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水原梓@ルピナスパレット のレビューコレクション

  • 金髪ピアスと美大志望。
    金髪ピアスと美大志望。
    不良と真面目な女の子、という組み合わせは結構好きなので、良い作品と聞いていたのもあって、気になってプレイしてみました。 くっきりとしていながらも繊細で綺麗なイラストと、その印象をそのまま文章にしたような文学的なシナリオの相性がとても心地よいと感じました。 @ネタバレ開始 隣の席の金髪不良、不真面目な人間だろうと思った彼が、しっかりと課題に取り組んでいたばかりか、一夜を過ごしただけの相手の心を捉え、それを言葉で表現した――これには主人公でなくても衝撃を受けます。 ものすごい才能の持ち主だな、というのと、この作品自体も二人の人間性などが、不良×真面目の新境地だなぁという印象で、一気に話に引き込まれました。 山下君の文学的なセンスが自分の良い刺激になるかも、と考え、彼に印象的な場面を語ってもらい、それを絵にしたいという渡辺さん。 このくだりに入る前の、自分が絵を描くことを彼が断わる場面も、すごく印象に残りました。できる人の簡単なことと、そうでない人のそれは違うんですよね。 彼の語る繁華街の風景も、すごく素敵でした。 山下君の見た景色を絵に描く、それで褒められることに一抹の罪悪感を覚えつつも、お互いに自分が見たことのない景色を見て、考えを知って、新しい感覚に目覚めていく過程が好きだなと思いました。 山下君も自分の感性について、周りがあまり理解してくれないことを、心の底では残念とか、寂しいと感じていて。それをありのまま受け入れてくれる渡辺さんを見て、自分が感じたことを大事にしてもいいと思えるようになって良かったです。それだけに渡辺さんが自分を単なる不良と評したのが、すごくがっかりしたんでしょうね。 渡辺さんの絵がまた振り出し、それ以下になってしまい、絵を描くことができなくなった彼女が、山下君と再会して苦しみを吐露するシーン。思わず彼女に感情移入して涙が流れました。 バイクに乗って、山下の背中にしがみつき、微笑みながら涙を流す渡辺さんがすごく綺麗でした。 自分の想いを描いて否定されたら自分が否定されたよう、これはきっと芸術に打ち込む人の多くが抱える苦しみだと思います。作品として生まれたもう一人の自分、それにつきまとう評価。それを見たくないから描くことをしない。それも一つの選択だけど寂しいですよね。 両親はきっと芸術に対する理解がそこまでなくて、自分たちが言った言葉が娘をどんな気持ちにするか想像できなかったんでしょうね。でもそういう言葉ってずっと残る。 山下君も自分の半分の血によって、言われたくない言葉や評価をたくさん受けてきて。全く違う二人だけど、いろんな部分が似通っていて、相手を通して自分の今までとこれからを考え、関係性が変わっていくのが手に取るように分かり良かったです。 再会した山下君、見た目や人とのかかわり方は柔らかくなったものの、ありきたりな告白ではなく「この関係に名前は無くていい、普通にありのままでいい」と言う彼がいい意味で変わっていなくていいなと思いました。 とても読了感のよい作品でした! @ネタバレ終了 プレイ時間自体は短いと思いますが、ぎっちりと詰め込まれた想いがストーリーとキャラクターに深みを与えていて、心に残りながらも爽やさがありました。 素敵な作品をありがとうございます!

