富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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Es-エス-「きりっとおめめの美少女委員長と放課後おはなしするだけのゲーム」とのことですが、その裏であんなことやこんなことが起きている、というとても凝ったお話です。放課後の雑談とその後の下校シーンだけでほぼストーリー進行がなされている構成や演出が光ると感じました。また、ストーリーにリアリティを与える委員長のキャラデザ・グラフィックが素晴らしいです。ミステリアスな存在感が凄いです。 分岐EDを自力で回収するのはかなり厳しそうだと感じたため、攻略情報の存在が非常にありがたかったです。やはり彼女の存在感は格別で、どのEDを迎えるにしても人生そのものに大きな影響を与えるんだなぁ、と。クリア後に見られるおまけの情報もお気に入りです。様々な事実を裏付ける情報群のおかげで読後感がより味わい深いものになりました。
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Ĉi tio estas…-人間改良計画-インパクト絶大かつ洗練されたゲームシステムが非常に魅力的なゲームでした。面白かったです! 「ハンコを押すだけの簡単なお仕事」と「ディストピア系新人間選択」の単語がなかなかつながらなかったのですが、この点はプレイすれば一目瞭然です。なんてショッキングながら魅力的な世界観なんだ!と思いました。お仕事時の資料群のセンスが抜群過ぎて、視覚的に感情をぶっ刺されました。 ED分岐については特殊かつ法則を見つけるのが難しそうだったので、作者さんの攻略サイトを参考にさせて頂きました。あるとないとじゃ大違いなのでとてもありがたかったです。オリジナリティに溢れるゲームですので、とてもオススメです!
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なぎともーふぃんぐ!あらすじの通りかなり追い詰められた状況でゲームが始まります。あらすじの段階で「最期を看取ろう」と書かれているのが辛いです。。行動選択の結果は完全に医師の言いつけ通りなので、結末に対しての全責任はプレーヤーにのしかかります。辛い。なお、全4EDあってそのうち1つがトゥルーエンドなのですが、いずれも正史のような印象深い味わいがあります。とはいえやはりあったかもしれない他のED群に比べるとトゥルーエンドが一番業が深いです。 究極の選択を突き付けられる、とても印象的な作品でした。
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運命の人の運命を運命的に変えたい!バッジ狙いで何の気なしに起動してOPムービーを見てびっくらこきました。なんじゃこのクオリティは!ということで冒頭から本作の世界観に引き込まれました。 ファンタジー要素が多分に含まれるお話となっており、それにピッタリなゴージャスなキラキラ系演出が印象的でした。イベントスチルはかなり多めに用意されており、要所要所でストーリーを盛り上げてくれます。ストーリーについては多分こういう話だろうなぁという展開を大きく裏切られたラストがとても印象的でした。クリア後はあとがきやキャラ紹介のほかにおまけストーリーもあり、得した気分になりました。
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dependence当然のようにまずBADエンドに直行しました。いやもうBAD過ぎてBAD過ぎて相当ショッキングでした。2周目に理解してHAPPYに到達できたのですが、ラスト直前のグラフィックのHAPPY表現が素晴らしかったです。もうこれは心からのHAPPY具合が視覚的にも伝わってくる素晴らしいグラフィックでした。こんなものを見せられたら理屈抜きでこの結末は尊重しなければならないよなぁ、と。 グラフィックはとても可愛らしいのですが、だからこそ意外性や歪みが浮き彫りになる感覚にゾクゾクしました。シナリオも深いテーマが中心に据えられていて考えさせられるものがありました。コハル君は主人公に向かって初めから一貫して自分の気持ちを伝えていたよなぁ、と。令和のこのご時世、大事なテーマなので常に柔軟でいなければ!と再認識できました。
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放課後、図書室で君を見る男子校出身者からするとかなり「爆発しろ度」が高い青春ラブストーリーでした。何この応援したくなっちゃう系の青春まっただなかな男女!くー!文句のつけようがないです。特にユキノちゃん。 2024年現在でもまだまだ自分も子どもたちも紙の本が現役バリバリですが、将来的には電子化は更に進むよなぁということで舞台設定もかなり興味深かったです。
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5秒でイジメは避けられる!!!「俺の名前は串刺元気太郎」ってなんじゃそのフルネームは!昔の少年漫画のように登場するキャラクターの個性をビンビンに感じました。名は体の現し方が奇〇組レベル!子どもでも安心して見られるタイプのバカゲーだと思いました。各キャラのグラフィックも親しみやすくて好感度が高い雰囲気です。 ゲームシステムはオーソドックスな選択肢ミス=即BADのADVなのですが、ゲームのあらすじとの相性が抜群だと感じました。TIPSが実装されているのが印象的で、思わず飛ばしてもバックログから参照できるのがメチャクチャ新設設計だと感じました。クリア後のあとがきや裏話も充実していて、そちらの内容もとても興味深く楽しめました。
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テオデ・サーガ~流浪のヴォータン~世界観設定に凝った一作であり、冒頭からラストまでにカッコ良い見せ場シーンがたくさん見られました。立ち絵のあるメインキャラクターはいずれも魅力的でした。 ゲーム全体で特に印象に残ったのはバトルシーンの演出です。カットインやアニメーションがあり迫力満点でした。選曲もとても良くかなり選び抜かれている印象を受けました。流れるシーンもですが、タイミングも良く、まずは音楽で気持ちを昂らせてシーンが始まる、という感じでかなり効果的に用いられている印象を受けました。曲名と作曲者が表示されるシステムも個人的には好きです。
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サイコ系即死脳トレクイズいきなり質問攻めにあい、間違えた瞬間に即死BADを迎えるまさに即死系クイズです。あまりに躊躇なくやられ続けたため必殺セーブ&ロードの力技でクリアしたのですが、プレイ後に解説を見て納得しました。前提部分を読み取れずにクリアしてしまったのは残念ですが、ご褒美のバッジをもらえたので十分に嬉しいです。記憶を消してやりなおしたいところです。
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EscApe 魔法少女10の選択肢と11の結末!ということでクリア方法は直感的に理解できましたが、せっかくなので全EDを回収させて頂きました。やられる側の悪役が主人公なのですが、あまりの多勢に無勢の四面楚歌状態に可哀想になってきました。 選択肢によっては眼福超カワ美少女グラフィックが拝めますし、様々なパターンで追い詰められる主人公のやられ芸が楽しかったです。