SHIAのレビューコレクション
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かんたん宇宙人クイズ初回プレイ:地球の皆、ごめん……私が間違えたばかりに、とんでもないことになってしまったよ! 周回プレイ:地球の皆、今度こそ任せて! という感じで、無事に2回でクリアできました。 クイズが個人情報満載で、ブーブーブーブー鳴っている間に地球が大変なことになったのもいい思い出です(苦笑) まずは私の行きつけのカフェにでもお連れしようと思います。 ありがとうございました!
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蘭月の流星一度こじれてしまうとなかなか元には戻せない、解けない…そんなぐちゃぐちゃな感情と関係をゆっくりと解いていく物語でした。 雪解けが来て春が来たような、未来への明るさとあたたかさも感じられるお話が印象的です。 @ネタバレ開始 自分と姉弟くらいの差しかない女性となると…うーん、複雑だろうなーというのはひしひしと伝わってきました。 美鈴さんが背負ってきたものなども明かされるにつれて「人間の心って上手くいかないんだな…」とも思ったりしました。 どんなに尽くしても、どんなに想っても、その瞬間には伝わり切らずに、時間が遅れて運んでくれるような時もあるのだなと。 止まった時計の針・絡められた糸は解けて、次の時間を刻む音が聞こえてきそうな終わりがとても良かったです。 満開の花を見たときの幸福ではなく、四つ葉のクローバーを見つけたような、心にほんの少しもたらされる幸福のような終わり方が心に響きました。 @ネタバレ終了 今回もヒューマンドラマが素晴らしい作品でした。 ありがとうございました!
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今際今際の際に束の間だけお話する物語…なのですが、意外と選択肢が多く、遺言なども遺す場合はどんな言葉を残すか、残さないという選択肢もあるなど、細かなところにこだわりが感じられました。 画面をどんどん言葉で埋め尽くしていくのも楽しかったです、せっかくなのでたくさん言い遺すー! @ネタバレ開始 どんどん言い遺すわよーとポチポチポチポチしながら画面を言葉で埋め尽くしてみたり、遺言は何も残さなかったり…と色々な遊び方ができました。 遺言で残した言葉がエンド表示でもそのまま出てきていて素敵でした。 イマワくんが実は天使だよと教えてくれた時には「ですよね! だってとてもかわいいのだもの!」と納得でした。 こんなかわいい天使さんに友だち希望を伝えられたり「ありがとう」と言われたりする主人公は、ものすごい強運です…! @ネタバレ終了 今際の際だからと言い残しまくる様子のおかしい人になりましたが、お話しできて楽しかったです! ありがとうございました!
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坂崎くんは推しに似ている現実に推しのそっくりさんとかいたら百度見くらいはしちゃうよねーと思いつつ、いざ推しに似ていたらどうなるのかという物語を堪能させていただきました! それにしても顔面偏差値が高い二人が並んでいると、タイトルからして輝いていますね! @ネタバレ開始 プレイ終わってみて、ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、こう……淡々と終わっていきつつも心の中に小さな波紋を落とすような終わり方でした。 2人が思っていることや考えていることの答えははっきりとは出ないまま、そして元々正解のない問いに関して物語の着地点をあそこで終わらせたのが、文字どおり「ここから先のシナリオは用意されていないから分からない」とプレイヤーに思わせるような匙加減が絶妙でした。 本編後のおまけで飴屋くんとの一時も面白かったです。 ダウンロードして是非4月からずっとプレイしてみたいです! @ネタバレ終了 終わってみると、心の中に静かな余韻をもたせての終幕となる少し不思議な物語でした。 二人の関係性がとても素敵でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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アンチるーざーちょっと病み感のあるオーラが出ているかわいい女の子がタイトルにいますが、タイトルからではどんな話なのか想像できないなーといざプレイ。 キレッキレのある種のギロチンみたいな話でした。 @ネタバレ開始 これはゲ制制作者さんの中でダメージを受ける方がいそうな切れ味鋭い物語でした! プレイ開始からすぐ、話している人の性別がひょっとして逆なの…かな?と混乱して、もしかして二人とも男なのか、あるいは女なのか、あるいはモウケさんが男でニィトさんが女?とグルグルしながらのプレイとなりました。 蓋を開けたらモウケさんが男性、ニィトさんが女性で納得しました。 散りばめられた切れ味のある自虐、作者様が感じてこられたことも多々入っているとのことで、「なるほど、こういうことを感じたり思ったりしている方もいるんだ」と勉強にもなりました。 モウケさんがタイトル画面で手にしている女の子のぬいぐるみがオナンさんだとアフタートークで明かされたので、無事に「この女の子の人形はなんだろう?」の謎も解消されました。ありがとうございます。 @ネタバレ終了 エンディングは二つで分岐も分かりやすいので、キレのある自虐感たっぷりなお話が途切れることなくコンプリートできたのも親切設計でした。 コツコツ創って完成させよーという気持ちを新たにさせてくれる作品でした。 ありがとうございました!
