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富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション

  • DANCING×DANCING
    DANCING×DANCING
    画面から感じる懐かしの音ゲー感もある覚えゲーです。 グラフィックは非常に数が多く、かなり動くのでテンションが上がります。 主人公のアフロ加減もとてもゴキゲンで良い感じです。 ゲーム全体のデザインがとってもシャレオツでした!! ストーリーモードをクリアすると自キャラを増やすことができるのですが、 作者さんの他作品のキャラが多数登場するオールスター感にワクワクしました。 全キャラのモーションとポーズがあるの、グラフィック数的にもかなり凄いです。 いつも不幸な目に遭う某シリーズ主人公の動きが非常にイメージ通りで良かったです。 8コンボは割と気合を入れないと間違えていたのでこりゃダメなのかな? と思ったらコメント欄的にはかなり優秀な部類だと分かり朝からドヤ顔です!

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  • アルティメット桃太郎
    アルティメット桃太郎
    ぶっ飛び系のギャグ作品ですが、爽快感が抜群でした。 即BADが楽しくてうっかり全選択肢を選んでしまいます。 リアルテイストの表情や時折出てくる毒っ気がとても良かったです。 あ、あと一番最後のテキストも良かったです。こういうの好きです。

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  • 2 / 5 Frontier
    2 / 5 Frontier
    超本格SF作品でとてもビックリしました!! 宇宙や人類など壮大な規模のストーリーでした。 冒頭から豊富なアニメーションや演出にワクワクしましたが、 その後もタイトル通り開拓マインドを刺激されるような展開が続きます。 エンド4ルートはそれぞれ全く異なる結末が楽しめました。 キャラも個性豊かで、中でも食欲魔人のエクシが本能に忠実で可愛かったです。 宇宙船外では話し掛ける度に違うポーズで現れるので遊んでいてワクワクしました。 マギラスを筆頭にロボット勢も魅力的でした。ここは鉄板ですよね!! Dログ入手や戦闘シーン、クリア後のおまけなど遊び心も随所に感じられました。 1点注意としては、本作は考察のしがいがあるかなり重厚なお話なので、 気を抜かないできちんと状況や背景を追いながらプレイするのが吉です! 私はまだまだ理解できていないと思われる部分があるので、 エピソードが追加されたところでまたじっくりと遊びたいと思います!

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  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    物凄く面白かったです!まず初めに自分にとってストライク過ぎる90年代ゲーセンという舞台設定と、明らかに「分かっている人」が作っている何の不満もない描かれ方が最高でした。が、このあたりの感想は受け手サイドの話過ぎるので後ろに回して非表示にするとして、もう少し汎用性の高い部分から触れていきます。 まず、地の分のテキストと会話時のセリフとシルエットキャラを駆使した表現がとても良かったです。動きが見えることで臨場感を持たせつつ、心情面もきちんと描かれていました。また、かなり凝ったことをやっているのに視認性や待ち時間などのストレスが全くないのも凄いな、とプレイ中から感動しました。 当時を知らない方でもきっと具体的にイメージが湧くであろう子どもから見たゲーセンの空気感も最高でした。ゲーセンの描かれ方だけでなく、感情の動きや言動、自分の周囲の景色の見え方なども小学生である主人公目線が徹底されているなと感じました。具体的には登場人物への少し偏見に近い印象の持ち方や少し直情的なところ、大人なら誰でも知っている言い回しを理解していないところなどなどでしょうか。 ストーリーの設定、展開も非常に良かったです。決して恵まれていると言えない家庭環境に育った主人公がゲーセンに集う人々との心温まる長期間の交流を通じて徐々に成長していく様は非常に感動的でした。実在しそうなキャラクター造形やリアルを感じる設定や展開を各所に織り込んでいることで、ノンフィクションのような味わいもありました。ラストシーンも余韻が残り凄く良かったです。 キャラクターは主人公の身内以外はかなり魅力的ですが、個人的に一番好きなのはヒジキさんです!!エライぞヒジキ! @ネタバレ開始 格ゲーに牽引されたゲーセンブームの際にまさに主人公と同年代かつゲーセンに通っていたため、もうなんていうか郷愁感が凄かったです。あの頃は不動産オーナーがテナントに貸すより儲かりそう、という感じでビルの一室がビデオゲームのみのゲーセンみたいなのも探せばちょこちょこありました。女子トイレどころか男子トイレすらない店もあったような気がしないでもないです。そういえば100円3クレジットみたいな店を見つけたヤツは勇者だった。そして小学生はまだまだプレイングがイマイチなので中高生や大人に乱入されると大体負けてましたが、そこで返り討ちにできたヤツはもう無茶苦茶ヒーローでした。プレイ中は自分の経験に照らしてバーチャ―2とか鉄拳2くらいの時期を想像しながら遊びましたが、具体的な設定が何年だか分からないから特定できない!でもそれが却って誰もが感情移入できるような配慮だなと思いました。スト2もブームは多分90年代ですもんね。 限られたお小遣いでなるべく長い時間遊ぼうとするユーキはもう小学生の頃の自分か!と。ちなみに多人数参加型メダルゲームもあんまり人がいるとメダルが回収できないことがあって、大学生でもわざわざ休日の朝一に通っていたのを思い出しました。人間そうそう変わらないものです。 @ネタバレ終了 というようなあまり思い出すことはないけれど、少年時代は夢中だったもしかしたら凄く大切な人生の思い出が次々と蘇ってきたという意味でも珠玉の体験でした。本当に素晴らしく、かつ好みど真ん中な作品でした!

