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三琴のレビューコレクション

  • はるのうみにしずむ
    はるのうみにしずむ
    素敵な物語でした。凪ちゃんの置かれた環境や春海くんのバックグラウンドは特異かつ二人の出会いも複雑ですが、彼らの間で交わされる言葉や育まれる想いはどこまでも純然と真っ直ぐで、普遍的なメッセージを心に残す作品です…! @ネタバレ開始 過去と未来それぞれに背負ったものが重い二人で、望んだ結末を辿ったとは言い難いかもしれませんが、混じり気のない純愛を描いた温かい物語だと思いました。春海くんに対し直球で正直に愛を求めた凪ちゃんと、凪ちゃんの意思を最後まで尊重し献身的に支えた春海くんに、真っ向から強く感情を揺さぶられます。 作中の、『無駄になるかもしれない努力をして凪ちゃんを一人にするより、「そのとき」が来ても少しでも寂しくないように思い出をたくさんつくってあげたかった。』という春海くんの言葉が凄く好きです。凪ちゃんが春海くんのことを「思慮深く、感情的になりすぎない」人だといっていましたが、相手の不安に寄り添うばかりが優しさではなく、残された時間に出来得る限りの方法で愛情を注ぐことが彼の選択だったのだと思うと、前向きで悲嘆を見せない春海くんは本当に強く優しい人だなと思います。 春の海に沈んだ凪ちゃんの最期はとても静かで美しく、春海くんへの言葉も希望を残すものでしたが、そうなれたのは、凪ちゃんが春海くんからの愛情を十分に受け取り、自分が彼の中に残したものを信じきれたからこそではないかなと感じました。一方で、「儀式」という言葉とあの行動が凪ちゃんにとってどういう意味を持つのかを思うと、本当は消えてしまいたくないという生への執着も感じ取れ、幸せと悲しさがぐちゃぐちゃと混ざった感情にもなりました。 二人を想うとこの結末を上手く言葉にすることは難しいですが、作品の最後、「凪ちゃんに出会わなかったら~」からの春海くんの言葉には一片の悔いもなく、そこに普遍的で力強いメッセージを確かに受け取ったように思います。 @ネタバレ終了 この作品に出会えて本当によかったです。 素晴らしい作品をありがとうございました。

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  • 八ツ神のかみかくし
    八ツ神のかみかくし
    とてつもなく面白かったです…!! 全てが丁寧に作り込まれた大作でした。 "神隠し" "物の怪" "土着信仰"などの和風世界観で、 人と神や物の怪との異種交流を描いた 温かくも切ない物語です。 美麗なグラフィックはじめ洗練された卓抜なクオリティで、 起動した瞬間に伝わる作品の魅力にうわぁぁ…!と胸が踊ります。 ジャンルが好みの方はもちろん、是非多くの方にお薦めしたいです。 物語の本筋を追う本編と、キャラクターを掘り下げる番外編の二段構成、 かつ章区切りで途中再開もしやすい親切仕様なのも嬉しかったです。 (あまりに面白すぎてぶっ通しで遊んでしまいましたが…!!) @ネタバレ開始 (▽長文恐れ入ります…お時間あるときに読んでくだされば幸いです…!) もともと、神話伝承や異種交流をテーマにした話は大好きなのですが、本作はそれらを土台にオリジナルの物語をとても丁寧に描かれていて、とくに七ツ神の”御利益”を、彼らそれぞれの”悩み”に転換させる発想が斬新で面白かったです。 神様たちも個性を内に秘めたような繊細で等身大なところが魅力的で、読み進める内に段々と染み出すように彼らの人となりや生い立ち、抱えた悩みなどが見え、終盤にいくほどに愛しさが募っていきました。メインキャラだけでなく夏美さんや商店街の人たち、傍仕えの皆の温かく見守ってくれる存在も素敵で、一人一人ここでは書ききれないですが、本当に皆個性豊かで魅力に溢れていて大好きです。心に刻みたい印象的なセリフも多く噛み締めて読んでいました…!キャラクターは黒鷹くんと禄華ちゃん、セリフは美布ちゃん夏美さんがとくに好きです…あ、でも癒しの恵太くんくんも推しで……やっぱりみんな好き…!!そして一番好きなのは不動の冬くんです! 呼ヶ野の人々と敷之山の神達の、器を捧げ厄災から土地を守るという共生関係の元では、七森の彼らは神といえど"人を攫う鬼"や"物の怪"と等しい存在でもあり、冬くんとは本来相容れないはずだったと思います。 それでも、特殊な体質によって七森の彼らとの繋がりが生まれ、さらにお互いにとって「特別」な存在となるまでの過程が、ときに学園生活の中でコミカルに、ときに過去を織り交ぜシリアスに描かれていて、とても惹き込まれました。仲が深まるだけでなく、枷となっていた神の力と折り合いを付け、逃れられない運命を少しでも自分の意思で選び変えていこうと成長していく姿も印象的でした。最後の一日を誰か一人とだけ過ごせるのも儚くて凄く良かったです……!(全周回しましたが、キャラそれぞれの会話が見れて嬉しかったです…;;) 冬くんとの交流は彼らに大きな意味があったと思いますが、中でも黒鷹くんの想いの強さは特別なもので、最後の選択と桜ENDは本当に切なかったです。一方、帰郷ENDではそれ以上に執着的なものも感じ、もしかすると過去(稲日と世真)からの繋がりもあるのかなと思ったりしました。七ツ神の選んだ器やこの先の行く末も気になります。……色々知りたい真相や今後がありますが、全てを語らず、解釈の余地を残して滲ませるような描き方も堪らなく好きです…。 実は本作の制作進捗をXのポストで拝見したことがあり、ずっと気になっていたのですが、プレイ後振り返って本当に素敵な作品を遊ばせて頂いたな…と胸がいっぱいになっています…!忘れがたい物語で大好きな作品になりました。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品を本当にありがとうございました! 陰ながら、晴様の今後の制作活動も応援しております。

