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ミズナツのレビューコレクション

  • 母の片腕
    母の片腕
    紛争地域で暮らす少年の物語でした。 重い話ではありますが、今も世界のどこかで起きている可能性があり、その事実に触れると胸が苦しくなりました。 @ネタバレ開始 少年は過去の傷と向き合って生きていかなければなりませんが、母に会えたこの瞬間だけでも幸せであることを願っています。 @ネタバレ終了 考えさせられる作品をありがとうございました。

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  • 自殺を止めるゲーム~最上最寄は死ぬことにした~
    自殺を止めるゲーム~最上最寄は死ぬことにした~
    少女の自殺を止めるゲームでした。 何度も彼女の最後を見届け、過去が明らかになるごとに、彼女を絶対に助けたいという気持ちが強まりました。 @ネタバレ開始 明らかにされた真相は、本当に自殺を止めるゲームであり、衝撃的な展開でした。そこからのどんでん返しの連続で更に驚きました。 ノーマル・ハッピーエンドの段階では謎が残りましたが、トゥルーエンドで全て解決して、納得しました。 @ネタバレ終了 ストーリーが面白くて、一気にプレイしてしまいました。 素晴らしい作品をありがとうございました!

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  • パラレルワールド・ラブストーリーズ
    パラレルワールド・ラブストーリーズ
    並行世界で邂逅する僕と師匠の物語でした。 容姿も相まって、ひょうひょうとした態度で語る名言は、まさに師匠の風格。そして、その可愛さに魅了されました。 @ネタバレ開始 「神は死んだんじゃない。変わったのさ。神とは人の良心さだ。あそこにあるのは•••」 「神だったものだよ」 哲学を学んだ事はありませんが、この言葉が深く刺さりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • タイトル無し
    タイトル無し
    黒一色のサムネイルとタイトルに興味を引かれ、プレイさせていただきました。 真っ暗な背景を文章と選択肢のみで進んでいくのが、恐怖よりも無性に不安を感じました。 @ネタバレ開始 最後の演出で「私」が消えていく恐怖や、選択肢で「いいえ」を選んでも逃げられない状況で消えていくのが、不安と恐怖の混じった新鮮な感覚でした。 ※部屋を真っ暗にして、静かな時間にプレイしたら怖すぎて後悔しました。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!

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  • 常夜の国のアリス
    常夜の国のアリス
    和風な世界観に惹かれてプレイさせていただきました。 美しいイラスト、和風な音楽、魅力的なシナリオ、そして猫ちゃんの愛らしさに癒されました。 @ネタバレ開始 「恐れている」「怯えている」ものが怪異として現れるたびに、綾ちゃんの過去を想像すると胸が締め付けられました。 記憶を書き換えられても、最後まで兄のいる世界へ帰ることは忘れない•••彼女にと兄の存在は特別なのだと、物語を通して感じました。 成長した彼女ならば、1人で抱え込むことなく、兄を頼りにしていけると思います。 ですから、これからは2人で支え合って欲しいです。 @ネタバレ終了 前作でも感じましたが、猫を実際に飼ったことはないので、独特な寝息を聞いて驚きました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 大正占術奇譚
    大正占術奇譚
    フェス期間中ということもあり、再度プレイさせていただきました。 時代設定だけでなく、イラストやテキストの随所から大正時代の雰囲気が漂っているのが素晴らしかったです。 @ネタバレ開始 好きな章は「典の占ひ」です。トワ・ヤエコ・ツバルのトリオが物語を通して好きになってしまい、そのため「□の占ひ」でハッピーエンドを迎えたいと謎解きに挑戦しました。 最初は漢字変換と占い一覧で解きましたが、改めてプレイすると各所にヒントがあるので、これに気づければ自力で解けると思いました。 @ネタバレ終了 個人的には、ノヴェル・ゲエムの語感が気に入っています。 システム面も章・選択肢から始められる親切設計で遊びやすかったです。 素晴らしい作品をありがとうございました!

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  • 彼岸の花は夜に咲く
    彼岸の花は夜に咲く
    「誰が殺した小夜啼鳥を」の後にプレイさせていただきました。 その中で「尾の無い猫は夜に哭く」を連想させる要素があり、登場人物との関係性が気になりました。 @ネタバレ開始 「生まれる前に死ぬなんて、可哀想じゃないか!」という言葉が、伊皆の面影がある凪さんから葦島さんに言われたのが重要だったと思います。 この言葉によって何かが変わり、「狐の格子」の彼になったのであれば、それはどんな心境の変化だったのか、とても気になります。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 誰が殺した小夜啼鳥を
    誰が殺した小夜啼鳥を
    「尾の無い猫は夜に哭く」の後にプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 階段が怖かったり、半場のような人間を嫌悪していたり、葦島さんの生い立ちを考えれば当然ですが、実父の影を感じました。 だから、ゾクゾクする笑顔?で爪を剥がしたくなるのも納得です。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!

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  • 尾の無い猫は夜に哭く
    尾の無い猫は夜に哭く
    「狐の窓」の後にプレイさせていただきました。 葦島さんの生い立ちを知って、色々なことに納得しました。 @ネタバレ開始 生まれる前に亡くなった胎児なので性格などに幼さを感じますが、様々な出会い(3・4はまだ未プレイ)を経て「狐の格子」の彼になったのなら、それは成長した人間なのではないかと思いました。 @ネタバレ終了 夜に聞く猫の鳴き声(特に発情期の雄同士の喧嘩)は不気味で、時折赤ちゃんの泣き声に聞こえるので、その感じよく分かります。 素晴らしい作品をありがとうございました!

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  • 月を見上げて
    月を見上げて
    綺麗な満月に惹かれてプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 真相を知った瞬間、胸を締め付ける切なさと彼女を思う温かさ、同じ時間を過ごしたかったと思う彼の気持ちで、胸が熱くなりました。 @ネタバレ終了 短編作品ですが綺麗にまとまっており、プレイ後の満足感が素晴らしいです。 素敵な作品をありがとうございました。

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