九州壇氏のレビューコレクション
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これにて、一件落着?15分ほどで読了できるギャグテイストの作品。脱力系、シュール系のネタが多く、笑わせて頂きました。 個人的には、突如流れる壮大なBGMがツボでした。こういう表現もあるから、ノベルゲームって良いですよね(笑) 「モブちゃん」が最後までモブを貫いたのも良かったです。
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私が理緒ちゃんを暖めますね。15分ほどでプレイできました。イラストは見ての通り素敵で、表情豊かなところも大変良かったです。本作品序盤のほんわかした雰囲気が結構好きです。 お話の後半は、ドロドロしたものが見えてくるわけですが……(笑) ここも、本作品の大きな魅力だと思います。 ゆずの理緒に対する気持ちは歪んでいるように思ったし、理緒側もゆずに対してアンビバレンツな気持ちを持っている。この複雑な心理をうまく描いていると感じました。僕自身は、理緒の方には結構共感できました。ただ、感性が足りないせいで、ゆずの気持ちにはちょっと寄り添えなかったです(笑) 冷めることも喜びにできるって、すごいことですよね……。実は心のどこかで「またあたためられる」って自信を持っているということなのかな、なんて思ったり。 エンドはふたつありますが、タイトル回収の方のエンドが好きです。
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むいむい。5分ほどで読了できる作品。短いながら、ジーンと心に響いてくる物語でした。つい、他の終わり方はあり得たのかな、なんて考えてしまったのですが、やはりこれしかなかったようにも思えますね……。「彼」の元気そうな様子を見るのは、魔女さんも嬉しかったでしょうね。イラストも魅力的で、特にクリア後のタイトル画面が好きです。
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オオカミガールと機械人形の嘘つきレクイエム少女と、付き人であるアンドロイドを中心に語られる物語。30分ほどで読了できました。シナリオが大変素晴らしい作品です。エイミさん、恵のやり取りが軽妙で、読んでいて楽しかったです。また、ラストはやや重たいテーマを扱いつつも綺麗な終わり方であり、読後の満足感も大きかったです。自分も物語を書くのでよりいっそう感じるのかもしれませんが、本作品は構成が綺麗に整えられていたのも、軽快に読めた要因だろうと思います。最初にオバケが見える、人間のように見えてアンドロイド、といった設定をうまく見せる。中盤はそうした特色を生かしつつ物語を進行させ、読み手をどんどんと引き込む。その後、捻りを入れるも最後は綺麗におとす。短編ながら「起承転結」がしっかりとしていて、お手本にしたい作品だとも感じました。個人的に、おすすめの一作です。
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狸の家狸の家を舞台とした物語。捜査編に時間を要してしまったこともあり、僕は30分ほどクリアに時間がかかりました。 本編は、なかなか不気味なお話で、ゾクッとするシーンもありました。アニメーションも凝っていて、水瓶はなかなか気持ち悪かったです(笑) エンドは、家族になったものが1番好きでした。捜査編は、バトルが熱いですね! スピード感もあって、良かったです。なお、最初はなかなか要領が分からず、「妨害される」→「あいこ」を無駄に繰り返してしまったのは内緒……(笑) 要領が分かってからはサクッと倒すことができました。面白かったです!
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惑星ホテル別の星のホテルにたどり着いた主人公と、そこの従業員らとの交流を描いた物語。全部で1時間くらいで読了できました。 全体として、大変美しいゲームでした。細部まで手を抜いておらず、完成度が非常に高いと感じます。シナリオの内容だけでみると、もう少し暗い雰囲気のゲームになってしまってもおかしくないように思うんですね。しかし、演出やイラストが柔らかく優しげな雰囲気であったため、重苦しい雰囲気はほとんど感じませんでした。おすすめ通り、そのまま眠れる環境でプレイすると最高だと思いますね……! エンドはどれも良かったですが、僕は「新~」になるエンドが1番好きでした。ロボットたちは全員魅力的ですね。お掃除ロボットが激しく動いているところはちょっと笑ってしまいました。
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夜光物語落語家幸次郎が、周りで起こる連続不審死の真相にせまっていく物語。40分ほどで読了できました。ストーリーは、なかなかオチが読めないこともあって、楽しめました。次は誰が死んでしまうんだろうとドキドキしながら読ませて頂きました。 また、どのキャラクターも魅力的で、特に幸次郎が良かったです。お金遣いは荒いし、酒には飲まれるし、思い込みも激しいし……。それでも、どこか憎めない。こういう「愛されキャラ」って、実際にいますよね……! 本作品を楽しく読めたのは、彼のキャラクターによるところも大きかったと思います。
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あなたといっしょに好きな人が幽霊になってしまったお話。3つの分岐含めて、20分ほどでプレイさせて頂きました。2→3→1の順でEDを見たのですが、この順番が良かったこともあって強く心に響きました。 お話としては、王道の展開だと思います。ただ、雅也くんのキャラクターが良いこともあって、ストーリーに深く没入することができました。ED2も綺麗なお話で良かったですが、やっぱりED1が1番好きですね……! イラストも、雅也くんの魅力をぐっと高めていたと思います。表情を見ているだけで、彼の優しさがよく伝わってきました。素敵な作品をありがとうございました!
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魔法使いとかわいそうな女の子。魔法使いが迷子の少女をひろうお話。10分ほどで読了できました。短編ながら、心に響く物語でした。こんなことになると魔法使いが全く思っていなかっただけに、悲しいですね。力を持つ者は、その使い方に注意が必要なんだと再認識しました。少女は一途に魔法使いを信じていたんでしょうね。
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草を育てて草を育てていくゲーム。10分ほどで3年のキャラクターを攻略できました。イラスト含めて、緩めの雰囲気が良いですね。また、最後の台詞で、それぞれのキャラクター性がよく分かるところもよかったです。