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  • Dear Virgin. - ディア・ヴァージン -
    Dear Virgin. - ディア・ヴァージン -
    とても心に残る作品でした。 グラフィック、演出、文体、楽曲、声優様の演技等全てが素晴らしかったです。 気怠げで暴力的な、媚びとあざけりを綯い交ぜにしたような声で聞く一言一言のセリフが堪りませんでした。人魚姫の話など幻想的な世界観に惹き込んでから、リアルな声音の一言でスッと正気に落とされる感覚にクラクラします。目を引く演出もさることながら、途中で主人公が瞬きしていることに気が付き、没入感の一翼を担う繊細な演出にも感嘆しました。お洒落なBGMを聽きながら烟った煙を眺めていると、本当にトリップするような感覚です…。 @ネタバレ開始 冒頭こそ激しめですが、その行為にも意味があり、歪な共依存と切り捨てられないもどかしくも切ない関係の二人でした。フィクションという線引があってこそで、もちろん肯定するものではないですが、上澄みだけで人間関係の良し悪しを判断したくはないなと改めて感じます。何とも言葉にできないのですが、とても心に残る作品で貴重なゲーム体験をさせていただきました。 さらにCastCommentを拝聴したらRe:nくんの雰囲気そのものでテンションが上がったのと、シークレットの社長さんと巡さんの掛け合いも面白くて後を引き、何もかも最後まで贅沢でした。 (感想を送るのが恐縮なほど圧倒的センスの作品で、バッチを抱え回れ右しようかとも思ったのですが、フェスに後押しされコメント欄お邪魔しました。そして皆さんが仰っている『泡沫神社』が物凄く気になります…!) @ネタバレ終了 素敵な時間をありがとうございました!

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  • mellow fellow【リメイク】
    mellow fellow【リメイク】
    各方面の萌えが詰まったアソートメント作品でした…! エンド毎に違ったテイストの美味しさがあり一作の満足度が凄いです。 @ネタバレ開始  友情〜百合の中間くらいの絶妙な関係で揺れる女の子の組み合わせが凄く好きなのですが、mellow fellowの二人はまさにそれで、がさつ女子×しっかり者美人という最高カップリングを前に、プレイ中はただただやり取りをニヤニヤと眺めていました…! とくに幼馴染エンドが素晴らしすぎて、ありがとうございます!(合掌)と萌えのピークを迎えていたのですが、そこからさらにどんでん返しと萌えのおかわりが待っていたとはびっくりです…。光ちゃんのスイッチが入る場面はテンションマックスでしたが、あの瞬間も突然ではなく、あ。これは…とじわじわ察する感じなのが最高で、一コマ一コマ読み進めるのが最高に楽しかったです…! おまけまで拝見し、光さん視点の回想で透子ちゃんへの愛情の長さ深さを知ってからはますます二人が尊くなりました…( ; ; )とくに素に戻った後、元の関係を引っ張りだしてからかってくる一人称わたしの光さんが優勝すぎて、全ての萌えを掻っ攫われました。 僕の真ん中に…の弦一郎さんも現代スパダリと思ったのですが、こちらの光さんも揺るがない一途さのスパダリ(しかも親友も兼)で最高でした…!! @ネタバレ終了 エイプリルフールな展開とても楽しませていただきました。 素敵な作品をありがとうございます!

