あびのレビューコレクション
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Housework Masterお嫁さんの仕事を下に見るような発言が原因で家を出て行かれてしまいました。それでも時間は進むので、仕事に行き、食事を用意して、家の掃除をして、服を洗濯して、出て行ったお嫁さんに連絡して、やることが山盛りの一週間を過ごすゲーム。 ブラウザ日本語版プレイ。オープニングは自動で進むのですが、少し翻訳時に意味が通りにくくなっている箇所もあるようで意味を掴みきれる前に先に進んでしまった、ということが若干ありました。 また特に砂時計が出てる間などに画面をクリックすると固まりやすい傾向にあったように思うので、プレイの際は急かさず遊ぶのがいいかなと。その他にも予期しないタイミングでエラーメッセージが表示されて動かなくなることが結構あって……。 ゲームシステムや家の中の状況など特に序盤は把握の為に見て回る物も多いので、想定よりプレイ時間が掛かるかもしれません。 自分の場合は何度も再起動を繰り返していたので一周目で四時間ほど。スムーズに動作すれば一時間くらいかな。 ゲームとしては手探りに効率の良い方法を探すのが楽しかったです。まさに家事に不慣れな旦那の姿よな。 初回スコアは残念な結果に終わってしまったのですが、また良い結果を残せるまで遊んでみたいです。
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女子トイレの殺人女子トイレの個室から出た少年が目にしたのは死体であり速攻で掛けられた疑惑を晴らす為に真犯人を探し出す話。 まさにサスペンスらしい雰囲気のオープニングから始まりますが登場人物がそれぞれ愉快な訳有りで、途中また或いは中心にコメディを挟みながら展開される推理物です。たぶん推理物です。最初にミステリではないと否定されてるけどミステリとして面白かったのでミステリでいいと思いました。 色々と見所はあると思うのですが自分が特に面白く感じたのはゲームであることを利用した多重解決物だったことで、その中には超展開もあるのですが、しかし選択肢によって自由に転ぶそれまでの情報の撒かれ方が上手い。 また程よい情報量による読みやすい文章も良かったです。ぐだらず展開を進めるべき場所できちんと進んでくれるので途中で息切れすることもなく最後まで一気に読んでしまいました。いやあ面白かった。 バッドエンドとグッドエンドが各四種ずつ、それぞれ選択肢で即分岐するので回収しやすいです。 あと登場人物紹介で改めて笑いました。
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喫茶logic喫茶店でバイトをする大学生と高校生の恋の話。 お話の根底を支える物ながら恋愛描写は淡くさらりとしていたのが個人的に読みやすくて良かったです。 なぞなぞ要素は選択肢が表示された時点で殆ど解答が分かってしまうと思うので、自力で考えてみたい方は問題文が提示された時点で一度立ち止まってみるといいかなあと。 ブラウザ版後Windows版でも再度プレイ。他の方のコメントにもありますが、白い服に対して白い文字で読み難くなってしまっていたのが難点でしたね。またバックログを開いた際にも左上を見た感じ、本来は何かしら画像が表示される予定だったのかな、と思いながら特に何もないようで背景や髪と色が重なっている箇所も同様に読み難かったかなと。 後輩の事情に悩んでいる間に、後輩自身は自力で前に進んでいた。どことなく置いて行かれる気分になってみて、けれど本当は置いて行かれる所か、というプレイヤー視点では明かされる真実に温かな気持ちになれる作品でした。 (コメント箇所を間違えたので再投稿失礼します)
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あいどるみっしょん!探偵である兄のもとでバイトをすることになるやいなや飛び込んできたアイドルの自殺騒動の調査依頼を解決するためアイドル事務所に潜入する話。 タイトルとサムネでライトなアイドル活動物かと思っていたら探偵タグですよ。おらワクワクすっぞ! どうやらキャラクターイラストを二人の方が分かれて担当しているようで、ゆにや真澄や妃達はハイライトの煌びやかな塗りがアイドルらしく、理緒や海月達は大人しくも目が惹かれる宝石のような美しさがあり、どちらのキャラクターデザインもとても魅力的でした。 表情も豊かで手の動きもあり、また背景もサークルで独自に作られた物なのでしょうか、とても凝っていて良かったです。 あと若干ネタバレになるかもしれませんが個人的に選択肢が「そっちかー!」という感じでした。なるほどなー! ストーリーの謎に関しては多分こうだろうなあと思いながら読んでいたのですが最後の展開は全く予想していなかった、というか言われるまで気付けなかったので、そういえば……!となりました。 僕は小鳥遊ゆにちゃん!
