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兎角Arle / 欠陥オルゴールのレビューコレクション

  • 人形のデザイア
    人形のデザイア
    ヤンデレタグと雰囲気に惹かれて、プレイさせていただきました! ダークな空気感がビシビシ伝わって来て好きです。 @ネタバレ開始 長めのお話でしたが、展開の構成も良く、文章も読みやすくて、ストレスなくとてもサクサク読むことが出来ました。 必要な情報が必要なタイミングで出てきてくれる点なども、シナリオライティングの上手さに舌を巻きました。 冒頭はかなり痛ましく不穏な導入に、ドキドキハラハラしていましたが、フィオさんに引っ付かれたシーンから、コミカルな所もあって少し気が抜けてよかったです。 ずっと張りつめているわけではなく、穏やかな時間も丁寧に描かれ、フィオさんの成長を見守るオリヴィエさんの日々は、とても微笑ましいですね。 しかし魔王様の支配魔法のお話があったので、やや不吉さも感じていましたが、やはりあの懐き具合には意図されたものがあったと分かり、オリヴィエさんと共に、胸が締め付けられる思いになりました。 しかも、加えて勇者の仕組みの残酷さもすさまじく…人間側も魔物側も、なんて無情なのでしょうか…ひょぇ…。 それでも、選択しなければならない時は訪れ…。 初見プレイでは自分の心で信じた選択をすることを心がけておりますゆえ、最初は首輪の鍵を外させていただきました! やはり、人それぞれの自由意思を尊重してあげたい!そんな気持ちで選びました。 それでオリヴィエさんの命が失われるとしても…恐らくこの選択をするオリヴィエさんならば、その覚悟もありそう…と思っていた通り、自分の首を差し出す提案をしたオリヴィエさんに感服です。こういう覚悟、大好きです。 こうして、本人の言葉で助けを求めるフィオさんに、オリヴィエさんも手を差し伸べて、絆を結ぶ流れ…いやぁ、美しいですね。良き選択をしました。 ……と思ったのもつかの間。 そういえば、ここまであんまりヤンデレらしい感じは無かったなぁ?と思っていたのですが、ここにきて急激に爆発してきましたね!?盛り上がってまいりました! まさかまさかの、独占欲からの反抗の展開に大変驚き、手に汗握り、いっぱいキスしてる描写に大興奮でした。ありがとうございます。私はキスシーンも大好きです。 先ほどまで「助けて」と弱弱しく縋っていたのが幻だったのか疑ってしまいそうになるほどに、壮大なしっぺ返し。フィオさん、良いぞ!すごいぞ!でもオリヴィエさんも応援したい!頑張れ!心が二つありながら読み進めました。 結局オリヴィエさんは負けてしまいましたが、満更でもないようなので、オールオッケーですね。お幸せに! そして個人的には、勇者だった頃から、フィオさんはオリヴィエさんに想いを寄せていたことが分かった所が、とてもグッときて嬉しかったです。 そんなこんなで、TrueENDを満喫させていただきました。 とはいえ、ひっそり骸骨の皆さんが愛らしくて好きだったので、彼らが動かなくなってしまったのはちょっぴり寂しい気持ちです。 ……けれどもう一つの死者へ冒涜的な結末を想えば、まだこちらの方が安らかなのやも…? なんにしろ、いやあ、良かった。これは最高の結末を見させていただきました。 このエンドを見た直後は、ここからもう一つのエンドに向かうのが恐ろしくなるくらい、大変に素晴らしかったです。 TRUE ENDを観てしまうと、恐らくもう一つはビターなエンドなのだろうなと、そんな騒めく心を静めつつ、選択肢へ戻ってもう一つの結末へ…。 ひょ~どちらの結末を選んでも共依存と互いを大事に想う気持ちは健在で、そこはとっても安心しました! しかしやはり、人格を捻じ曲げ支配してしまったことで、気持ち的にまとわりつく不安感。加えて、魔王様の助力を求めたことで置かれてしまった立場の危うさ。 総じてかなり不安定でぬぐえない不快感が漂っている、転落していくだけの結末に、むせび泣きそうです。えーん…。 オリヴィエさんのネクロマンサーとしての力は残っておりますが、禁忌を犯し続けなければならなくなってしまったこと…他者(フィオさん)の自由を奪い人格を捻じ曲げたからこそ、オリヴィエさんもまた、自身の信条や信念という自由を手折られてしまったように思えてなりません。 先にTrueを見ていたからこそ、MerryBADの、BADテイストの味わいを強く感じてしまったように思います。 本人たちは幸せそうなのが、僅かばかりの希望です……この結末のお二人には、少しでも長く、多く、安らかな時間が訪れてくれたら良いと、願うばかりです。魔王様、臣下への休暇をよろしく頼みますっ…! @ネタバレ終了 とてもどっぷりと世界観に没入出来て、楽しかったです! 僭越ながら、イラストを描かせていただきました…! たいへんに充実した時間を過ごすことが出来ました。 素晴らしい作品をありがとうございました!

