kaza-editorのレビューコレクション
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フィルム・ラプンツェル文章がとても上手で、描かれる感情に翻弄されるがまま、最後まで読むことが出来ました。心に残った複雑な感情の持って行き場が難しい作品ですが、とても鮮烈に記憶に残る作品だとも思います。ありがとうございました。
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ほぼみっかプラス謎の適用力と展開力を持つ主人公と、個性溢れるキャラクター達が織り成す、笑いあり恋ありカオスありのノンストップ学園ADV。 いわゆる乙女ゲーではあるものの、主人公を含め女性キャラにも非常に魅力があり、ハイクオリティのコメディがふんだんに織り込まれていて、とにかく純粋に学園生活が楽しい。男女問わずオススメ!
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河童の花嫁流麗な文体とすっきりとした青が鮮やかな短編。くどくどと語られることはなく、言葉ひとつひとつが淀みなく奥ゆかしい。冒頭からぐっと惹きつけられるものがあり、あとは言葉を辿っていくだけでするすると物語の奥底へ。文章の面白さ、美しさを再認識させてくれる素敵な作品でした。
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積もるは白き息と日と肌身で感じることのできる生きた言葉の数々を、時にシリアスに時にコミカルに変幻自在に楽しませてくれる作品。ちょっぴり百合な二人の関係性の中に、どうしようもない日常の気怠い温かさが感じられます。色んな秘密を抱えたまま、これからもこんな日々が続くんだろうなあと、それが面倒に感じることもあれば愛おしく感じることも出来る、そんな表現の数々が素敵です。面白かったです!
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常磐のマ・リース工房 1.2サニタちゃんがとても可愛い! 物語性や世界観まで、柔らかな痛みと優しさの中、ひたむきに頑張る彼女を自然と応援したくなります。前作も技術的にすごいなと思っていましたが、今作もどうやって表現しているのだろう。物語性もキャラクター性も技術力も、どれを取っても優れた作品でした、面白かったです!
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おシャ☆るな
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博士の子 -eternal recurrence-水彩画のような透明感のあるイラストと、空想を広げる柔らかな言葉の物語。ストーリーの構造については中盤辺りで察しがついてしまう部分もあるが、虚ろな優しさの先にある結末を見届けたくて最後まで読んでしまう作品でした
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白雪舞う夏の日々兄妹の日常物。兄はとても真面目らしく、ADVらしい(?)ふざけた選択肢はなかったが、その分家族としての兄妹の絆は強く感じられたように思う。なかなか気難しい妹ちゃんとのほのぼの会話を楽しむ作品でした
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二年目の天子さん特に何かが起きるというわけではないが、天子ちゃんの生き方や会話に癒される作品でした。こういう穏やかで優しい時間の中でずっと生きていたいものです。無理だってわかってるけど!>< そう願いたくなる作品でした
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モンスタービタミン