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日向日影@文化系物書きVtuberのレビューコレクション

  • 千代に八千代にアユミズム
    千代に八千代にアユミズム
    サムネイルのあゆむがとにかくストライクすぎて実況しながら遊ばせていただきました! 自分の青春を思い出すような豊かな描写と、いつまでも見ていられるような背景やサムネの美しさが本当に素晴らしかったです!自分にもあゆむのような幼馴染が欲しかった…! @ネタバレ開始 実はともが女性である可能性は感じていたのですが、 あゆむが男性である可能性はみじんも考えてもいませんでした。 きっとどこかで私もあゆむにあんな言葉をかけてしまった人たちと同じだったのでしょう。あるいは自分のあゆむがストライクだった思いで目が曇っていたのでしょうか。 恋愛がテーマの話ですが、性別じゃなくて人を見るというのは、わりと外からは性別で分けられやすいVtuberという世界にいる自分にもすごく「そうだよなぁ」と思わされる話でした。 本当に二人が互いを思いやり、ずっとこれからも共に歩んでいくのだと思うととても心が満たされます。  学生時代、きっとあんな風に自分も人間関係や恋愛の細やかな機微に悩んでいたのだろうなと。そんなことも思い出せるような文章力の高さに魅せられました…。なによりあゆむ…、性別とかそういうことじゃなく本当にかわいいし人間としても豊かで魅力的で、こういう人と出逢ってみたかったなと思っています。 @ネタバレ終了

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  • 鏡子の面接
    鏡子の面接
    鏡子さんがとても魅力的で遊ばせていただきました! 鏡子さんのしぐさや言葉がどこまでも魅力的でした! ありがとうございました!!! @ネタバレ開始 犬になるっていうのが犬でも何でもいいからもう一度話したい、ってエンディングになるのがよかったです! 犬になるのもよかったです!! @ネタバレ終了

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  • 「はい」か「YES」で答えられる質問だけ
    「はい」か「YES」で答えられる質問だけ
    配信で遊ばせてさせていただきました! ある部分でとても爽やかというか優しい物語で、だからこそ怖いところはとにかく怖い作品でした。 いわゆる驚くような怖さというよりぞわっと来る怖さ、自分が何を怖いと思っているのかわからなくなる怖さがありました。 現代・未来の寓話と言った感じで、遊ばれた方は思うところがきっと浮かぶような作品です。 @ネタバレ開始 私は兼ねてからユートピアとディストピアって同じ場所だと思っていて、まさに今作はそのような作品でした! 雪だるま損壊事件という言葉で「あれ…?」となり、手紙をタイトルでフォルダーにわける、と言われた時の「あっこれAIが発展して人間の仕事がないやつだ…!」と気づいたときあのフォルダの並び方の無機質さにぞわっとしました。 とはいえ実際主人公って間違いなく僕らの大抵よりは幸福だろうなぁ…。という思いも素直に感じます。 生成AIの話なども含め、実際にこれから考えなければならないことが込められていた素晴らしい寓話だったと思います。 主人公をこの世界に反感を全く持たない、染まりきった存在にしたのがとてもよかったと思っていて、特にパンに塗るものを途中で変えても「いつも通りの〇〇」ってなるのは本当に怖かったです! @ネタバレ終了

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  • ex.
    ex.
    デザインのお洒落さと「ex.」というシンプルかつ強いタイトルに惹かれてプレイさせていただきました! 本当にシンプルにそぎ落とされていて、だからこそ言葉一つ一つの選び方、出し方、絵の出し方にものすごく気持ちと工夫が込められているように感じました。 素敵な物語をありがとうございました! @ネタバレ開始 今作を遊んだ後、パスワードを知るために「ショートケーキ」と「ブラックコーヒー」も読ませていただきました!この二作を読んでから改めてエンドクレジットを見ると二人が積み重ねた日々とその結実により「よかったなぁ…!」と思えました。あと男性陣のホンネのところで「彼」の思いが溢れているかのようにどんどんボタンを押していくところが本当に好きです! 二人に幸あれ…! @ネタバレ終了

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  • 歪んだ世界で読書でも【永久非公開】
    歪んだ世界で読書でも【永久非公開】
    選択肢やUIまで非常に端正に作られている作品です。 単純にAIを使うのではなく、「なぜAIを使うのか?」というところまでゲームに含まれていたのがとてもよかったです。 @ネタバレ開始 プレイ時間5分と世界五分前仮説をかけてくるのはすごく斬新でよかったです! プレイが始まった瞬間にあの世界が始まったのだと思うと、逆に言えばプレイ終えたってことはマガトキも止まったということなのかなと切なくなります。 @ネタバレ終了