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  • せんせはアタシのxxx
    せんせはアタシのxxx
    酒に酔って目を覚ましたら、見知らぬ少女と二人きり!! しかも少女は自分を誘惑(?)してきて……。 ちょっと背伸びした感じの少女の見せる表情に、こちらまでドキッとしてしまうところからスタートでした。 @ネタバレ開始 以前作者さんの作品をプレイして、場面に合ったイラストを細かく作られている印象を受けていましたが、今回もすごく丁寧に作られた作品でした。 少女が机に向かって勉強を進め、徐々に笑顔になるシーン。 表情一つ見ただけで、主人公が「この顔が見たくて先生になった」という気持ちが分かる、可愛らしくてニコニコしちゃうお気に入りのイラストの一つです。 少女の声もすごく可愛くて、見た目同様、少しだけませていて、でも可愛らしさを含んでいて、キャラクターにぴったり合っていました。 「遊ぶったら遊ぶ!」と主人公を引き留める声と立ち絵なんか、もう駄々っ子のそれです。でもそこが可愛い。 かと思えば、主人公をからかって見せる。まさに小悪魔ちゃんです。 ママの出現で一気に現実に引き戻される主人公……がんばれ。 ここで流れる動画、すごく良かったです! 大人しい女の子が、先生に振り向いてほしくて頑張ってオシャレしている様子が、すごくいじらしくて、可愛らしかった!! 文字がなくても何があったのか読み取れちゃうの素晴らしいです。 先生が自分の名前や、自分のことを覚えててくれたことに嬉しい……ってなっている卯月ちゃん、本当に可愛い! そこへ現るギャル! なんと妹ちゃんでした! 妹と知って「よかったぁ」ってなってる卯月ちゃん、きゃーわーいーいー! 勢いで好きって言っちゃった、きゃ! 本音モードで精いっぱいセクシーなギャルを頑張る卯月ちゃんを見て、またにやにやが止まらなくなってしまいました。好きだ! ネクタイ+やさぐれはいいですよね、わかるよー! @ネタバレ終了 クリア後コンテンツまでしっかり楽しませていただきました! 少女が本当に可愛らしかったです! 素敵な作品をありがとうございます。

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  • 世界一彼女の近くで
    世界一彼女の近くで
    真面目だけど、ちょっと天然な彼女のそばにずっといた「僕」。 一見すると危ないヤツなのか、と思わなくもないのですが……。 制作の時から気になっていた作品でしたので、公開後すぐに読了しました! @ネタバレ開始 ヒロインと彼女に近づく山口さん、お話もですが、二人の立ち絵がすごく丁寧に作られている印象を受けました。 表情差分だけではなく動きをつけて、特にヒロインが眼鏡を直したりする仕草。 すごく良かったと思います! またアイキャッチも毎回変わっていて、二人の距離が徐々に近づいている様子が分かって、素敵な演出だと思いました。 ちなみに、僕の正体に関しては割と序盤に気付きました。 というより、ミステリーを読む機会が多いので、どんな作品でも読む前にある程度自分の中で「こういうお話かな?」と予想をする癖がついていて、それが当たった感じです。 ほかの方の感想にもありましたが、僕の正体が物語の大きな部分ではないので、それが分かったからといって「つまらない」ということはなく、分かったうえでも楽しめるお話になっていました! スマホにも少々ヤキモチを妬いている様子の僕、ちょっと可愛いです。 優しい彼女に近寄って傷つける男が許せない「僕」。 そんな彼女に近づく新しい男――僕としては気になりますよね。 けど、徐々に僕は新しい恋人を認め始めて。 自分では彼女を守れない、ということを痛感し、レンズが曇ってしまう僕。 ですが、少し切ないままで終わらず、結婚式では素敵な衣装に包まれたヒロインに、いつものように寄り添う僕の姿が印象的でした。 ヒロインも、恋人も、僕も、みんな心優しく穏やかで、読み終えた後にほっとするような作品でした! エンド後のタイトル画面、ヒロインが眼鏡をかけて、パートナーに寄り掛かるイラストも、すごくいい絵です! @ネタバレ終了 エンド後コンテンツも含め、楽しく読ませていただきました! 短編ですがしっかり作りこまれていて、人を選ばずに読める作品だと思います。 改めて、素敵なお話をありがとうございました!

