富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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あなたをシモネタあるあるで笑わせたい全ED拝見しました!お色気あり、下ネタあり、顔芸ありでとても楽しませて頂きました。開幕直後のヒロインのエチカの恥ずかしい失敗を指摘しない選択肢も十分に酷いですが、それ以上の鬼畜選択肢があってびっくりでした! 意外と(?)ストーリーもしっかりしていて、冒頭のシーンや割とまともなエンド2つも今風な感じでかつ振れ幅もあって良かったです。 最後に蛇足になるかもしれませんが、 @ネタバレ開始 エチカがチンアナゴのくだりを聞いても引かないでいてくれるシーンはどんだけ良い子やねん!と感動すら覚えました。ちなみに私は子どもの頃はよくチンアナゴを縦動きさせて遊んでました。あくまで子どもの頃の話です。 @ネタバレ終了
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あの子に告ると僕の記憶がダドゥンドゥしちゃう
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パラドクス研究部の解けない謎のナゾときとても面白かったです!知的好奇心を刺激される他ではなかなか味わえないテーマのゲームでした。 難解なテーマに真っ向から挑みつつ、だれでも楽しめるようなゲームに落とし込んでいるところが素晴らしいと感じました。手を変え品を変え、ビジュアル面でも工夫をして飽きさせずに最後まで謎解き部分もストーリーも楽しめました。 エピソード毎に細かく区切って部室での休憩タイムを設けているのも配慮が行き届いていると感じました。人間の集中力が高いレベルで持続できるのは15分くらいというのが定説になってきていますが、長くてもこのくらいで1エピソードが終わりますし、電子黒板やノートに都度エピソードやワード解説が追加されるため自然と脳が休まる時間が確保されるこの配慮も良かったです。 1つ目のパラドクスの時から感じたこととして、構図が非常に印象的です。抽象的な概念や思想世界のイメージも含めてビジュアル面でのインパクトがとても強く感じられました。これは文字面だけでは理解が難しいと思われる点を補足する意味でも素晴らしかったと思います。 取り上げられている命題や概念は界隈?では有名なものばかりなので見知ったものが多かったですが、私はいわゆる「知ったか」レベルなので丁寧な解説のおかげで理解が深まったものもいくつかありました。プレイ後に拝見したあとがきや参考文献などを見るにつけ、やはりこのようなゲームを作るには深い知見が必要だと感じいりました。 広く門戸は開かれつつも、非常に奥深いゲームだと思いました!
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空の鏡三者三様なメンバーたちの熱い青春ハートフルストーリーでした。 葛藤を持つ若者のエネルギーの発露としてやはりダンスは鉄板だな、と感じました。フラストレーションを自己表現に昇華する気持ちが熱く描かれており、序盤から作品世界に惹き込まれました。画面全体からほとばしる青春を感じられるタイトルスチルが特に好きです。 @ネタバレ開始 無音ダンスは過去に三浦大知さんのパフォーマンスにとても感動したことがあったので、おおっ!と思って拝見しました。 @ネタバレ終了
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君に詠う見目麗しい金髪ヒロインのイラストと、彼女が和歌・古典好きというキャッチ―な設定に惹かれてプレイしました。プレイ時間は1時間超と表示されていますが、普通のペースで30分弱くらいでした。 ストーリーはchapter毎に短く区切られていてテンポ良く展開していきます。ヒロインがとても真面目なのが良いですね。学生の本文は勉強!を地で行く姿が輝いていましたし、そんな彼女が主人公と恋仲になるのも当然でしょう! 花火のシーンや海のシーンなどがグラフィックも相まってとても印象的でした!ヒロインがメッチャ可愛いです。
