SHIAのレビューコレクション
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firefly(ファイアフライ)続々と樹さんの魅力に蕩ける方がおられて、私まで嬉しい~~!! お言葉に甘えて樹さん(と柘榴雨さん)からダイヤをいただきたくて、再投稿です。 ここから▼私のいつも通りテンション高ーーい感想です! 方言は普段から聞かない・使わないので本当にとても新鮮でした&すごく綺麗ですね、方言! 「一緒におらるる」とかもう声に出したくなる日本語です。 なにより、話しかけてくれる樹さんの魅力がこれでもかーと伝わってきました! 思わずドハマりしてしまいそうないじらしさと言うか、純粋さと言うか…ああそうです、樹さんはすごくストレート!! もたもた言葉を濁さず、ただただストレート!! ストレートに似合うと言ってほしい、好意をぶつけてほしい…そんな全宇宙の乙女たち、今すぐ樹さんに会いましょう! @ネタバレ開始 すごく新鮮で鮮烈な体験でした! 方言男子とこうして会話するのは初めてかも…?というくらい、今まで自分が触れてきた作品たちには方言キャラの記憶がないので、最初から最後まで「楽しい」の連続でした。 世の女子の99%は「離れとってん、君の空気ば感じたか」と言われた瞬間に落ちます。 私は、ここで落ちました。すごい音を立てて。地面にクレーターができる勢いで。 毎晩電話とかしたら迷惑だよね?→会いたくなってしまうから…とか、セルフで質問と回答(自己採点)して、乙女心に破壊力の高すぎる大砲で追撃を打ち込むのやめていただいていいですかーー!!? (この後の「時間、くれんね」←この「、」の使い方、大好きです! こういう使い方、いいですよね! 大好き!) 蛍のときは既に樹沼に落ちた後、「君に、なってしまう」とか、この沼はどこまで深いの? 今まですごく余裕な感じだったのが、手が震えるとかちょっとした脆さも見せるところも含めてこの樹さんフルコース、心臓が破裂しません?(プレイヤーの皆さん、息してる?) 最後までハートが樹さんに向けて揺れっぱなしの素敵な時間でした。 終わらないでーと思いました。 後日談などを持たせず切なさと愛しさの最高潮で静かに終わった物語、柘榴雨様の真骨頂も感じられて好きです。 今作は「たまがった」と「たまげた」は親戚みたいに元々は一緒だったのかな?など、言葉を楽しむという楽しみまでありました。 ビビリの中のビビリである私には、えすがりんというかわいい言葉が特にツボりました。 今度から「怖がりなの?」と人に聞かれたら「えすがりんチキンと呼んでください、マドモアゼル」と返せます!(何の話) あと「あもじょが出るよ~」と言われたら怖さが緩和するので、これからは「あもじょが出るんですか!?」とか使っていきたいです(笑) 「あもじょ」や「はがいかね」などもどういうところからきた言葉なのか、言葉の生まれそのものも知りたくなりました。 @ネタバレ終了 乙女ゲームが好きな方にはもれなくプレイしていただきたい素晴らしい作品でした。 今作も柘榴雨様の魅力が溢れており、最後まで心から楽しませていただきました。 とても素敵な作品をありがとうございました!
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もう二度と会えないあなたが、どうか幸せでありますように。余命を告げられた彼女と過ごす残りの日々、死に逝く彼女に見守ることしかしてあげられない僕は…な冒頭から、終盤に行くにつれて「え、もしかして、本当に主人公(純生くん)の言うとおりなの!?」と腰を浮かしたり、桜ちゃんの説明に「待って、ちょっと心を落ち着けます」とゴルゴ13ばりの濃ゆい真顔になってみたりしました(忙しいプレイヤーだな) @ネタバレ開始 初回、ちょっとした出来心でアイスを買わずに病室へ向かったら、ドメスティックな言葉とともに殴られて即死しました(涙) そしてそんな即死したことがとても遠い過去のことだと思うほど、真実と最後のデートが衝撃的でした。 純生くんが並大抵のヒロインなどすべて弾き飛ばすくらいのピュアさの塊で「あなたのことは! 私が護る!」と思わず「私の後ろに下がってろ!」的な感じで全力で守りたい衝動に駆られました。 ノーマルエンドを見た後、再びのプレイで一周目には見られなかった「誰かからのメッセージ」をちょいちょい受け取りいよいよトゥルーエンドに…!と思ったところで「あれ、また同じエンド?」と一瞬困惑しました。 が、ついについにのchapter0へ辿り着いたときは「キター!」となりました。 ああ、そういうことだったのか!とすべての謎が一気に解けて爽快感とともに感動しました。 他の世界から繋がる桜さんだったのですね! 100%を覆し奇跡にも等しい二人が幸せになれる未来…当の本人らはメッセージを送った桜さんの想いには触れられませんが、末永く幸せに暮らしてほしいです。 最後となりますが、「桜を観てね―――。」の後すぐにエラーメッセージで【タグ[give_emblem]は存在しません】と出ます。 ダイアログを消してしまえばトゥルーエンドの表示には続きますが、バッジ取得のための記述ミスではないかと思いますので、ご報告いたします。 @ネタバレ終了 彼女を看取る感動系作品かな?と思ったら、まさかまさかの展開に引き込まれました! プレイされるすべての方に、トゥルーエンドと表示されタイトルに戻るまで見てもらいたい作品です! ありがとうございました!