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宇宙船の中で宇宙船の外観もそうですが、中の背景もすべて独特なタッチで他にはない雰囲気でした。 どんな話かなと皆目見当もつかずに始め……最後は何とも言えない気持ちになりました。 @ネタバレ開始 鏡に主人公が映らなかった理由が最後の最後で明かされて、思わず「あー!」な感じでした。 なるほど……そんな外見をしていたとは。 そして、宇宙船にそんな事情があっての殺人だったとは…! キャプテンは大変ですね…! 最後のカネモチソングに何とも言えない気持ちになりつつのフィナーレでした。 画面がまさかのあの絵面だったので余計にそう感じました…! @ネタバレ終了 メインは蓋を開けてみれば…なのですが、最後の最後まで不思議なストーリーでした。 ありがとうございました!
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髪デス!-髪は女の運命(デスティニー)-ヘアカットをお願いしたら、こんな髪形になって……人生まで変わっちゃった!という髪は女のデスティニーというタイトルそのままの運命・ザ・ルーレットなゲームでした。 @ネタバレ開始 一番初めにツインテ教祖様ENDだったので、「なるほど! すべてを理解! した!」とそこからのエンドは何が出てこようと「これが私の運命!」という気持ちで最後まで楽しくプレイさせていただきました。 ボウズアイドルエンドが無事に唯一無二のアイドルになれてよかった&キラキラしていて好きです! 次点でツインテ教祖様は恐ろしいディストピア世界でしたが、これはこれでアリ!と救世パワーの高さNo.1に違わぬツインテのかわいさでした! @ネタバレ終了 髪形がくるくる変わってカワイイ女の子の様々な未来が面白い、サクッと遊べる素敵な物語を堪能させていただきました。 ありがとうございました!
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異種間エンパシーバイオノイドと分かっていても、こんな弟ほしいーー!!(ほしいーーほしいーー/エコー) と、冒頭から10分もしないうちにその魅力に蕩けていました。 @ネタバレ開始 おりがみで「やっこさん」と出たときは「やっこさんてなに??」と思いましたが、直後に画像が出てきて何物(者)なのかが分かって助かりました!(無知ですみません…) 一織(アル)くんと一緒に「おお…」と感嘆していました。 来るたびに新たな魅力を見せてくれるアルくんにやられて、アルくんの結末へと進む選択肢が出るまでひたすら毎週末を待つ女(プレイヤー)と化していました。 ハッピーエンドが大好きなので、ひとまずハッピーエンドに落ち着いたエンド3(+アフター)が個人的には一番好きです。 もちろんエンド1も2も(アフター含めて)物語の結末、終わりの一つの形として好きです。 1アフターはその後無事に蘇れたのかが気になります…! 想像の余地があるところが嬉しい…! あのバシバシ叩かれているところは「やめてください!本当に壊れちゃうでしょ!やめてください、やめ―――おいこら、もうやめろーー!」と半泣きになりました…。 2アフターのときは「電気はやめてあげて! 人でなし! 血管にエタノールでも流れてんのかー! やめろー!」と画面の前でやっぱり半泣きでやめろコールをしていました。 アルくんが善良な心から悪の心に染まってしまい、暴力的な支配を望むことにショックを受けて壊されることを受け入れたときは「人間の身勝手さのせいでごめん…」ととても悲しい気持ちになりました。 3アフターでは一抹の不安はあるものの、1と2に比べれば随分と穏やかでホッとしました。アフター2で人間の身勝手な部分をこれでもかと見て目がヘドロで覆われかけたので、この3で浄化されました。 1と2は読んでいても「つらみ…ふしゅー…(辛すぎてへにょんと沈む)」なことが本当に多かったので、キリキリと心が痛まないアフターが一つあってとても嬉しかったです。 深山さんの超美麗なアルくんの立ち絵が微笑むだけで「はい、1年の疲れがすべて消し飛びました!」(シュコォオオー!!←浄化音)というくらい、素晴らしいグラフィックでした。 スチルが出てきたときは、魂の穢れまで浄化されました(頭は大丈夫です! 大丈夫なのです!) アルくんは深山さんの好みがギュギュッと凝縮されていて、もうそれだけでアルくん生んでもらって良かったね!と思わず笑顔で声をかけたくなります。 初めてご自身ですべてのグラフィックをされたということで、試行錯誤な面もあったかと思いますが、立ち絵もスチルもどれもとても素晴らしくて、スチル見たさ(と通信環境のため取れなかったバッジを今度こそ取るため)に一から再プレイしました。 アルくんが見た目も変えられますよーと見た目チェンジを行った時は「どれもいい!すごくいい!」とアルくんのサービスシーン(!?)に画面の前で興奮しちゃいました♪ アルくんが全編とても魅力的で、私の好きなエンド3+アフターの先の未来だとこれから先ももっとたくさんの表情を見せてくれるのかな?と思うと、とても嬉しい気持ちで読了となりました。 なお、金髪かつ短髪のアルくん(エンド2+アフター)の見た目がドストライクすぎて、タイトルにも出てきた時は順当に鼻血出して気絶しました(笑) カッコ良すぎるーーーーーー!!!(悶/ゴロゴロゴロゴロと転がる) 最後の最後で感想のシメを壊していくスタイルで申し訳ないですが、もう叫ばずにはいられませんでした。 カッコ良すぎるーーーーーーーーー!!!(悶絶) @ネタバレ終了 深山さんの繊細で美麗・透明感が映えるグラフィックと人の心を揺さぶる魅力的な物語が、とても幸せな一時をくれました。 とても素敵な作品をありがとうございました!
