Wedge Whiteのレビューコレクション
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ドクトルC<ツェー>の診療所非常にテンポよく進む、笑えるんだけど、薄ら寒いものを感じてしまう作品です。 どことなくあのセールスマンを思い起こさせる作風で、でもドクトルたちは懲らしめるとかじゃなく、素でやってるんだろうなぁ……と思うと恐ろしい話です。
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問最初に読んでいる時に「引っかかり」があると思います。その正体が最後にわかり、気がつけば2周目をプレイしている……そんな、読ませる力を持ったゲームだと思いました。 テキスト、イラストの両方が演出として大切な役目を持っていて、ノベルゲームという舞台をこれ以上がないほど上手に活かしていると思いました。
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題名のない童話幻想的な背景と、動物のシルエットで描く悲しい物語でした。 メインとなるのは「題名のない童話」ですが、作中劇のような形となっているため、“館長”を含めて少し謎の残る感じが、余韻を残してくれます。 救いのない「大人の童話」として優れていると思いました。
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マイトナイトシンプルで、でも奥深い系の、暇な時間にさくさくっとやれるゲームです ピンチな時に「宝箱出ろ~!」と念じながら進んでみたり、「その敵はやめてぇ!」と一喜一憂する感じが、冒険している感があって面白いです クリエイター目線的には、変数色々と設定するの大変だったろうなぁ、と思ったり(笑)
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恋の糧可愛い幼女に骨の髄までしゃぶり尽くされる物語です!(物理) いい感じに一方通行な純愛です。正直、キャラクターに自分が馴染む前に急展開を迎えてしまうんですが、妙に彼らに共感してしまうのは、やはりオタクの悲哀なのでしょうか……
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逢魔通信可愛らしい絵柄と、短いながら、世界観の広がりを感じさせるお話で、もっとこの世界に触れてみたい、そう思わせる作品でした 2種あるエンディングも、両方を見てこそ、より深い理解につながるので、ベストっぽい方じゃない方もきちんと読んでもらいたいです
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僕の隣の天使初々しいカップル(?)のデートの様子……まあ、こういうのもいいけど、ちょっと平凡過ぎるかな……と思っていると、でした。 過剰なほど綿密な描写、モノローグのテンションの割りに静かな会話。種がわかると……キます!
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喫茶logicいじらしいロジックによって彩られた恋のお話です。 いちいち、種明かしの時になって「ああ、そうか!」となってしまう辺り、自分はこういうのが苦手だと思い知らされますが、結末はむしろ後からわかって、安心できました。 ただ、終盤のヒロインの立ち絵が変わったところで、文字が読みづらくなってしまっているのは、せっかくいい雰囲気のところもったいないので、改善してもらいたいと思いました。
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主人公の一日を無事に終わらせてあげて。選択肢次第で、主人公が理不尽かつ急な酷い目に遭うゲームです。 すぐにゲームオーバーに直行するので、選択肢埋めはある意味で楽です(笑) 生存ルートだと特に大きな事件はありませんが、最後がちょっといじらしくてよかったです。
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ママよりつよいやつにあいにいく実に絵本らしい作りで、最後の教訓も小さな子に届くといいな、と思えるお話でした。 絵本代わりにプレイしながら読み聞かせる……なんてことができれば、子どもも本を読むより退屈しなくて済むのかな、と思いました。