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九州壇氏のレビューコレクション

  • 熊本
    熊本
    熊本に関するクイズに挑める作品。15分ほどで読了できました。デザインのディテールも凝っていて、プレイしていて楽しめました。しかし、「ヒノクニ」はなかなか難しい(笑) 熊本県に隣接する県に住んでいるはずなのに、知らないことばかりでした(笑) 全体を通して作者さんの熊本愛がビシビシ伝わってくる、素敵な作品でした。

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  •  #こっち向いて_めごちーv
    #こっち向いて_めごちーv
    1週間、アイドル「めごちー」を撮影するゲーム。全部で1時間半ほどプレイさせて頂きました。シンプルながら奥深いゲーム性があって、夢中でプレイしてしまいました。個人的には、「僕を殺す瞳」よりも更に好きです。ティラノでこんなゲームが作れるのか、という意味でも大いに感動しました。 ストーリーについてですが、とにかくめごちーが可愛い! びしっと指さされるのが特に好きでした(笑) また、ラストについては「オフショットエンド」のグッドエンドがダントツで好きでした。これ、本当にええ話や……! めごちーが別の顔を見せてくれるところは、キュンキュンしました。どのエンドの彼女も、幸せになってほしいなあ……。

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  • 彩りのあなたと
    彩りのあなたと
    美術部員の女生徒と「オレ」の物語。10分ほどで読了できました。「オレ」が何者であるかはなんとなく途中で察することができましたが、ラストは予想外でした。なるほどそういう終わり方かと……。「オレ」はもちろん嬉しいのでしょうが、女生徒はこの展開で良かったんでしょうか。イラストの様子は幸せそうでしたけどね。個人的には、ちょっと怖さも感じるお話でした。

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  • 写真部の幽霊部員
    写真部の幽霊部員
    1人の高校生の恋を描いた青春ノベル。40分ほどで読了できました。 高校の部活動という舞台設定は、王道だけどやはり良いですね。主人公は不器用な奴ですが、その真っ直ぐさが本作品の青春の雰囲気に良く合っていたと思います。終わりと思わせてからの展開が特に好き。キャラクターは槇奈が特に好みです。

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  • 彼女を追いかけて
    彼女を追いかけて
    クラスメイトとの甘酸っぱい青春を描いたお話。10分ほどで読了できました。サイコホラーとのことでしたが、なるほど、宣伝文句に嘘偽りはありませんでした(笑) この作品を読んで思ったのですが、気になるあの子からの呼び出しがあったとしても、皆全て断るべきですね! これからは声を大にしてそう主張していこうと思います。 ちなみに僕は、誰かに呼び出されるなんて羨ましい経験、一度もありません。

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  • 雨の天秤 God and Close associate
    雨の天秤 God and Close associate
    神様と側近の日常を垣間見るというお話。全部で10分ほどで読了できました。やり取りはかわいらしくて、微笑ましいですね。一方で、イラストの力もあってか、神々しさも感じることができ、雰囲気が大変良かったです。変に色々な設定を書こうとせず、二人が遊んでいる様子を描くことに徹底したところが本作の魅力なのだと感じました。読後感が良く、おすすめです。ごちそうさまでした。

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  • 無人島
    無人島
    無人島にひとつだけ持っていけるなら何がいいだろうか。そんな問いについて考えてみる物語。全部で30分ほどで読了できました。単純に、ゲームとして面白いです。また、公衆電話もそうでしたが、人間を多面的に描いているところも好きです。

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  • 赤から青へ
    赤から青へ
    恋人から電話で突然別れを告げられるお話。5分程度で読了できました。 短いお話ですが、だからこそ、多くのことを想像させてくれます。恋人は、主人公には最後まで打ち明けられなかった訳ですが、だからといって、主人公を信頼していなかったとも言えないと思います。実際、こういう方々は、家族に打ち明けるのが一番大変だと聞きますし。双方が幸せになってほしいと願わずにはいられませんでした。BGMは作品の雰囲気に良くあっていたと思います。

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  • 私と兄
    私と兄
    学校に行こうと考えた私が、兄と話をする物語。全部で10分ほどでした。選択肢も出ましたが、どれを押しても……。私が外に出てみようと思えるのは、兄という安全基地があるからだと思います。いざという時の居場所があると、人は強くなれるのかもな、なんて考えました。選択肢を作ったことは、読み手を物語に引き込む上で大変有効だったと思います。苦しみを見つめつつ、その上で希望を提示してくれる素晴らしい作品でした。

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  • リトルブルー・フォレルスケット
    リトルブルー・フォレルスケット
    シスコンの兄との日常の一場面を描いた作品。10分ほどで読了できました。おっしゃる通り、ほのぼのとした作品でした。大学生と高校生という年齢のふたりを描いたところが本作の魅力を高めていたと思います。高校生になったむーちゃんは、自分の力で歩けるようになってきている。兄の力を借りなくても大丈夫になってきた。でも、兄も妹も、昔からのあり方を大事にしたいとも思っている。そのことが、会話の端々から感じられました。イラストも柔らかいタッチで、本作品に良く合っていたと思います。小さい頃のお兄ちゃん、かわいいですね。こんな兄なら、ブラコンになっても仕方がない(笑) あとは、タイトルが素晴らしいと思いました。不勉強で「フォレルスケット」という単語を知らなかったのですが、これ翻訳できない言葉なんですね。「語れないほど幸福な恋におちている」といった意味だと知って、これに「little blue」という言葉を合わせるセンスの良さに感動しました。短編ではありますが、心に残る物語でした。

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