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  • Re:quiem[Shall We Dance?]
    Re:quiem[Shall We Dance?]
    レクイエムシリーズの新作、と聞いたら遊ばずにはいられません! 立ち絵が変わって可愛らしくもちょっと大人っぽくなった小百合ちゃんはじめ、みんなとお会いできてとても嬉しいです! しかも今回はパートボイスではなくフルボイス! どのキャラも本当にお声が素敵で聞きほれてしまいました…! 声に関してはみなさん素敵でしたが、個人的に真人君がすごくお気に入りなので、彼の声が落ち着いた中に少年らしさがあって、特によかったです! @ネタバレ開始 攻略対象となるキャラは、シリーズ通して憧れのお兄さんであった京介さんや、小百合ちゃんに思いを寄せる優君、[After the rain]でよい雰囲気になった真人君だけでなく、先生やまどかさん、陣内さんもいらっしゃいました。 この辺は恋愛になるのかな? と思っていたら、ちゃんと小百合ちゃんが思いを寄せているというところが前提にあってガッツポーズです(陣内さんは保護者ポジションですがそれもよき!) 主人公がみんなに愛される作品好きとしてはたまらないですね。 小百合ちゃんのお祭り衣装も本当に素敵! ルートの方ですが、全員見ました! みんなの色んな一面が見られてよかったです! お祭り作品として、先生やまどかさん、陣内さんとのエンドも見れてよかったです。まどかさん好きとしては、小百合ちゃんとのペアいいなぁと! 京介さんのラストで羽織ものをかけてくれるの、いい男らしくて好きだと思いました。 優君ルートは、小百合ちゃんからの信頼が伝わってきて、[Spring is in the air.]を読んだ身からすると、よかったね優君!となりました。 死因は小百合ちゃん、でもそれはなんというか、優君ならありえそう…! 好きすぎて、という意味で。 ラストは個人的に大注目の真人君。 押せ押せの小百合ちゃんいいぞー! 真人君の性癖全公開! あんまりみないでください、ばかは破壊力が…すさまじい。 始終にやにやが止まりませんでした。 主軸にあるつららちゃんと椿さんのお話もよかったです。 自分の目的のためにつららちゃんを利用すると見せかけて、実は自分が作った雪だるまだった、というところ。 彼はきっと、春になってつららちゃんが溶けてしまったのが辛い記憶として残っていたのではないかと。二人が仲直りできて、ほっとしました。 つららちゃんもラビリアンも人間ではないけど、ひとつの命として扱う小百合ちゃんの優しさにじんとしました。彼女のひたむきさ、そして成長には目を見張ります。 [Spring is in the air.]から引き続いて登場の小百合ちゃんのお友達であるあやめちゃん、巴ちゃんの中に杏子ちゃん、アザミちゃんが加わって、みんなが仲良しなのにもニッコリです。巴ちゃん、杏子ちゃん、アザミちゃんの三人の三角関係もほっこりしました。 劇場版的という記載を見て、確かに!と思いました。 番外編的なお話でしたが、いろんなワクワクが詰まっててよかったです! @ネタバレ終了 雪が降るころにもまたやりたいと思うような素敵な作品でした!

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  • 地雷系女子!?ほなみさん
    地雷系女子!?ほなみさん
    地雷系女子な見た目の穂波さん、本当に地雷なのか、それとも? 気になって覗いてみちゃいました! エンドコンプに関するヒントもありますし、短い作品なのにスチルもいっぱいで、大満足の内容でした! @ネタバレ開始 お話に関して、結論から言ってものすごくハートフル&胸キュンでした! 線が細い女の子もいいのですが、個人的には穂波さんみたいに運動女子の体形も健康的で好きだなと思います。 あと、穂波さんの制服姿もショートヘアが似合ってていいですね。 どちらにしても笑った顔が可愛らしくて満点です! 自分の好きと自分の見た目が合わない、という悩みは、きっといろんな人が抱えているのでしょうけど、そこへ一歩踏み出す勇気をくれた人にお礼が言いたいという純粋さ。素敵です。 そして凛……君! 普通にイケメンでした! 見た目だけではなく言動も。 お兄ちゃん含めイケメン兄弟ですね。羨ましい! ラストを見たとき、もしかして告白か!? とわくわくしてたのですが、おまけでしっかりお付き合いされていると書かれていて、思わずガッツポーズです! 凛君より4センチ低くてよかったって、こういうところ可愛い! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!

