さむいそらのレビューコレクション
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泣けない兎 短編集神様、精霊、人間が織り成す残酷で美しい物語。 最初にこちらを読んでから本編を読み、また戻ってまいりました。 どのお話も、読んでいると針でちくちくと刺されるような痛みを感じます。 けれどそんなことを気にも留めないくらい、ずっと触れていたくなる魅力がありました。 @ネタバレ開始 精霊さんたちが悔やんでいる様子がたびたび見られましたが。 襲って来た人間たちを倒せたとしても、 結局彼らは心に傷を負うのだろうなと思います……。 弱い存在でありながら、こんなにも彼らの運命を狂わせていく人間たちのなんと愚かなことか。 それでも必死に生きていくみんなは本当に強いなあ。 何度読んでもセージさんとシオンさんのやりとりが好きです。 自分たちの関係に(半ば強引に)名前をつけるところが愛おしく感じました。 @ネタバレ終了 今後の展開がとても楽しみです。 素敵な作品をありがとうございました。
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でじゃびびっど!かわいらしい雰囲気のタイトル画面で流れる和風のBGMがすごく印象に残ります。愛里ちゃんのポーズとかも、物語を読みすすめていく中で「そういうことだったのか……」と開いた口が塞がらなかったです。競い合うライバルだったふたりが、お互い好きな気持ちを諦めることなく道を探し続ける姿は本当に格好よくて胸熱でした。 愛里ちゃんの私服とかチェックのリボンがかわいすぎてちょっと羨ましい気持ちもありますが……! @ネタバレ開始 複数のエンディングがありましたが、個人的にNORMAL ENDがいちばん好きです。 崩壊していく世界の中で、最期まで愛した人と一緒に居られることはどれほど幸せだろうな……と思いました。 最後にHAPPY ENDにたどり着けたときは思わずガッツポーズしました。ふたりに幸あれ! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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手紙の先には偶然手紙を見つけてしまったらどうするか。 状況が状況なだけに触れないのが正解(?)なのでしょうが、見えるように置いてあるのではなくて、隠してあるとやっぱり気になってしまいますね。 @ネタバレ開始 ENDING2のオチでちょっと笑ってしまいました。 悪いことはするもんじゃありませんが、空き巣にも人の心があってよかったなとほっとしました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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Crescendo Moon白セーラー、とてもかわいい。 夜の海の冷たさなど感じさせないくらい、あたたかな物語でした。 少女がとても明るい子で、くるくる変わる表情や動きが愛らしくて、月よりもずっとずっとまぶしく見えました。 この先の未来、二人はどうなっているのかな……想像が無限にふくらみます。 素敵な作品をありがとうございました!
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初恋の後悔色鮮やかな風景の写真と、耳に残る美しいピアノBGMの数々。その中でたくさんのキャラクターたちが紡いでいく、ほんの短い間の青春。文章のテンポも良くあっという間のひとときでした。 相手とどんな距離感で関わったらいいのか。ちょっとずつ探って、失敗して。後悔して、それでもまた歩み寄っていく。なんだか他人事とは思えなくて、どぎまぎしながら読んでいました。 @ネタバレ開始 "その記憶は、昔過ぎてもう思い出せないけれど、今日は新しい記憶ができた" 「新しい記憶ができた」という言葉が印象に残っています。玉木くんが前に進もうとしていく過程で、ここで印象が変わったなと感じたからかもしれないです。すごく素敵な響き! 行動しなかったことを悔いるより、恐れずに行動したことへの後悔だからこそ、玉木くんの中で納得のいく思い出になったのかなあ。そんな姿がかっこよくてこちらも勇気をもらえました。 @ネタバレ終了 あとがきも読ませていただきましたが、キャラクターへの愛がひしひしと伝わってきました……! 素敵な作品をありがとうございました!
