富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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ストーカーから被害を受けている友人の相談前作がかなり面白かったので何気なく遊んでみましたが、メチャクチャ面白かったです!! 何度も声を出して笑ってしまう、破壊力抜群のゲームでした。 テンポも良くてグラフィックも凄く凝っていて、ゲームでしかできない笑いだと思いました。 (ちょっと一部のネタが攻め過ぎなような気はしないでもないですが) また、地味にとても技術的に難しいこともやっていて驚きました。 個人的にはとってもプレイ推奨です!! @ネタバレ開始 それにしても作者の方は清原好きだなぁ。 @ネタバレ終了
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君と遺書と録音テープに。凄く好きなタイプの掌編でした。読後感が良い意味で悪いです。 ねっとり系?と言いましょうか、後味がじっとりと残る作品です。 EDへの移行とエンドロールが特に印象に残りました。 はじめとほたるは一体どちらが幸せでどちらが不幸せだったのかと考えてしまいます。
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おまわりさん こいつです。【改】
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大晦日の夜~ある年の瀬の話~大晦日の夜に遊ぶつもりが立て込んでいて遊べず、一日遅れになってしまいました。 風流と言うか雅と言うかいなせと言うか、短いながらも味がある作品でした。 他の方も仰る通り立ち絵が付いたのが嬉しかったです。 クリア後に人物紹介が見られるのも親切で良かったです。
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ユーステティア【2/3シナリオ追加】非常に面白い作品でした。 第1話の掴み、冒頭のリッチな演出とコミカルなやりとりがとにかく良かったです。 このまま法廷モノにすわ突入か!と思いきや、その後明かされる主人公の変態性癖。 シリアスのコメディの振り幅が大きく、独特の世界に誘われました。 全体的に高いクオリティも含めて唯一無二の作品だと思います。 素晴らしい作品をありがとうございます。 システムや構成や演出で勉強になる点も多々あり、 クレジットでも大いにお世話になる予感がします!
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神隠姿:月神隠姿シリーズの第二弾です。前作プレイ推奨ですが未プレイでも楽しめそうです。 まずは前作同様の実写の動画が非常に臨場感を高めてくれます。 貴重な縦書き和風オカルトホラー作品で、読みやすく雰囲気もありました。 通常?BAD?エンドの不穏な雰囲気もとても良いです。 真相に辿り着くのは前作同様そう簡単ではないと感じましたが、 それだけに攻略後の達成感はひとしおなのだと思います! 是非本作に挑んで、真実をその手に掴んでください! @ネタバレ開始 (そしてこっそりヘタレの私に攻略のヒントを教えてください) @ネタバレ終了
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パーソナル・スペース非常に素晴らしい作品でした。 時間的にも空間的にもこれだけ壮大なストーリーをこれだけ短い尺、 かつほぼ閉ざされた空間内で描いているのは凄いことだと思いました。 グランプリ受賞から半年余りの限られた制作期間で、 全く異なるジャンルで全体的なクオリティも上げているのは驚愕です。 素晴らしいポイントを挙げると結局ほぼ全部、となってしまいます。 また、感想を送るのに出遅れるともはや重複しかないですね。 しかも本作の感想欄は作品の素晴らしさに比例して熱量が凄い。 何書いても既に語られ尽くしているような気がしないでもないです。 敢えて素晴らしい点を絞って記載すると、 ・読み手を裏切らない王道で正統派で奥深いストーリー ・分かりやすく平易な表現な上に納得感のあるSF設定 ・シナリオにマッチしており、先が気になる形の構成 ・前作以上にメチャクチャ吟味・配置された素材群 というところでしょうか。 「これはもうフロックでもなんでもない!」 というサニーブライアンのダービー制覇後の名フレーズをそのまま送りたいです。(古い) 唯一の注意点としては、 本作はクリア後の修復ファイルを見てこそですので、 追加チャプターは時間を置かずに記憶が新鮮なうちにお楽しみください。 chapter1から時系列順に2週目を巡るのがお勧めです!! 非常に素晴らしい作品をありがとうございます。
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蕎麦といえば出雲そばだよなァ!?作者様の2作目はクリスマスシーズンを逸してしまったのでこちらは逃さず年内にプレイ。 いやぁ、面白かった。蕎麦好きだけでなく、鉄ちゃん・鉄子や地理オタにもおススメ。 謎の蕎麦好き女性の強烈な個性と最後のダメ押しのセリフに序盤から惹きつけられ、 中盤以降はメタ的な地の文と選択肢配置などに滲み出る作者様のセンスに痺れました。 エンドの名前のバリエーションのおかげでエンド回収もはかどります。(END9が好きです) 以下は蕎麦に関する想い出です。 @ネタバレ開始 自身は元々特に力うどんが大好きなうどん派急先鋒で、うどん?そば?うどん一択だろ? と思っていましたが大学入学前に生まれて初めてちゃんとしたそばを食べてあっさり鞍替え。 そのお店であまりに美味そうに食べていたらパートのおばちゃんにバイトに誘われて、 大学時代割と長期間、週3くらいで絶品蕎麦をまかないで頂いていました。 バイト3時間で3千円に対して2千円くらいの蕎麦を食べていたのでメッチャお得でした。 出雲そばは食べる機会が今までなく、どのようなものかイメージすらありませんでした。 細かい描写を拝見したおかげで、無茶苦茶食べてみたくなりました。 とはいえすみません。明日の年越しはいつもの信州そばで決まりです。(生粋東京民) @ネタバレ終了
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お前のスパチャで世界を救えこんにあ~! ↑これやりたいとずっと思ってたのに、最近あんまりやる流れじゃなかったw プレイ冒頭のにあちゃんの圧倒的な可愛さに衝撃を受けました! 事前情報なしでプレイしたので起動後のE-moteでそういうこと!?となり、 ゆらゆらっと動いたシーンで心を鷲掴みにされました。 で、やっぱり一気に最後まで遊ばせて頂きました。 題材が突き抜けるほどキャッチ―で、 ゲーム自体もストーリーの面白さや笑いどころもあり、 細かなところを含めて演出やデザインが丁寧でした。 皆さんそうだと思いますが黄色い人を大プッシュです。好き過ぎる! そもそもスパチャすら知らなかったので、本作のおかげで界隈を色々学べました! Vtuberもゲーム実況も、もう完全に新しい文化になってますもんね。 プレイをずっとお楽しみにとっておいた分だけ期待度も上がり切っておりましたが、 大ヒットも納得のとっても面白く完成度も高いゲームでした。 素晴らしい作品をありがとうございます。
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2100-1ザ・サイバーパンクというゲームでした。 ディストピアSFモノとでも言い換えられるでしょうか。 アンドロイドやらロボットやらが普通に出てくる世界観となります。 システムが変わっていて、プレーヤーは「データを視聴する」形となります。 (概要欄で記載があるので書いてしまいますが) 2キャラ分の目線が描けることやキャラクターの紹介を 客観的なデータベースの形で描けることもあるので、 この一風変わったシステムはよく機能していると感じました。 演出としての強制終了も個人的には凄く好きでした。 残念ながらまだ1つバッジを入手できていないので断定はできませんが、 何らかの大きな事件を追うようなゲームではなく、 「ディストピア的世界におけるアンドロイドの日常」と言うゲームだと感じました。 「ブレードランナー」や「VA-11 Hall-A」のような サイバーパンクな世界観が好きな方にオススメです! 素敵な作品をありがとうございます。