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あびのレビューコレクション

  • 十二月のパスカ
    十二月のパスカ
    サムネとキャラデザに惹かれてアップデートお待ちしておりました。 何かを欠いた少年と少女の愛を求める物語。 プレイ時間は若干の休憩を挟んで一時間半程度でした。 何か、とぼかしましたが明確に言える欠けているものは倫理観です。そんな二人を中心とした話です。 特に序盤は重苦しい空気が続くのですが、Chapther4で大きな転機が訪れるので、ひとまずそこまではプレイしていただきたいな、など。 Chapter5のあるシーンではニヤニヤしました。かーわいーい。 クオリティの高い作品で良かったです。あと本当にキャラデザが好き。

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  • ある母子の亡命
    ある母子の亡命
    架空の北国を舞台に描かれる家族の物語。 最初の画面はシルエットをクリックすることで進みます。全く見当違いの箇所をクリックして最初から詰み掛けたのは私だけでいいです。 ビジュアルノベルとしては殆ど全てがイラストで描かれており、その量と言ったら短編ながら圧巻です。また演出も非常に上手い。 亡命するのは母と息子と生まれたばかりの赤ん坊の三人なのですが父親ジルも見所です。厳しい現実の中で絡み合う複雑な感情に、気が付けば物語にのめり込んでいました。 つまり愛です。

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  • A Client
    A Client
    カウンセリング疑似体験シュミレーションということで、少し珍しいタイプのゲームですがシステムとしては所謂性格診断と同様の雰囲気となっています。 こちらの作品はカウンセリング疑似体験ということで診断前後に臨床家の先生と会話する要素が含まれ、また診断結果も会話的に教えてもらえるので、通常のWEBでやるような診断とも少し違った感覚を味わえるかもしれません。 こういった一度だけやってみたい、というようなゲームがブラウザでも気軽にプレイ可能なのはいいですよね。

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  • 素直な赤ずきんと嘘つきなオオカミ
    素直な赤ずきんと嘘つきなオオカミ
    ふんわりとした可愛いイラストとコメディチックな語り手による赤ずきんとオオカミの物語です。 トゥルー以外のエンディングは選択肢で即時回収が出来るので、プレイ難度も低くて遊びやすいかと思われます。 騙し騙されながらも基本的にほのぼのとしたお話であるぶん途中で見た一部エンディングが衝撃的で、このあと何が待ち受けているのだろうとどきどきもしました。 雰囲気を大事に丁寧に作り込まれた作品という印象で良かったです。

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  • 鬼の涙
    鬼の涙
    妙薬となる涙を零す鬼と知らず彼を追っていた猟師の物語。 童話テイストな話で鬼に台詞はなく、彼の心情は地の文の中でのみ語られます。 一生を描くような年単位の物語ではありますが、さくさくと進み、読みやすく纏まっています。 選択肢はひとつですが結末は二種類です。 少し気になった箇所としては、メッセージウインドウ外の自動で進む文章部分がバックログにも表示されないので、そこを読み逃した際にはじめから読み直すことになってしまうのが面倒だったかもです。結局他のエンディングを求めて七周くらいしたからいいのですが!笑

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  • そうだ、勇者になろう!(Ver.1.0)
    そうだ、勇者になろう!(Ver.1.0)
    サムネで気付けなかったけど絵がめちゃくちゃ可愛い。めちゃくちゃ可愛い。 平和な世界で勇者に憧れる少年が周囲に応援されながら平和的に勇者を目指す物語ですね。 現在は説明的な序章のみとなっているようですが、システムを見るに育成ゲームとして展開されていく形でしょうか。 絵も会話も音楽も全体的にほのぼのとしていて癒しの波動を受けたので今後のバージョンアップに期待です。また完成されました際に改めてレビューさせていただきたく思いました。

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  • はじめての!あかねとジョーキョーパズル
    はじめての!あかねとジョーキョーパズル
    ウミガメと聞いて! 題材元は自由に質問を繰り返して少しずつ謎を解き明かしていく思考パズルなのですが、それを問題文からキーワードを選択することで質問者が思い付くような質問内容を複数提示して、また重要な回答を経ることで質問内容が増えていく、というような形式にすることで上手くゲームとして表現されていました。 「ウミガメのスープ」としても勿論のこと、ある日の学生達の物語としても綺麗に纏まっています。 とにかく完成度が高く、ゲーム内でもルールに関する簡単な説明があるので、ウミガメのスープを知らない方にも是非遊んでいただきたい作品です。

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  • 繋ギ工芸館
    繋ギ工芸館
    独特なイラストと世界観による会話が魅力的な物語です。全選択肢を回収しても10分未満でプレイできます。 サス……ペンス……? と思うような出だしでしたが最後は確かにホラーなスメル。 とはいえ基本的にストーリーにおけるホラー成分はギャグで緩和されているのでホラーが苦手な方でもプレイ出来るかと思います。 ただビジュアル面の方で苦手に感じられる方はいらっしゃるかも。サンプルにある鳥皮のイラストが既に駄目な方などは薄目で読もう! あと少し気になったのは「子供」の方の選択肢におけるクリックなしで進んでしまうラストの会話なのですが仕様かしら。

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  • 走れ幼馴染
    走れ幼馴染
    うおお二日で作ってるんじゃないぜ! タイトルや説明文からも察される通り、某有名小説を題材とした物語ですが一貫してギャグです。とにかく幼馴染を殴ることを目標として最初から最後まで走っています。 突然のローディング画面による世界観説明とか謎の実績解除とか特に意味はないアイテムとか(こちら側の不具合でない限り)流れてないのに流れてるBGMとか嫌いじゃないぜ、そういうの! ともあれ目標を達成できるのは良いことだ。

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  • 題名のない童話
    題名のない童話
    雨宿りの為に立ち寄った図書館で黒猫が語った童話の話。 登場人物は全て動物のシルエットで表現されており、背景とも合わせて幻想的なビジュアルになっています。 読むのが早い方なら10分未満でもプレイ出来るかな、という文章量です。 童話そのものを物語としたノベルではなく「童話を語る物語」である構造な為に少し謎が残るような読了感でした。

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