
  • あやかし温泉 うせもの係
    あやかし温泉 うせもの係
    既にすっかり作風として定着した和風×妖怪モノということで公開された時から絶対遊ぶぞ~と決めておりました。奇々怪々がたくさんいるのにとても優しくて明るくて楽し気な世界観がとても心地よいです。日本人で良かったと思うくらいです。うせもの係として健気に働く主人公も上司となるイケメンも脇を固めるキャラクターたちも全てのキャラクターが魅力的でした。個人的なお気に入りはハナオです! 短時間でサクッとプレイできる作品ですが、ほど良い難易度の練られたミニゲームやたくさんのスチルのおかげでプレイ時の満足度は非常に高いです!とても丁寧に作られているゲームだというのが実感できる作品です。クリア後に従業員名簿や感謝絵も見られるのも嬉しかったです。
  • 電脳生命育成計画
    電脳生命育成計画
    作者さんらしい、ゲームシステムにこだわりのあるゲームでとても楽しめました!周回プレイを前提としているのですが、OPスキップや選択後コメントスキップなど、10周、20周するプレイヤーへの配慮が万全で嬉しかったです。 シンプルな育成ゲームですが、無垢な電脳生命とどう対峙するか、という設定ですので、選んだ選択肢の配分によって結末が大きく様変わりするので振れ幅のある展開が楽しめました。エンド回収のためと放置しまくったり改造しまくったりと心を痛めながら周回プレイを繰り返したのですが、なかなか自力でコンプできなかったので作者さんの攻略情報を拝見しながら育成パターンをフルコンプしました!敢えてその後にようやくEDを見たのですが、様々な結末を見てから到達すると喜びも味わいもひとしおでした!
  • 祝福させてください!!あらたないけにえ!!
    祝福させてください!!あらたないけにえ!!
    新感覚ジャンルのホラー、プレイさせていただきました! 何も考えずに遊んでみると、 2人が賑やかにお祝いしてくれて、思わずこちらも楽しい気持ちに…… @ネタバレ開始 なるんですが……。 状況を振り返ると「これ、ほんとうに祝われているだけ……?」 謎の人外、謎の神、謎の信仰…わからない事でいっぱい。 逃げようとすると「じゃあ関係ない人生(証明書つき)を犠牲にするからね?」と笑顔で脅してくる2人にゾッとしました。 拒否すればするほど犠牲者が増えていき、それでも生贄になるのは嫌だと粘り続けると…世界そのものが終わってしまったかのような絶望感。 明るさと違和感のギャップがだんだん効いてきて、 “楽しい”と“怖い”が同時に押し寄せてくるような… @ネタバレ終了 不思議な後味を体験できました! さようなら…そして、ありがとうございました………。
  • ねぇ、あそぼ
    ねぇ、あそぼ
    根っから素直なのでタイトルに誘われるようにプレイいたしました! 作者さんのことだからただのホラーゲームではないと思っていましたが、なるほどそうくるか!となりました。こういうことかな?という予想を大きく裏切ってくる展開に大いに楽しめました。道中の選択肢を選ぶところでは余裕余裕!と進めていたはずが、何度も盛大に間違えたのが悔しかったです。ホラーやミステリが好きな方におススメです! プレイの際は是非最後のバッジを取るところまで遊んでください!最高の余韻でゲームを終えられるかと思います!
  • なぜメリーさんは電話をかけたのか?
    なぜメリーさんは電話をかけたのか?
    少しずつ距離を詰めてくる描写が有名な都市伝説「メリーさんの電話」を題材に、 別の視点から掘り下げることで、まったく異なる物語へと展開していく面白さを体験できました。 @ネタバレ開始 置かれているお人形がまさにメリーさんだった〜! よく考えると仲の良い友人との待ち合わせだって、同じように「いま○○にいるよ」「もうすぐ着くよ」って連絡し合いますね…。 電話をかけてくるのは怪奇現象なのに、 その行動そのものはどこか可愛らしくて、少しクスッとしてしまいました。 さらに、友人を助けるために電話を使った、というエピソードが添えられていて、とても心がほっとする展開でした。 怖いイメージのあるメリーさんなのに、誰かを思う気持ちが重なるだけで、こんなにも優しい物語になるのだと感じました。 @ネタバレ終了 素敵な物語をプレイさせていただきました。ありがとうございます!
