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個人宇宙のレビューコレクション

  • ティラノフェス2020オープニング
    ティラノフェス2020オープニング
    ティラノフェス2020開催おめでとうございます!オープニングゲームはおしゃれで、とても分かりやすかったです! 積極的にゲームをプレイして、感想を残していきたいと思います!

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  • 還る
    還る
    男が家に帰るために、得体の知れない場所を歩いていく掌編です。基本的に文字のみで構成されており、選択肢はなく10分弱で読了しました。 @ネタバレ開始 最初は「なんだろう?」と思いながら読み進めていきましたが、明かされた真実に(良い意味で)どんよりとした気持ちになりました。ある意味、主人公の生き様を表現した世界観と言いますか⋯⋯。自己中心的で、都合の良いことばかり考える人間の末路を表現した、救いようのない世界なのかなと考えてしまいました。シンプルなタイトルもすごく秀逸でした!

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  • 小さなおくりもの
    小さなおくりもの
    VOICEROIDを語り部にした、鬼の兄妹たちの物語です。5分程度で読むことができます。 読み終わった後、とても温かい気持ちになりました。時間は短いですが、一場面ごとに柔らかいタッチの絵が挿入されているので、上質な紙芝居を観ているような感覚になりました。とても満足感の高い物語でした。ありがとうございました!

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  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    推しのVtuberが8月31日に消えてしまった。主人公はその1週間前の世界に戻り、推しの彼女を救うために奔走するゲームです。全6エンド、1時間程度で完走しました。 @ネタバレ開始 とても面白かったです!Vtuberは簡単な概要を知ってるくらいで、「前世」や「ママ」という言葉はこのゲームで初めて知ったくらいですが、Vtuberとミステリー的な要素を絡めたシナリオがとにかく面白く、最後まで楽しく読むことができました!この感想を書いている時点で、Vtuberは間違いなく現在のトレンドだと思いますが、上手に考えていけば、しっかりノベルゲームとして表現できるんだなぁと、制作者として参考になる部分も沢山ありました。 グラフィック部分につきましては、にあちゃんの可愛らしさは当然のこと、画面デザインもおしゃれに出来ており、視覚的な部分でも楽しめました。かたラーメンさんの圧倒的人間力も個人的に好きです(笑)。楽しい作品をありがとうございました!

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  • 対象She-11に関する記録
    対象She-11に関する記録
    小惑星の衝突で、大半の人類が消えた近未来。残存した人類の二大勢力の一つ《軍閥》に所属する主人公が、スパイとして片方の勢力《連合》の研究所に潜入し、そこでシェルという少女と出会ったことから始まるSF恋愛物語です。選択肢はなく、1時間程度で読了しました。 @ネタバレ開始 世界観とか物語とか自分好みで、めちゃくちゃ面白かったです!硬派な世界観とシェルとの軽妙なやり取りが良い塩梅で入ってるので、スラスラと読み進めることができました。シェルが抱えている秘密とか、物語の全貌が分かっていくにつれ、主人公の苦悩が痛いほど分かってしまい(世界観と上手にリンクしているので尚更です)、どんどん彼に感情移入してしまいました。結末の部分は、言葉にならない感情がごちゃごちゃと湧いてきました。切ないですが、これ以上のない確かな夢が実現した瞬間だと思いました。ノエーシスの格好よさとか、シェルの色っぽさとか可愛さとか(感情によって色が変わる部分とかすごく好きです)、他にも良かった部分はたくさんありました。とても楽しかったです!ありがとうございました!

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  • graduation
    graduation
    卒業をテーマにした12話の掌編と、それに関わる作家と編集の物語です。1話1話の掌編を読み進めるごとに、本編のストーリーも進行していく構成になっています。1時間半程度で全ての掌編・本編を読了しました。自分も一部の掌編シナリオに参加していますが、それ以外は全く関わっていない立場になりますので、自分が関わった部分以外についての感想を述べたいと思います。 @ネタバレ開始 個人的にとにかく驚いたのは、各掌編の演出が大きく異なっていることでした。文字フォント・縦書き・ドット絵の採用など、それぞれの物語に合わせた演出が採用されており、どれも新鮮な気持ちで読むことができました。『卒業』をテーマにしているので、必然的に学校の卒業を舞台にした内容が多くなりましたが、演出次第でここまで変わるんだなぁと思いました。 個人的に好きな掌編は『好きって言って!』(背景のドット絵もすごかったですが、直球ストレートな二人のやりとりもたまらなかったです)『過去との卒業、未来への始業』(様々な想像を掻き立てる面白い内容でした)『落葉の刹那』(ネタばらしで「おおっ⋯⋯」と思いました。文字ではなく絵で表現した部分が特に良かったです)です。あと、先生の渋くて清涼感のあるボイスとか、オープニングのオシャレな音楽が個人的にすごく好きです!最後に参加者としての部分が入ってしまう言葉になりますが、制作本当にお疲れ様でした!

