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富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション

  • さいごのクスリ
    さいごのクスリ
    家族の絆を描いた作品です。母と息子のお互いへの強い愛情と温かい気持ちが感じられました。 ED分岐がとても良い感じに配置されており、様々な結末を迎えることができました。 素朴で温かみのある絵柄とBGMがとても心地良かったです。

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  • ウーバーエクスタシー
    ウーバーエクスタシー
    命がけの配達員が主人公のゲームとなっていますが、別作品とも同一世界観のアングラっぷりがたまりません。 選択肢による分岐があるのですが、快適セーブ&ロードのおかげでつい全部の結末を見たくなり何度も残念な結末を迎えました。ちなみに困ってしまってワンワンワワーンどころでない犬のおまわりさんが怖すぎて漏らしそうになりました。OPとEDのテーマ曲と映像の雰囲気が最高でカッコ良いですし、プレイ時間も短めなのでおススメです!

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  • ゆうれいやたい
    ゆうれいやたい
    舞台設定と起承転結のある展開が素晴らしいゲームでした。 幽霊視点からお客さんを見る画面の構図が非常に印象的です。 EDの数点の画像だけでストーリーの真相が綺麗に理解できるのも良かったです。 言葉で説明されるよりも心に残りました。

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  • 生帰-syouki-
    生帰-syouki-
    スタート直後から演出が非常に素晴らしいホラーゲームでした。 ホラー度満点のグラフィックの数々がプレイヤーに襲い掛かります。 冒頭からの振りが非常に効いているストーリーの結末はとても好みでした。

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  • 灰と再生の導きの星
    灰と再生の導きの星
    様々な事柄を象徴するようなキャラクターたちや世界観でつづられる作品です。 直接的ではない表現なのですが、温かい言葉と描写により不思議と前向きになります。 傷ついた時や落ち込んだ時に寄り添ってくれるようなゲームだと感じました。

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  • あいはて
    あいはて
    ドット絵が美しい超癒しゲーでした。 こういうゲームもたまにはのんびりと良いものでした。 色んなところにおでかけしては食事を楽しませてもらいました。 BGMもグラフィックにピッタリでとっても癒されます。

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  • 質問に答えるだけのゲーム
    質問に答えるだけのゲーム
    質問に答えるだけで自由自在に超展開が繰り広げられる短編ゲームです。 パソコンを初めて使った小学生の時にペイントで作った紙芝居を思い出しました。 考えずに感じるタイプのゲームです。創作は自由だー!!

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  • Kariya
    Kariya
    仕事に疲れたサラリーマンが帰宅しながら聴くラジオのDJに癒されるという何とも現実的な冒頭部分は分かりみが深くてとても感情移入できました。 @ネタバレ開始 途中で主人公のメールが読まれた時は思わずこちらも嬉しくなりました。 が、まさか最後は急転直下そんな結末になるとは! どちらの選択肢の結末も見ましたが、もう運命は後戻りできないところまで進んでいたのですね。 @ネタバレ終了 概要文をよく見ずにプレイしたので結末に非常に驚きました!

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  • ココロ・コンフリクト ~はつこいドロボーとわたし~
    ココロ・コンフリクト ~はつこいドロボーとわたし~
    非常に素晴らしい作品でした!ジャンルとしては恐らくファンタジー系乙女ゲームの範疇になるのでしょうが、全てのノベルゲーム好きに是非最後までプレイしてほしいと心から思えるゲームでした! プレイ中に何度心の中でツッコみ、驚き、感動し、そして少し空腹に襲われたか分かりません!文章を読むのは早い方ですが、プレイ時間はおまけなども込みでトータルで15時間程度の大ボリュームでした。プレイ時間は長いですが、一切中だるみすることなく冒頭からラストまでずっと楽しくプレイしました。 作品世界の個性豊かな登場人物が活き活きと活躍し、展開は停滞することなく変化に富み、グラフィックの数々(キャラの立ち絵、服装・表情差分、小物類、スチルの数が尋常ではない)がゲームを彩り、RPG要素や飯テロ要素、コミカルなやり取りやシリアスな設定、伏線の数々などに魅了されっぱなしでした。 自分は男なので乙女ゲーの魅力のうち女性主人公が占める割合が一般の乙女ゲープレイヤーより格段に大きいと思われますが、本作のユイナは勇敢で前向きで根性があって強くて思いやりがあってといった感じでとても好感の持てる主人公でした。序盤こそ脳筋過ぎ、楽観的過ぎ、食いしん坊過ぎという感じで多少ヤレヤレといった目で見ていましたが、共通ルートが終わる頃には愛着しかなく、プレイを終える頃には大好きになってました。 個別のキャラクターの魅力や各ルートの面白かった点などは他の方の感想で十分に語られているので割愛させて頂きますが、共通ルートでは決して見えてこなかったキャラクターの苦悩や心の内が各ルートに入ると十分に感じられるため、プレイ後は攻略対象の3人残らず深い愛着が湧きました。 また、作品内で全てが明確に明らかにされるわけではありませんが、かなり深く入り組んでいるであろう設定もなされているため、考察が好きな方も満足できるはずです。クリア後のおまけのストーリーやキャラ紹介やアイテム紹介などを見るとその一端が垣間見えます。(ちなみにそんな難しいことは全く気にしなくてもメチャクチャ満足できるのでご安心ください) 最後に、本編クリア後の方でおまけ(ぱんこ)やあとがきが見られないよーという方向けのヒントです。(畳みます) @ネタバレ開始 ・タイトル画面のある部分をクリックするとあとがきが見られます!目立つところです。 ・「ぱんこ」に入るための情報は「おもいで」⇒「ユイナ」⇒「首飾り」を選択することで参照できます。 @ネタバレ終了 プレイ後は今後の制作活動に対してこれまで以上に応援したいと思える作品でした!ごちそうさまでした!!

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  • 消失現象R/アール
    消失現象R/アール
    2年前のフェス作『シリアルキラーの名前』で個性的な作風に大きな衝撃を受け、今回も必ずプレイしたいと思って楽しみにしていた作品となります。今作も長編作となっており、プレイ時間は5~6時間くらいだったように思いますが、プレイ後の達成感が大きく、時間を掛けてプレイして良かったと感じました。この魅力を言語化するのはなかなか難しいのですが、ハマる人には確実にハマるかと! 全体の中での進捗率が目に見える形で表示されているため、総チャプター数は3ケタにも及びますが進捗する度に山を登るような確かな満足度がありました。背景とスチルはそれぞれ100枚以上、自作曲が20曲以上、OPとEDはボーカル曲でOPは動画もあります。更にほぼフルボイスというとんでもないボリュームです。 シナリオもめちゃくちゃ凝ってました。2つの世界を行き来しながら、複数視点、しかもストーリーはバラバラの時系列で進んでいきます。本当にこの作品の世界を理解できているのかと多少不安に思うタイミングは序盤こそたまにありましたが、登場人物はバックボーンもキャラクターもそれぞれ異なりますし、展開は工夫されているのでストーリーを追うのに疲れるようなことはなかったです。 伏線回収や登場人物たちの思わぬ関係性が明らかになるなど、中盤以降は怒涛の展開でした。序盤はバラバラに配置されていたパズルのピースが急速にハマっていくような気持ちの良さがありました。また、プレイヤーが正しく状況を把握できるような配慮も随所に感じました。 作者さんにしか表現できない独創性、オリジナリティの高いゲームという点で確実にフェスでも随一だと思います。ゲーム全体をまとう雰囲気作りも凄かったですし、遊び心溢れる背景はやみつきになります。

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