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  • 大蛇の楼閣
    大蛇の楼閣
    人との会話を繰り返し、進んでいくポイントクリック型アドベンチャーです。 ドット絵で描かれた社屋を奔走しながら、とにかく色んな人と対話を繰り返し、少しずつ本題へ進んでいきます。 そこでわかっていく物語がとにかく奇妙かつ切なさを感じさせます。 「Serpenters」の前日譚にあたるのである程度分かってはいたのですがそれでも「ああ…」となりました。 それが、ちょっとずつ積み重なっていくようにわかっていくのがとても面白いです。 BGMとグラフィックのセンスと組み合わせが抜群で、特にエンディングが最高なのでぜひ見て欲しいです! @ネタバレ開始 江戸川つよい…。 物語を進めるうちにてらしまをはじめ、人々の情念が見えてくるのが非常にぐっときました。特に賽銭箱の中のメッセージは「あぁ…」ってなります。 @ネタバレ終了

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  • 古都の謎解き物語 幻の湖の演舞劇
    古都の謎解き物語 幻の湖の演舞劇
     終始雅な雰囲気で遊べる探索アドベンチャーゲームです。 周囲を調べたり、人と会話をして情報を集めていくのですが、得られる言葉や情報から都や村の情景が浮き上がってきて、非常に世界観ごと楽しめることができました。  主人公が学者ということもあり、推理とか脱出ではなく学術的な調査というわりと珍しいジャンルなのですが、世界観や資料が作りこまれているので本当に興味をそそられましたし、「ここ行ってみたいな」と思わされました。  始まり方、終わり方も非常におしゃれで、いい時代劇を一本見たような気分になれる作品です。 @ネタバレ開始 平宮京の雰囲気と資料の多さがとても楽しそうで、あそこにある本読みたい!ってなりました。 最後に湖上演舞のナレーションが入って、卯月が留美に商売を手伝わされているというオチがとてもよかったです!かなり強いシリーズになれそうな型のある作品だと思ったので続編があるならとても楽しみです!! @ネタバレ終了

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  • 「君も助けてくれないんだね。」
    「君も助けてくれないんだね。」
    実況しながら遊ばせていただきましたが、ここまで「くらった」作品は本当に久しぶりでした…。 かわいらしいお隣さん、何かしてあげたいと思ってもできることは少しの会話を重ねるだけ。 その中で少しずつ主人公、お隣さん、そしてこの町の真実が見えて来て、そしてその先に見えてくるものは…。 作者様自らが「露悪」と銘打たれているだけあって、本当に強烈で注意書きも納得でしたが、それだけ力のある素晴らしい作品でした。 @ネタバレ開始  作者様の過去作を遊んでいたので、その作者様が「露悪」とおっしゃる作品…どんなものだろうと怖がりながらもどこかで「どんなひどいことを見せてくれるんだ…?」とわくわくしていた、そして実況でやったらこれは映えるのではという思いがあった、そんな私を見透かすようなエンディングでした…。  あのスマートフォンに写った顔がまさに私自身のように感じられ、物語を見ていたはずなのに物語に見られている、そんな感覚に襲われました。  なぜこの主人公は思いを寄せているイブキをこんなに心配しているのに踏み込まないのか?そしてなぜこの作品には分岐がないのか?それが最も強い形でこちらに突きつけられた、強い衝撃を受ける終わり方でした。  生命町も興味深く、実際にある治安が良くないとされる地域を取り入れながら、そこに神様などの設定を取り入れたのだろうなと思いながらプレイしていました。結局あの上司は何なのか…?  そしてアサヒくん……この世界でただ唯一の良心であるかのように感じていたアサヒくんがあの映像を見た時何を思ったのか、非常に胸が詰まりました。 改めて、素晴らしい作品をありがとうございました。 @ネタバレ終了

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  • ごーすとあいどる!
    ごーすとあいどる!
    真相に気づいていくごとに、どんどん怖く、面白くなっていきます。 最後には彼女たちを応援したくなるような作品です。 ネタバレが怖いのであとは皆さんプレイしてください! @ネタバレ開始 まさか「ゴーストライター」の方の「ゴースト」だったとは…! 絶対幽霊だと思っていたので驚きました! 自分の記憶のないところで自分が何かをしてしまうかもしれないという怖さをすごく感じる作品でした…。でも、それを乗り越えた彼女はこれから彼女らしく、アイドルとして活躍してくれればと思います。 @ネタバレ終了

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  • 25時に復讐を。
    25時に復讐を。
    真夜中の雰囲気がよく似合う、ちょった退廃的ですれた雰囲気が最高におしゃれで、でもそこで行われる人間ドラマは血が通っているのを強烈に感じるものでした。 BGMの使い方がとてもよくて、どんどん引き込まれていきました。 @ネタバレ開始  全てのエンディングがそれぞれに魅力的でしたが、やはりEND1を見た時は素直に安堵しました…。このあと二人は間違いなく大変なんですけど、それでも少しでも幸せな日々を過ごしてもらえればと思います。  何が誰にとっての復讐なのか、それが絶妙にねじ曲がっているのが、まさにこの世界のねじ曲がりそのものって感じでとても好きです。 @ネタバレ終了

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