  • ふんどしメモリアル#妄想乙女ゲー攻略対象化計画
    ふんどしメモリアル#妄想乙女ゲー攻略対象化計画
    フェスが始まったので、改めてFAを送らせていただきますっ! うおおお!!魔境っ!!!! 個性豊かな皆さんに出会えて楽しすぎるぅぅぅ!! 素敵な作品をありがとうございます!
  • いばら姫が素直になるまで
    いばら姫が素直になるまで
    いばら姫と呼ばれるオレリアさんの奮闘と運命、見届けさせていただきました。 ファンタジー最高&乙女ゲームってやっぱりいいなーと思う、時に切なく時にとても楽しい物語でした。 素敵な殿方二人に挟まれて、どちらも素敵~♡とその時々で目移りしつつ、メイドのエマさんや悪い妖精と呼ばれている方まで、すべてのキャラが好きになりました。 @ネタバレ開始 始まってしばらく、画面右側に立っていらっしゃるフィリベールさんのお顔がおかしくて、ついそこをじーーーーーっとガン見し続けてしまいました…待って、この王子様これどういう感情?なにゆえこの顔?と、とにかく気になる顔、顔、顔…オレリアさんがだいぶ深刻なことになっているのに、どうしても気になってしまうフィリベール殿下の顔…! お食事イベントで謎が解消されるまで、ひたすら気になりすぎてお顔を追っていました。彼なりの気遣いの結晶、やさしさでできた笑顔だったんですね…そうとは知らずガン見してしまいました、すみません…! フィリベールさんはとても頑張り屋さんで心配りができる方だったので、オレリアさんが100年前に帰りたいと泣いていたことをずっと気にかけていたのが、胸に響きました。いざ100年前に帰れるよのときも真っ先に「よかったじゃないか」と喜ぶような素振りで自分を戒めたり、とあるエンドでは家系図を取り寄せて思い馳せるなど…なんで報われないんですか、この人ぉっ!と思っていたので、報われてよかったです(家系図取り寄せエンドの時はオレリアさんの決断もお互いのためとはいえ切なすぎて、画面の前でめちゃくちゃ涙ぐみました…)。 いばら姫エンドで完璧なタイミングでオレリアさんのお父上に自然な流れでサッとスピーディーに結婚を申し込んだときは「さすが外交で他国を唸らせるフィリベール殿下、完璧すぎるタイミングですわ…!」と画面の前の私も唸りました。このときのオレリアさんの嬉しいのに恥ずかしくて素直になり切れない顔、大好きです。 国の舵取りは大変だと思いますが、100年の時さえ超えた二人ならどんなことがあっても大丈夫だと思います。オレリアさんと末永くお幸せに。 レアンドルさんは、私の中で「お願い幸せになって薄幸王子ぃいーーー!!!」と途中まで叫ばれ呼ばれていました(すみません)。 告白は玉砕、エンドに到達してもオレリアさんの気持ちはなかなか動かず…で、ずっとやきもきしていました。最後の最後で大逆転があり、とても嬉しかったです。二人はここから始まると思うので、ゆっくり二人で愛を育んでほしいなと思いました。 Extraのレアンドルさんの独白は見ていてつらすぎました…「一生俺の一方通行で構わない(意訳)」ってなに…どういう…え?と、レアンドルさんどこら辺に幸せあるのよ!? めでたしめでたしさせて!?と全世界の私が嘆きました。レアンドルさんの代わりに全世界の私が泣き枕を涙で濡らす勢いでした。 プレイ中、レアンドルさんには光の速さで肯定ツッコミもしました。 「こんな奇跡が起こってもいいのか。」 「いいんだよっっっ!!!!!!」(0.00000001秒で即答する私) 「信じられない。」 