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クリムゾンレッドの死神読み終わった後、とってもパンケーキが食べたくなる熱くて甘いお話でした。 キャロルさんとレオさんの二人が末永く末永く「のうのうと生きて」幸せでありますように! @ネタバレ開始 キャロルさんとレオさんの二人のスイートな時間のおかげで肌がとても潤いました!(効果については個人の感想です(笑)) スチルで二人が触れ合う度に画面の前の私もドキドキしておりました…あああ、近い、二人とも近いよー! あ、チキンはお邪魔そうなので向こう行ってますね!と謎の撤退宣言をしたくなるくらい、二人の会話やスチルが尊かったです! レオさんは髪を結んだ時も下ろした時も、どちらもとてもカッコイイのですが、ロキさんとの戦闘シーンなど髪を下ろしていると死神本気モードっぽくてさらにカッコ良さ倍増でした。 戦闘のスチルがカッコ良すぎて、胸熱でした。 私もこんなカッコいいスチルを描いてみたい~~!!と夢見るカッコ良さでした。鼻血出ちゃう(拭け) そして、サラマンダのロキさんが思っていたよりもちょっぴり悪い人でした…TLで見かけていた時から「なんか悪そうな人だ!」と思っていましたが、思っていたより斜め上方向に悪い人でした…。 最後は危険なドラッグに頼っても勝てなかったところなど、ロキさんはスラムなど裏社会の犠牲になった本当に人生が狂ってしまった人の一人なんだなと思うと、人生のどこかで救われてほしいな…とも思いました(もうヤクをキメすぎてその未来は望み薄しかもですが…)。 家族という言葉やその意味そのものに執着はあるみたいだったので、認識に歪みがありましたが、たぶん真っ当な道を行っていれば真っ当に人を愛せたのだろうなとも思いました。 キャロルさんにもレオさんにも、50年と言わず70年とか80年とかもっと先まで、ずっとずっと幸せでいてほしいです! キャロルさんが作るパンケーキに、レオさんがこれからも幸せになってくれるといいな。 そして、幸せそうなレオさんを見てキャロルさんも幸せになってくれるといいな。 そんなことをほんわかと幸せな気持ちになりつつ思う、読了でした。 @ネタバレ終了 後日談などもう少し二人の先の未来を見てみたいと思う、とても素敵な物語でした! 素敵な作品をありがとうございました!
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運命のひと。姫田先輩との楽しくてきゅんする物語、堪能させていただきました! ちょうど描いていた背景の作業に一区切りがつき、「一息つきたいなー何か糖分取りたいなー」と思っていたところに、視界に飛び込んできたので……これは正しく「運命のひと。」!!と飛びつかせていただきました! @ネタバレ開始 姫田先輩の心が少しずつこちらへと向いてきて、先輩本来の素の部分だったりやさしさだったりがどんどん溢れてくる流れが大好きです。 最後の照れ隠しは「先輩! そこはもう一歩! セルフ背中押しをお願いします! 好きと言って!」と画面の前で二人の青春に「100年後ってー! もにゃー! もにゃー!」と謎の奇声をあげたりしていました。 おまけの主語がない事件、あとがきの主人公さんと姫田先輩の様々な日常模様、最後の愛の力まですべて素敵でした。 海といえば…の「あっはは! てめーこのヤロウ」のキラキラ感を現実には秒で否定していそうな先輩がツボです。 4日間という超特急制作、お疲れ様でした! @ネタバレ終了 地の文なしの会話のみで進む軽快なテンポがとても心地よく、子犬のワルツのような軽快で心を潤してくれる曲が思い浮かぶ素敵な作品でした。 ありがとうございました!