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  • 雪葬のネージュ
    雪葬のネージュ
    物語もキャラクターも文章もイラストも何もかもが本当に素晴らしかったです。完成度に圧倒されながらお話を堪能させていただきました。寒い土地の物語は、描写や場面がしんと心に沈み込む様な気がして好きなのですが、本作がまさにそれでした。印象的な場面で登場するイラストの冬景色と、二人の関係や物語の儚さが相まって、感動に向かって気持ちを前のめりにしなくても、ただ読んでいるだけでほろりと泣いてしまうような作品でした。 @ネタバレ開始 赤に染まったアヴェルズさんと真っ白なネージュちゃんという対象的な二人が心通わせるまでの展開がとても自然で温かく、それだけにラストの選択肢と結末のやるせなさが際立っていました…。アヴェルズさんに惹かれる想いと、復讐を遂行する意思の強さが拮抗する中で、どちらの選択と結末にも納得感があり、悲しい幕引きではありますが、ふわあっと満ち足りた読後感でした。 作品のメインテーマではないかもしれないですが、自分の「仕事」に対し、誰かが望んでいるから「在る」んだというアヴェルズさんのセリフが現実的というか存在感のある言葉だなと思いました。アヴェルズさんが、自身の生い立ちや生き方に対して懺悔一色ではないところが、重層的でキャラクターの魅力だなと感じます…! しんみりした結末を先に触れてしまいましたが、何より、可愛い顔で大人のアヴェルズさんを翻弄しちゃうネージュちゃんが終始最高すぎました!対するアヴェルズさんは色々不慣れでオドオドしていて可愛いし、軍牌が上がりきっているこのカップルは推せるぞ…と二人の掛け合いをニヤニヤ見守っておりました。作中のほっこりエピソードも大好きです。 作品に浸った後に読むあとがきも大好きなので、最後まで拝読し楽しませていただきました! @ネタバレ終了 素敵な作品を遊ばせていただき本当にありがとうございます! 作者様の作品が多彩で今後色々遊んでみたいなと思います。