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筋筋肉肉プレイヤーも筋肉で感じるだけでいい、世界で唯一無二の愛と筋肉図鑑なゲーム!!(褒めています!) 筋肉・筋肉・筋肉、次から次に出てくる筋肉の数々…今人生で一番筋肉をタ☆ン☆ノ☆ウしている!! 最早感想を書く側も何を書いているのか分からない、すべて筋肉の赴くまま書いています…!! @ネタバレ開始 盛大に笑いました(もはや爆笑) 筋肉で会話する筋肉が筋肉で筋肉…と、筋肉が筋肉しているハートフル筋肉ストーリーが面白すぎました。 一つ一つの筋肉がどのあたりかの解説があったので、今動いているのはここの筋肉! 続いて今躍動しているのはここの筋肉! さらに続けて猛っているのはこの筋肉!…と、イラストのおかげで無事に筋肉についていけました。 幼い頃の誓い…お互い守れる僕・私になる…が、10年の歳月でああなるとは…! 幼い日の誓いの筋肉…間違えました、強さよ! @ネタバレ終了 出でよ筋肉! 猛ろ筋肉! 唸れ筋肉! 筋肉があれば、大体の問題は解決する! なぜかそんな気分にさえしてくれる楽しいゲームでした。 あの二人ならどんな困難も乗り越えられる…そう、筋肉があるから! 読んで笑っただけで私の腹筋も鍛えられている! すごいゲームです! 本当に面白いゲームでした、ありがとうございました!
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復興白神社冒頭でいきなり失礼します…「つづく」の続きをお待ちしていますー!! 大体、彼らの存在はこんな感じかなと予想したりはしていたのですが、明かされずに終わってしまいましたので…ここから先にどんな物語が待っているのか、気になります! @ネタバレ開始 お白様や紫苑さんたちとの短くも嬉しいご縁、楽しませていただきました。 お参りに関しては、全問正解でサクサクと進めました。 正しい知識を理解することもできるゲームで、知らない方は目から鱗だと思います。 あ、タイトル画面のおみくじ、何度も何度も引きました! 何が出てくるかなとワクワクしました。 @ネタバレ終了 続編がもし出るのでしたら、楽しみにしています! ありがとうございました!
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倒叙推論蛇川さんの蛇の形をしたキュートな前髪と蛇が取り入れられたオシャレファッションがとてもいい感じ♪な、殺人事件をズバッと解決する面白い話でした。 30分の推理アニメを見ているような、サクッと読める気軽さもとても良かったです。 @ネタバレ開始 冒頭の殺人事件で「いきなり春斗氏が死んでしまった…!?」と犯人は分かっている倒叙型の斬新な物語に、蛇川さんたちがどう解決していくのか気になって、最後までノンストップでした。 途中の捜査ではボールペンが出てきただけという明らかにハズレっぽいのも引いてしまったので、うまく選べたかな?とちょっと焦りましたが、きちんと犯人逮捕までいけたのでホッとしました。 蛇川さんがズバーッ!!と動機を突き付けるところがとてもカッコ良かったです! @ネタバレ終了 蛇川さんのとても個性的で美しい姿とテンポの良い物語に、シリーズ化してほしいという気持ちになりました。 話の構成が通常のマダミスと異なる倒叙型なのもノベコレさんではほとんど見かけないタイプで、とても面白いなと感じました。 とても面白い作品をありがとうございました!