「信じてっっっっっ!!!!!!」(0.00000001秒で即答する私) 結末はオレリアさんの本編で知っていましたが、レアンドルさんがあまりにも悲壮な決意を吐露するので「幸せになってくれよ…!」と画面の前で心の涙を流し続けただけに、この〃奇跡〃は私も大変嬉しかったです。見ているところが違った二人が目と目を合わせてお互いを意識した結末に、花籠からバッサバッサ花びらを二人に贈るエア妖精になりたい気持ちでした。 本物の夫婦、その道を二人はもう歩き始めていると思います。 レアンドルさんもオレリアさんと末永くお幸せに。 メインどころ御三方様を除くと、一番好きなキャラはマルスさんです。 悪い妖精と呼ばれていたマルスさんも、実はね…のエピソードで「好き!!!!」となりました。 自分が持ちうる力を本当はずっとずっと誰かを助けるために、誰かに喜んでもらうために使いたかったのに、それがずっとできずに苦しんでいた…と聞いた瞬間、「好き!!!」と叫びが世界に放たれました。 いばらまみれになってピンチの時にマルスさんが助けに来てくれた時も「好き!!!」と出ました。 不器用な頑張り屋さんが道を外していただけで、本当はやさしくて力の使い方も分かれば無敵だなんて…好き!!!(分かったから) いままでは嫌われてずっとぼっち妖精だったと思いますが、他の妖精さんたちともたまに交流したりして受け入れられたらいいなと思いました。りんごいっぱい差し入れしたいです。 シルウァさんは、Extra storyで大好きになりました。 片目の理由のあたりで「そこまでオレリアさんが好きなんだね…!」と胸打たれました。 オレリアさんが幸せになることがシルウァさんにとってとても大切なことだと思うので、いばら姫エンドは本当に感じるものがありました。 物語のその先でもオレリアさんがちょこちょこ足を運んでシルウァさんと世間話などしつつ二人のゆったりとした時間を過ごしてくれたらいいなと思います。 システム面で、どこのChapterからでもいける・クリア状態にできるというのがとても丁寧ですごいと思いました。セーブデータをなくしてもまた一から始める必要がないためとても親切で、もう一度見たいシーンにも辿り着きやすく、総じてユーザーフレンドリーで感嘆します。この丁寧さ、見習いたいと思いました。 最後に。 Ci-enなど制作の進捗もずっと追わせていただき、いざリリース後は様々なご不安なども拝見しました。 制作、本当にお疲れ様でした。 ファンタジー好きの贔屓目を抜きに、本作はとても素晴らしい大作でした。 一枚一枚のスチルはもちろん、立ち絵やちょっとした小物など、どれにも試行錯誤や愛情が見え隠れして大変眼福でした。 スチルはどれも素敵ですが、特に最後の全員集合と二度目の100年後に相思相愛を確認した際のフィリベールさんの正面顔が大好きです。 物語の冒頭、常に自己嫌悪に陥って弱気になっていた主人公のオレリアさんが、その最後には自分の足でいばらの道を行くところには胸を打たれました。とても格好良かったですし、心から「いけー! 進めー! 頑張れオレリアさーん!」と応援したくなりました。 本作に出会えたこと、とても幸運でした。ありがとうございました。 @ネタバレ終了 長編はちょっと手を出しづらい…と思っている方、本当に勿体ないですよ…! ぜひぜひ、本作をプレイしてほしいです。 最初は画面の右側がやたら気になること間違いなし、そして物語の終わりにはすべてのキャラが好きになります。 今作も本当に面白かったです。 素敵な作品をありがとうございました!
