富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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USA ROBO SANPO3Dポリゴンのうさぎとロボがちょこちょこ動いているだけでも可愛くて癒されました!公園のパトロールをする1台と1匹。なんてほのぼのした作品なんだ! ゲーム自体はシンプルなタップゲーなのですが、シチュエーションと入手できる写真に癒されて全写真をゲットするまで繰り返しパトロールに出かけました!写真もそれぞれ構図が微笑ましく、見ててほんわかしました!!
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トキワ怪奇譚ドット調のグラフィックとフォントから醸し出される雰囲気が最高でした。また、短い周回を重ねる中で少しずつ能力が解放され、新たな展開が生まれていくゲームシステムも面白く、先が非常に気になり一気にプレイしました。なんとか自力で5つ目のEDまでは到達したのですが、エンディング数の+??が気になり、ゲームデータ同梱の攻略情報にてその先があることを知りラストまで遊び切りました。 全てを明らかにしなくても何が起こったか理解できるストーリー、様々な不穏な演出や展開など、ゲームシステムとシナリオとグラフィックのバランスのとても良いホラー作品でした!
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内緒のサイミンSHOW某国民的バラエティ番組風のタイトルに惹かれてプレイしましたが、とても面白かったです! シーンが切り替わるごとに可愛らしく温かみのあるグラフィックがたくさん拝めるのでとてもテンポ良く遊べました。サイミンの内容がいずれもこの上なく魅力的で、日々頑張っていればいるほどこの誘惑には抗えないよなぁと思いました。エンド分岐と分岐後の結末はシンプルですが、意外性があって構成も美しいED2が好みでした。クリア後のおまけも嬉しかったです。
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三色団子布団幽霊博士ガール「三色団子布団幽霊博士」という長すぎる呼び名と、斬新すぎるビジュアルの女の子の外見に惹かれてプレイしました。髪型だけでなく布団を被って生活しているという習性のキャラも初めて見ましたが、何よりも外見よりも中身の変わり者っぷりが一番個性的に感じられました。 ツッコミ役に回る主人公も十分に変人で掛け合いがとても面白かったです。首無しライダー編、BAD2つも無事に回収し最後まで楽しめました。構想中と思われる第二話も是非遊んでみたいと思いました!
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異界よりの朱本作はノベルゲームの王道的な魅力の詰まったまさに上質な作品でした!まず、全編を通じて何度か発生するバトルシーンの表現がとても良かったです。グラフィック・BGM・効果音の三位一体の演出により臨場感が抜群でした。プレイ冒頭のバトルシーンの作り込みを見ただけで渾身の力作であることが伝わってきます。 ストーリーはマルチエンドとサイドストーリーをクリアした後に、最後にTRUEルートと呼べるような展開が始まっていくわけですが、途中、一気にテンションが上がる瞬間がありました。「伏線回収」というよりも、これまでの様々な要素を踏まえて更なる展開を見せるといった様相で、後半の盛り上がりはまさにお見事でした。 最後に、いにしえのノベルゲームファンなので「牛鬼」という単語を見ただけで嬉しかったです。また、「朱鬼」というアイデアはメチャクチャお上手だと思い、その単語が出てきた瞬間に感動しました。 とても面白かったですし、王道ノベルゲームファンの方に特に強くお勧めです!
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クリエイターズ・デスゲームこちら、大ヒットも納得のゲームでメチャクチャ面白かったです。絵師、モノ書き、歌い手、作曲家、脚本家、ゲーム制作者、Vtuber、なんかのクリエイターの方は、更に深く本作を堪能できると思いますので特におススメです! フェス終盤にプレイすると決めてずっと温存しておりましたが、起動したら最後、全EDクリアまで一気に熱中してプレイしました。「クリエイターがゲームに敗れると炎上ネタを暴露されて社会的に殺されてしまう」というゲームだという認識で遊び始めたのですが、予想だにしないエゲつない展開の数々には非常に痺れました。 登場人物のそれぞれが隠している後ろ暗い秘密とは一体なんなのか?主催者のルールに従いどのようなデスゲーム展開が繰り広げられるのか?などなどデスゲームモノとしてだけ見ても非常に面白いのですが、そこにクリエイターあるあるやSNS要素なども加味されており素晴らしいエンタメに仕上がっています。思わず「おもしれ~」「すげ~」とつぶやきながらプレイしておりました。本作は長編ながら非常に幅広く遊ばれていますが、これだけ面白ければ納得です。 そこそこ長編ではあるものの面白い部分だけを抽出していてテンポも最高ですし、探索要素、各登場人物の葛藤の描写、展開など全く無駄がなく最適なボリュームと感じました。グラフィックもとても綺麗ですし、演出も非常に豪華ですし、シナリオも素晴らしかったです。 全体的にエンタメ性抜群ですので未プレイの方には是非おススメです!