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ティラノフェス2022オープニング
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みちのく怪奇譚 5話ノベコレでおそらく初めてプレイさせていただいたゲーム「みちのく怪奇譚」。 その最終話ということで、どんな物語が待っているのだろうとワクワクしていました。 読了―――ああ、シリーズ追ってきてよかった~!!な終わりでした。 @ネタバレ開始 ハルノさんが、予想通りワケありはワケありでもいい意味でのワケありで本当に良かったです!! ラスボスとかそういうのじゃないよとは思っていましたが、今回である意味で守り神的なポジに落ち着き、幸せそうで何よりです! ハルノさんが大好きなので、ハルノさんが幸せならば万事よし!! 渾身のCG(イベントCG)も本当に素敵でした! 光と闇の中で向かい合う2人の姿に、思わず涙腺がウルッと…! (神様概念が当てはまるあの方も、こう…ちょっと掴みどころがない、存在や考え方が逸脱・浮遊したような感じがとてもよく、最後は楽しそうで何よりです!) 物語としても本当に面白く、1話から4話に至るまでに少しずつ入れられていた伏線がここできちんと回収されて、義胤くんの体質に関しても「なるほど!」と「なるほど!」しか言わないBotみたいになりました。 呪いのために、他の子どもはそもそも生まれてくることすらできない―――という件に、祟り・呪い系のお勉強が好きな身としては「きました、呪いーー!!」という呪いの威力に喜びさえ感じました(頭が危険) いえ、呪いが呪い本来の在り方として脈々と継がれていることが分かるほど細部までシナリオがしっかりしていて感動しました!とお伝えしたく…! 景道くんとの最後の「お前は相棒だから」のやり取りも胸熱でした! 役に立っていたことのほうが少ないという指摘には画面の前で「ぐふっ!」と義胤くんに同調してなぜか私もダメージを…(笑) これから先の2人の未来が明るく、神となったハルノさんとの3人の掛け合いも続くと信じて……こんな素敵な物語に出逢わせてくださり、本当にありがとうございました!! @ネタバレ終了 この5話から入るのはもったいなさすぎるので、初めてこのシリーズを見たよ!という方は、是非是非、第一話から順番に追ってほしいです。 大丈夫、第一話からハマること間違いなしです! 最後にhrmst様、本当に本当に制作お疲れ様でした! とても素晴らしい作品にお逢いできて幸せです! ありがとうございました!!
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不変の空、囚われの令嬢貴族の令嬢が辿る過酷な運命が綴られた、読み応えのある物語でした。 ここから大逆転が!?→違った、まだ落ちていく!→ここから大逆転が!?→違った、まだ落ちていく!…とどんどん悪くなっていく状況に、ヒヤヒヤしながらの読了でした。 重たい話は苦手という人は少しだけご注意を。 @ネタバレ開始 どこまでもどこまでも状況が悪くなって、ついには娼婦として叩き売られてしまい、どこまでいったら状況が好転するのだろう……と主人公の令嬢のどん底っぷりが苦しかったです。 船の中で次々に乗っている人が死んでいくと「ああ、よかった」とどこか安堵する気持ちが生まれてしまう極限状態が怖くなると同時に人間の持つ一面を引き立てていました。 最後は繋がる空に思いを馳せて終わりましたが、願わくば遠くない未来に祖国に帰られるといいな…と思いました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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Last Halloween Night皆と会うのはこれが最後になるHalloweenの夜に選ぶ選択によって、未来がガラリと変わる……のですが、選んだ選択肢によってはちょっぴり怖い展開もあって、ドキドキしました。 @ネタバレ開始 一番上のパンプキンくんから一人ずつ過ごしていきましたが、一番最後の選択肢を一番初めにすればよかったかなと思いました。 一番最後がサクッと「こうしてHalloweenは終わった」的な流れだったので、いい感じに締めるには三人の誰かを残しておくべきだったなぁ…と。 個別ルートに入った後も選択肢では小まめにセーブしたりして無事に全エンド到達出来ました。 主人公が現実に前向きなエンドが個人的にはお気に入りです。 @ネタバレ終了 選択肢によって主人公が成長することを前向きに受け入れていたり、望まぬ結末を迎えたり…まさにHalloweenの魔法にかかった一夜でした。 ありがとうございました!
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人魚注意報~非常に精力の強い人魚が関東地方を直撃します~タイトルからなんとなく下ネタギャグ系かな?と予想していましたが、実際はシリアスなお話でした。 人魚の皆さんが人類の半数を敵に回しているくらい強大なのにも圧倒されますが、通学鞄を手にフルスイングしていく主人公のカッコ良さにはさらに圧倒されました。 主人公のミホさんが一際輝いていました。 @ネタバレ開始 人魚のマリカさんと一年間の間に何があったのか、もう少し読みたいなぁと思いました。 気がついたらお別れしていたので、お別れシーンが見たかったなと。 ミホさんとマリカさんの間に種族を超えた友情が芽生えているといいなーと思いつつ。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!