富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
-
(非公開)どきどき!バレンタイン大作戦「悪癖」と同じ世界観の派生作品とのことで喜び勇んでプレイしました。 バレンタイン短編でチョコをもらう!というショートストーリーなのですが、本編をプレイした身からするとなんだかうっすらと恐怖が蘇ってくるようです。ふたば信金のみんなと再会できて満足でした!
-
生きていく勇気~統合失調症になった僕~統合失調症である男性が主人公の物語です。ニーズやリスクを考慮すると商業作品ではまず避けられるであろう設定なので、それだけで本作の存在意義があると感じます。私は作者さんの作品などに触れるまでは恥ずかしながら作業所のことは一切知りませんでしたので、興味・関心を持つきっかけになりました。 主人公は一本気で正義感が強いタイプですが、一方で自分と同じように人にも厳しいタイプです。理解できる面もあるのですが、人それぞれ境遇は異なるので周りからすれば困る点も多々ある様子が伝わってきました。 統合失調症と一括りにしても個人差が大きいということは本作をプレイして良く理解できました。ただただ天使のように描いてお茶を濁すような昨今の風潮と比べてよほどためになった感があります。リアリティのあるストーリーもとても興味深かったです。 -
虹色の生き方LGBTのLを題材にした作品です。当事者同士の葛藤や周囲の受け止め方などは状況によって様々だと思いますが、それらを描きつつ基本的な知識や問題点を示してくれる作品でした。 ただ、それなりに予備知識があるからかもしれませんが、このテーマでストーリーをきっちりまとめるには現状の分量では若干短かったように思いました。都合の良い展開、駆け足に見えてしまう部分が少々あるように感じました。 とはいえいつも難しいテーマを正面から描く作者さんの姿勢は常に応援しています。 ちなみに途中で選択肢が出てくる場面ですが、当然の如くセーブ&ロードで総当たりしました。こういった遊び心はとても好きです。 -
メイのトバリ前作『イツツメのセア』をプレイしており、絵柄も素敵でゲーム性もあり面白かったので今作ずっと気になっておりました。近いうちに遊ぶ!と言いつつ1年半が経過してしまいましたがようやくプレイできました。前作と世界観を同じくする作品で異なる人物が描かれているのですが、とても面白かったです。 ネタバレを避けてコメントすると、冒頭はサムネやタイトル絵の通りのヤンデレ系女の子拉致監禁ゲームとしてスタートするのですが、そこからあれよあれよという展開を見せて非常に印象的なエンディングを迎えることになります。True ENDは個人的にとても好きな形の終わり方でした。切ない。 グラフィックは綺麗で背景・スチルなど非常に豊富ですし、前作同様探索ゲーの趣もあります。マルチエンドで様々な展開を楽しむこともできますし、おまけ含めてストーリーが特に大満足でした。 プレイ時間3時間ということで少し構えてしまっていたのですが、1時間半くらいで隠しバッジ以外はクリアできました。でも隠しバッジ!あなたはどこに!! -
大掃除予備知識があまりない状態でプレイしたので、エンディングでとても驚きました。まさかMVが流れるとは! 私は絵も音楽も全く嗜まないのですが、共感ポイントがかなりありました。でもまぁ生きてるだけで丸儲け!日々生活しているだけで偉い!の精神です! メインディッシュは最後に楽しめますが、前菜として?大掃除あるあるも沢山楽しめるゲームでした。 @ネタバレ開始 中学の美術のポスターの宿題を前に陸上系サラリーマン漫画を読んだら朝になっていた記憶や高校のテスト前にサンデー連載だった高校柔道マンガを全巻読みした記憶が思い出されました。どちらもそもそもの目的は大掃除ですらないですが!! @ネタバレ終了 -
ファンタジー世界の歩き方とても綺麗なまさに幻想的な背景を楽しむ作品となります。 背景がメインでそれをテキストが補足しているようなイメージでプレイしました。背景素材として公開されているのを以前見て興味を持っていたのですが、本当に綺麗です!様々な世界の1枚絵もさることながら、やはりタイトル絵の飛行船と地図がテンション上がります! エンディングやクリア後の一工夫もプレイしていて嬉しくなりました。 -
少年カンテラとハイツコールハイツコール!ハイツコール! 今更ながらずっと楽しみにしていた作品をプレイしました。絶対的に信頼している作者さんのゲームでしたが、期待と想定を大きく上回る圧倒的世界観に酔いしれました。まるで本当にハイツ鏡野がこの世の、いやこの世とあの世の狭間のどこかに存在するかのような、作者さんが実際に見てきたかのようなリアリティがありました。ゲームを構成するあらゆる要素が一体となり、この世界の魅力を放っていると感じました。 登場人物は全員が全員個性的で異彩を放っているだけでなく、ハイツという閉ざされた世界の中でお互いの関係性も描かれていてとても満足できました。どのキャラクターも登場した瞬間に魅力を感じるのが凄いなぁ、と。ゲームは時間制限付き探索ゲームといった趣です。このシステムのおかげで臨場感も増しますし、登場人物に対する初対面時のヤキモキ感が高まった気がします。 短編ながらすべてが濃密な作品でしたが、本編同等のボリュームのおまけも素晴らしかったです。キャラクターとのお別れを名残惜しむプレイヤーの気持ちを汲んでくれたような全キャラことなるミニゲームが素敵です。本編同様絶妙な難易度で非常に楽しめました。 「圧倒的世界観」や「総合芸術」といった言葉は本作の形容としてピッタリと感じました。 -
モールス信号を君に大学生活の割と普遍的に存在するような1シーンを切り取ったような掌編作品ですが、改めて感情や人と人との距離を描き出すのがお上手な作者さんだなぁと感動しました。1つ1つの表現が凄く好きです。グラフィックや音楽の演出も非常に印象的かつ効果的です。 あとがきで制作のスタンスなどを開陳して頂けるのも個人的にはとても嬉しかったです。 -
竹取物語姉弟の短い会話が複数パターン楽しめる一作です。 男兄弟しか知らずに育ったのでナニコレ羨ましい!の感情一択でした。 ぶっとんだ姉もさることながら弟君はそれ以上の変人かもしれません。 -
last summer train導入や演出を含めてゲーム全体がまとう雰囲気がとても素晴らしい掌編ゲームです。 なんだか想像力をとても刺激させるストーリーでした。 たち耳くんの優しさや包容力がとても素敵に感じられました。