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怪異判定アドベンチャー「奇天烈相談ダイヤル」こちら、大ヒットも納得のゲームでメチャクチャ面白かったです。あまりのクオリティとボリュームに驚愕しました。コンセプトの勝利、というのが本作をプレイしての率直な感想で、タイトル名、タイトル画像、ゲームシステム、画面レイアウト、世界観設定など、全ての要素が寸分の狂いもなくコンセプト通りに実現されているなぁ、とまず思いました。 ゲームシステムの作り込みはもう異常と感じるほど凄まじく、相談に対応する電話相手からのヒントを基に、大量の怪異データベースの中から怪異を絞り込む過程に熱中しました。これは仕事か!というくらい精密な対応が求められるシビアな難易度も、プレイを続けるうちにコツが分かってくる絶妙さが良かったです。登場する怪異は100種以上というボリューム感があってこそ、類似怪異が増えることで面白さが倍増しているように感じました。 周回要素・コンプ要素・やり込み要素もふんだんに用意されていて、ゲーマー心をくすぐります。実はまだ今のタイミングで2周しかプレイできていない(判定はCとB)のですが、最高評価+怪異100種(+α)コンプまではプレイしたいと思います!
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こえをきかせてドットグラフィックに惹かれてプレイしました! 起動直後から動きのある画像演出に驚かされました。かんさつかんもとある少年も非常にキャラが立っていて、選択肢に応じて変化する結末をそれぞれ楽しめました。絵柄がポップなだけにストーリーの背景やTRUEエンドの展開は胸に響きました。サムネにもあるオシオキ展開はかなりツボで面白かったです。
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カレーにりすを入れますか?とても面白かったです!全編を通じて発想が自由だ!と思える点がとても多くて新鮮なプレイ体験が楽しめました。 ふざけた回答を連発していると本題に入る前にEDを迎えたり、変な料理を作るとそこで唐突にEDを迎えたり、と分岐エンドに到達するタイミングが色んなパターンあるのが面白かったです。また、なんでもかんでも食材として見てしまう、サバイバル精神に満ちた料理係の主人公のおかげでゲームとしてより面白くなった印象です。食材や料理の概念が変わります。 実績一覧を見ながら材料、料理、EDを回収していく過程はコンプ欲をくすぐられて没頭できました。 @ネタバレ開始 材料「ツノ」に関連する実績が埋められないのが悔しい!!もうちょっと頑張ってみます! @ネタバレ終了 割とやり込むと遊べるようになるミニゲームの難易度にも痺れました!
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【完全版】JKの悪夢を分析するゲームとても面白かったです!登場するJKはそれぞれとてもキャラが立っておりますが、みな非常に可愛らしく、向き合っているだけで眼福でした。絵がお上手なのはもちろんなのですが、やや画素数を粗めにしたグラフィック表現が素晴らしく良かったです。モノトーンに処理した背景とのマッチングも最高でした。 1人1人の悪夢カウンセリングはそれぞれなんとも示唆的というか意味深というかで分析のし甲斐があります。こちらも短いながらも興味深く、グラフィック多数で臨場感がありました。全22EDにもそれぞれスチルが用意されているのもビックリです。 全体を通じてかなり不穏な空気を孕みつつ、最後までプレイするとなるほど!と思える展開やこれは秀逸だ!と感じる演出が楽しめました。プレイする際は是非最後までプレイして結末まで見届けて下さい。エンド分岐の法則はちょっとプレイすれば把握できるはずです。