富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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在庫がなくなる前にUIおよびテキストのみのノンフィールドRPGとなります。 絵や音楽などの要素がなくても十分に面白かったです! 各種アイテムが消費時と装備時(強化時)で異なる効果が設定されているのが面白いです。 発生イベントがランダムではありますが、1Fのボスを3回倒せばかなり強くなり安定します。(話題の脳筋キャラのできあがり!) 無事にクリアした主人公は冒険者となるのか一人前の店員になるのか。 ダンジョンの奥深くに眠るボスを倒すような続編があっても、 アイテムのコンプ要素や店を発展させるような続編があっても、 どちらも遊んでみたいと思える面白さでした。
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ベストフレンド~本当の友達~私のプレイ時間は1時間強くらいでしたが、プレイ時間以上に心に残るお話でした。 具体的なエピソードを色々と盛り込みつつ、人間関係と主人公自身の変化を丁寧に描いていると感じました。一本道ということもありますが、気付けばセーブすることも忘れ一気にプレイしておりました。 冒頭はいじめの後遺症もあって主人公のあまりの暗さに面喰ってしまいましたが、友里との交流の中で徐々に明るさを取り戻していきそれに伴い周囲も変わっていくのが心地良かったです。 ちょっと友里の存在が主人公にとって都合が良すぎるように感じるところもありましたが、その印象は終盤の展開によって吹き飛んで、代わりに納得感が得られました。 最終的には綺麗な着地でとても良いお話だったと思います。 最後のグラフィックは特に心がじんわりと温まりました。 最後にちょっとネタバレ的な感想として、 @ネタバレ開始 ・超嫌な感じで始まり最後は味方キャラになた叔母さんが好きです。 冒頭の地の文を思い出せば分かる通り当初は主人公よほど陰気臭かったですし、 自分の性格に難があることを認めたりある程度お小遣い与えたり(これは両親?)、 そもそも主人公を受け入れたりと、意外と根は悪くない人っぽいですよね。 ・中身も外見も良く文武両道爽やかイケメンの野部くんめ!! 流れ的に主人公と両想いなんちゃうんかい!この思わせぶり男め! シーサー外すくらいだったら最初からつけないでよね! @ネタバレ終了
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忘れ傘の矜持擬人化された傘とのストーリーが2編楽しめるゲームです。 2編ともに全く異なる展開が楽しめました。 システム面がかなり凝っており、とても可愛いキャラクターをきちんと活かすため、 メッセージコマンドが上に移動したり真ん中に移動したりと自由自在です。 おまけモードのBGM紹介がとても丁寧なのも良かったです。 なお、個人的には堂林との会話シーンが非常に好きでした!
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生きるその先に -岐尾森編-全俺が泣きました!(3日連続3ルート) 『美少女ゲームがサブカルの頂点に君臨していたあの頃』の雰囲気をひしひしと感じました。当時だったらばっちりフルプライスでしかも当たりに分類されていたであろう本作がフリーで遊べるなんて本当に凄い時代になったものだとしみじみしてしまいました。そりゃ年も取るもんです。(フリゲなので)昔懐かしいテキスト分量の水増しはもちろんなく、今となってはやめてほしいダラダラ展開はなかったのもとても嬉しいところです。 とにかくシナリオの良さが際立っており、各ルートともボロボロ泣きました。本作の攻略対象キャラは3人で、途中で割とくっきりとルートが分かれるタイプです。選択肢はかなり分かりやすいので自力でも楽々クリア可能と思われますが、カンニング魔なので作者さんの丁寧な攻略サイトを拝見しながらクリアしました。プレイ後の個人的な感覚では鬼晶ルートは最後が良いかなぁと思いました。 イベントCGも数多く用意されており、特にクライマックスでは畳みかけるように表示されて感動気分を盛り上げます。 動画演出やボーカル入りの主題歌など、演出面も豪華でしたし、サクサクと挙動が軽いおかげでプレイはとても快適でした。 岐尾森編と銘打ってある通り三部作の一作目ではあるのですが、本作でストーリーは一旦完結しますし、第二部はがらりと舞台が変わるのでプレイを躊躇する必要はないです! 作者さんのゲームはこれまでまったく遊んだことがなかったのですが、 高い評判に期待してフェスの終盤までプレイを控えていたのですが凄く良かったです。 未プレイの方は是非プレイしてほしいと心から思える逸品でした!
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親友に憧れの先輩を取られたので転生します。ラノベ風のタイトルに油断してしまいましたがずっしり重たいストーリーでした。 転生先がつくづくハードモードでコンナハズジャナカッタ感が強いです。 あまり視野狭窄になって物事を軽々しく考えちゃだめですよ 置かれた場所で咲きなさい みたいな人生訓が勝手に頭に浮かんできました。面白かったです!
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常夜の品さがしお祭りの屋台が楽しめるとても良質なオカルトゲームでした。 音楽や背景が醸し出す雰囲気がたまらなく良かったです。 なんだかとても懐かしい気分になりました。日本人には馴染みの風景ですよね。 くれじっとから参照できる攻略ヒントや、 ストーリーのおさらいをしてくれるねたばれがとても親切だと思いました。
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寺帰りのKさんと犠牲になった僕のスマホオカルト&ミステリーが題材の作品です。 頻繁に用いられるアニメーション演出は豪華でしたし、 マップ移動や推理選択肢などは丁寧な作りとなっていました。 選択肢の正誤判定が効果音で分かるのも親切でした! どこかで見たような服を着たラウソンとどこかで見たような服を着たサカワが印象的です。 @ネタバレ開始 ピンチで助けに来るKさんがカッコ良かったです。 @ネタバレ終了
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狂った百合ギャグのセンスが光りまくったとても面白い作品でした。 タイトル名の百合はあくまでスパイスでとにかく狂ったゲームだと思いました。 選択肢による分岐が数多くあり、どのルートも外れなく面白い!! 夢中になってしらみつぶしにすべての展開を追ってしまいました。 まともな登場人物が誰一人いないのに不思議と話はきちんと進んでいくものですね。 意表を突いて出てくるアイテムもことごとく面白かったです。
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四次元堂奇譚 二冊目 時戻りの時計~愛と執着不思議な道具を扱う不思議なお店の物語です。 今回のアイテムは1度だけ過去に戻れる時計というまさに王道のアイテム。 年上の女性に恋焦がれる男性を主人公にしたとても良いお話でした! そのまま世にも〇妙な物語のシナリオになりそうな綺麗な短編だと感じました。 ED2種はそれぞれ趣がありました。 通常では良いほうのEDが好きなことが多いのですが、 スケールの大きな悪いほうのEDの展開も印象的でした。
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ファントムゾーン ダイモンズオカルト要素満載、オカルトの権化のような作品になります。 本作では怪異だらけのお馴染み夜森市に怪異が引き寄せられるというお話。 キャラ立ちしまくりの新キャラ『赤鬼』が新たな展開を引き起こします。 独自演出は今作でも健在でした。その時のトークテーマが文字で表示される演出は他ではあまり見ませんが分かりやすくて良いと思いました。 昨年のフェスでも屈指のインパクトを誇っていたキャラクター、 陣内先輩の大活躍がまた見られたのが一番嬉しかったです!!