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  • 神様は雨の中に -綿毛の詩-
    神様は雨の中に -綿毛の詩-
    可愛らしいビジュアルに惹かれて、プレイさせていただきました! まるで絵本や、学芸会のお芝居を見ているような、ほほえましく、あたたかな気持ちになる作品で、とても面白かったです! 概要欄の「電気紙芝居」という表現に納得しました。 エピソードの区切りごとにセーブのアナウンスが入るのも、とても有難い計らいでした。 @ネタバレ開始 ギルバートさんがライナスさんの事を想って、深く、大事に考えていることが、ずっと伝わってきて、ほっこりしつつ、応援したい気持ちで、読み進めていきました。 ライナスさんもまた、ギルバートさんの事を想っていたことが分かり、我が事のように嬉しく思いました。 キスシーンが大好きなので、甘やかなプレゼントのワンシーンに大歓喜です!ありがとうございます!そして、想いが通じて本当に良かったです…!! モクレンさんとペペロミアさんの会話も楽しかったり、深かったりして、こっそりお気に入りです。 @ネタバレ終了 優しく穏やかな気持ちになれる、とても素敵な作品でした。 有意義な時間をありがとうございました!

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  • いつか、この海が凪ぐ日まで。
    いつか、この海が凪ぐ日まで。
    雰囲気に惹かれて、プレイさせてもらいました。 程よい長さの一本道ビジュアルノベルで、とても面白かったです。 @ネタバレ開始 モノトーン調の画面で進み、最後の最後ではっきりと色づくコントラストの演出が、大変印象的でした。 登場人物も、多種多様な方向性の方が居て面白かったです。 中でも、以前プレイさせていただいた、うーちゃんがこちらでも登場して、滅茶苦茶驚きました! し、しかも、動いて喋っている…!?うーちゃん、相変わらず可愛いですね。 パパさんの辺りなど、本編中では謎が残る部分もありましたが、おまけで世界観やキャラクターの深堀が読めてよかったです。 結末もとても好みでした。 ミナミさんの意思を尊重し、止めることなく見届けて、そのうえでライカさんも自分の想いを貫くべく、新たな道を…ミナミさんを取り戻すすべを探そうと決意する着地点が、実に素晴らしいですね。 そして、ミナミさんのおかげで繋がった人達も、ライカさんの想いに応えてくれる様は、熱い結末でした。続く物語の広がりを感じます。 ミナミさんが戻ってきてくれたら良いなと、願わずにはいられません。 @ネタバレ終了 余韻が残る、実に有意義な良き時間を過ごすことが出来ました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 梅雨が明けるまで
    梅雨が明けるまで
    雰囲気に惹かれて、プレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 しっとりとした空気のなか、人外のアメオさんとお友達になってお話をする時間がとても心地よく、楽しかったです。 ラーメン愛、一目見た時から気になってたので会話で触れてもらえて嬉しかったです。 女の子の姿に成ったり、子供の姿に成ったり、どのアメオさんもとっても魅力的で、細かい表情の違いなどにもたくさんドキドキさせてもらいました。 アメオさんの照れ顔、とても胸キュンです…! 途中から、タマキさんの生活環境になんとなく察しがつきつつも、最後には、その現実に向き合いつつ、外に出る決心が出来た姿に、じんわり感動です。 私も引き籠りがちな方なので、タマキさんの勇気に、こちらまで力をもらえたような気がします。 @ネタバレ終了 穏やかで充実した時間を過ごすことが出来ました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • すきま公園
    すきま公園
    プロモカードを入手したので、プレイさせてもらいました。 @ネタバレ開始 季節の色どりを感じる公園をあちこち歩いて、出会った人達を出口へ案内していく流れが心地良く、面白かったです。 初見プレイ時は、何もわからず全員西の出口へ案内してしまいました。 途中から「西の出口ってもしかしてマズいのでは…?」と思いましたが、やはり思った通り、最後の言葉でこれまでのイラストの意味がわかって、思わずぞくりとしてしまいました。とんでもない方向へ案内してしまった…。 そして主人公もまた、どちらの出口へ向かうかを考えるところでお話が終わるのが、味わい深い余韻を残していて、とても好みの結末です。 2周目では反対に、皆さん東へ送り届けて一安心です。 主人公も、東へ向かってくれたら良いなと、祈るばかりです。 @ネタバレ終了 短いながらも、余韻が心地よい、充実した時間を過ごせました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • PadluvOsasanquafalls -パドルーヴォ サザンカフォールズ-
    PadluvOsasanquafalls -パドルーヴォ サザンカフォールズ-
