富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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おねがい! 悪魔ちゃん★★★奔放で魅力的な悪魔ちゃんが楽しめるゲーです。 初手は完全スルーの即エンドから始めて6エンドコンプしました。 ルートによってかなり違った顔を見せてくれるのが嬉しいです。 悪魔ちゃんはキャラデザも言動もとても悪魔らしくて良かったです。 ED回収のしやすさや「えきすとら」でEDリストが確認できる親切仕様でした。
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こたつでごろごろ。掌編作品ですが、かなり絞ったシーンのみを描いているため、 プレイ中はとても想像力を掻き立てられました。 2END+おまけを読むことで世界の状況と2人の関係が見えてくるので、 最後はすっきりした着地点が味わえたのも良かったです。
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うそほんと。概要の通り2キャラ×3パターン=6エンドが楽しめる乙女ゲーです。 プレイ時間はかなり短めですが、しっかり乙女ゲーの魅力が味わえます。 エンド回収しやすかったのがとても良かったです。 ほぼ何も起きない、天然を絵に描いたような主人公が楽しめるルートが地味に好きです。
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陰の盗人マンガ×ドットの夢の融合といえるゲームです。 シリーズ前作同様にエンドロールの演出が凄く好きです。 各エンドで異なるマンガが表示されるのでEND回収がはかどるはかどる! 今作も特殊能力持ちのキャラクターたちが織り成すお話が楽しめました。 面白かったです!
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カノジョクイズ可愛い彼女とムフフのはずが突然クイズを出題されて。。。 初回プレイでは一部の勘を含めて全問正解!と思いきやはて? 2周目3周目と進めていくと違和感がどんどん強くなり最後は!といった作品。 まさに概要の通りのホラーノベルゲームでした。
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魔法少女にうってつけの日おおっ!さすが回転の師匠!と思ったザ・回転ゲーです。 回転だけじゃなくて人間離れした縦揺れ横揺れも楽しめます。 ノベルゲームなのにキャラクターが動きまくりますよ!! なんだか病みつきになるキャラクターの可愛さもありました。 いかなる超展開も高速運動で無理矢理納得させられる、そんなゲームでした。
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交響曲第十番「融合」冒頭から高い文章力に引き込まれました。 第1章の男女の設定は非常にロマンチックで素敵でした。 お互いの心理描写とコミュニケーションを図る過程にリアルさを感じました。 第2章以降のお話もいずれも趣があり、グイグイと読まされます。 とてもスケールの大きな設定と展開が楽しめました。 振り返るとタイトル名がとても秀逸だと感じます。 @ネタバレ開始 最後、あれ?これループものとしても読めません?と思ったのですが果たして。 @ネタバレ終了 大好物の文章上手い系全画面ノベルでとても満足です。 スケールの大きな着想も素晴らしいと感じました。 あ、最後にreadme芸が楽しめるのでDL推奨です!!
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止水 -しすい-和風純愛ファンタジーADVノベルといった感じでとても面白かったです。 感動的なストーリーと魅力的なボディラインが楽しめるゲームでした。 まずグラフィックが非常に、とっても美しいです!線画自体もお上手だと思うのですが、塗りが特に綺麗だなぁと。光の感じや透明感など、過去作に比べても進化しているように感じました(ちなみに素人ですが)。かなりの止水ご褒美ムフフCGが拝めますので、全国の紳士淑女の方は要注目です。プレイ後もじっくり鑑賞モードで鑑賞したりました! 演出は流石の一言でした。終盤の目立つ演出群ももちろん良かったのですが、シーンが変わる際の暗転演出がとても秀逸です。待ち時間のないノンストレス仕様と見た目の良さが絶妙なバランスだなぁと感動しました。シーン冒頭の背景が動くところやフェードなどの演出も相変わらずお上手です。システム周りもどこからでも始められるおまけの配慮が素晴らしいと感じました。シーン選択前にあらすじが見られるのはかなり珍しい気がします。また、ゲームタイトルのところで進行度が分かるのは一度に取れる時間が限られている系プレイヤーにとってはありがたかったです。 最後にシナリオですが、和風の王道のヤツ!という感じで安心感がありました。大きく展開が分かれる3つの結末はいずれも味がありましたが、やっぱり個人的には大吉エンドの落とし方が好きですし良かったです。非常に感動的なストーリーでした。ギャグのはじけっぷりは今作も健在で、特にイワのやられっぷりが良かったです。欲を言えばやられるバリエーションがもっともっと欲しかったですw サムネを見て少しでも気になった方は是非プレイしてはいかがでしょうか! ジャンルの「切ない恋物語ADV」は伊達じゃないです。
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お姉ちゃんの定理超美人だけど数学に対してしか興味を抱かないお姉ちゃんを持つ主人公のお話です。 散りばめられた数学ネタと狂人と紙一重の天才の言動が非常に興味深かったです。 狂おしいほど何かに熱中する様はとても美しい!! 以前熱心に視聴していた「コマ大数学科」という単語が見られただけですぐさま大喜び。 橋のお話では小さい頃に良く読んでいた「はじめてであうすうがくの絵本」を思い出しました。 小さい頃だとムキになってハマっちゃうの凄く分かります。 数学は題材として用いられていますが、決して小難しいお話ではなく、 例えていうなら友情!努力!勝利!みたいな少年マンガ的な王道の面白さがありました。 文章はとても読みやすくお上手で、伏線や重要イベントの描き方が巧みだと感じました。 個人的には @ネタバレ開始 αエンドが非常に好きです。(みんなそうか) ・モブだと思われた友人が実は姉の同類でエンド後の重要キャラであることが判明 ・冒頭から天才性が描かれまくっていた主人公がようやく姉側の世界に踏み出す この2つがストーリーの最後の方にほぼ同時に描かれるので、 即ちお姉ちゃんの定理に向けた最強チーム爆誕にてラストとなります。 @ネタバレ終了 短編の終わり方としてとても綺麗な着地点&爽やかな読後感だなぁと感動しました。
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ひなちゃんのおつかい!カレーの民なのでカレーが作れるゲームと聞いてやってきました! 買い物の成否によって異なる展開が楽しめますが、結末の振れ幅が広い! あんまりふざけると悲しいエンディングが待っていますので要注意ですね。 (エンド5の悲しさったらないですがエンド2も地味にかなり悲しい) 3みたいな形の口がかなり好みなので、 ひなちゃんがその口になった瞬間にテンション上がりました。 様々な分岐が楽しめる、ほんわかかわええおつかいゲーでした。