富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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レギオン派手な演出と他では見ないくらい読みやすい大きな字! スタートから高いテンションでそのままバトルに突入します。 バトルは3すくみ的なもので割と運ゲーだと思われます。 一回目は負けましたが二回目でリベンジできました。 が、あっという間にTo be Continued!続きも気になります!
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親友を攻略したい!おまけ版本編プレイ済勢が多い中で恐縮ですが、未プレイ勢です。 特定シチュエーションにおけるショートストーリーでした。 本編プレイ前にキャラクターや雰囲気を感じるのにちょうど良いと思いました! 沢山のフェス参加作品に素敵なファンアートを贈られているので、 非フェス作品ですが気になって遊ばせて頂きました!
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アレジエ冒頭で選んだ主人公である使用人の性別により異なるストーリーが楽しめます。 世界観や状況などは全く同じで、異なるのは双子の王子側か王女側かという点です。 選ばなかった方の使用人はゲーム中存在しなくなるところがミソだと思いました。 どちらのストーリーも身内同士のエッジの効いたやりとりや相手側とのギスギスした応酬など、 会話のセンスが良く描写がお上手なので夢中で読み進めることができました。 使用人(男・女)×主人(王女・王子)に後見人を加えた関係性がとても素晴らしかったです。 恋愛関係とも異なる本作で描かれる主従関係、これが尊いというやつか!! どのキャラクターも一癖も二癖もあってそこがまた惹かれるところでした。 個性のある主人公は大好きなので、ニヒル男ユーリもぶっとんだ女ユーリも良かった! 先に男主人公でプレイしましたが、こちらのルートの方が個人的にはより好きでした! @ネタバレ開始 女主人公編でも王子の暴君っぷりはたまにストッパーが掛かる程度なんですもん! ちなみに王子が後を継ぐ方が国としては発展するような気はやはりしました。 王女の場合は国内は平和でも外交力次第では即滅ぼされそうな気がしないでもないです。 どちらのルートも主人公の特殊能力を活かして王の座を得る展開が胸アツでした! @ネタバレ終了 グラフィックも非常に綺麗で立ち絵差分なども多くて大満足です。 王女の煌びやかな服装はキャラクターの印象を強めていたと思いますし、イベントCGも圧巻でした。 クリア後のおまけも寄稿イラスト、あとがき、おまけシナリオと大満足です。 特に @ネタバレ開始 おまけシナリオは前日譚や後日談ではないイフルートは少し珍しい気がしますがとても良かったです。男ユーリと女ユーリが同時に存在していたらこんな和やかな展開もあり得たのかと思うと、改めて両ユーリの有能っぷり(というか主人との相性の良さ?)を感じました。 @ネタバレ終了 つらつら書きましたがとても面白かったです!良い歳した男ですが心底楽しめました!
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星追いリフレインとても面白く、読後感も素晴らしいゲームでした! 青春成分多めなSFノベルゲーム、ちょいミステリー風味、と言った感じです。 かなりクセの強めな主人公と能天気な伊那のやりとりのおかげでシナリオは序盤から面白いのですが、プレイ冒頭からゲーム内時間で1週間経過したくらいのリフレインのシーンからギアが上がった感があり、そこから更にぐいぐいと引き込まれました。一体どんなルールに基づいて不思議な現象が起きているのかという大きな謎を探りつつ、更に何度も謎が謎を呼ぶような様々な出来事が起こる止まらない展開がとても良かったです。 エンディングは2種。ノーマルエンドも十分感動的なのですが、トゥルーの読後感は最高ですね。一番最後に拝むことができるスチルは、新たな始まりを感じさせるまさにこれしかない!というモノでした。個性豊かな登場人物にはみな愛着が湧いたので、トゥルーの後はどんな生活が待ってるのかにも胸が膨らみました!なお、森山さんと妹ちゃんも立ち絵はなくともひっじょーに好きなキャラクターでした!登場キャラが全員とても魅力的です! グラフィックもとても綺麗で、くるくる表情が変わる伊那も表情筋が死んでる瑞樹も良かったです。また、時折差し込まれるデフォルメ絵も可愛らしくて非常に良かったです!EDで沢山見直せるので壮観でした。 また、音楽もオリジナルということで驚きました。どれもシーンにピッタリでとても良かったです!(語彙なくてすみません)
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雨音歌う箱庭からちょっと不思議な可愛らしい女の子との会話をメインに進むお話ですが、 ゲーム序盤からのエピソードと欠片のメッセージが不穏だわ不穏だわ。 やがて徐々に真相が明らかになっていくのですが、結構シリアス展開です。 ただ、エンドによっては前向きで救いのある結末になっていますので、 是非エンド5まで見て頂きたいと思いました! これまでの作者さんの作品と同様に凄く素敵なボカロED曲+動画が見られますよ! 謎解きは少し考えましたが、 全部で8つある「欠片」がヒントになって自力で解くことができました!
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バレンタインだからチョコをくれ!チョコが欲しくてたまらない主人公の熱意をひしひしと感じました。 主人公の名前と一人称を決めてからは、登場人物を相手にチョコがもらえるかどうかの二択真剣勝負が次々と繰り広げられます。主人公の一人称を試しに「オデ」にしてみたら狂気度がアップして面白かったです。おススメです。 とてもテンポが良く、出てくるキャラクターたちも個性に溢れ楽しくプレイできました! ED分岐も分かりやすくて親切でしたし、全キャラのプロフィールも楽しく拝見しました!
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【百合】先輩が妹の最後の夏簡単な単語の組み合わせなのに全く理解が追い付かないタイトルでしたが、 プレイをしていく中で意味が理解できたときのなるほど感がとても強かったです。 凄く切ないけど読後感が良いよき百合話でした。 絵/文/曲を一人で担当していてこの出来栄えなのに制作期間がとても短いことにも驚きです!
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【Valentine's・Loved one】作者さんお得意の鬱展開もありつつ、でも救いもあるストーリーでとても面白かったです。 荒んだ世界で育まれた友情、そしてその後に起きる一連の出来事。 大きく分けて2編ありますので、必ず2つ目もチェックしましょう! @ネタバレ開始 発生する悲劇は割と救いようがないものですが、 ドゥーデもコクもなんとかその後も暮らしているのが一安心です。 最後送ったマシュマロに何も入れないところにドゥーデの優しさを、 信じて食べちゃうところにコクのドゥーデに対する信頼を感じました。 それなのに早く忘れたいというドゥーデの気持ちはやるせなく切なかったです。 @ネタバレ終了
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透明人間彼女突然隣の部屋に目には見えない女の子が引っ越してくるところから始まるお話です。 ストーリーを追っていくとだんだんぼやけていた真実に焦点が合ってきます。 そして最後は概要欄の通り解釈によって大きく変わる2つの結末が楽しめます。 真実がどちらにあるか、プレーヤーに委ねられているのが面白いと思いましたし、 コンセプトが非常に上手にストーリーに落とし込まれていました!
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カエルの話このゲームについてカエルが話すだけのゲームですが病みつきになります。 憎めないキャラのカエルのトークがとっても癖になります。 ウザくならないちょっと手前くらいの良い塩梅のしつこさが良いですね。 フザけてるような色々考えているような、底知れないカエルともっと話したくなります。