CIL(しる)のレビューコレクション
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さりとて君影草は咲くある朝目覚めたら赤ん坊になっていた……。 という、ちょっと驚きの冒頭から始まるドラマでした。 @ネタバレ開始 人は失ったものを取り戻そうとあがくと思います。 しっとりとしたBGMも、 あたたかいタッチのイラストも落ち着いていて良かったです。 TRUE以外にもエンドがあること、 開始時に注意をしてくれる人の正体など、ゲームの構造的にも面白かったです。SF要素、特に、少しだけ過去に干渉できる、という塩梅が好きでした。 好きなエンドは3/4です。 @ネタバレ終了 ありがとうございました。
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メイドさんと繋がりたいお店の様子やメイドさんの接客、主人公の気持ちなどが非常にリアルに描かれていて、本当にメイドカフェに行ったような気分になれる作品でした。 そしていちごちゃんは素晴らしい神対応で、主人公が惚れるのもよくわかる気がします。 色々なエンドや展開が楽しめて良い作品でした。 ありがとうございました。
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【Valentine's・Junkies】これはなかなか、苦味の効いた作品でしたね。 @ネタバレ開始 明るいタッチのイラストとのギャップが恐ろしい、愛(!)の物語。 どのエンドが良いですか? って聞かれた時、非常~~に迷いますね。 @ネタバレ終了 制作、ありがとうございました。
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美少女たちの同人活動日記ゲーム制作者の女の子達がオフ会で出会ってあれこれ創作談議をするお話です。 @ネタバレ開始 しかも、これは劇中劇という構造も取っていて二重に不思議な世界を味わえるお話です。 うーむ、興味深い。 島田佳代さんは果たしてエンドクレジットに乗る日が来るのかどうか…!? 創作に関する議論はリアリティがあって、本当にオフ会に参加したことを思い出しました。 @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました。
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監禁部屋からの脱出様々な推測が出来るタイプのお話で、謎が何なのか考えるのも楽しい作品でした。 というわけで、 @ネタバレ開始 ――悪漢に拉致された主人公とは別の部屋に、主人公の彼女である佐奈も一緒に拉致されていた。敵は無辜の生徒達を無差別に撲殺していく卑劣な輩。 彼女の心の炎は燃え上がり、嵐のような男の釘バットの猛撃を避けつつ連式・爆屠烈刹を叩き込む。得意の拳法の極意でもって悪漢を叩きのめした彼女は学校内を走り回り、彼の姿を探す。すると、力尽きて倒れこんでいる主人公の姿を見つけたのだった。 彼女は遅まきながらに110番をし、警察が到着するまで、そして主人公が目覚めるまで保健室のベッドで彼を見守ったのだった。 ……みたいなストーリーを妄想しました! @ネタバレ終了 制作ありがとうございました。
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お前のスパチャで世界を救えやった! なんとか1回目でAエンドに到達出来ました。 Vチューバーを題材にした、珍しく面白い作品でした。 @ネタバレ開始 推しの歌で魂が浄化される感覚は知ってるのでわかりみが深いですね。 歌も良いしBGMも初めて聴くものが多かったです。 そしてかたラーメンさんの頼もしさ。 サスペンス的な部分もあって様々な角度から楽しめました。 個人が出来る範囲で色々調べようとするところに、すごくリアリティを感じました。 Vの魅力の一つは、誰でも望む姿になれるというものがあると思うので、今回の結末は個人的には納得のいくものでした。 ただ……心酔していた主人公からしてみたら、割り切れないかもしれないですね。 にあちゃんは良い笑顔をしますね。 優しい性格をしているんでしょうね。 帝国エンドは笑うwww @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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僕らの一歩ノベルゲームを制作している者として、共感できるところが大でした。 @ネタバレ開始 また、引きこもりになっている時間を意味あるものにしようと頑張る姿にも同じく共感しました。終わり方は希望を持てるもので、良いラストだと思います。 反響あると良いですね。 ※ネタバレタグが作動していなかったため再投稿しました。失礼しました。 @ネタバレ終了 タイトルは本作にふさわしいものに感じました。 制作ありがとうございました。
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さらば劇薬対照的な性格の女の子2人が本当に可愛いです。 劇を見ている雰囲気が本当に上手く表現されています。 @ネタバレ開始 どのように演じるのか選べる上に、 主人公2人の立場から演劇を楽しめるようになっています。 更に右上では演出のコメントも見られたり。 細かいところも凝って作られていて凄いです。 演者の名前が隠されているのも面白かったです。 @ネタバレ終了 楽しませていただきありがとうございました。
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きみとほしをみる。ヘビーだ。 なんてヘビーな設定なんだ。 主人公の女の子の置かれた状況が、最近見たSFものの中で1,2を争うリアルさとシビアさでした。 そう思ったのは多分、普通の一般人が主人公だから余計状況の怖さを身近に感じるからなのかなと思います。 ストーリーはある程度淡々と、でも突き放すわけではなく適度な暖かさでもって親切に、簡潔に、分かりやすく語られていきます。 @ネタバレ開始 置かれた状況は大変なものでしたが、納得のいく描写で、説得力がありました。 最後はこの状況の中で最も良い結末になったと思います。 今後ハヤタくんにもより良いことがありますように。 里香もハヤタくんに会いに行ってあげてほしいですね。 また、いたずらを不問にしてくれた向井先生には助演賞あげたいです。 @ネタバレ終了 この素敵な物語を目にしたのがフェス終盤とは……でも出会えて良かったです。 ありがとうございました。
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サイレンと昔のファミコンゲームのようなもの悲しいBGMが印象的です。 TRUEへは、他のコメントを参考に15分ほどで辿り着けた気がします。 勝手に、”そこまで難しい仕掛けはティラノでは出来ないのでは”と予想してやっていたため、早めにバッジに辿り着けたのだと思います。 しかし、それでもバッジの意味、ゲームの世界観を理解できている気がしなかったため更に何度かプレイを繰り返し、少しだけこの世界について、掴むことが出来た気がします。 @ネタバレ開始 すなわち、私は昏睡状態のような状態で、彼の頭の中(心の中)でだけ意思や文字が存在できるということかなと思いました。 そして目覚めたら、コップで口をゆすぐ、理由までは語らないです。書いてあるから。 ハッピーエンドだと解釈しました。 @ネタバレ終了 不思議な作品ですが、繰り返しプレイと考察と、他の方のコメントを含めて味わえる、珍しいタイプの作品だと思いました。 ありがとうございました。