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  • 断罪室
    断罪室
    管理人のビジュアル、色彩、テキストなど鮮烈な印象を与えてくれる作品です。 強い示唆を与えてくれる、とてもメッセージ性の強い作品となっています。 私自身のモットーから、全選択において選択をしないという選択をしました。そういった選択をした以上は結果として色々起こるのですが、無責任な選択をしないという選択をしたことの責任は負うしかないよなぁ、と思いました。なんのこっちゃ。 個人的には数字が振られていなかった部屋の存在と、作者さんの優しさを感じる衝撃を和らげてくれるおまけが良かったです。 とても印象的な作品でした!

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  • 超時空ジュース屋さん
    超時空ジュース屋さん
    コミカルなノリが楽しいお店屋さんゲーです。 とぼけた主人公と師匠ロノスの掛け合いがとても面白いです。 登場するお客さんはどこかで見たようなキャラから印象の強いキャラまで十人十色です。現れたお客さんに合わせてジュースを提供するのがプレーヤーの役割ですが、初回プレイで最高ランクを達成してホクホクです。3周ほどプレイしましたがまだ全然お客さんが埋まらないので、折を見てちょこちょこ進めたいと思います。にしてもついうっかりいつも最高ランクにしてしまい、エンディングはそれしか見てない! ちなみにどうでもいいことですが @ネタバレ開始 クリア後に表示されるマーク、紛らわしすぎだよ!! @ネタバレ終了

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  • 儚き魔術師は虚無に棲む
    儚き魔術師は虚無に棲む
    個性溢れるスタイリッシュな数学モチーフのノベルゲームでした。 イラストとシナリオの織りなす世界観の唯一無二感が高かったです。 メインキャラクターはみんな厨二的な魅力に溢れていました。 個人的には純粋に知的好奇心が満たされるレッスンが印象的でした。 私自分自身は高校入学時点で勉学へのモチベーションがなくなり、 数1数Aをほぼ寝ていたら挽回不能になって文系一直線というダメ人間ですが、 先生が優しいので全く苦痛を感じずに読み進めることができました!

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  • ※※※
    ※※※
    これは!とても面白かったです! ゴリゴリ腐女子な主人公の異世界でのムーブが面白過ぎて、先の展開にずっとドキドキワクワクしっぱなしでした。新たにキャラクターが出てくる度に面白い面白い。 テキストは自分はあまり読み慣れていない感じのテイストでしたが、主人公のちょいサバサバした腐女子っぷりがとても好感が持てて、始まりから終わりまでずっと漏れなく面白かったです。グラフィックも背景+立ち絵という感じではなく、多くのシーンがより作画コストがかかりそうなアニメを切り取ったような構図で表現されていて臨場感がありました。 もう無茶苦茶にのめり込み、結末まで一気に読み終わった上で続きまだー!という心境であります。感想欄の返信で続編に言及されていてメチャクチャ喜びました。 続きがもし出たら即遊びたいです!! ちなみに一番好きなキャラはメインキャラの中でサムネに登場していないアイツだ!

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  • メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    なるほど!そういうことだったのか!と完全にだまされました。 多少想像できた部分はありましたが、核心部分は完全に意表をつかれました。 また、驚きを提供するというだけでなく、世界観は作り込まれていましたし、 なによりエンディングのグラフィックの表現が素晴らしかったです。 濃密なプレイ体験をありがとうございます。

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  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    夕暮れの土手というワンシーンで完結する掌編作品です。 場面の描き方や情報の出し方が非常に素晴らしかったです。 タイトルや序盤の情景からのプレーヤー心理をきちんと考えた作品だな、と思いました。 振り返って見てみるとあらすじの説明もとても洗練されています。 短いながらもセリフ運びや構成の1つ1つが完成された作品でした。

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