  • ハイネ先輩はヴァンパイア~夏の日差しから先輩を守れ~
    ハイネ先輩はヴァンパイア~夏の日差しから先輩を守れ~
    ヴァンパイアのハイネ先輩、夏の日差しから守らせていただきました! 暑さ対策は大事…でも、どこまで対策するかは人それぞれですよね。 そう、思わずサングラス姿の先輩が見たいだなんて思ってしまい…。 @ネタバレ開始 先輩、対策が足らず本当にすみませんでした(土下座) サングラス姿のハイネ先輩、絶対に絶対にカッコイイ!!と予想して、思わずマウスカーソルがグググググッとそちらへ…。 大変カッコ良かったです。すごく似合っていました…! 気を取り直して「もちろんフル装備ですよ先輩!!」と選択肢を選んだら、本当にフルのフル装備でいらした…Oh、10万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーとは誰も思うまいな御姿に…ここから先、これでずっといくのだろうかと思ったら杞憂でした。よかった、先輩のお顔見られた…! ハイネ先輩は笑顔がとても多いので、こちらまで画面の前で笑顔になりました。特にスイカ割りのスイカ、一緒に食べたいなと思いました。 ジャスティスくんが乱入してきてからは、それまでの楽しいムードから一気にギャグらしさを感じてしまい、ジャスティスくんたくさん笑ってごめん状態でした。 お名前が既に楽しいですし、言動も多々ダダ漏れの本音が楽しく、武器名などにもツッコミを入れられて律義に反論しているところも楽しく…と、ジャスティスくんには大変笑わせていただきました(ジャスティスくん、本当にごめんなさいでした)。 これを機にジャスティスくんも二人と仲良くしたらいいんじゃないかなと思うくらい、初対面なのに親しみのある方でした。 最後の花火シーンはとてもしっとりとしていて、二人とも幸せになってねと思いつつの読了となりました。 ハイネ先輩と過ごす時間、とても楽しかったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 劇愛ユーサネイジア
    劇愛ユーサネイジア
    鳥飼さんの作品は女性の強さが大好きなのですが、本作でもそれは健在…どころか一部ルートではかなりパワーアップしておられる感じで、思わず私まで画面前で「そうですわね、お姉様!」なんてことになりました。 弟か兄かでこれほど物語の内容が変わるとは思わず、どのルートも大変楽しませていただきました。 @ネタバレ開始 姉×弟くんの清嗣さんの場合は、どちらのルートに行っても基本的に安定の清嗣さんで、お姉さんである椿さんの女傑っぷりが大変気持ちよかったです。 弟である清嗣さんのストレートな姉賛美のオンパレードに対してちょいちょいツッコミを入れつつも、なんだかんだで疎んじたりはしないところに椿さんから清嗣さんへの愛を感じました。 清嗣さんの姉に対する清々しいほどの愛は見ていて本当に面白いところでもあり、もう次に彼の口から何が飛び出してくるのかと読んでいてとても面白くワクワクしました。 また、弟くんルートの清嗣さんは、姉を守る!なシーン含めてカッコいいシーンが多くて大満足でした。椿さんの女傑っぷりに合うカッコ良さだと惚れ惚れしました。 それだけに、いざ椿さんが記憶喪失ルートになった時はあの女傑っぷりがなくなって少し寂しくもありましたが…シゴデキマンの忠嗣さんがあれよあれよと色々と協力してくださり納まるところに納まってホッとしました。 二人とも幸せにね…と思いつつ、あの妖さん、実はけっこういい妖さん…なんですよね!?と、Not眼鏡男子な妖さんもかなり気になりました。クリア後にルート解説を拝見して、こちらのルートが大団円なのも納得でした。妖さん、なんだかんだで惚れた女を死なせてなるものかと開放するとか…鳥飼さんの書かれる当て馬、本当に憎めない人が多すぎます…! 弟さんルートは一見悪いキャラに見えるキャラにも色々あると思える、どのキャラにもグッとくる物語でした。 なお、ルートによっては絢音さんがめちゃくちゃデキる良い女っぷりを発揮してくださり、絢音さんもカッコいいと思いました。蜜月の館に滞在するような無粋な真似はしないと引き下がる姿、そしてそれを楽しむ余裕まである姿、カッコ良すぎました。 翻って、トンデモビックリなことが多かったお兄さまルート。 初めはシスコン妹さんがいかにしてお兄さまを近親相姦とか諸々の壁をぶち破って惚れさせるかという物語なのかと思っていました。 ま さ か の 飼 う 方 向 と か だ っ た 。 