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流氷の天使金持ちの主人公とオークションで「ペット」として落札された三人兄弟の話。 傲慢系クズ主人公による身勝手な展開がありますが本格的な鬱展開に入る前にエンディングとなるので、ある意味では安心してプレイできます。 ある意味では。しかるに観測者で見るゲームとしては。つまり彼等の物語としては……、……ですが。 自然と主人公より兄弟達の方に心が傾き、彼等の今後が気になると同時に、このまま知らない方がいい気もする、そんな物語でした。
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萌ちゃんとあ・そ・ぼ大学でアンドロイドの萌ちゃんとお喋りするゲームです。 説明文にある音声合成技術の部分を綺麗に見落としていたので最初に聞いた時は吃驚しました。 こういった合成音声で遊んだことは自分でもあるのですが、可愛らしくも聞き取りやすく調声されていて凄かったです。個人的には語尾のアクセントをもう少し弄ってもらえたら更に自然体に思えたかも……? テーマが研究室紹介ゲームということで、それとなくお勉強になる要素もあったりして、上手く短時間で興味を引けるようなものに仕上がっているなあ、と感じました。ちらりとサイトの方も拝見させていただきましたが音声を中心に本当に様々なことを研究されているのですね。 これからも頑張っていただきたいです。
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二年目の天子さんうわっグラフィックが好き、と思ったら音楽も自作なんですね!? 外に出ることが出来なくなった少女と三人の友人の夏の話。 どう表現すべきか迷いましたが、敢えて率直に言うと現代社会には適合しにくそうな子達がメインとなって織り成す、キャラクター紹介的な回想を含んだ日常の物語です。所々に暗い過去もありますが、基本的にゆるゆるとした独特な雰囲気で進んでいきます。 プレイ時間は一周で二十分程度だったかな。途中の選択肢はエンディングに影響しないので自由に。 主人公も含めて登場人物は皆個性的で、とても強烈な個を持っているのに、それでいて素直に綺麗な非常に好感の持てる子達でした。雫ちゃん好き。 きっと何てことはない日常ながら、タイトルの回収も含めて、プレイ後には心地良い風が吹くような後味の物語で良かったです。
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match願いが叶うマッチを手に入れた少女と動いて喋るぬいぐるみの話。 絶対に信頼できないパートナーだ!と思いながら進めてました。可愛くて親切なぬいぐるみ姿の奴は信頼できない偏見です。ひどい話だ。 BGMやSEとメッセージウインドウを含めたビジュアルが可愛らしくも不気味にマッチしていて良かったです。マッチ。 お話としてはガンガン話が進む感じで、目の前の事象に関すること以外には殆ど触れないので、どちらかというと心情描写は少なめかな、と感じました。そのぶん短い時間で手頃にプレイ出来る形になっています。 また立ち絵イラストの頭身が低めなので、特に燃すエンドではスチルでギャップが出ていたのが良いなあと。
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ずっとあいしてそばにいてある朝に出会った、自身を「先輩」と呼ぶ少年叶と執着の話。 叶君の台詞はフルボイス。主人公の一人称と呼称が選択できます。 出吃驚の上にヤンデレと聞いていたので、序盤からの急展開に待った待った、と思いましたが序盤の間は割と平和です。 ウィスパー寄りのボイスなので、デフォルト設定だとBGMに対して音声が少し小さめかな、と感じたのですがBGM自体がピアノやオルゴール中心のシンプルな音源なので問題ない方は問題ないレベルかも。 終盤の抑圧的な雰囲気による病み方が素直に怖かった。 あとパズルなのですが、完成させても「バッジを発見できません」と表示されてしまいました。不正はないです。ないよね? (以下、若干ネタバレ込) 最初サンプル画像を見た時に女の子かなと間違えてしまったので少女と聞いてアッてなりました。 主人公の決断の迷わなさが今まで訊くに訊けずにいた姿から一転しますが元よりトラウマになりかけてたんだから仕方ないよね……。
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星月夜の旅パルプ・ポエジーって? ああ! それって夜明け前の月に教えてもらった太陽のスマホのパスワード? とりあえずポエジーが詩を指していることだけは分かったので、恐らく詩的な物語なのだろうと仮定してプレイさせていただきました。 とても詩的でした。けれど違っていたり似ていたりする価値観のクスリとくるような会話もあったり。 短い中で独特な世界観に浸れる作品です。