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富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション

  • ちょっとそこまでスイカもらいに
    ちょっとそこまでスイカもらいに
    ちょっとそこまでスイカをもらいにいっただけのつもりが、大変な目に遭いました。過去作プレイ済なので、イカロスとダイタロスの掛け合いが懐かしく感じられました。 @ネタバレ開始 初回プレイでは水をあげたら入院したという情報からスイカを渡さないでみたところ、壮絶なEDを迎えることになりました。怖い、怖すぎる! @ネタバレ終了

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  • 夢の夢か夢の中
    夢の夢か夢の中
    「多重夢」を題材としたゲームらしく、状況が目まぐるしく変わる面白いストーリーでした。夢の中を突き進むゲームに相応しく、シナリオについてはまさに縦横無尽という感がありました。画面レイアウトにこだわりを感じたほか、文字表示方法が独特で感動しました。

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  • ゐ霊鬼眼
    ゐ霊鬼眼
    オバケになった友達の成仏を手助けしよう!というノリと登場するオバケの見た目のポップさに騙されましたが、本作は非常にメッセージ性の強いシリアスな一面も持つゲームとなっています。友達の死因や自分の置かれた状況はかなりシビアだったりもします。ただ、安心して頂きたいのは決してネガティブな意味でのシリアスではなく、プレイをしていて非常に温かみを感じました。 演出面でもメタファーにも思えるような事象などがあったり、最終盤の友達との選択肢を含むやりとりには痺れました。どうしようもなく生きづらくなった時には本作をまたプレイしたい、と思わせてくれるような心に沁みる作品でした。 @ネタバレ開始 ちなみにヒントはありましたがそれでもED回収には割と苦労しました。ゆったりなテンポは演出・表現としては本作にピッタリではありますが、ED回収時だけは重複プレイが必要な部分が多かったため、少しじれったく感じてしまいました(当方がせっかちというのもあります)。 @ネタバレ終了

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  • とっくに死んだ恋なのに
    とっくに死んだ恋なのに
    冒頭から非常に情緒溢れるテキストに心を鷲掴みにされ、ラストまで夢中になってプレイしました。やけに文章がお上手だと思っていたら『そして僕らは世界を壊す』の祀木さんがシナリオを担当されていると知り納得しました!やはりテキストの表現力が素晴らしかったです。 また、このテキストの魅力を最大限に活かす形になっていた演出面も非常に良かったです。画面全体と音効から暗さや救いのなさがひしひしと伝わってきました。とても完成度の高い良質なノベルゲームでした。

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  • オペレーション・ブレイブ
    オペレーション・ブレイブ
    情報量が少なくてプレイを躊躇っている方もいるかもしれませんが、行動選択肢に応じてステータス値を変動させるシミュレーションゲームです。通常パートではテキストや表現を削ぎ落しており、かなりスタイリッシュな仕上がりでした。なるべくステータスを高めてから出動させたりと高い自由度を感じました。

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  • 闇崎アズリは取り扱い注意!?
    闇崎アズリは取り扱い注意!?
    キャラデザも彩色もとてもポップなタイトル画面と大盤振る舞いなバッジに惹かれてプレイしました。若干の血生臭さすら感じる概要欄の説明は伊達じゃなく、銃弾と血しぶきが飛び交うADVでした。タイトルの通りアズリとのやりとりでは選択肢が出る度に緊張感が溢れます。EDは全6つですが基本的には気持ちいいくらいの即BADが多めなので、ユーザーフレンドリーなマルチエンドゲーとなっています。

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  • 真夏の妖精
    真夏の妖精
    ワクワクするファンタジー冒険譚でした。広いフィールドを駆け巡る冒険譚の趣がありますが、1つ1つのシーンは短めに構成されているのでとてもテンポ良く展開・進行していく印象です。各シーンにピッタリと合ったBGMを適切に配置していたのがとても印象的です。使用数はかなり多めのように感じました。 他にも特に印象に残ったのがサムネでも分かるような少し独特な立ち絵と、TIPS周りです。前者はプレイすれば分かるのですが、ポップでイイ感じなんです。また、後者は「魔法生物学教本」という形を取っていて、よくあるテキストの文字色が変わっているタイプと異なる方式がとても効果的だったと感じました。出てくるたびにワクワクしました!

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  • この世の果てまで
    この世の果てまで
    この世の果てに向かう電車に乗り、次から次へと現れる少女と会話するお話です。受け手の想像に委ねるような、様々なメタファーが散りばめられた表現と、どこか不思議な感じの少女たち、フルボイスの雰囲気がマッチしていました。不穏気味な雰囲気で進行しますが、後味は良い感じなので安心してプレイしてみて下さい! @ネタバレ開始 どこかへと進んでいく電車、乗り降りの束の間だけ交流をする人々、電車の外は人により見え方が異なる、というような一連の表現が秀逸だと思いました。 @ネタバレ終了

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  • 廿日しきるは遣らずの雨
    廿日しきるは遣らずの雨
    非常に凝った脱出・探索ゲームでした!選択肢および行動の選択により結末が大きく分岐するタイプのゲームです。ここはどこ?私は誰?というノーヒント状態から始まりますが、様々なEDを踏みつつ徐々に状況が理解できるプレイング体験が楽しめました。 可愛らしいグラフィックの割にホラーシーンのホラー度はかなり高めです。ですが、その分望ましい結末に到達した時の喜びもひとしおでした。作中のヒントが読み取れずに少し詰まってしまいましたが、作者様のサイトのヒントのおかげで無事にフルコンプすることができました!(詰まってしまった方はゲーム名+攻略で検索をお勧めします。)

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  • Hide My Love
    Hide My Love
    本作、とても面白かったです!ガンギマリな主人公も超変人イケメンな攻略対象もキャラ立ちが凄くて、地の文から会話からテキストがとても面白かったです。エピソード形式で細かく区切られていることも特徴で、おかげでテンポも良く読み進めやすかったです。特徴がある淡い感じのグラフィックは美麗かつオリジナリティがあって素晴らしいです。攻略対象の出没先の背景もビジュアルイメージが全て統一されていて凄いです。 そしてクリア時の感動のオリジナル主題歌!絵師さんが歌詞+歌唱ですと!なんて多才なんだ!この曲もオリジナルだけあって本作にピッタリで素晴らしかったです。

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