Oh...お兄さん、あなたのハート居座るアヤネ、これが妹の人生弄んだジャッジメント、ご主人様得られてクレイジー、あなたの人生オールレンジハッピー?なんてワケ分からぬエセラップ刻みたくなるくらい、絢音さんを味方につけた無敵妹の椿さんには「お姉様、素敵ぃー!」と外野も黄色い声を上げざるをえませんでした。 絢音さんもふざけんなよとビンタ張っていくところに女傑っぷりが見え、二人が意気投合し「か弱い女の手でビシバシしなくても道具は星の数ほどある」みたいなこと言い始めた時は「ひぇー!カッコ良すぎるぅー!」なんて声も出ました。清嗣さん…人生は可能性に満ちているし、明るいぞ!なんて乾いた声で応援が出ました。怖い。地獄の底から蘇ってきたみたいな酸いも甘いもすべて噛みしめて「I Will Be Back.」してきた妹、怖すぎる。でも大好きです。不屈の女が何かをやり遂げる姿、いつ見ても良い意味でドキドキします。 作者様のあとがきにも書かれていましたが、まさか刀持って今にもバッタバッタと敵を切り伏せていきそうな立ち絵の超イケメン眼鏡男子が二人に躾けられそうになっているだなんて、予想外すぎて面白かったです。 お薬漬けのまさにユーサネイジアなルートももちろん、良かったです。 どちらのルートにも共通していますが、カヤさんの活躍と忠誠心は頼もしかったです。さらに、こちらのルートのほうがカヤさんの忠誠心に湿度高めの熱があった気がします。そんなカヤさんも好き! 兄編は総じてお兄様の清嗣さんが弟編とはまた違った拗らせ方をしていて、さらに女性陣が本音大爆発な大活躍と、清嗣さん的には「やめてくれ」かもしれませんが、ユーザー的にはいいぞもっとやれのドロッドロぶりでした。大変美味しかったです。 鳥飼さんの書かれる物語は、随所に挟みこまれる情熱的なセリフが大好きで、今回も随所に見られてとても嬉しかったです。脳が喜びました。 クリア後の大変美しいタイトル画面も眼福で、姉・妹のどちらにもどこか翻弄されているような怪しい感じが好きです。 @ネタバレ終了 今回も素敵な眼鏡男子との、濃厚楽しい物語を過ごさせていただきました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 謎が多き先輩の活動を応援したい!
    謎が多き先輩の活動を応援したい!
    ふんわりとやさしくどこか儚げな雰囲気のする白乃先輩の応援とイオンさんの秘められた恋物語、最後まで見守らせていただきました。 ゲーム制作が物語の中心の一つだったので、ゲ制制作者としても物語がとても身近で、学校で部活動などでゲームを制作するのもとても楽しそう~!と思いました。 大人になるとさすがに一部屋に集合して制作したり、廊下で会って気軽にゲーム制作について話したり…ということが難しいので、学校の中での制作憧れます。 @ネタバレ開始 スチルがどれもとてもキラキラしていて、白乃先輩がとても輝いて見えました。どのスチルもとても素敵です。イチゴ柄のリボンやネクタイなどファッションもとてもオシャレで「先輩アクセ類がとてもかわいい♡」と大変眼福でした。 白乃先輩とは、バッドエンドだと存在そのものが…になってしまうものの、ハッピーエンドだと無事にイオンさんの秘めた思いが成就して楽しそうな二人(+新月さん)に私までぽかぽかと幸せな気持ちになりました。初回、告白するか否かの選択肢出現時には思いっきり背中を押したくなって「イオンさん、そこは思い伝えちゃいましょうよ!」と秒で想いを伝えるほうを選びました。 クリア後のオマケも充実していて、隅から隅まで楽しかったです。 白乃先輩はゲームを70作品以上制作されているという「あなたがゲ制の神ですね」状態でしたが、それだけの作品を作るバイタリティや発想力がすごいとゲ制制作者としても畏敬の念を禁じえません。白乃先輩が作られた乙女ゲーム、とても気になります。 メイン三人の立ち絵の衣裳の多さには驚きました。イオンさんの私服2種類と新月さんのが私服が特に大変可愛かったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 少年と天気雨
    少年と天気雨
