タカスガタイキのレビューコレクション
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理解のない詐欺師と学ぶ浮かれ復讐一方愛憎バトル(春)プレイさせていただきました。 画面が全て上下スライドで遷移していくので、色鮮やかな紙芝居を見ているようでした。 背景も、ピンク調で統一されていて、お話全体にビビッドな統一感を与えているように思いました。 ポップでビビッドなテイストと、けだるくデカタンなテーマ、キャラや設定のぶっとび具合から、西尾維新的な00年代ジュブナイルのにおいを感じて、なつかしかったです。 ブラウザでボタンが出ないのは、なんでだろう…。 SEを鳴らしているからとかですかね? うちも以前似たような症状に悩まされたことがあって、その時はそれで解決しました。違うかもしれませんが、ご参考になれば。 素敵な作品をありがとうございます。
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きみはもうほかの誰かのもの短いながらも鮮烈で、美しくも仄暗いお話でした。 最初タイトルから想像した内容とは全く違って、けれど終わってみればこれしかないという絶妙なタイトルでした。 とにかく丁寧に丁寧に作品世界を構築されていて、雑味がまったくありませんでした。それはUIしかり、文章しかり、ビジュアルしかり、最後のEDクレジットしかりです。 あまりによすぎて、知人に布教してしまいました。 @ネタバレ開始 あと、セーラー服ポニテ神の嫁男子概念は尊すぎです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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firefly(ファイアフライ)プレイさせていただきました。 めっちゃよかった。 さながら文章と絵で楽しむASMR作品のようでした。ひたすら気持ちよくさせてくれる。 @ネタバレ開始 前情報なしでプレイしたので、最初の名前入力を求められた時、これ男性名入れたら場合によってBL展開になるのでは…?と罪深い考えが頭をよぎりましたが、結局男性とも女性ともとれる名前にして遊びました。思った以上にあまあまだったので、そうしてよかったなと思いました。 @ネタバレ終了 素晴らしいゲームをありがとうございます。
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運命のひと。ああああ、こういう距離感すごく好き~!とごろんごろんしました。 綺麗な背景が綺麗なカットインで入るので、毎回場面が切り替わるたびにさわやかな気分になりました。絵の雰囲気もすごく作品に合っていて、照れている先輩がかわいかったです。 @ネタバレ開始 自分の知るわずかな範囲での話ですが、乙女ゲーで主人公の顔が見えないのが自分的に珍しくて、新鮮に感じました(オマケでは見えてましたが)。 @ネタバレ終了 素敵な作品ありがとうございます!
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【悲報】壁の薄いアパートに引っ越ししたら隣の部屋からあの声が聞こえて来た件手持ちのタブレットでは処理能力的にどうしても突破できなかったので、PCでDLしました。 ただ、それだけでは突破できなくて、色々試してなんとかトゥルーエンド見れました。 以下は、自分が試した方法です。 @ネタバレ開始 自PC環境 i7-7700/メモリ16GB/GeForce RTX 2070 SUPER 1)SEをミュートする (再生停止等の処理での遅延を少しでも軽減するため) 2)bluetoothマウスを2台同時接続する 3)左手右手のマウスそれぞれで爪押し連打する 4)成功するまで地道にリトライ スマホでイケたというかたもいらっしゃるので、相性等あるのですかね? 色んなハイエンドゲームを遊んできましたが、ここまでスペックを要求されたのは初めてでした。ティラスク性アクション要素の奥深さを感じた思いです。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございます。
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足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話テンポよく、楽しくプレイできました。 おじさんの人物造形がリアルで、何度も改心しようとしては癇癪をおこしたり、かと思えば、誰よりもやさしく頼りになる瞬間もあったり、ああーこういうひといるよな~と今まで出会ってきたあの人この人が頭をよぎりました。 @ネタバレ開始 本当に必要な人には届きにくい福祉の現実や、さらりと「ここは資本主義」みたいな言葉が出てきてドキッとさせられたり、ポップな中にもリアリズムが随所に見られました。 本当の現実に、おじさんを救ってくれる足の下が見える少年や、おじさんをヒーローにしてくれるUFOは登場しません。主人公自体が言っているとおり、作中の状況でもなければ、おじさんに関わりたい人はいないでしょう。育ってきた環境からくるトラウマとコンプレックス、環境的無学さから引いてしまうジョーカーのババ、認知のゆがみからくる恨みと妬みの無限ループ。現実世界でおじさんが救われるルートはどこにあるのかなと思いながら、プレイしました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。
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僕とおばあちゃんの部屋ほっこりさせていただきました。 つかずはなれずの距離で太郎をやさしく見守るおばあちゃんの目線が温かいです。太郎からの伝聞の形で伝わる学校での様子も、いかにもぽくて、小学生の頃の肌感を思い出させます。 @ネタバレ開始 最初、並列の選択肢に、ほっこりしつつも「この選択に何の意味があるんだろう…?」と思いながら進めていたのですが、最後の日記に反映されて、なるほどそういうことかー!となりました。遊ぶたびにまた違った太郎とおばあちゃんの一年の日記ができあがって、すごくよきですね。 最初に挿入される会話も、単なるノベゲ制作のメタネタかな…?と思っていたら、ラストで綺麗に回収されていて美しかったです。 幸い、うちは父方も母方もまだ祖母が存命ですが、コロナ禍に入ってから長らく里帰りできていないので、元気なうちに顔を見せたいなぁと思いました。 @ネタバレ終了
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宇宙人の憂鬱面白かったです! 以前からマダミスやってみたいと思いつつ機会がなく、ネタバレ等の問題でどんなものなのか核心がわからず、という状態だったので、雰囲気が伝わってすごくありがたかったです。こんなかんじなのですね。(実際は1on1ではなく、皆で話すのかなと思いますが) 振り返りたい箇所が全7箇所で、セーブは5箇所なので、最初は足りない!と思ったのですが、1周目の対話と2周目の対話のそれぞれ一番手でセーブしておけば、充分足りました。 @ネタバレ開始 マダミスは誰もがプレイヤー。誰もが一人ずつ嘘を持っているということは、主人公の嘘は…?というちょっとメタな読み方で、主人公についてはすぐ特定ができましたが、善十郎さんとイオさんの秘密を見つけるのが大変でした。 また、これはご報告までですが、最初の善十郎さんとの対話で、超能力について語るシーンで、ページングされていない箇所が一か所あるようでした。把握済かもしれませんが、念のため。 @ネタバレ終了
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なつやすみネコちゃん濃いめの実線とマットで淡い塗りが、作品世界によく合っていて、登場人物たちの戯画的なキャラの立て方とも相まって、丁寧に味付けを調整して、統一したコース料理を味わっているようでした。複数人でつくられていて、このまとまり感はすごいなと感じました。 レビューサイトを見ていて、結構しっかりホラー展開になるのはある程度把握していたのですが、ここまではっきり書くのかーと驚き半面、それでも作品全体の空気感が保たれてるのがすごいです。 @ネタバレ開始 最後のまっくろさんはどこから?の問いにどきっとさせられました。成長&日常に戻る展開に見せかけて、そうだその謎解決してなかった!とハシゴ外しされるパターンかと思い、ドキドキしてしまいました。無事EDを迎えられてよかったです。 @ネタバレ終了
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ティラノフェス2022オープニング