富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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夏の思い出男子校出身だからなのか、自分に可愛い幼馴染がいなかったからなのか、 理由は分かりませんが終始主人公爆発しろとしか思えませんでした(笑) こんなに主人公に感情移入できないゲームも珍しいです!! @ネタバレ開始 そしていまだかつてここまでモブを地で行く主人公の彼女がいたでしょうか! @ネタバレ終了 ラストの1枚絵はとても素敵でした。
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かすがいの記憶グラフィックがとても綺麗な作品でした。 キャラクターの設定や個性が光っていたので、 今作だけで終わらせるのはもったいないな、と思いました。 南さんが大活躍する話なんて見てみたいです! EDムービーもとても凝っていて、クリア後のタイトル画面含めて読後感が良かったです。
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吹き溜まりの彼女与えられた衝撃が強すぎて何とも言葉を失うような作品でした。。 本作は主人公と紗雪の愛の物語です。 ちょっと刺激が強めのため、プレイ後の精神的なダメージのみ要注意です。 安直な悲劇のように読む人もいると思いますが、 個人的には普遍的に転がっているリアルさを感じました。 現実味、というか可能性が奇跡的なものだと感じたのは再会シーンくらいです。 彼女の境遇から結末まで、ありそうな出来事なだけに心がえぐられました。 @ネタバレ開始 長期間に亘って精神的に深いダメージを負っている相手は、 どれだけ強い愛情を示しても短期間で好転することなんてないですよね。。 そっちの方がよっぽど非現実的ですもんね。。。 ちなみに別のフェス作で学んだ「ほべつに」の知識がここで役立つとは思いませんでした。 こちらの作品では「ホ別ゴム有二万」だったので、これなら推測できそうですね。 「ほべつに」が相場だとすると、やはり不景気なんだと感じざるを得ませんね。 @ネタバレ終了 強いエネルギーを持つ作品をありがとうございます。
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私の執事ジェラルドとても面白い作品でした。 なんといっても主人公とジェラルドの関係性が良かったです。 そしてそれが続くことが叶わなくなる事件が発生するストーリー展開。 伏線と2人の関係性を明確に提示する冒頭から、 テンポ良く最低限の分量で最大限の印象を与えるのは見事だと思いました。 エンドは3つに分岐しますが、 どれも大きな選択に対するそれなりの代償を払わされます。 このトレードオフというか、まさに「選択」とは「取捨」というシナリオが良かったです。 とはいえご都合大団円エンドも好きなのでそれは痛しかゆしですね。 END2が人気のようですが、個人的にはEND3が好きですね!スケールがでかい! @ネタバレ開始 キスシーンとキスシーンのおかわりは鉄板で、思わず朝から身悶えてしまいましたw 雰囲気的にはメッチャ少女漫画みを感じるシーンでした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。
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カラクリノイエ悔しい!いつかやろうと思っていたことをやられた! ということでショックを受けてしまった作品となります。 ちなみに真EDの演出の話です。凄く良いアイデアですよね!くそー。 気を取り直すと、ストーリーと操作性がマッチした良作と感じました。 グラフィックは綺麗ですし、世界観の提示の仕方が素晴らしいな、と。 作中作的に遊べるゲームは難易度も操作性も凄く良かったです。本家のよう。 素敵な作品をありがとうございます。
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東京都心パーファイブ独特の世界観が構成された作品でした。 常人では作れないセンスを感じます。 Live2Dと英語音声のマッチングにより、 なんだかとってもハイソな雰囲気が漂います。 バカゲーなはずのにとってもオシャレでした。 面白い作品をありがとうございます。
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旅籠屋の小女ちゃん -あるひとの旅 編-演出面がとても豪華な作品でした。 背景やキャラクターが良く動きます。 特にラストシーンの演出は圧巻でした。 バックログには要注目です。 ストーリーは一風変わったものですので、 変わった趣向が好きな方におススメです。 間違いなく本作はあるひとの旅です!! 素敵な作品をありがとうございます。
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シロツメクサの恋心なかなか振り切った作品です。制作者様のこだわりを感じました。 こういう思い切りの良さもフリゲならではですよね、きっと。 選択肢が終盤に1度出てきますが、 @ネタバレ開始 その前に選択肢がいるでしょ!とか え、このパターンで「選択ミス」とかあるの!?とか なかなか興味深いものでした。 確信犯的にやられているようなので良かったです(?) @ネタバレ終了 BADの主人公の行動により主人公の心情も良く分かるようになっていました。
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イオエルと左利きのキアメチャクチャ面白かったです!素晴らしい作品でした。 背景含めてイラストは全て自作ということで気合が違います。 世界観に思いっきり没入することができました。 UIやサウンド周りもとても凝っていて世界観にピッタリでした。 登場するキャラクターは個性がきちんと描かれており、 1つ1つの言動にその性格が現れていて良かったです。 ストーリーの起伏もいくつかの伏線とその回収も含めてお上手でした。 @ネタバレ開始 なお、そう言った報告を目にしていませんが相当に泣きました。 エピローグくらいからそこそこきてたのですが、 クリア後のタイトル画面で涙腺が崩壊してExtraでは鼻をかみっぱなしでした。 切ねぇ。切ねぇよぉ!! 安易でもハッピーが見たい族なのですが、これは印象に残りますね。 余韻に浸って涙が渇いたところでちょうど30分という感じでした。 @ネタバレ終了 とても素敵な作品をありがとうございます。
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積もるは白き息と日とザ・ノベルゲームタイプの画面で綴られる物語です。 文章がお上手で描写もくどくなく、ちょっとした言動による心理描写が巧みと感じました。 メインキャラが個性的で基本的には会話も面白おかしく進んでいくので、 特段なにか大きな出来事が発生せずとも飽きずに楽しく読み進められました。 全く個性の異なる女性同士の交流が描かれます。 @ネタバレ開始 心を開いた主人公愛花と友人桜の今後が楽しみです。 @ネタバレ終了 桜視点ではどうなのか、というのも見てみたいですね。