    大変綺麗なグラフィックにつられて、雨宿りさせていただきました。 終わった後にふわっと心が軽くなる、あたたかいお話でした。 @ネタバレ開始 母を失った少年にそっと寄り添うキツネさんの、近づきすぎず離れすぎない距離感での気遣いがとても心地よい物語でした。 雨のやさしい音の中で、他愛もない会話をする…それだけでも鬱々としていた心がふわっと浮き上がることもある…そんなやさしい時間を過ごさせていただきました。 少年がまだ子どもの心だからこそ神様が少年に見えたのか、あるいは運命の悪戯のような一瞬の邂逅なのか…様々な考えが巡りますが、少年はこれからの人生で成長していくうちに、キツネさんとの出逢いをふと思い出すこともあるのだろうなと思いました。雨の日、あるいは茜色の空が今日見た空に似ている日に。 そして、気が向いたら…きっとオススメされたお店に行くのだろうなとも。 そう考えると、少年の前途が喪失感以外のものでも満たされそうで、爽やかな後読感に包まれました。 また、これから先は姿こそ見えなくてもキツネさんが見守ってくれていそうな気もするやさしさに溢れた物語、とても心地よかったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • くらげのうろこ
    くらげのうろこ
    作者様の作品をいつも楽しみにしていて、今作も制作発表時からとても楽しみにしていました。 今作も人魚ちゃんがかわいいだけでは…ないはず!と序盤からアンテナを張ってのプレイです。 そうすると…やはり私のポンコツアンテナに引っかかるものたちが…! @ネタバレ開始 に、人魚に魚入りのもの食べさせている…!? それ何の肉…何の肉ですかーこっち側視点の人ぉー!というところで、もう警戒レベルが一気に引きあがりました(早い) その後からは「反応がこう…全体的にふわふわしていてかわいいね♡」という気持ちと「いや、何かある…こんな急ごしらえなサイズの浴槽で人魚さんを飼育?監禁?しているのには何かワケがある…!」という気持ちのせめぎ合いでした。 日が経つごとに人魚さんの心身の様子が明らかにおかしくなってしまい「どう考えても、口にしてるやつー!」と画面の向こう側で私は一人ピーピー騒いでいたわけですが、最終日の「見えていなかった現実が明らかに見えている」状態のときは「頭から血ィーーー!!」とオロオロしました…まさかの事態、まさかの最悪の結末がチラ見えして、真相を見るのが怖かったです。 答え合わせでは、種族の違い以前に二人を襲った運命に胸が切なくなりました。 大好きな人を失った衝撃や「どうにか」という気持ちが痛いほど伝わってきますが…キャラクター設定を見た時に、最後の一枚だけお名前が塗り潰されていて、もうそれは地続きである彼女ではないんだなという気持ちがしてきて、やりきれない気持ちになりました。もう既に生きていた頃の彼女の意思が介在しない存在になってしまっているので、これが「解決」になるのか否か、これが彼女たち二人の長らく歩んできた時間の「続き」になるのか、うーんうーんと悩みに悩んでも答えが出ないので苦しい…です! この後の二人が幸せになったのか、想い出の中の彼女とまったく違うことに絶望して後悔するのか…知りたいような知りたくないような、複雑な気持ちでの読了となりました。 今作もかわいい絵からは考えられないズドーン!と重たいものが心に響く物語でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • なぜメリーさんは電話をかけたのか?
    なぜメリーさんは電話をかけたのか?
    怪談やホラーの話が好きな人ならば絶対に耳にしたことのあるであろうあのメリーさん、彼女にまつわる考察がとても面白い物語でした。 思わず自分もその場にいるエア4人目として色々と考察しました。 また、物語冒頭の小さな出来事が既に「あ…」と思い、私にとってもこれは大きなヒントになりました。 @ネタバレ開始 怖がらせるつもりは一切なかったという視点、ホラーに改変されたという指摘など…様々な角度から『メリーさんの電話』を再考する本作は、個人的に大変好みの物語ですごく楽しかったです。 冒頭の遅刻する~現在場所提示があったことがヒントになって、メリーさんも「なんか私知らない場所にいるから家に帰らないとね、あの子が私がいないいないと困っていないといいけれど…居場所くらい知らせておきましょうね」くらいの感覚でただ現在地を電話し続けた可能性もあるのかと、私自身も物語を追いながら考察できて新鮮な体験でした。 最終的な推論公開シーンではイラストが添えられていて分かりやすく、いわゆるホラー的な恐怖一辺倒だったメリーさんの物語が全然違ったものに見えてきて、清々しささえ感じました。 おまけのエピソードも大変ほっこりしていて、物には魂が宿るといいますが、こうして大切にされたものには本当に魂が宿って持ち主に幸運やささやかな奇跡をもたらすこともあるのかもしれないなと思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 天使がヒモになりました
