たぬささみのレビューコレクション
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取調室盗まれた大金(2億)が、何故か使われず燃やされた…という衝撃的な幕開けに魅了され一気にクリアしました。 犯人の動機については、分かりやすく、消化不良を起こさずでしたが、闇を感じ、とても好きな流れです。 難易度もほどよく、良い意味で王道推理ゲー感を堪能できました。 また、容疑者たちが全員訳ありでシルエット演出にも関わらず濃くて印象に残りまくりました。 犯人以外の人物たちは、今後、色々事件や修羅場を起こしそうですね… 続編があったらとても嬉しいです!
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ペンフレンド ~国境を越えた色仕掛けの罠~女王様に蹂躙される男子が奈落に落ちていく描写がとにかくたまりません。 ロザさんのどSっぷりはプレイしているこちらも、ドキドキしてしまいました。 また、ストーリーもSM系以外に様々なキャラクターの群像劇が拝見でき、とても濃厚な時間を過ごさせていただきました! TRUEで神目線であるプレイヤーだけが知れる『真相パート』も新たな驚きたくさんで大好きです。 あと、湊の特に辛い過去があったわけではなく、ナチュラルにアレな性格が一周回っていいなと思っていたら、エンディング後に判明する『雪菜がされたこと』を知った途端、鉄槌を下されて当然だなと手のひらを返してしまいました、ごめんなさい。
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つばさヘブンクズ系主人公と説明文にありますが、某キャラ以外も相当、自分本位なところ(押し付けではなく、さりげなく、そう描かれている部分が個人的に大好きです)にぐっと惹かれました。 だからこそ、ゲーム中の狂気さが怖くも儚く、美しく感じられ、どのエンディングもゾクゾクしながら迎えた次第です。 (冒頭の独白を某キャラが言うハメになるエンディングが超イチオシで、何度も拝見しました) また、メニュー画面を開く際と定期的に罪悪感を積もらせるとある仕様がとてもツボでした。
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拝啓アリア・ユグドリオン様本当に手紙を読んでいるかのような演出とボリュームに加え、受取った人物であるアリアについてが不明瞭な状態故に様々な『その後』を考えられるのがとても印象に残りました。 (アリアの気持ちや状況によっては手紙の言葉も色々な意味に捉えられるので) また、サイトの小説も読了しました。こちらの妄想を遥かに超えたストーリーが展開されており、心が震えました。 このまま余韻に浸りたいような、更に続きをみたいような…不思議な気持ちです。 文字の力は凄い、と改めて感じる作品でした。
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人ひとりを救うチカラクリックひとつで救うチカラの意味について考えさせられるシナリオでした。 たった指1本で、人生はああも変わってしまうのかと。 エンディングは、某キャラ選択時の狂った世界観が堪能できる展開のが一番好きです。 (唯一主人公が主人公らしい行動をするエンドなのも併せてツボ) キャラクターの発言的に続編が期待できるように見受けられましたので、こっそり熱く続きを期待しております!
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関東出身の作者が想像で描く全国大会2無印版に続き、プレイ。 前作の濃いキャラたちのお陰で耐性が付き、2は冷静にプレイできるかな…と思ったらタイトル画面のユウマのビジュアルが凄まじく開始1秒ほどで轟沈しました。 負けエンドが地味にホラーな宮城戦と、幻影先が予想外だったラスボス戦が特にツボに入りました。 続編ならではな前作キャラたちの扱いが王道スポーツ漫画系統でとても嬉しかったです。 また、新ルールが追加されたらしいスポーツの正体については、ラストでアツシが衝撃の答えを出してくれるので気になる方はぜひ最後までお見逃しなく!
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関東出身の作者が想像で描く全国大会つっこみが止まらないシナリオ(実質、ユーザー参加型スポーツ)と地域色×製作者さまのさじ加減が交り合った登場キャラクターの濃さの時点で大満足でした。 加えて、台詞の所々に各県に関する小ネタが含まれているのがとても面白かったです。 クリア後に至っては、自分の頭が良くなったような気がしてしまったり…。 また、スポ根漫画好きは高確率で反応するであろう、スポーツ作品の王道要素もツボでした。 推しは北海道コンビとデータマン石田です。 素敵なゲームありがとうございました!2も引き続きプレイします!
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だいすき序盤でキョウカが語る話を聞き、察したものを良い意味で裏切ってくれるゲームです。 他にもあらゆる部分(台詞)に細かい伏線があるため、途中で何度も寒気のする閃きが迸り、最後まで緊張しながらのクリアでした。 シナリオは、狂気一辺倒ではなく、友情のあり方、相手の想い方など、考えさせられることが非常に多く、エピローグで見れる過ぎ去った時間を目に入れた際には、衝撃と切なさがこみ上げてきました。 また、少しずつ不穏になっていくキョウカ(の話&表情)と、BGMであるセミの鳴き声が上手くマッチしているのがとても怖くてお気に入りです。
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ヘンゼルとグレーテルDS(ダークサイド)絵本を読んでいるかのような、幻想的世界観……に見えて狂気に満ちあふれているダーク感が最高です。 そして、ねこふじかおるさまならではな、可愛いイラスト×闇深な組み合わせも健在で、過去作をプレイしている身としては嬉しい限りでした。 個人的にはスタッフロールありの某キャラ大勝利エンドがお気に入り。 また、グレーテルが物語を進める度、様々な姿を見せてくれるのがとてもツボで、気づいたら一番の楽しみになっていました。 …………妹ってなんだろう(哲学)
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電波男はお呼びじゃない!上部くんの登場シーン、ゲーム説明画面で把握済みだったにも関わらず登場タイミングが絶妙すぎて、声を出して笑ってのスタートでした。 ヤバい男ながらも、ピュアで一途な上部くんと、彼に毒を吐きながらも惹かれていく取香ちゃんのやり取りが背景設定込みで非常に好きです。 なんだかんだでゴールインしそう…いや、してくださいと思わずにはいられない。 また、クリア後に見れるシナリオの上部くんの某発言がイケメンすぎて彼が電波なのを暫く忘れそうになりました。 本作品でポジティブ電波という新たな萌え属性に目覚めました。 ありがとうございます!