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個人宇宙のレビューコレクション

  • 私の執事ジェラルド
    私の執事ジェラルド
    主人公の令嬢ナタリア(名前変更可)と、物心ついた時から一緒にいる執事ジェラルドの身分差の恋物語です。全3エンド、50分程度で完走しました。 面白かったです!身分差特有の障害が出てきた中盤以降から、2人はどうなるんだろうとハラハラしながら読んでいきました。 @ネタバレ開始 説明文には「全員が幸せになれる道はない」との記載がある通り、全てが丸く収まるエンドはありません。世界観を丁寧に描いたからこそ、全てのエンドの中で「あのキャラはどうなったんだろう⋯⋯」といった想像を膨らませてしまいました。個人的にはエンド3が好きです。ジェラルドの行動力がすごすぎて、めちゃくちゃ格好良かったです(映画の主人公みたいな、壮大なドラマを想像しちゃいました)。素敵な作品をありがとうございました!

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  • もんだいがある▼
    もんだいがある▼
    入学式から1週間後、主人公はいきなりクラスメイトの須藤くんに告白されてしまったところから始まる、ギャグを主軸にした物語です。おまけのストーリーを含め、30分程度で無事にコンプリートすることができました。 とても面白かったです!主人公と須藤くんの勢いのあるやり取り、個性的なキャラクターたちなど、短いながら濃厚な時間を過ごすことができました。制作者様のキャラクター造形力の高さを強く感じました。 @ネタバレ開始 自分の推しは須藤くんです⋯⋯!最初は「なんだなんだ?」と思いましたが、話を読んでいくうちに好感度が跳ね上がりました。おまけの部分で過去を掘り下げた後、本編のコミカルなやり取りを思い返した瞬間、胸がギューッとなりました(笑)。個人的には須藤くんが目をキョロキョロさせる部分(効果音の入れ方も秀逸でした)が、特に可愛くて好きです。とても楽しい作品でした!ありがとうございました!

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  • てんがいちかく
    てんがいちかく
    記憶を失っていた主人公が病室で目を覚ますと、一人の男がやってきた。周回前提のミステリーです。20分程度で無事に完走しました。 面白かったです!ノベルゲームの周回システムとミステリーを融合させた印象的な作品で、彼の正体とか事件の背景とか、いろんなことを考えながら読み進めていきました。ストーリーが繋がった瞬間は一種の爽快感がありました。素敵な作品をありがとうございました。 @ネタバレ開始 明かされた真実に「そういうことか!」と驚きました(細かい部分は全然違いますが、東野圭吾先生の某代表作を思い出してしまいました)。印象的だったのは、最後の場面で主人公が彼に向けて放った言葉です。一方的な彼の献身に対する、彼女の力強い言葉は響くものがありました。

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  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    主人公が不思議な列車の中で、少年・橘くんと一緒にお話をしていく物語です。全3エンド、トゥルーエンド後に開放される小噺も含めて15分程度で完走しました。今年の4月頃に作品をプレイしてツイッター上で感想を送っていましたが、フェスをきっかけに再プレイしました。 @ネタバレ開始 美しくも儚い世界観が、とにかく素晴らしかったです。綺麗な背景と儚いオーラを纏った橘くんとの淡々とした会話が、より作品の雰囲気を大きくさせていると思いました。彼の片耳にしかない星のピアスとか、詩的な言い回しがすごく好きです。トゥルーエンドは「一緒にいてくれるのかな?」と思った途端に、主人公と離れ離れになることを選んだ彼を見て、切ない感情と同時に主人公に対する大きな気持ちも感じました。

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  • ももちゃん先輩を奪え!!
    ももちゃん先輩を奪え!!
    主人公の上総くんは、偶然にも高校時代の憧れだった「ももちゃん先輩」と再会することから始まる短編恋愛ストーリーです。2エンド、30分程度で読了しました。 とても面白かったです!ボイスがとにかくマッチしていて、上総くんの頼りない時もあるけどカッコ良い所とか、ももちゃん先輩の小悪魔的な部分とか、声が2人の魅力をより引き立てていると感じました。上総くんの練習している場面が特に好きです(笑)。 @ネタバレ開始 コミカルな展開で続くのかと思いきや、中盤以降の繊細な心理描写は唸ってしまいました。相手が好きだから嫉妬してしまうのか、自分の独占欲にヒビが付くから嫉妬してしまうのか⋯⋯。いろいろと考えてしまいました。ももちゃん先輩の視点も丁寧に描いたことで、ハッピーエンドはすごく温かい気持ちで読み終えることができました。素敵な作品をありがとうございました!

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  • しようよ七海君!
    しようよ七海君!
    七海君とすることを目指すため、主人公があの手この手で誘惑を試みる短編ラブコメです。選択肢はなく、10分程度で完走しました。 @ネタバレ開始 ハイテンションな主人公と、七海君の掛け合いがとにかく面白かったです!勢いが溢れてました(笑)。タックルをする部分とか、マグロの目玉ソーダは笑ってしまいました(どんな味なんだろう⋯⋯)。 それにしても七海君の聖人っぷりがすごいですね。こんな性格の彼だったら主人公も夢中になっちゃうよな、と納得してしまいました(笑)。楽しい作品をありがとうございました!