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  • 恋と日記と神様と。
    恋と日記と神様と。
    義父を失い、失意の中にいた高校生の優助。ある日、義父の部屋で遺品整理をしていたところ、一冊の日記を見つける。それを読み始めた直後、幼い女の子の姿をした神様・神奈が出現したことから始まる夏休みの物語です。選択肢はなく、全13チャプター(エピローグ除く)約2時間半で読了しました。ヒロインはフルボイス。BGMも自作という大変豪華な内容になってます。 まず、すごいと思ったのはグラフィックの部分です。立ち絵・スチルに出てくる神奈がとにかく可愛く・綺麗に描かれており、それに惹き込まれながら2人の日常生活を読み進めました。好物の食べ物を見て興奮してる所とか、新しい服を着て恥ずかしがってる所とか、その部分が特に好きです。 @ネタバレ開始 いきなり優助の前に現れて「恋を知りたい」と言ってきた神奈。最初は彼女の存在をあまり良く思っていなかった優助ですが、次第に彼の心境に変化が訪れます。2人の日常生活を丁寧に描いたからでしょうか。結末を見た時は温かい気持ちと、この作品が終わってしまうという一抹の寂しさを感じました。それくらい没入して読んでしまいました。 途中から挿入される義父・祐作と神奈のエピソードも良かったです。祐作のやや捻った言い回しとか、不器用だけど優しい性格が個人的に好きです。 @ネタバレ終了 不思議な神様との穏やかな生活を描いた、素敵な夏の物語でした!ありがとうございました!

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  • 一恋
    一恋
    主人公の女の子が、通学路で運命の人と一瞬で出会って結ばれる模様を描いた乙女ゲームです。コンセプトの通り、1ルート5分程度でクリアできます。攻略対象は隠しルートを含めて4人で、20分程度で完走しました。 とにかく、UIやグラフィックがとても綺麗で、主人公と攻略対象のイケメンたちのやり取りを眺めているだけニヤニヤしてしまう内容でした! @ネタバレ開始 声に出して笑ってしまったのは、カバンじゃなくてパンを持っていた部分です(笑)。個人的な推しはQさんです。格好いいのはもちろん、彼が地球にやってくるまでの壮大な物語を想像してしまいました。素敵なゲームをありがとうございました!

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  • CHIN★POCO ~妖精さんのお茶会~
    CHIN★POCO ~妖精さんのお茶会~
    いやあ、とにかくすごかったです(笑)。タイトルやサムネから何となく想像できましたが、下ネタとギャグのオンパレードで、(良い意味で)すごく突き抜けた作品でした。⋯⋯ええ、たくさん笑ってしまいましたとも(笑)。 物語は主人公の探偵・大吾が、高校生・京子からの依頼を受けて、上野で発生している事件を解決するために奔走する内容になってます。出てくるキャラクター(主に男性陣)はみんな結構な変態で、基本的にはエンディングまで息もつかせぬ勢いで下ネタとギャグが続いていきます。選択肢はなく、1時間程度で完走しました。主人公の大吾とかジェントルマンとか、ハードボイルド作品だったら、すごく活躍してくれそうな魅力的なビジュアルをしてるのに、変態性で全て台無しにしているのが、よりギャグに拍車をかけていると感じました(笑)。京子やローズの女性陣も個人的に好きです。 個人的には、スト◯ングゼロの部分で声に出して笑ってしまいました(笑)。恐るべし、スト◯ングゼロ⋯⋯!

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  • 君と二人で歩くことが
    君と二人で歩くことが
    主人公の青年・優介と、彼に引き取られた中学生の少女・凛の物語です。選択肢はなく、前後編30分程度で読了しました。 @ネタバレ開始 とても温かい物語でした。2人が一緒に生活をするまでの間には様々な事情があり、なかなか重たい部分もあります。しかし、2人の根底には間違いなく相手に対する優しさが入っており、最後は穏やかな気持ちで読み終えることができました。途中で登場した高島さんの言葉には、個人的にハッとするものがありました。自分も「相手の一面的な部分しか見てないのでは?」と思ってしまう時があり、高島さんのような考えを少しでも意識していきたいですね。 @ネタバレ終了 あと、すごいと感じたのはイラスト・立ち絵の変化がとても多かったことです。不穏な部分・コミカルな部分など、様々なところで多くの一枚絵が使われており、視覚的にも非常に楽しかったです。素敵な作品をありがとうございました!

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