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  • 魔女をたずねてコンビニバイト
    魔女をたずねてコンビニバイト
    魔女っ娘×コンビニってどんな感じなのだろう、と気になってプレイしました! ネタバレ的なものは挟まないほうがいいと思いまして、大半を伏せさせていただきますが、すごく面白かったです! メインヒロインのリナちゃんがむちゃくちゃ可愛いのはいうまでもないのですが、ほかのヒロインもみんな個性的で可愛いく、嫌みな感じがちっともなかったです。 文章も読みやすく、セリフと地の文のバランスが良くて、すらすらと読み進められました。 ヒロインたちを含めボイスも大変耳に優しくて、ふわふわきらっとしたイラストとともに、コミカルでキュートな世界を盛り上げてくれました。 @ネタバレ開始 私は特に妹の麻祐理ちゃんが好きですね。 典型的ツンデレなんですが、頭がよく兄想いで、お兄ちゃんを勘当した父親に反抗して不良になっちゃうところなど、とてもけなげ。 素直じゃないところがまたいい。クラスメイトに全く不良扱いされてないところもいい。私もこんな妹ほしかったな、と思いました。 そして主人公の永一君も、ヒロインたちが好きになるのもわかる、という感じの好青年でした。 一人暮らしを経て成長した部分も大きいのでしょうけど、できたお兄ちゃんです。ちゃんとお父さんに認められたい、と努力しているところ、困っているリナちゃんに同居を提案したり、妹探しを手伝ったりと、優しくいい男でした。 ストーリーに関しては「家族」「恋」「成長」を感じる素敵なお話でした。 ワケアリで家にいられない者同士が一緒に暮らす、なかなかに感動的ですね。 ヒロインたちの優しさにもじんとしました。 リナも永一君も、家族に関して悩みを抱えていて、だからこそ助け合ったり、理解できたり、それがしっかり伝わってきました。 リナちゃんは天然ではあるけれども優しくて、後半は気遣いの言葉がしっかり出るようになってきて、彼女も成長中なのだなと思いました。 ニーナちゃんとの再会に関して、リナちゃんからすれば、すごく複雑で。 それがまだ恋を本当の意味で理解できていないのだからなおさら。自分の知っていた人が、自分の知らない人になってしまったわけですし。自分もいずれそうなるのか、とも考えてしまうのですよね。 少しずつリナちゃんが恋心を自覚し始めているのが、お別れの手紙から伝わってきてこちらまで苦しくなりました。 それだけに、ラストで永一君への恋心を自覚した彼女との再会シーン、本当に胸が熱くなりました!  最初に見たのがリナちゃんエンドだったので、あとで周回したのですが、麻祐理ちゃんエンド……最高にエモでした。このスチルずるすぎですね。永一君がちゃんと麻祐理ちゃんのことを考え、彼女のために選んだ道。素晴らしいです。 玉泉さんの気持ちが伝わるエンドもよかった! 静流ちゃんエンドも見てみたかったです、彼女の場合恋心かは分からないけど。 あと蛇足ですが、大事なことなので。 「ここでスチル!? ご褒美すぎる!!」 これは宣伝した方がいいですよ、画像載せなくてもいいんで! もう! 温泉! 美少女、ね!! いいぞー!! @ネタバレ終了 エンドは3つありますが、親切な作りなので全部読むことができました。 素敵な作品をありがとうございます!