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  • 関守神~さくらびと~
    関守神~さくらびと~
    作品公開をずっと楽しみにしておりました! フルボイス化にイラスト追加等あまりに贅沢すぎて… さらに豪華になった関守神をプレイでき大変嬉しいです。 @ネタバレ開始 (▽長すぎたので畳みました。適宜摘んで読んでいただけたら幸いです…) さくらびとverとフルボイス最高でした…!本当に最高でした…! それぞれぴったりなキャストさんのお声により各キャラの存在感がこれまで以上に際立っており、実況者様がキャラクターに声を当てられているのもフリーゲームならではのロマンに感じてとても素敵でした。中でも一番セリフの多い夜市は、妖艶さはもちろん、声優様の演技の力で幼い頃からの悲喜憂苦がひしひしと伝わってきて、過去の二人の交流も含めて関守神への執着とその重み(説得力)が格段に増していました。さくらびとverになって、随所に登場する関守神の顔グラのとくに照れと怒の顔が可愛く、追加シーンと関守神の表情の両方から、神ではない普通の少女の一面を感じとても萌えました…! 各ENDの破壊力もまたすごかったです…!!(大拍手) @ネタバレ終了 @ネタバレ開始 (▽ネタバレ感想です) 新規シーンと追加イラストでストーリーも更に深く堪能させていただきました! 以前プレイしたときは天津祝詞や橋姫の印象から神話伝承的な世界観を色濃く感じたのですが、今回は東山桜荘子の逸話や江戸初期の史実も絡めた関守神の生い立ちが明かされ、また違った解釈で物語を楽しませていただきました。 これまでは、「本懐をお遂げください」と禍ツ神を現世に放つ関守神の行動の意味を自責と使命感に捉えていたのですが、少女の過去を知ってからは、禍ツ神たちが人間だった頃の苦しみを聞き入れた彼女が、自身の不条理な生い立ちも相まって人間への怨念や復讐心を募らせた…というようにも受け取れました。(とは言え、拝見したこぼれ話で関守神の役目は「ワキ」と書かれていたので、やはりそういった干渉はないのかな…と色々考えたりしています。) もし仮に、使命だけではなく、悲しみや怨嗟にも囚われていたとするなら、そこから救い出した夜市はもちろん、兄の生まれ変わり(?)のような存在の竜次、道を示した白兎、祝福の梅を授けた飛び梅などなど、孤独な少女の再生を見守る儚くも温かいお話に思え、とても切ない気持ちになりました。白兎さんの語りの場面もより一層印象的になっていて、八百万の神々が果たす使命など、贅沢なイラストとともに紙芝居劇のように順々に流れるのが美しかったです。神話や史実と、関守神のオリジナルの世界観が合わさって心にスーッと入ってきました…!(と、ここまで書きましたが解釈が全然違っていたらすみません…さらっと流していただけたらと…) あれ……ヤンデレ青年が少女をめちゃくちゃにする話のはずが、家族を失った孤独な少年少女の再会と救済のお話に…!(涙)以前プレイしたときも物語の面白さと完成度が凄い…と思ったのですが、今回のアップデートで、作品への解釈をより掘り下げられるような補強がされていて、また新たな関守神のお話を堪能させていただきました…!;; (私自身能楽には明るくないのですが、今後触れたり調べたりしたらまた新たな発見や視点が生まれそうでそれも楽しみです!) @ネタバレ終了 素晴らしい作品を作ってくださり本当にありがとうございます…! (再掲で恐縮ですが、白兎さんのFAを添えて…)

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  • 生きるその先に -覚醒編-
    生きるその先に -覚醒編-
    奥深いストーリーを主軸に枝分かれする各ヒロインの物語が素晴らしかったです。 「岐尾森編」のIF世界線で、共通する世界観やキャラクターをより深く知ることができました! @ネタバレ開始 岐尾森編からすでに十二分に感じていたことですが、本作も緻密なシナリオ設計と、物語への引き込み方が本当に秀逸でした。恋愛物語として、共通ルートからヒロイン3人との恋の予兆をしっかりと感じさせてくれますし、一方で、妖怪と人間の対立関係の不穏さや、各ヒロインの一筋縄では行かない影の気配も漂っていて、とにかく先が気になって読む手が止まりませんでした…!個別ルートに関しても、テーマや関係性がそれぞれことなるので毎回お話が新鮮でしたし、メインヒロインは前作共通の鬼晶ちゃんなんだろうと思いつつも、沙姫ちゃんも詩衣ちゃんもエピソードボリュームがたっぷりとあって、進める内に、"準"ヒロインではなくこの子がメインヒロインなんだ!と確信を持って、Endingまで見届けることができました。最初に感じた影の気配は、彼女たちの育った環境や孤独さゆえだったのだな、と振り返って思います・・・;;みんなが未来あるHappy Endを迎えられてよかったぁ…!けれどもう一方のEndも、Badと呼ぶにはあまりに美しく…互いの孤独に寄り添う想いの強さが込められた素敵な結末だと感じました… 攻略順は沙姫ちゃん→詩衣ちゃん→鬼晶ちゃんです。危うい沙姫ちゃんに庇護欲を掻き立てられる詩衣ちゃん…二人とも異なる魅力を持った素敵なヒロインでした!そしてやはり本作でも鬼晶ちゃんの存在感はやはり別格というか…!(3人共メインヒロインなんですが、鬼晶ちゃんはヒロイン以外の色々な役割を物語の中で担っているな…と)岐尾森編から来たので、夏生くんの幸せを最優先に身を引く鬼晶ちゃんが切なかったです;;でも切ないと同時に、無償の愛で包んでくれるかのような温かさもありました……!(;_;) そして、皆様おっしゃられていますが、葵紅ちゃんも大変すばらしいキャラクターでした!か、可愛い!可愛いしか言えません!斗也さんから夏生くんをかばって涙するシーンでは、うっかりころっと恋に落ちかけました…アブナイ!斗也さんも実智瑠ちゃんもコミカルで、登場するたびにテンションがあがりました!* それにしても今作の鬼晶ちゃん…ツンデレ度合いと可愛さがパワーアップしてましたね。赤ずきんちゃんのような私服姿も眼福でしたし、やっぱり最推しだぁ…!ところで、鬼晶ちゃんルートの最後で、夏生くんの手を引いたのは誰だったのか・・・。あれは夏生くんの中で封じ込められていた鬼の部分で、もともと鬼晶ちゃんの霊力だったから助けてくれたのかな・・?などと少し考察ていたところで、さ、最後ぉおおおお/// 幸せオーラの破壊力にやられました…!岐尾森編の切ない終わり方も好きですが、前作を経ていた分、幸せ全開の二人にホックホクになりました** @ネタバレ終了 感想長くなってしまいましたが、「覚醒編」とても楽しませていただきました! 最終章の「回生編」のプレイも楽しみです!素晴らしい作品をありがとうございました。

