富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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いつもダドゥンドゥを応援してくれてどうもありがとういつもダドゥンドゥを応援している身としてはプレイせざるを得ませんでした。 今回も素晴らしいグラフィックの数々、惜しげもなく投入されるグラフィックの数々に圧倒されました。誰もが圧倒されると思うので是非プレイしてみてほしいです。キャラクターの表情がとっても生き生きとしており、BMGも素晴らしかったです!
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ヤンデレ卒業宣言面白かったです。ゲームを進めていくと想像もしない展開が続き、最後には意外な真実が明らかになり、とても驚きました。ゲームの構成が凝っていてかつ非常に巧みだと思いました。ストーリー展開とゲームシステムもピッタリだったと感じたのも嬉しい点です。 構成やストーリーと同様にグラフィック面でも随所に工夫とこだわりがあり、 プレイ時間は短めですがインパクト抜群の一作でした。
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星巡列車タイトル画面やサムネの通りのポップで可愛らしい絵柄のイラストがたくさん拝める作品です。ストーリーは吹き出しと多くのグラフィックを交えて進むので、変化があって見ていて全く飽きずに終始楽しめました。大きなアイコンを使った感情表現も特徴的で、分かりやすくて良かったです。小学生の初恋を巡る物語、微笑ましくて心が洗われました。 続編追加前の状態でのプレイでしたので、再度続編もプレイしてみます!とっても楽しみです!
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ガ珍ポ!(ゲームクリエイトリフティング)ひょんなことからノベルゲームを作ることになった大学生たちの奮闘が楽しめる一作です。文系だから、ほかにスキルがないからシナリオ担当になるのとかリアルでしたし、グダグダなメンバーの言動を見てダメな奴らだなぁ、なんて思ったものの、『ノベルゲー作るぞ!』とか言いつつなんだかんだ何も進まなかった高校時代を思い出しました。(大学時代もシナリオの勉強のため、とか言いつつただ読書してただけで終わったのも同時に思い出しました) ハチャメチャな展開のオンパレードですが、豊富な立ち絵芸やゲームシーンの演出、途中で選択肢を挟むところなど、飽きさせない工夫がたくさんあってやテンションの高いまま最後まで楽しくプレイできました。メタネタが好きなのでやりとりは面白かったですし、やばすぎる定田のシルエットにも大いに笑いました。
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就労!アクマ・デ・カンパニースタート直後からスタイリッシュでオシャレなUIに心を奪われました。悪魔×ブラック企業という取り合わせがキャッチーで、ブラック上司ならぬブラック社長からの直々の洗礼を受ける新入社員主人公のオシゴトものとしても楽しめました。 取り立てのシーンはよくよく考えるとかなり残酷だったりもしますが、コミカルな展開のため全く気にならずにただただ楽しめました。マルチエンドの全EDとおまけエピソードも拝見しましたが、イベントスチルの数々と、EDシーンの画面が特にお気に入りです。非常にハイクオリティでおススメです。
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幻夜 - ドウラチオの暴虐 -実在の日本と似ているようで異なる、殺し屋が跋扈する帝都東京を舞台にしたノベルゲームです。立場も思惑も異なるキャラの濃い面々が躍動する長編作品でプレイのし応え満点でした。 登場人物は割と順を追って人となりを描写してくれますし、TIPSの補完もあるので凝った世界観も頭に入ってきやすく、置いてけぼりになることなく完走できました。テキストを彩るロック調の音楽やぶっとんだキャラ達、スタイリッシュなイラストの数々も楽しめました。中盤からはアクションシーンの連発で緊張感マシマシの展開が広がりますので気が抜けません。 @ネタバレ開始 クリア後には後日談と次回予告が見られるのですが、次回予告がメチャクチャ強気な内容なので覚悟のほどを感じました。 @ネタバレ終了
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奇妙系ホラーノベルアドベンチャー「怪話2」前作『怪話』はボリュームたっぷりな中編が4本楽しめましたが、今作は1話ずつの長さはやや抑え目にしてエピソード数が増えています。全体としてのボリュームは恐らく同じかむしろ増えているくらいだと思われます。エピソードの中には連作のストーリーもあるのでバランスの良いいいとこどりのような印象を受けました。 ややコミカルなエピソードもあったりするので怖さはそうでもないかな、などと途中までは思っていた時もあったのですが、最終的には恐怖と驚きに圧倒されました。今作もシナリオ・グラフィック・効果音・演出等々、丁寧な作り込みがされていて非常にクオリティの高いホラー作品に仕上がっておりました。 個人的に地味に好きなのはエピソードの最後に表示される地域と年代の表記だったりします。細かいところではありますが、怖い話といえば!という演出なのでこういうのが嬉しかったりします。
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御休憩主人公の設定自体が非常に珍しいのでスタートから非常に興味を持ちました。巷で噂のパパ活ってこんな感じなの?とドキドキしながらゲームを進ることに。自分のステータスは完全におっさん側なはずなのに、なぜか主人公に感情移入してしまう不思議。結構きわどいシーンもあり、怖いシーンもあり、日常のすぐそばにある非日常なホラーを楽しませてもらいました。 @ネタバレ開始 そういえばあったよなぁ、そんなノート。と遠い記憶が呼び起こされました。確認する気もないですが、今も存在しているのか少し気になってしまいました。 @ネタバレ終了
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夜梟伝本作の感想は「カッコ良い!」とにかく「カッコ良い!」これに尽きます。 馬鹿の一つ覚えのように繰り返しますが演出がとにかくカッコ良いんです。これはプレイしないと伝わらないと思うので是非遊んでみてください。表現力が素晴らしいです。ゲームの中で結構重要な戦闘システムは運の要素が強そうではありましたが、何度か再戦すればいずれもそう苦労なくクリアできました。戦闘時のグラフィックや効果音などの演出もとても緊張感があり、間合いの表現なんかも素晴らしかったです。 ストーリーは過去と現代と時空を超えて展開しますが、これもまた印象的でとても楽しめました。過去の行動の結果が現代に大きく影響を与えるのが醍醐味です。語り部もカッコ良かったですし、本当に全体的にカッコ良すぎなんです!
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エフェメラは軌跡を描く確かな世界観が確立されたSF短編作品です。冒頭のつかみがばっちりなことやグラフィックやBGM・効果音が効果的に使われていることもあり、説明っぽさをなるべく排しながら最低限のテキスト量であっというまに世界観に入り込めました。 とてもテンポ良く展開しますが、ミニゲームと食堂のシーンが良いアクセントになっていると感じました。ミニゲームはシナリオとも密接に関係したものでしたし、移動中にプレイしたので数字キーに対応していたのも嬉しかったです。食堂のシーンは遠い未来系SFはこういうのあって欲しい!というものでした。 @ネタバレ開始 ヒヤシチューカは明らかに間のシチューが混乱を生んでますよね。 @ネタバレ終了 本作、シナリオもとても楽しめたのですが何よりグラフィック面に感動しました。美麗なイベントスチルがたくさん拝めますし、メッセージウインドウに表示される主人公の表情も細かく設定されているなど作り込みも丁寧でした。本格的に絵を描き始めて短期間でこのクオリティとは。。。本当に作者さん恐るべしです。ラストはさらにその先を想像させる綺麗な終わり方でしたが、この先も見てみたい!とも感じました。