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街八ちよのレビューコレクション

  • はらぺこりんちゃん
    はらぺこりんちゃん
    スクリーンショットのなれーたーの文と雑に結われたりんちゃんのツインテールからすでに確かな闇を感じ取ってしまい、プレイする前からつらい気持ちになりました。 りんちゃんはいろいろなものを口にすることになりますが…確かにどれも食べ物ではあるのですが、ただおなかを満たすために食べているという感じで胸が苦しくなりました。 りんちゃんにとってどのエンディングが心身ともに一番幸せになれるだろうかと考えると、複雑な気持ちになります。いくらぞんざいに扱われても、母親は母親ですものね…。 りんちゃんにおいしいものをおなかいっぱい食べさせてあげたいです。 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • 彷徨う言霊
    彷徨う言霊
    まさに主人公の日記を読ませていただいているような作品でした。 日記からは彼の人柄の良さが伝わってきて、とても暖かい気持ちになれました。 物語的には特別華やかなイベントがあるわけではありませんが、むしろこのような「平凡な日常」を楽しむ喜びを主人公を通して味わうことができました。 個人的に慎くんが優しく朗らかで好きです。彼がいなければ何もわからないままだったでしょうし、新たに思い出を作ることも出来なかっただろうと思います。 躍りを見られていたことが発覚するシーンや夏服の件等は微笑ましくて笑ってしまいました。 「もし今も生きていれば」と必ずしも言えないお話で、死後でも人の暖かさに触れられて良かったのかな…と切なくなりました。 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • 織リシ心ノ果テニ
    織リシ心ノ果テニ
    冒頭から無邪気にショッキングなことを言って笑う美夜ちゃんに度肝を抜かれたとともにその瞳にすごく惹かれました。 美夜ちゃんだけでなく各キャラクターの瞳が力強くとても印象的に残っています。 主人公の柊くんと妹の美夜ちゃんは全く正反対な信念を持っておりどちらの言い分にも頷ける部分はあるし相いれない部分もあって、この2人がメインで活躍することで物語のバランスがうまく取れていたように感じます。 善と悪、二律背反のようであらゆる事象にはそれぞれの側面が多少なりとも混在していて、きっぱりと分けることはできないのだということを改めて考えさせられました。 それぞれの登場人物にどんな事情があったとしても「悪意の連鎖を断ち切りたい」と行動を起こした柊くんは、たとえ結果が伴わなかったとしても立派だと思いました。 美夜ちゃんも美夜ちゃんなりにいろいろ考えていたことがラストでわかって切なかったです。 とても重たいテーマですが、人間の汚いところも綺麗なところもごまかさず描き切ったいろいろと考えさせられる作品でした。 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • ペンフレンド ~国境を越えた色仕掛けの罠~
    ペンフレンド ~国境を越えた色仕掛けの罠~
    主人公の湊くんがびっくりするほどのドクズで一周回って爽快感すら覚えました。 ロザさんは悪女なのかな…と思っていましたが、トゥルーエンドとサブエピソードを拝見して真相がわかったとき、やり方がちょっと過激ではありますがとても優しい方なのだなと思いました。 美人でSなお姉さん、素敵で無敵です。 個人的には雪菜ちゃんが幸せになってくれそうで安心しました。あんな健気で優しい女の子、湊くんにはもったいない…! 「悪因悪果」とはまさにこのことだと思わせてくれた作品でした。 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • スターダストキャットウォーク
    スターダストキャットウォーク
    穏やかで心地よいしっとりとした空気感のある作品です。 光と影を混ぜて溶かしたような色合いの背景に、夜くんの美しい髪と瞳の色が映えていて見惚れました。 ひょんなことからつかず離れずの生活を送ることになる2人ですが、その距離感がとても理想的で、こんな関係を結ぶことってなかなかできないよなと羨ましくなりました。 普段はマイペースでクールな夜くんですが、しばしば放つストレートな殺し文句にはいい意味で参ってしまいました。どきどきします。 夜くんの正体が何であっても2人が過ごしてきた日々は本物で、これからも大事にしていってほしいなあと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • むいむい。
    むいむい。
    最初は「むいむい可愛いなあ」とほんわかプレイしていたのですが、徐々に明かされるむいむいと魔女さんの真実にただただ切なくなるばかりでした。 むいむいは最初の頃こそ「代わり」だったのかもしれないけれど、次第に魔女さんにとって唯一無二の大事な存在になったのだろうということが短いお話の中からでもしっかりと伝わってきました。 むいむいにとってもそれは同じで、魔女さんの思いを胸にこれからの人生を歩んでいくのだろうと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • 電脳天使心中
    電脳天使心中
    アマツカさんがとにかく美しくたおやかで魅力的な存在の作品でした。 主人公の潤くんは周りに求められるまま努力を続けてきましたが、うまくいかずどうしようもなくなったときに以前出会ったアマツカさんと再会するわけですが、こんなに優しくて心を包み込んでくれるような存在なら「邪」な気持ちを抱いても致し方ないなと思いました。 アマツカさんは一見完璧そうでありながら、時折見せる寂しそうな言動や心の隙が魅力的に思える一因に感じました。 さいごに撮る2人だけの記念写真がとても切なかったです。 その後2人がどうなってしまうのかはわかりませんが、少しの間でも2人でいて「楽しい」と思える時間を過ごせたならそれで良かったのかなと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • 緑のツル、息してる?
    緑のツル、息してる?
    スクリーンショットのイラストを拝見してポップでコミカルな印象を受けたのでギャグテイストな作品なのかなと思っていましたが、いい意味で予想が裏切られました。 3つのルートはそれぞれ別々の方が書かれたということですが、どれも設定がよく練られたSFという印象を受けました。 それでいてきちんと差別化ができていてどのルートも妙な説得力があり、夢の断片からこんな物語を紡ぎだせるのには驚きです。 ツルとエレナちゃんはずっとおともだち(いろいろな意味で)だといいですね…! 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • Lechenaultia -レケナウルティア-
    Lechenaultia -レケナウルティア-
    「初恋のお兄さん」を探してとあるカフェでバイトしている主人公と2人の男性のお話です。 物腰が柔らかくて優しい春市さんと、ぶっきらぼうだけど何だかんだ言って優しい直さん、どちらも魅力的でした。 初恋はそれだけで大事で輝いて見えるものですが、「今」という瞬間、関係も大事だよなあと思いました。 どちらのルートでも結局初恋のお兄さんが強くてほほえましかったです。 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • ミルとメル
    ミルとメル
    可愛いペットたちのグラフィックと可愛いボイスで繰り広げられるほのぼのしたストーリーに癒されました。 ミルちゃんもメルちゃんも可愛かったですが、失敗ばかりしてもご主人様のことを健気に想うミルちゃんがお気に入りです。 この2人(匹)がいればご主人様は寂しくなくていいなあと感じました。 ペットとしての実際の姿も見てみたいと思いました! 素敵なゲームをありがとうございました!

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