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m某のレビューコレクション

  • 非公開中
    非公開中
    タイトルだけ読むと穏やかな感じを受けるのですが、タグに並んだ文字列の何とも不穏なこと……。
    「キャーッ!」と言うよりも「ゾクリ」とするホラーでした。

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    実話と言うことで、色々と心中お察しいたします。


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  • つくもと空の屋台
    つくもと空の屋台
    ある程度気合が必要な可惜夜シリーズと違って、気軽に始められて短時間で終わるゲームです。
    なぞなぞと言うと、「そんなのわかる訳ないやろー!」的な独りよがりの意地悪なものにも遭遇するのですが、本作のなぞなぞはいずれも素直に解ける、気持ちの良い難度のものばかりでした。

    それでも、どうしてもわからない方のために攻略記事を公開しているのは良いと感じました。もやもやとわからないまま終わってしまうのは何とも後味が悪いですからね。
    例え自力ではクリアできなくても、「なるほどそうだったのか」と気付きを得られるのは、それはそれで気持ちの良いものだと思います。

    一点だけ、
    バッジ取得時に「ノベルゲームコレクションへの登録が必要です」と表示されているのですが、「え?ログインしているのに……」と何回かクリックしてしまいました。
    ゲームの本質部分ではないのですが、ちょっと気になりました。

    屋台という形式なので、何か美味しいものが出てくるのかとwktk(死語)していたことは内緒です。

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  • 夢に溶ける
    夢に溶ける
    え?えっ?!と言う内に読み終えてしまいました。

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  • 可惜夜のがんがら荘
    可惜夜のがんがら荘
    最新作を見つけて早速DL。
    マテオ君に誘われて廃墟化?した怪しい集合住宅へ。
    助手子も相変わらずで……、タイマー録画しておけばいいじゃないの。
    肝心の舞台は、え?今って令和ですよね?っていう、混沌とした作中のあれこれ。

    探索・謎解き自体は特段苦戦せずにトントンと。
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  • 未来伝言板
    未来伝言板
    作品タイトルからして、ファンタジー色多めの作品なんだなと認識してプレイ。

    「未来のことを尋ねると、返事をくれる」

    通常、超常現象を目の当たりにしたら大騒ぎし、周囲に流布したがるものである(今どきならSNSに載せるとか)。しかも本作品の主人公は女学生。尚更その傾向が強くなってもよさそうなのに、殊更に騒ぎ立てずに小さな楽しみとしている、この点で主人公に好感が持てた。

    途中で起きた伝言板の「違和感」にもちゃんと答えが用意され、そもそもなぜ伝言板が返事をくれるようになったのか、そう長くない物語の中に起承転結という形で織り込んでおり、すべて読み終えた時に気持ちよく感じた。

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  • 夜の君終点の僕
    夜の君終点の僕
    一夜の不思議な物語、深夜の駅に降り立つ主人公を遊びに誘うのは、10歳前後の女の子。表情豊かな立ち絵で可愛く描写されていたが、夜中に一人で出歩くという奇妙さにタダモノではないとは思っていたけれど、そういう立ち位置だったか。
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  • 言葉の棺【1.01】
    言葉の棺【1.01】
    3エンド+アナザーエンド見ました。
    スッキリとしてお洒落なタイトル画面、便せんを集めて明らかになってゆく内容はかなりのドロドロ。
    実体験を元にしたフィクションとのことですが、それであれば「こうだったらいいのに、こうなったらよかったのに」という、『物語の中だから許される願望』的な、ホッとするエンドがあったらなと思った次第。
    実体験を元にした分、思い入れがあって難しいのでしょうが(;´∀`)

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  • 僕が見届けた世界の終わり
    僕が見届けた世界の終わり
    自殺をしに洋館へ忍び込んだ中学生と、裏庭で出会った儚げで不思議なお姉さんとの、数日間の濃縮な日々。勘のいい方なら物語の行方は薄々察しがつくのであろう
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    選ばれたBGMも場面に合っており、ノベルゲームの大きなアドバンテージだと実感。決して諸手を上げてのハッピーエンドではないが、だからこそエンディングの主人公が清々しく感じられた。BGMに言及したが、クリアしてトップ画面に戻った時に流れる曲が、今さっきまでの事を回想させて、プレーヤーをシミジミとさせる。この選曲は上手いと思った。

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  • 五月の妖丁
    五月の妖丁
    タイトル絵にもあるように、ゾクリとするほど切れそうな柳葉包丁。
    見た目だけではなくて、実際切れ味も鋭く、苦も無く肉を切り分けていたのだが……

    BGMやSEなど一切ないが、数分で読み終えられるために気になることはなく、逆に静寂が途中で感じられる「なぜ?」な感覚を邪魔していない。これがもう少し長いお話だと間が持たないのかもしれないが。
    ちょっと不思議で「なるほど」と感嘆させる、少し救われるようなお話。

    五月……、なるほど五月と言うキーワードをタイトルに仕込んだのは、意図があってのことだったのかもと、この感想を打ち込みながら気が付いた。

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  • 盗まれた冬
    盗まれた冬
    晩秋から冬にかけての、どことなくもの悲しい季節のお話。
    序盤から何か引っかかる所を感じて読み進めるも、それが何なのか決め手がない。

    そこに現れた「クラゲ」のような探偵によって、一気に謎物語の様を呈したあたりから面白くなりだした。一体どう話が転がるのだろうと。

    クラゲのように飄々とはしていても、そこは探偵。綺麗に幕を閉じ、序盤から感じた「ひっかかり」を、まるで蜘蛛の巣を払うようにクリアにしてくれた。それが正しさゆえの悲しい結果であっても。

    全てが明らかになったら、もう一度最初から読んでみるのもいいだろう。初見で20分強程の長さなので苦ではないと思う。見え方が違ってくるのではないだろうか。

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