たぬささみのレビューコレクション
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私の【怪】験談キャラクターたちの動きにビクビクしながらプレイ(学生たちが一気にこっちを見て来たシーンはガチで心臓が一瞬止まりました。演出の仕方が最高です!!)をしていたら、想像以上にほっこりする結末でそのギャップがとても心に残りました。
そして、クリア後の某画面で涙腺が……
現実でも○○がこういう形で報われてたら良いなあ…と思わずにはいられません。
また、作中でお気に入りだった男女の設定(クリア後に見れます)を拝見したら、更に好感度があがりました。こういう関係、憧れます…! -
アリバイの精度 ~天利探偵助手の事件簿~事件発生・調査~解決までの流れに筋が通っており、登場人物たちのドラマ性も絶妙な度合いで入れ込んでくれているため、プレイ時間以上の濃厚さを楽しめる推理ゲームです。
積み要素はないけれど、自分で考えなければいけない部分は抑えてくれているのがたまりません。
事件関係者たちの、何とも言えなくなる感情描写は色々考えさせられますね…
また、浅沼さんと天利さんのやり取りがとても好きで、また二人の活躍が見たいなと感じながらクリアしました。
(天利さんの助手という立ち位置を一環としているところがツボ)
既にコメントでも言われていますが、シリーズ化して欲しいです! -
さようならサヨナラ些細なことでフラグが立ち、死んでしまう先輩を、なんとかして救う話。
環先輩が物凄く可愛い(ビジュアル・性格どちらも)上、コメディチックな会話が多いため、笑顔でプレイできるのですが、ふとしたホラー感が良い具合にゾクリとさせてくれます。
先輩の生死判定となる某一枚絵+清明のシーンは、色々な意味でトラウマになりそうでした。
最後の連続選択肢を奇跡的に1発クリアしたため、自分の中のラスボス的存在は野球部とサッカー部となる結果に…
爽やかに見えて実は…な終わり方も、とっても好きです。 -
もんすちゃっと ~人魚姫の場合~世にも奇妙な系と、ニヤニヤが止まらないラブコメをダブルで味わえる素敵なゲームでした。
(そして、主人公くんのアイコン的な意味でにラーメンがとても食べたくなる…)
本当にスマホを操作しているようなギミックも大好きです。
最初こそ、会話終了回避のために必死でしたが、途中からは人魚娘ちゃんと主人公くんの幸せを願わずにはいられなくなり、別の意味で必死になりました。
ノーマルエンドでも、選択肢によってラストの会話が絶妙に変わるのが凄くツボです。
主人公くんと人魚娘ちゃん、同種族間のように普通に結ばれるのは難しいけれど、その中で幸せにいられるようにと時間を重ねる関係性がとても好みです。可能ならくっついてくれー!!(土下座) -
閉鎖病棟のアリス達あらゆる意味でキャラクターたちから嘘をつかれる結末が魅力なゲームです。
ゲーム序盤に色々と予想を立てて進行すると、より、ラストに驚くかと思います。
途中で「あれ?」と感じた矢先、一気に真相にいく部分が特にゾクゾクしてお気に入りです。
最後に出てくる選択肢は『これから』を考えると気軽に選べない重さがあり、プレイ後も余韻として心に残りました。
また、登場キャラクターの背景事情が練り込まれている故、全員から闇を感じてしまうという…
(その後に明るい未来があるのかも怪しいのが更に胸に来る)
アリスの事件は、現実世界で起こっても一部から絶賛されそうだなというリアルさがあったのに良い意味で寒気をいただきました。 -
公衆電話便利なお助けアイテム一切無し!あるのは10円玉3枚だけ!という、現代に慣れていればいるほど、恐怖するシチュエーション(ほぼ真っ暗な画面+虫の鳴き声が地味に怖い)とやりがいのあるゲーム性がとてもツボでした。
テキストも絶妙で笑ったりぞっとしたりホロリとしたり…
また、主人公の背景事情や言動にも考えさせられることが多く、同時に自分自身のこれまでの行動をつい思い返してしまうシナリオも好みです。
黒幕や結末については、考察しがいがあり、濃い余韻をいただきました! -
闇の森の少女イラストメインで進行していく演出仕様がとても斬新で終始、緊張しながらプレイしました。
怖い画像が出てこないにも関わらず、とてもゾクゾクします。
(映像作品を見ているかのような、イラストの入れかわり方がとても好き!)
衝撃の結末からのエンディングが双方、闇深すぎてそれぞれ別の意味で震えた次第です。
序盤で見れる不穏なシーンを見て、察した方も裏切られるかと思います。
また、マユが幸せそうなエンディングでの某キャラの反応には少し笑ってしまいました。
お姉ちゃんは強い(確信) -
破落戸どものマリア暴力と宗教が交り合う殺伐系乙女ゲーム。
不条理かつ残酷な表現だけでなく、コメディパートにもかなり力を入れられていて、笑ったり泣いたりしながら遊ばせていただきました。
ナオミの語彙力多彩なキレ&つっこみ芸大好き…!!
正直、乙女ゲームなのを何度も忘れるくらい、シナリオが濃厚で、一度はじめると良い意味で中断できず、タップが止まりませんでした。
キャラクターは義雄さんが好き過ぎて彼のルートラストはリアル泣きをする結果に。あとガブリエル関係が萌えつつも辛い……
攻略対象のキャラクターはもちろん、そうでないキャラクターたちも唯一無二の個性があるため、悪役含め、全員に愛着が持てるところも個人的には推しです! -
サディスト ~性悪女の憂さ晴らし~ヘタレクズとして定評のある湊が反省ゼロで再登場すると聞き、ワクワクしながらプレイしたらヤバいキャラクターたちが大集合!というカオスっぷりに戦慄しました。
その中で唯一、普通寄りな桜谷さん(見方によっては桜谷さんの感覚も狂ってるのかも…)の扱いがあまりにも酷くて泣いた分、TRUEでスカッとさせていただきました。
個人的にBAD→TRUEの順で見て欲しいものの、例の選択肢が地味にひっかけで、そこも物凄くお気に入りです。
湊のどクズ節は相変わらず癖になります。前作よりもパワーアップしまくってて絶対に許せないけど、笑ってしまいまいた。あの思考はある種のホラーです。隔離されて欲しい。
また、ネタバレ故に割愛しますが、過去作に関する細かい伏線がいくつも回収されているので、メインストーリーとは別枠でたっぷり楽しめました! -
♡(あいす)るコトをお許しくださいっ!傲慢な人物のプライドがめっためたにへし折られるシチュエーションが大好きなので、総快感と萌えと滾りを同時に感じさせていただきました。
途中で登場した、かき氷機の色合いがサイコ感を増長させており大好きです。
蛍ちゃん、献身的な面と冷徹かつ行動的な面の差が良い……!
そして、涼ノ介の前半・後半の格差も負けずに良い……!
物凄く、続き(蛍ちゃんの狂気的愛情や、涼ノ介の病状についてなどなど)が読みたい後味に引かれながらのクリアでした。