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  • 弟友コネクト
    弟友コネクト
    弟の友達っていう設定もいいですし、年下男子好きとしてはこれはもうマストプレイだなと思って遊びました。 @ネタバレ開始 毎度毎度、乙女ゲーをプレイして感じるのがヒロインちゃんの可愛さ! 理玖ちゃんはふわっとしてて若干天然で、はっきりと思ってることを伝えられるいいお姉さんキャラでした。こんなお姉さんがいたら、そりゃドキドキしますわ。 ゲーム中は「トキくん……可愛すぎか……」しか言ってなかった気がします。 大きな人懐こい猫ちゃんみたいで、大変、大変可愛らしかったです! ゆえにネコチヤンエプロン差分、ご褒美でした。 好きな人を前にドギマギしたり、思ってることがついぽろっと出ちゃったり。 でも憧れのお姉さんにご飯に誘われて「行きたい」ってちゃんと言えるところがえらい! 「ハルのお友達なんだし遠慮しないで」という理玖ちゃんの言葉に、男の子扱いされてなくてちょっとグサッときてるシーンも、トキ君の心の様子が丁寧に描写されていて楽しかったです。 画面の前で身もだえしてしまいました。いいなぁ、青春だ。 イラストに関しても差分がたくさんあって目が癒されました。 呼ばれるまではあっちを向いてるのが「トキ君」って呼ばれてこちらを向くのとか細かいところまで作りこまれてて没入感が高まりました。 トキ君のちょっと目つきが悪い感じが、もともとすごく好みだったのですが、テレ顔と顔をそらしたポーズ、最高です! これまであんまりトキ君を意識してないと見せかけて、からの理玖ちゃんの確信犯的セリフ、さすが年上だと思いました。 クリア後タイトルで同じ制服を着ている3人がみられてハッピーでした! 二人にはぜひぜひ楽しい学生生活を送ってほしいです! ハル君はハル君で、お姉ちゃんにお世話されたりするのがちょっとムズムズするお年頃なのだろうけど、時折素直になったり、姉弟で趣味が合うシーンなどもあって、ほっこりしました。弟キャラ好きなんで、そこもよかったです。 @ネタバレ終了 おまけまでしっかり楽しませていただきました! ハル君推しもニッコリな親切設計、最高です!

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  • Re:quiem[After the rain]
    Re:quiem[After the rain]
    大好きなレクイエムシリーズの最新作! 短いながらも今後の作品展開の雰囲気が味わえ、いろんな要素盛りだくさんで大変楽しめました! 過去シリーズとは若干設定が違うものの、いつもどおり明るく元気でかわいらしい小百合ちゃんと、彼女を取り巻くみんなに再会できてにっこりです。 そして、小百合ちゃんと同じ孤児院のメンバーや、素直じゃないけど優しい真人君とのやり取りに、心がほっこりしました。 そして地球外生命体に都市伝説、降るはずもないものが降り注ぐ現象。 それだけでもうわくわくが止まりません! @ネタバレ開始 小百合ちゃんたちも自警団として、立派に戦っててカッコよかったです。 真人君におっそろしい女と言われる小百合ちゃん……そこがまたいい。 小百合ちゃんは本当に心身がとっても強くなってて、守られるだけのヒロインじゃないというところに、彼女の成長を感じ感動しました。 強い女の子はいいなー、かわいい女の子が刃物振り回してるのすごくいいです。 なにより、あじさいちゃんのキャラが本当にツボでした。 猫耳に八重歯、ミニスカートと毛先だけ色が違う髪の毛、そしてあじさいのお花。 可愛いがすぎる……けれども口も悪いし過激だ! 小百合ちゃんがそういう単語をちっとも理解してなくて、二人のやり取りにくすっとしてしまいました。 さみしがりやの気まぐれ少女、まさに猫って感じですね。 そんな彼女が最後に降らせたのが「涙」というところが……切ないです。あじさいちゃんに小百合ちゃんが空気を送ってあげるシーン、大変な場面のはずなのにとてもきれいで見入ってしまいました。 本編で二人が再会するシーンがあったらいいなぁと密かに思ってます。 「ヒトは思ったより、ひとりじゃない」いい言葉だなぁ。 みんなに支えられて前を向こうと思えた小百合ちゃんらしいなと思いました。 からの、真人君の人工呼吸……そして、小百合ちゃんが彼への気持ちに気付くシーン。たまらないですね。 この両片思い気味な空気がすごい好きです。 好きを自覚してからの小百合ちゃん、やっぱり恋する乙女は強い! @ネタバレ終了 雨というのはさみしくもあったり、ロマンチックでもあったり、題材としてとても好きなのでプレイが楽しかったです。 小百合ちゃん回りの人間関係だったり、みんなの個性が光っていて、やっぱりレクイエムが好きだなーとあらためて思いました。 今後の展開も楽しみにしております!

