富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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Comme des Macarons唯一無二の作者さんの色鉛筆タッチの可愛らしいイラスト群と猟奇ホラー!カニバリズム!のキーワードのギャップが人目を引く作品です。 プレイ中もマカロンちゃんとのほんわかした会話を続けたい一方で、賞味期限内に食べないと腐ってしまうというプレッシャーに苛まれます。可愛さ全開の絵柄ならではの痛々しさが尋常じゃないです。特に4日目くらいが痛々しすぎて精神がえぐられるレベルでした。 丁寧な攻略サイトのおかげで迷わずに各エンドを拝見できましたが、徐々に露わになるストーリーの真相には随分と引き込まれました。 @ネタバレ開始 子どもの頃の言動は思い返して後悔することも多々ありますし、結構残酷なことをしてたりしますからね。。前向きな形で過去に決着をつけるエンドで随分と救われました。 @ネタバレ終了 おまけ要素なども充実していて大満足でした! -
終末兄妹とっても素敵な雰囲気をまとった作品でした。 廃墟と化した世界の緻密に書き込まれた背景と、 たった二人しか存在しない兄妹の空気感が非常にマッチしておりました。 世界設定や二人のその後に想像を持たせたまま終わる余韻も素晴らしいです。 音楽も作品にピッタリだと思ったら本作でも作曲までされているのも凄いです。 -
警笛と魔笛の境界<はざま>でサスペンス要素のとても強い作品でした。 短いながらも2時間ドラマ的な硬派な雰囲気を感じました。 展開かテキストかその両方か、説明できない魅力を感じて食い入るようにプレイしました。 夜の踏切のモチーフはイメージとしても演出としても非常に効果的だったと思います。 カンカンカンカンという誰もが想像できて微妙に不吉な情景が脳裏に浮かびます。 -
黒妖精の招待状とても引き込まれる作品で、読後感も良く面白かったです。 短い作品ではありますが、起承転結や主人公の成長などを十分に感じました。 主人公「みゆき」の描き方が等身大だなぁと思いました。 感情移入できる範囲の性格の良さというか現実的な思考というか。 童話のようなメルヘン、ファンタジーを感じる作品でした。 -
表彰プログラムを奪われた彼の運命は⁉『戦え!ゲーム実況者!』ゲーム実況者が主人公のメタネタが多めのポップで明るいコメディゲ―でした。 あらすじやタイトルで興味を持った人はプレイしてまず楽しめるかと思います! ゲーム実況関連のネタも多めですが、マニアックすぎず誰でも広く楽しめるはず! 背景・BGM・演出などいずれも凝っており、サクサクとテンポ良く進む展開も楽しめました。 @ネタバレ開始 たくさんのネタの中でもおくすりのめたね♪で吹きました。 @ネタバレ終了
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失落園で朝食を(ディープ版)官能的というか背徳的というか耽美的というか、 なかなかどのように表現すべきかが難しい作品ですが、 何とも言えない魅力のあるストーリーでした。 説明しすぎないシナリオと珍しい構図も多い豊富なカット、 とても印象的なエンディング演出などいずれも良かったです。 グラフィックやテキストのトータルとしての表現力の高さを感じました。 ちなみに私はもっとディープでもまだまだ大丈夫です!!(強がり) -
星を待つ片月2周目で真実が明らかになりますので2周プレイは必須です! なんとなくの違和感はプレイ中にも感じていたものの、 そういうストーリーだったのかと思うとただただ切ないですね。。 @ネタバレ開始 世界が反転するのに近い印象を味わえて楽しかったです。 @ネタバレ終了 -
2つの心高尚ともいえるテイストを感じる作品で、唯一無二の魅力を感じました。 朗読という珍しい形でのボイス入りでしたが、 落ち着いた確かな語り口が作品の雰囲気づくりに大きく寄与していると思います。 ストーリーは!!!と驚きつつも、不思議と心底納得のいく展開でした。 奇遇な出会いを果たす2人のとても近い心の距離、愛情に心を打たれました。 -
盤上のきせき FirstEditionアニメか!というくらいのグラフィック量にとにかく圧倒されました。 カット数が滅茶苦茶多く、スピード感のある演出も多々あって凄い力作です。 バトルシーンのグラフィックは迫力満点で画力の高さをひしひしと感じました! 物語は異世界転生モノに近いバトルものといった感じでしょうか。 ストーリーはまだまだ始まったばかりで、今後の展開もとても楽しみです! タイトル画面の玉座に座るキャラクターとのバディものとしても楽しめそうです。 ちなみに終盤くらいからBGMがかっこ良すぎてそれも痺れました。 -
ごーすとあいどる!非常にキャッチ―なタイトル画面に惹かれてプレイしました。 自己への理想と現実の差異に悩む主人公の葛藤が分かりやすく表現されていました。 主人公がどのように気持ちに整理をつけるかによって結末が大きく変わりますが、 その振れ幅の大きさが非常に大きいため、かなり限界だったんだなぁと感じました。 かなり大きめに表示されるキャラクターのイラストが可愛らしかったです!