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モノクローム・モノローグ2つの視点が入れ替わって進んでいくデスゲーム的作品です。 途中までまったく気付かなかったのですが、色々と仕掛けがあることに気付いて脳汁が出ました。作者さんが仕込んだとある演出がなければ気付かなかったかもしれないので、このあたりのさじ加減も秀逸だと思いました。プレイ中は気を抜かない方が良いですね。 ちなみに一番ラストのシーンがとても印象的で素晴らしかったと思いました。 @ネタバレ開始 色鮮やかな世界は人の心に感動を与えると感じましたし、 それを失った犯人の絶望も引き立つな、と。 @ネタバレ終了
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最近の日常的不可思議 Monday LoopBGM、グラフィック、テキスト、全てのセンスが高い!(語彙!)ここでしか味わえない独特の世界観が完全に形成されていました。過去作はプレイしていなくても楽しめると思います。本作を先にプレイして気に入ったら過去作を遊ぶのもオツかもしれません。 まず作者さんこだわりのBGMですが、1周回って巷でブームともいわれるlo-fiですがこちら今回過去一で素晴らしいと感じました。いわゆるChillout系の曲でほぼ(全部?)統一されているため、日常がループしていて翌日に進めない状況とキャラクターたちのテンションとも非常にマッチしていて素晴らしかったです。なんだかプレイ中はアルファ波がまったり出まくっていたような気がします。 グラフィック表現も秀逸で画面エフェクトが曲調にピッタリ過ぎて驚きました。用意されているグラフィック点数も恐ろしいことになっており、サムネのように状況に応じて常に表示される画像が変わります。しかも画像は動いてます!BGMに凄く期待していたのですが、グラフィックも甲乙つけがたい素晴らしさでした。 テキストもこれまで通りのセンスの良いもの同士の心地よい会話が楽しめます。私は守備範囲外で3分の1も分かりませんでしたが、特に映画通の方は主人公が映画マニアなのでクスリとできるシーンが多いと思います。ループする日常の中で生活する3人の関係性とその変化も楽しめますし、想像に委ねられる部分もあるエンディングも良かったです。 瑛と理素も好きですが、美女二人に終始いじられながらも結構タフなミズミ君のキャラクターも地味に好きです。 あまりにセンスが高いゲームに触れると無粋な感想が躊躇われてしまう例のアレの感情が沸き起こって感想を投稿するのに時間がかかってしまいました。
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絶対ギャグになる世界メチャクチャテンポ良く、初めから終わりまで濃密で楽しい時間が過ごせる素晴らしいゲームでした! いや、もうホント超短編作品なのに(だから?)注ぎ込まれた労力が半端ないです。あるある炸裂のOPから次から次へと表示される1枚絵の数々に驚愕です。躊躇いもなく次から次へと瞬間表示のようなスチルの数々は圧巻でした。 ボケツッコミなのかダブルボケなのか王道なのかシュールなのかも良く分からないカオスなギャグワールドが繰り広げられておりました。看板に偽りなく、確かに全てがギャグになる世界でした。興奮と感動に包まれました。 時折挟まれるアイキャッチが地味にかなりいい仕事していたように思います。
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かご ~KAGO~どこでこんな設定思い付いたの!?という一作。 かごの誘惑に負けた後の展開が軒並み物凄く好きです。1枚絵とBGMとテキストの塩梅が堪らないです。ゲーム全編を通じて随分と笑わせてもらいました。EDもSo coolでした! @ネタバレ開始 プレイしているうちになんだかかごに入って頭を空っぽにしてみたくなりました。頭から真っ逆さまに入るやつを試してみようかと思っています。 @ネタバレ終了
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占い師レイ様の助言一日一回運勢を占ってくれる占い師レイ様! 初めて会いに行ったときは普通の関係性だったのですが、気付けばもうお互いメロメロの甘々カップルに大変身しております。非常にアバンチュールです。基本的には3~5時台にしか会っていないので、朝からイチャイチャするやん!と思っていつも顔を覆った手の平の隙間から見ています。 激レアバッジが欲しくてフェス後は毎日欠かさず会いに行っているのでレイ様への愛着が自然ととても湧いています。バッキバキの腹筋が堪らない!激レアバッジをもらえるまではまだまだ長い道のりですので、もうしばらくはレイ様との日々が続きそうです。