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  • ID27
    ID27
    27ちゃん、キャラデザを考えてらっしゃるときに拝見して、すごくかわいい!と思いゲームでお会いできるの楽しみにしてました! ゲーム開始直後からカーソルや画面の雰囲気が近未来的で、世界観が出ていてとてもワクワクしました。 キャラメイクできるの本当に素晴らしい! 私はロングヘア派なのでロングのウェーブにしました。ふわっとしていてとっても可愛らしい印象です。 一人称まで選べるのも、カスタマイズのしがいがあります。 「ボク」も好きなのですが、ここは「あたし」で。 一人称「あたし」っ子めちゃくちゃ好きなんです……。 @ネタバレ開始 自分好みにカスタマイズした子に「マスター」と呼ばれると、すごくドキドキしてしまいます。 呼び方は「ニナ」にしました(あとでそれしかないと知りました)。ニナちゃん自由奔放な感じで大変可愛らしいです。 どうでもいいですが、チョコがけチップっておいしいんか…とはじめは思ったものですが、塩気と甘みが絶妙で私も大好きなんですよね。 1周目は雰囲気を味わって眠りにつきました。 周回のたびにカスタムできるのとても嬉しい仕様です。けれども最初のロングウェーブとあたしのニナちゃんがお気に入りで、いくつか試した後のうちのニナちゃんはずっとこのスタイルでした。 胸元の「27」の意味が視覚的に見えるようにという意味だったこと、27はもともと自分のコードだったこと、エンド1でいろいろと明らかになりました。 エンド2は自力ではたどり着けなかったのでヒントをお借りし、見ることができました。 このままここで、ずっと二人ぼっちで……。 終わらせることが幸せなのか、終わりが来る時までこのままでいるのが幸せなのか、考えてしまいました。 ニナちゃんがどんな気持ちで自分を忘れたマスターと過ごしていたのかを思うと切ない気持ちに。 そして外の世界について。窓から聞こえるのは雨音だとマスターは言いますが、もしかしてそれは雨音ではなく別な、たとえば砂嵐の音で、外なんて本当に存在していないとか……なんて勝手に考察してしまうのでした。 @ネタバレ終了 エンドに関しては難しい部分もありましたが、ヒントページがあるので詰まることなく楽しむことができました! 考察のしがいがあるお話と、二人だけの世界というのが伝わってくる空間、抑え気味の彩度がよい空気を作り出していました。素敵な作品をありがとうございます!

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  • 運命のひと。
    運命のひと。
    最近優しくしてくれたのが運命の人――といわれ、アタックを繰り返すちょっと不思議ちゃんなヒロインと、そんな彼女が徐々にクセになってきちゃう先輩のショートラブストーリー。 終始「先輩かわいい」と思いながら堪能させていただきました。 @ネタバレ開始 姫田先輩、名前と同じくらい可愛すぎて、これは女子群がるわ…と納得です。 めちゃくちゃツンデレで、主人公に好きって言ってほしがるのに、自分はなかなか言い出せないところとか、ものすごく可愛らしい。 告白当初の「なんだこいつ…」という表情から、時折笑顔が見られたり、赤くなる姿があったりと、もうギャップ萌えの宝庫と化していました。 友達と話していてやきもち妬いてしまうのもいいですね。 俺だけに笑顔見せろってことですよね、いいなぁ、可愛い…。 そしてフラれてもめげるどころか、マイペースにアタックし続けるヒロインちゃん。 ちょっとずれているところがあるけど、一途で自分の後を追ってくる彼女はきっとこれまでかかわった女の子と違って、だから目が離せなくなっちゃったんですね。 最初は興味なくても自分にガンガンきてくれる子って、結局好きになっちゃうものです。姫田先輩、すごくよくわかります…。 照れずに「好き」って伝えてあげてね、先輩! @ネタバレ終了 パソコンの画面の前で思わずニマニマしてしまいました。 キュンとくるシーンも、くすっと笑えるシーンもある素敵なお話、ありがとうございました!

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