富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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モモタロウさん、モモタロウさんスーパーダークな日本昔話となっており、とても楽しめました。 概要がスッキリなので何を言ってもネタバレになってしまう!! @ネタバレ開始 登場するイヌサルキジが鬼退治に対して後ろ向きすぎるのと、 どうみても怪しいキビダンゴの登場にテンションはうなぎのぼりでした。 キビダンゴがシンプルにアレだったので笑ってしまいました。 桃太郎さん、おぬしも悪よのう!! 悪い桃太郎さんがとっても楽しめましたし、 覚醒して強くなる鬼のおかげでスカッともしました!! @ネタバレ終了 はっ、やはり全てネタバレ伏字になってもうた!
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蝉と黒ギャル独特な雰囲気を持つ作品で、情景や心理描写がお上手だと思いました。 気だるいけど弟思いの黒ギャルちゃんの空気感がとても良かったです。 人は見かけによらないを地でいくキャラだと思いました。 セミの抜け殻は子どもにとっては宝物ですよね!!
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白雪姫の子白雪姫のストーリーを下敷きにその後を描いた作品です。 これぞザ・ダークメルヘンと言った印象を受けました。 グラフィックがとても綺麗で、幕間のアニメーションも素晴らしかったです。 @ネタバレ開始 白雪姫の子!なんて恐ろしい子! @ネタバレ終了
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ヒーローショーへ行こう!幼馴染とまったりヒーローショーに行くだけの掌編なのですが、 ちょっと印象的な出来事が起きるのでほっこりします。 本作のお話のように状況にあった優しさを表現できるのは憧れますしカッコ良いですね!
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GrayWorld結構親切にヒントが出ている謎解きが含まれるゲームです。 開始冒頭とプレイ後で随分と異なる印象を受けました。 何事も大抵気の持ちようだと思っているので凄く共感できました。 短い時間でとても暖かい気持ちになれる掌編作品でした!
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だから、私は悪くない大好きなディストピアものなのでとても楽しくプレイしました。 モードは2つともプレイしましたが、動画バージョンの方がおススメです。 ナレーションがあるだけでなく文字の出方にインパクトがありました。 利便性を追求して行き着く所まで行くとこんな感じかなぁと思わざるを得ませんでした。
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雨夜の山荘で君は惑うよくぞ本作を作ってくれました!! というのが本作を初めて見つけた時の感情です。 プレイ後には素晴らしい作り込みだなと感動しました。 ゲームは超王道のクローズドサークルもののミステリーゲームです。そりゃそうに決まっている!というお約束の展開が続いてテンションは上がる一方でした。こういうお作法みたいな部分はやっぱりきちんと描かれると気持ち良いですね! 超有名サウンドノベルを彷彿とさせるような舞台設定となっていますが、キャラクターはシルエットではなく3Dでの造形となります。従って、原典的な有名作だけでなく、後続の同ジャンルの名作たちにも通じるような雰囲気を感じました。また、ゲーム内では某国民的アニメのような演出もあり、色んな名作たちの面影を感じられる素晴らしさがありました。いずれかが好きな人はみな大喜びできるゲームだと思います。 背景や動画などは驚くほど豊富に用意されており、臨場感の演出は凄まじいものがありました。ここが本作で一番感動した部分だったりします。 さて、肝心の犯人当てについてですが、初回プレイで見事早めのタイミングで犯人を当てられた!ようなそうでもないような感じでした。というのも、脳が退化しているのか、キャラクターの区別が付かずず選んだつもりが間違えてやり直しになってしまいました。悔しい!老化が憎い!!! まあでもロードして2回目でちゃんと初回プレイで当てたので大満足です! じっくり考えれば犯人は絞られるような内容になっていますし、そうでなくても展開がとても楽しめるかと思います。 作者さんは若い方のようですし、次回作も制作中とのことですので、今後のご活躍も心から応援いたします!やっぱりこのジャンルは最高です!
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はじめましてボクのカノジョ分岐のある短編ノベルゲームのお手本と言うべき作品だと思いました! キャッチーな冒頭から始まり、選択肢によって全く異なる結末に分岐していきます。いくつかのエンディングは展開が非常にしっくりきてエンドロールも準備されており、正史がどれなのか受け手に委ねられているのもとても良かったです。様々なタイプのエンディングが盛り沢山です! 個人的には一番しっくりきたのは @ネタバレ開始 ホラー気味なエンド(エンド2ですか)でした。始めの方に到達したこともあるかもしれませんが、なんだか凄くピタリとはまった感覚がありました。 @ネタバレ終了 カノジョのグラフィックはいずれも魅力的で、特に残業で帰ってきた主人公に食事を作ってくれて食べているところに付き合ってくれる絵が好きです。(サムネ5点目) @ネタバレ開始 いずれのエンドにとっても全く齟齬が発生しないタイトル絵がそもそも物凄く秀逸だとプレイ後に改めて震えました。 @ネタバレ終了 印象的なグラフィックとともに様々な展開が楽しめる作品でした。
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【謎解きx脱出!】ありすえすけーぷノベルゲームの枠組みを存分に用いた謎解き脱出ゲーでした! では済まされないなんともウリが盛り沢山なゲームです。 まず、タイムリミットが自然になるキャッチーな設定が良いです。そりゃ急いで当然ですし、急がないのもまた一興という素晴らしい舞台設定!設定だけでなく、どの探索ポイントをクリックしても芳ばしいテキストのオンパレードです。本作が広く受け入れられているということは世の中の許容ラインって意外と深いところにあるのね!?とちょっと驚いてしまいました。 本作の謎解きは前述の通りノベルゲーの枠組みを存分に活かしているので、ノベルゲーに精通している人ほど解きやすいんじゃないかとも思いました。アイデアはあっても実装が難しそうなあんなネタこんなネタが楽しめて大満足でした。何が凄いって、色々凝ってるのに動作がメチャクチャに軽い!!! ゲームの設計上動作がもたつくとイライラが凄そうですが、ビビるくらいのサクサク処理でプレイアビリティが満点超えてました。 タイムリミット付きの脱出ゲーというだけでなく、概要欄に記載の通りエンディングは4種類に分かれ、RTA、イベントコンプリートなどのやり込み要素もあります。ヒント機能も自然にゲーム内に搭載され、初心者もコアゲーマーも大満足のゲームというのも痺れます。 @ネタバレ開始 私は初回プレイで10分をギリ超えた瞬間にムキー!となりましたが、かなりサクッとスリーポイントを10000点で決めて自尊心を無事に回復できました! @ネタバレ終了 最後に、ありすちゃんの声を担当されたちるひさん、心からお疲れ様でした!!! 本当に!!
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化け猫センリは愛を知らないキャラクターのアニメーション技術が凄い作品です。 メインキャラ全部アニメーションパターンが豊富ですし、 スムーズな横移動とかあまり他の作品では見られない気がしました。 @ネタバレ開始 攻略順はタキ、クロ、シロの順でした。 タキが成長して颯爽と目の前に現れるのは何度見てもおおっとなりました。 クロは優しい誠実キャラでシロは危なっかしい俺様キャラといった感じでしょうか。 @ネタバレ終了 攻略対象キャラはそれぞれ異なる個性があり、展開の違いも楽しめました。 本編の糖度はそれなりですが、後日談がかなり甘々です! 人外系BLが好きな方は特に大満足に違いない作品だと思います!