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  • うさなでーる
    うさなでーる
    バーチャルフェスでお見かけした可愛いウサギに再会したくてやってきました!まるで本物のウサギのように動く3Dモーションが凄い…!"またね"の約束をしたので、再びこちらへ訪れたいと思います* 癒やされる素敵な作品をありがとうございました!

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  • 六畳一間から出られない!
    六畳一間から出られない!
    心に残るストーリーの探索ADVでした。 ドット絵イラストとレトロBGMの情感も素敵です。 @ネタバレ開始 探索パートと回想シーンを交互に行き来し、ひとまちゃんが部屋から出られない理由、"あなた"との忘れてしまった思い出を振り返っていくなかで、柔らかくも心抉られていくようなお話でした。Endingを迎えてからも、もう何周したかよくわからないくらい何度も再プレイしています。BGMを聽いて、ただぼんやりとイラストを眺めながら、作品に浸っている時間が好きです。断片的なシーンから読み取れる、行間というのか、想像できる二人の関係や過ごした日々に幸せや悲しみが詰まっているようでした。 辛い記憶を抱えて生きる選択…みたいなところに、どこか六畳一間3とのテーマ的な近しさも感じました。本作のHappyEndとBadEndの配置や、3の正解不正解のないEnding(という印象を受けました)の構成が作者様ならではの感覚とセンスで、無二の作品だなと思います。感想前後していますが、1→2→3の順にプレイさせていただいており、どれも本当に素敵な作品で出会えて良かったです! 感想からは逸れますが、SNSで制作情報をあげられていた『Sugar,sugar,sugarcoat』もとても面白そうでした!完成されたあかつきには、ぜひプレイしたい!と楽しみにしています* @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!

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  • 六畳一間から出られない!3
    六畳一間から出られない!3
    ドラマ性が強い作品でとても惹き込まれました。 二人の関係性が自然でどの場面も描き方が素敵でした。 現実的であるほどシリアスな展開が引き立つ深いお話でした。 周回しながらセリフ一言一言の意味を拾い集めています。 @ネタバレ開始 みつまとメイのこの先を思うと、一方に負担が寄り過ぎないという意味でEnd3が一番良かったのかなと思いつつ、どの結末にも正解不正解はないんだろうなと。End2に向かう選択も、それを貫き通す意味というか、二人が後悔しないような一つの幸せの形になってほしいなと思います…! フィクションの心理療法ですが、本人や家族の合意を前提とする医療技術として扱われているところや、周りの負担が大きいという医者の説明がとてもリアルで、もしもその技術が本当にあったらと想像してしまいました。忘却治療がなければ、二人の関係が行き詰まって、距離を置いたり離れる選択になっていたかもしれないので、一緒に生きていくあり方を選べるのは何にせよいいことではあるのかなと。(難しいですが。。)一本の作品の中に深いテーマやドラマ性を詰めることができるのが本当に凄いです…! @ネタバレ終了 ドット絵のスチルや探索パートも素晴らしかったです。 素敵な作品をありがとうございました!

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