    天使がヒモになりました
    激イケメンヒモ天使さんにタッチしてもいいらしい本作、3ルート全て楽しませていただきました。 本当に触ってもいいのですか…地獄落ちポイント溜まってない…? 大丈夫…? セクハラでは…? え、物語に影響ないノーカン? では遠慮なく…ぷににににににに!!(触りすぎ) 「足の裏とか主人公さんマニアックの鏡」などと不敬なことを考えつつ、色々なところをタッチさせていただきました。 @ネタバレ開始 色々と重たいものを抱えているらしいと序盤から伝わってくる主人公さんとオーリくんの日常、とても楽しかったです。 お約束な「人間社会のことはよく分からない」系の勝手に大型液晶をポチッてしまったり、だらりまったりの完全なるヒモ生活したり…怠惰生活に突入しつつあるオーリくんを主人公さんが窘めるところなど、細やかな日常の描写がとても面白かったです。 ゲームをしているときのタッチシーンでゲームを触るとミスってしまうところがリアルで「あ、ごめん…」と思いました。進行に関係ないとはいえ、腰など同意なく触るのは明らかに100%NGなところを触るのはかなりの勇気が必要で、最後の最後まで触ろうかこのまま終わろうか悩んだところです。触って嫌だったらものすごく申し訳ない…という気持ちとのせめぎあいでした。 お外デートのときは、髪の毛がとても気になっていたので「ごめんね!!」と思いながら髪の毛もしゃもしゃさせていただきました。頬もここぞとばかりにぷにににににに…たくさんぷにぷに。 思えば、ゲームやうちわを連打するなどオーリくん以外がタッチできるときは絶対にオーリくん以外のものからタッチしていたので、相当のビビリタッチマンでした…ユーザーさんの中にはもちろん腰から!とか足の裏から!なんて猛者もいるんだろうなと思うと、このタッチタイムはユーザーの性格が出そうでとても面白いです。 絡んでくる同級生のシーンは、オーリくんがいままでの可愛い&カッコイイだけではなくて、人ではない力を持った存在としての怖さというか、オーリくんこんな怒った顔もするんだ…と、緊迫した展開に色々な意味でドキドキでした。 綺麗に顔面から焼いていくところが大好きです(ユーザーの心の闇が分かる発言すぎる) エンディングはもちろんハッピーエンド最推しです。逆転天使なオーリくんが主人公さんとこれからも楽しい毎日を送りますように。 ちょっぴりぶっきらぼうだったり、言葉の端々が強めだったりなオーリくんでしたが、性根がとてもやさしくて、自分のことよりも主人公さんのことをたくさん考えているところが好きです。 @ネタバレ終了 ヒモ天使の言葉のインパクトが強いですが、物語としての厚みもしっかりあってとてもあたたかい話でした。 乙女ゲームが好きな方にオススメしたいです。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 回帰道中 -カイキドウチュウ-
    回帰道中 -カイキドウチュウ-
    とっっても怖かったです&面白かったです! 心霊スポットは軽々しく行ってはならないなと思いました!(拡声器で叫ぶ/二日目の終わりで本気でそう思いました) 私以外のユーザーの皆さまも、心霊スポットにちょっとしたノリで行くのはやめましょうね…すごく怖い目に遭ってしまうかもしれません…。 @ネタバレ開始 途中までミサキさんが怨霊に憑かれて呪われていると思っていて、演出(ムービー)が大変怖かったです。 彼氏の発案で行ったミサキさんでこれなら、彼氏さんはもう想像を絶するとんでもない目に…と思っていたのですが、電話が繋がらない・二人が手を合わせているのところで「あ、違う、これミサキさん…」と気づきました。 おおよその真相に気づいた時点で怖さ半減、頭が痛かったり体調がとても悪かったのはすべて轢かれてしまったときの衝撃からなのかと理解した後は成仏できるのかな…と心配していましたが、やはり最後は…安らぐことなく繰り返し続けている終わりで悲しいものがありました。いつか成仏できるといいのですが…。 脅かし表現は、全画面にお顔が出てきたときがダントツで一番怖かったです。 心臓がヒュッ!ギュッ!という感じで震えました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!