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片恋スターマイン翔くんルートを選びました。ふたりがほほえましくてにやにや、苦しい感情が伝わってきてだばだば……というのを画面の前で繰り返していました。せ、切ねえ……!でもこんな恋してみてえ〜〜! @ネタバレ開始 ツンデレ翔くんめちゃくちゃかわいかったです。お、いい雰囲気になってきたかな……というところで事故のシーンが来てしばらく放心状態でした。このまま終わってしまうのか……と……。 絶対と言いきれる関係って存在しないのかも……。どんなに長い時間を一緒に過ごしても、忘れたり、それこそいなくなってしまったら何も残らないですもんね……。 自分の気持ちを嘘偽りなく伝えることは、難しいけれど本当に大切なことだなと感じました。 @ネタバレ終了 甘くてほろ苦い青春を楽しむことが出来ました。素敵な作品をありがとうございました!
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名もない吐息タイトルに惹かれてプレイしました。文章が読みやすく、演出は非常に作りこまれていました。 文字を送るときの速さや途切れるタイミングで、キャラクターたちの声が実際に聞こえてくるようでした。 鴨野さんが笑ったり困ったりぴょこぴょこ動くのがかわいらしかったです。 @ネタバレ開始 泡のような演出、何を意味しているのだろうと不思議に思っていましたが……。 今思えば海の中だったのかなあと。 これは考えすぎかもですが、溜息の名前に「水」とついていたのが怖くなったり。 個人的な意見ですが、なんとなく、あー死にたいと思うことは過去にありましたが。 実際に重りをつけて、水の中に入って……と、そんなことをする勇気がない人間なものですから……。 少しだけうらやましいなと思いました。 ひとりでは出来ないことも、ふたりならあるいは行動に移せたりするものなのかもしれませんね。 @ネタバレ終了 もっと年を重ねてから、もう一度読んでみたいなと感じる作品でした。ありがとうございました。
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ラヴ・シルエットシンドローム発想の勝利。シルエットの女の子を攻略するとは、とんでもない難易度のゲームに出会ってしまった……と思いきや、随所にヒントがあるので悩むことなくクリアできました。 この主人公、もしや自分か?というくらい心の声を代弁してくれるのでよりストーリーにのめり込んでしまいます。 なによりデザインがかっこよくて、クリック待ちの矢印やタイトル画面のボタンのエフェクトがおしゃれ!ずっと見ていられます。 @ネタバレ開始 アイちゃんはどんな姿でもめちゃくちゃかわいかったです。アナザーエンド後ストーリーで泣きました。一生幸せでいてくれ……! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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ノーノーモンスター怪異を探るちょっぴり怖い要素もありますが、キャラクターたちの掛け合いはテンポがよくてサクサクと読み進めることができました。動きや表情がかわいらしいです。 またそれぞれの呼び名が一つだけでなく複数あるようですが、それを混乱させることなく自然と読ませる文の構成がすばらしいと思いました。 @ネタバレ開始 「難儀な哲学者」プレイ後にもう一度訪れてみましたら、コツをつかんだようですぐにバッジを見つけることができました! B5ーーーーー!!!そこにいたのかーーーーー!!!! 「蜘蛛男」さんが「偽物」に銃を使うシーン、物騒な気がしておりましたが。 育児に家事に、いろいろと追い詰められていたんでしょうね……。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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難儀な哲学者ほのぼのしたロボットたちの会話とエラー音が癖になる作品でした。 どこかに何か隠されているみたいですが2周してもわからず、攻略ページを参考にバッジを手に入れることができました! @ネタバレ開始 実は「ノーノーモンスター」を先にプレイしていたのですが、EDのありかが見つけられずにぐるぐると、ついには年を越してしまった……! そんなわけでこちらの作品に何かヒントはないかと伺った次第です。めちゃくちゃ攻略ページ置いてくださってました。ちゃんと順番にプレイしよう(自戒の念) ノベル主体で周回すると分岐が増えたりするのかな……とかいろいろ試したのですが、探索要素があって「そっちかー!」と額を殴るなどしました。 もう一度チャレンジしてきます! @ネタバレ終了 とっても楽しかったです。素敵な作品をありがとうございました!