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  • 君は夜明けの星になる
    君は夜明けの星になる
    昼しか存在ない『太陽の国』と、夜しか存在ない『月の国』の2つが存在する世界。太陽の国で生まれ育った主人公のミア(名前変更可能)は、ある日2つの国の間に位置する場所で『月の国』の王子のルカと出会う。そこから始まる恋愛ファンタジー物語です。攻略対象は2人で、全4エンド。全てのエンドを見た後に開放される追加シナリオを含めて、2時間程度で完走しました。自分はルカ→ジオンのルート順で読みました。 @ネタバレ開始 とても面白かったです!世界観・グラフィック・音楽など、全部がとても綺麗で、どちらのハッピーエンドも温かい気持ちで読み終えることができました。登場人物たちの恋愛を主軸に置きつつ、それぞれのルートでファンタジーの世界観を掘り下げていくという先が気になる構成をしており、全ルート一気に駆け抜けてしまいました。 登場人物はみんな好感の持てるキャラクターで、それぞれの境遇に苦悩しながらも突き進んでいく姿を、応援しながら(時にはハラハラしながら)読んでいきました。太陽を象徴するようなミアの明るい性格とか、踊っている時のルカの柔らかい表情とか、城内でミアを守るジオンの格好良い姿とか、印象に残った部分はたくさんありました。素敵な作品をありがとうございました!

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  • 毒味メイドと嫌味シェフ
    毒味メイドと嫌味シェフ
    とある帝国の城内で毒味係として働くメイドのユーリャ(名前変更可)と、シェフのシスティ。二人は両想い中だが、いつも口喧嘩をしてしまう。そんな矢先、状況を見かねた陛下が二人に対しドッキリを提案することから始まるラブコメ物語です。全3エンド、エクストラストーリー(スチル全回収で開放できます)を含めて、1時間半ほどで完走しました。 以前に配信されたバージョン1は読了済なので、まずはそれを踏まえての感想を書きます。スチル・イベント数がバージョン1から格段に増えており、ますますニヤニヤが止まらない内容でした⋯⋯!追加イベントではシスティのツンデレっぷりがよく分かるストーリーが追加されており、ますます彼に愛着が湧きました(笑)。登場人物たちがハッピーエンドに向かっていく物語をニヤニヤと眺めてみたい、という方は読んでみてはいかがでしょうか。 @ネタバレ開始 バージョン1の時でも思いましたが、陛下のキャラクターがとにかく好きです⋯⋯!エクストラストーリーで覗きがバレた時、二人に詰め寄られても最終的にはしっかり主導権を握っているので、「さすが陛下」と思ってしまいました(笑)。コミカルな部分も強いですが、「関係が壊れてしまうことを不安に思うのは、関係を変えたいと願っているから」など、ハッとなる発言も多くしており、それがより魅力を引き立てていると感じました。 @ネタバレ終了 最初から最後まで、とにかく心地が良いラブコメストーリーでした!素敵な作品をありがとうございました!

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  • エレベーター ~性格不安定な僕とみよちゃんの物語~
    エレベーター ~性格不安定な僕とみよちゃんの物語~
    主人公の僕・課長・みよちゃんの3人が、エレベーターに閉じ込められてしまったことから始まるアドベンチャーゲームです。選択肢によって主人公の性格が決まり、それによって様々なエンディングを見ることができます。全12エンド。途中からヒントを参考にして、約1時間程度でコンプリートしました。 めちゃくちゃ楽しかったです!グラフィック・システム・演出など、細かい部分まで昔のファミコン風に作られており、懐かしさを抱きながら夢中で周回しました。エンディングによって主人公の言動が大きく変わったり、オートセーブなど親切な設計もされているので、周回も全く苦になりませんでした。 @ネタバレ開始 最初のエンドは「うっかり」でした。確認するのも面倒だし、いろんなボタンを押してみようと思った結果、ついやってしまいました⋯⋯。全編を通じて、みよちゃんのリアクションも可愛かったです。なかなか辛辣な言葉を吐く場面とか、デレデレしているリアクションはもちろん、「けっこんエンド」のエンディングは思わずガッツポーズをしてしまいました(笑)。個人的には「しゅせんどエンド」のイケイケな課長も好きです。 @ネタバレ終了 隅々まで作り込まれた大満足のレトロ風ゲームでした!素敵なゲームをありがとうございました!

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  • あさ、おきたらシ×タでした!
    あさ、おきたらシ×タでした!
    32歳の主人公・ブラッドがある日の朝、目覚めたらショタになっていた!それから妹のクローディアと一緒に遊園地に行く物語です。選択肢はなく15分程度で読了しました。プレイ後、関連作があることが分かりましたので、『オティリーの世界』と『カフカの世界』も読みました。 @ネタバレ開始 2人のコミカルなやり取りが楽しい作品でした。特にしっかりと子供を演じているブラッドが面白かったです。相手が何も知らない人間ならともかく、事情を知っているクローディアに対してしっかり子供を演じるブラッドは、なかなかの強者だと感じました(笑)。 作中でいろいろと気になる描写がありましたので、関連作も読んでみました。明るめの今作とのギャップに驚きつつ、二人ともお互いに愛憎の入り混じった捻くれた部分があって、その辺りもいろいろと考えてしまいました。 最後のオチもすごく好きです(笑)。クリア後のタイトル画面は一見すると怪しさ満載ですが、とにかくブラッドがめっちゃ渋い!格好良い!と思いました。ありがとうございました!

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