gawaのレビューコレクション
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てんがいちかく優しく悲しいお話。 周回する事で二転三転する結末に驚きっぱなしでした! 記憶喪失という設定をうまく使った作品だと思います。 @ネタバレ開始 大河君がオニユリみたいな人で良かった……。 悲しいですが、最後の結末が好きです。 @ネタバレ終了 周回することで徐々にわかっていく、選択肢が変わっていくギミックが特徴的で記憶に残る作品でした。 ありがとうございます。 -
隠さなきゃ隠し続けた先のお話。 初めは小さな、けれども本人にとっては大きな隠し事から始まって、歳を重ねるごとにどんどん大きくなり…… 誰か気付いて! 隠さなくていいって伝えて! と思いながら読み進めました。 @ネタバレ開始 気持ちの代弁を2章でお兄さんがしてくれたので、ほんとに嬉しかったです! 3章のとあるエンドでは、お父さんが不憫でした……w トゥルーエンドでは、はたしてどんな気持ちだったのでしょう……。 隠し続けなくてよくなって解放感で幸せなのか、隠していることが苦しくて気付いてほしかったのか……はたまたもっと複雑な心境なのか。 隠す必要のない人生を歩んでほしかったの願わずにいられない作品でした。 @ネタバレ終了 4章?から始まったときには「あれ?」と思いましたが、読み進めて行って納得の演出でした! 心に刺さる作品、ありがとうございます。 -
タイトル無し失う恐怖、失った事に気付く恐怖、それすらも失われていく恐怖……。 『タイトル無し』というタイトルと真っ暗なトップ絵から、どんな作品なのだろうかとプレイしましたが、まさかこんなにゾッとするとは思いませんでした。 登場人物に何が起こったのかはっきりとした(それらしい記述はありましたが)いきさつなどは説明がなく、けれどそれを含めて「失われてしまった」のかなと思うと……この後に続くであろう無限地獄を想像してしまい、恐怖が増しました。 周回方法も選択肢が「失われていく」という手法で、斬新で感嘆しました! 文字と暗闇のみで様々な事を考えられる作品、ありがとうございます。 -
難儀な哲学者ロボット二人(二体?)が夜に雑談するお話。 世界観は多く語られませんでしたが、作者さんの別のお話でわかるのかも? 隠しエンドへのギミックが斬新で、「まさかそんなところに!」と驚かされましたw 不思議な雰囲気の作品、ありがとうございます。 -
地球最後のツンデレツンデレの心中がわかるゲーム。 ツンデレの人に会った事はありませんが、どの人も同じように言動と心が一致しなかったりするんだろうな……と考えながらプレイしました。 @ネタバレ開始 『滅亡させる』為に動くのは新しい展開で、楽しかったです! 一回滅亡させてしまった後のEND6が好きです…… @ネタバレ終了 楽しい作品、ありがとうございます。 -
気づいてよ彼女ちゃん可愛らしい絵に隠される、彼女ちゃんの心……。 END1,2,3で明らかになる事実に「そういうことか!」となりましたが、そこからさらにEND4の展開で驚きました! @ネタバレ開始 俺君と一生お幸せに! @ネタバレ終了 -
キカイなカノジョ2週目のあの追加シーンで心が……痛いっ 主人公と彼女の、付き合っている時とその後のお話。 @ネタバレ開始 タイトルから、「彼女が機械なのか、奇怪な行動をするのかも」と邪推してしまいましたが、作品を読み終わった後は『心を読み取れる(読み取ろうとする)かどうかで、機械にも奇怪にもなってしまうんだな』と感じました。 付き合う前後で彼女の反応が変わっていて、とてもほっこりしました。 主人公も何かを感じ取れて、前に進めると良いなと思います。 @ネタバレ終了 心を感じる作品、ありがとうございます。 -
嘘とサプライズテンパったからって、〇〇〇の色を聞いてはいけない。 そう心に誓いを立てるお話でしたごめんなさい冗談です真面目にします通報しないでください。 謎の少女との軽快なやりとりを楽しむ作品でした。 初めは「この少女の目的はなんだろう?」「なぜこんなにぐいぐいくるのだろう」と警戒と共に勘繰ってしまいました。 けれど作品を読み終わった後に、ああ会話って本来こう他愛もなく、分け隔てもなく、楽しむべきものなのかも……そう感じました。 子供の頃に何も考えず、感じるがまま、誰彼構わずお話して楽しんでいた事を思い出し、歳と共に心に鎧でも重ねちゃったのかななんて悲しくも思いました。 会話する楽しさを思い出させて頂ける作品、ありがとうございます。 -
メモリ - 学校の怪談 -作者さんの語彙力の高さ、そしてその力を軽快に当てはめていく文章に惹き込まれる作品でした。 前作から引き続いて独特な世界観の中、まるでパズルを間違える事無くはめていくような推理が爽快です。 超記憶があっても、そこから何を感じ取ってどう思い、行動するのか……見落としがちな大事な事を知れたと感じました。 @ネタバレ開始 エピローグを含め、松村君と先生のかけあいがハラハラしました! さながらライバルのようなあの関係、好きですっ。 @ネタバレ終了 残る謎は次回で描かれるのか、百合子とみんなはどうなるのか、次回が気になって楽しみです♪ 素敵な作品をありがとうございます。 -
メモリ - 迷い犬 -「超記憶力」という設定があるからこそ説得力のある推理、そして残る謎が気になるお話でした。 モノクロであるだけでなく、思い出を語り聞かせているような文体が特徴的で、独特な世界を感じる事が出来ました。 一匹の迷い犬を巡って繰り広げられる推理には舌を巻きました。 先生いったい何者……? @ネタバレ開始 そしてエピローグ! 続きが気になってしかたありません。 @ネタバレ終了 三部構成のようなので、続けて読ませて頂きます! 素敵な作品をありがとうございます。
