富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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まじなう乙女はオモイゴトに焦がれるIFゲームシステムも、謎解きが必要になってくるシナリオも、とても面白かったです!長編モードから始めて、途中で短編モードにも手を出しましたが、圧倒的に長編モードが好きです! まず、サムネを見て面白そう!と思ったゲームシステムは予想以上に面白かったです。始めたばかりの頃はコツがつかめずに苦労したのですが、要するに裁判所で逆転するゲームのように詳しく聞きたいところでピンク青ボタンを押してカットインすれば良いんだ!と気付いてからはサクサク進めることができました。自分の正体を明らかにしたい!という目的と情報収集の相性が抜群でしたし、与えられる情報の小出しっぷりがとても程よく、徐々に真相に近づいていくのにワクワクしました。 また、BADでもなんでもエンディングに到達すると初期ステータスが上がり、次周で更なる情報が得られやすくなるシステムも完璧に機能していたと思います。ゲームバランスが素晴らしかったです。 シナリオについては完全にこれはミステリですね。推理モードでは複数の入力箇所がありますし、真相は開始冒頭の印象と比べるととても意外性がありました。また、ラストの真相への近づき方も秀逸でした。ネタバレ厳禁なのでこれ以上はお口チャックします。 最後に、作者さんの攻略記事も情報公開の塩梅が素晴らしく、カバー範囲も広くて非常に助かりました。多少のヒントを見ながら最後までプレイできました。今後、本編を遊べるのを楽しみにしています!
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ケモナーな君をメロメロにしてやんよ!ヒロインの女の子の様々なバリエーションのケモノ化が楽しめる一作です。なんのケモノになるかは選択するアイテムによって決まるのですが、その種類は驚異の30パターン!定番の動物から「こんなの初めて~」なものまでよりどりみどりでした。CGモードがユニークなケモノ娘の可愛らしい姿で埋めていくのはとてもモチベーションが上がり、一気にプレイしました。グラフィックは他では味わえない魅力があり、特に海外でメチャクチャ流行りそう!という気がしました。 プレイ前の方へのアドバイスとしては、アイテム選びの際は気の向くままに選ぶのではなく順番に選んでいかないと漏れがあった時のリカバリーが大変ですよ!メモまで取っておけばより安心です。
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エデンの天使とアンジュの吸血鬼フルボイス&目パチと丁寧に作られたゲームでした。前作履修済なのでより楽しめたとは思いますが、未プレイでも問題なく本作単独で楽しめます。 吸血鬼との異種間恋愛に相応しく、ストーリーはとても重厚かつ壮大でした。序盤で明らかになる復活の儀式の条件がやたら厳しくて鬼か!と思っていましたがその後も随分と切ない展開が待ち受けており、ハラハラとプレイしました。END2つはそれぞれ印象的で味わい深かったです。Trueの方がやるせなさが残りますね。。。 イベントスチルも豊富ですし、クリア後のあとがきも読み応え十分でした。
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ユメビヨリタイトル画面の可愛らしい魔法少女3人とバッジがたくさんもらえるとの情報に惹かれてプレイさせて頂きました。サムネをちゃんと見ずにプレイしたため、冒頭で少女が4人いることにまず驚き、続くシーンの背景にまた驚きました。実写背景の圧倒的現実感の威力が強かったです。 冒頭のシーン以降色々あった少女たちが悪魔の登場を前に協力して戦ったり戦わなかったりするお話ですが、意外性のある悪魔テレーゼの目的はとても納得いくものでした。3つのエンディングが見やすい選択肢の配置だったのも嬉しかったです。バッジが3つももらえるのもホクホクです。
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天使はいないゲームを起動してスタートした時点からBGMや演出に度肝を抜かれました。プレイヤーの心をざわざわさせる力が半端ないです。駄目野郎な主人公の言動に「これはきっと罰が当たるんじゃないか」と思いながらプレイしましたが、救いのない3種の結末を見てそりゃそうだよな~、となりました。 冒頭から結末までノンストップでずっと心がざわざわしてました。グラフィックの彩色センスが本作の雰囲気にぴったりで素晴らしいと思いましす。 お目当てのバッジが手に入れられなかったので、取得条件を教えて頂けると嬉しいです!シークレットだとヒントも見られない!く~。
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地獄の冒険(じごくのぼうけん)2匹のねずみが死後の世界を縦横無尽に冒険するお話でした。お子さんがストーリーを担当されているようで、常識に縛られない発想力や展開が楽しめました。目まぐるしい冒険でした。 お目当てのバッジが手に入れられなかったのが少々残念です。こちら、ストーリーをコンプしたりすれば取れるのでしょうか。気になる~。
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FirstMagic ~はじまりの魔法~放つ魔法の属性を選ぶシンプルなゲームですが、その後思わぬ展開が待ち受けていました。魔法発動時の派手な画面演出や効果音が凝っていたのと、何より声優さんのボイスが良かったです。 エンドロールもきちんと完備されていて、短いながらプレイ後の充実感がありました。
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夏、深夜、コインランドリー過去作プレイ済なので見知ったキャラの登場に嬉しくなりました。登場キャラ3人はグラフィックが非常に綺麗なので淑女の皆さんは心より楽しみください。承和が特にキャラ立ちイケメンだと思います! 主人公目線では登場人物みんな不審者に見えますが、一番の不審者は深夜徘徊が趣味の主人公かもしれません。タイトル絵の構図が素晴らしく、木の葉が揺れる演出もとても印象的でした。
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うさとどのじゃんけんバトルじゃんけんの直前にセーブする荒業のおかげで、サクっと勝ち負け引き分けになれました。引き分けや負けでも差し入れがもらえるのは優しい世界観だと思いました。 お目当てのバッジがもらえなかったのでちょっと残念ですが、看板に偽りなく5分で遊べるじゃんけんゲームで気分転換できました。
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カナタの夏初月 ~石垣島編~同棲中の彼女と石垣島&周辺の島々に観光に行くお話です。 観光地への旅行がテーマとなっている作品らしく、沢山の現地の写真や丁寧な描写があり、疑似的に観光できる一作でした。プレイ中やプレイ後は現地に行ってみたくなることウケアイです。テンポ良く三泊四日の旅行が楽しめました! 彼女である奏多はグラマラスな上に色んな意味で積極的なため、主人公にウラヤマ死しそうになることが何度もありました。水着姿が拝めるシーンでは思わず(心の中で)ウヒョー!と声を上げてしまいましたし、ほぼラストの方では(心の中で)ぐぬぬー!と悶絶してしまいました。