    リリース直後から気になっておりましたが、ようやくプレイすることが出来ました! 赤と黒を基調にした絵作りとダークメルヘンな雰囲気がとても素敵です。 @ネタバレ開始 プレイしてびっくり仰天、ボイスがついている! 大事な台詞はボイス付きで、相槌などの部分にも効果的なタイミングで挟まっていて、とてもキャラクターの雰囲気が丁寧に表現されていて凄いですね。 ターゲットは左から順に進めていきました。 サラさんは初対面の兎人の方だったのもあって、最初は「こういうちょっと高飛車な性格なのかな?」と思いました。種族的にそういう傾向が強いようですね。 とはいえ、王子様に夢を見ている少女チックなところは微笑ましく。一方で、喜々として虐殺の歴史を語る様子には胸が痛む思い…そんな複雑な心境で読み進めた先に、ガブっと手に掛けられてしまうカットに私も息をのみました。 そして暗転ののち、運ばれるお料理。美味しそうだけど、ちょっと気まずい気持ちになりつつ、いただきました。 こちら料理のクリック判定が時折残っていて、食べ終えた後の虚無の皿を食べて、料理を残したままシナリオが進んでしまうバグが御座いましたので、念のためご報告失礼いたします。 続いてのターゲットはピールさん。 2回目ともなれば、おだてる会話も慣れたもので、サクサクと進められましたが、「星の数」の選択肢は私が頭悪すぎて滅茶苦茶間違えまくってしまいました。おいてかないでピールさん…。 ピールさんもサラさんに負けず劣らず、高慢な態度が目立ちますが、「最後まで話を聞いてくれる人は居なかった」「優しさを求めていたのかも」などの言葉に、更生の余地もあるのではないか?と思ったりもしました。 しかしその程度では、ユイさんの粛清は止まるはずもなく、こちらもガブっと。 ピールさんの食べられカット、直前の椅子にもたれた姿勢のカットの流れも含めてとてもお気に入りです!見ごたえがあって大変好みです! そして最後の女王様は、まさかまさかの展開が盛り沢山! 正体を明かしてからのアニメーションムービーには本当に驚かされました!格好いい!素敵! 小さな子供に撃たれてしまったシーンは、憎悪の連鎖を感じてとても切なく苦しい場面でした。 その後、女王様の思いがけない本音を聞いたユイさんが、女王様を手に掛けることなく離脱してくれて、少しホッとしました。生きてて良かった…。 サザンカさんの所に帰ったユイさんの涙と、自責の言葉に、こちらも涙がうるっと来てしまいました。ユイさん、幸せになってくれ~…。 チキュウでの暮らしの中で、ユイさんにサザンカさんがいてくれて、独りぼっちにならずにいたのが、本当に良かったなと思います。 おまけはサザンカさんメインのお話で、彼のこともとても気になっていたのでとっても嬉しかったです! サザンカさん、可愛くて素敵なお兄さんだなぁ~と思っていたら、ろろ蝋人形!?とハチャメチャに驚き、言われてみれば頭に火がついてますね…可愛い…。 なにやら他にもいろんなケモノの方々が居て、それも大変興味深く、おまけをすることで更に世界観がぶわっと広がりました。 おまけの最後には更に意味深な新キャラ登場で幕引きということで、続編がありそうな予感にワクワクが止まりませんね。 ボーカル入りのスタッフロールもクールで素敵でした。 最後にお一つ…。 ドレスコードのユイさんがどれも素敵で眼福でした!!! 令嬢の姿はもちろんシンプルに美しく愛らしく、王子の姿も紳士の姿もイケメン過ぎて…なんて罪深い美貌の麗人なんだ…好きです…。 イラストのシーンカットも多く、とっても見ごたえがあって、楽しかったです。 @ネタバレ終了 とても充実した楽しい時間を過ごすことが出来ました。 素晴らしい作品をありがとうございました!

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  • あぶない天使に出会ったら☆
    あぶない天使に出会ったら☆
    ポップなロゴと綺麗な天使さんのビジュアルに惹かれて、プレイさせていただきました! @ネタバレ開始 変な天使とお話出来るノベルゲームということで、どんな展開になるんだろう?とドキドキワクワク。 とってもフランクでフレンドリーなレイネルさん、素敵です! そんなレイネルさんを拘束してアレコレしちゃうなんて……えっちだ…こういうの大好きです…。 初見ではエンド1固定ということで、「目を見せてくれる」流れになった瞬間から嫌な予感が滅茶苦茶しましたが、思った通り心臓を取られてしまいました。 あんなに明るく楽しそうにお喋りしていたのに、最期の時は温度が失われていくようなギャップに、精神的にもハートを盗られてしまったような気がします。 いやしかし、やはりレイネルさんには明るく笑っていて欲しい!ということで、友達になるべくエンド2も拝見させていただきました! 友達になれて良かったです!やった~! でも少し、重たさを感じる結末……重い想い、なんと大好物なので、このエンドも大変素晴らしく…! 是非、永遠の友情という絆を、これからも育んでいって欲しいなと思いました。 @ネタバレ終了 短いながらも、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 黒猫骨董品店
    黒猫骨董品店
    雰囲気に惹かれて、プレイさせてもらいました。 @ネタバレ開始 ホラーが苦手なので、エンド1とエンド3にはとてもおどかされました。 初見プレイ時は、言いつけをしっかり守って、エンド2へ到達。エンド2も少し不穏さの残る後味で、まさに、じっとりとしたホラー作品でした。 怖い部分はきちんと怖いという一方で、絵が可愛らしく、ホラーが苦手な私でも最後まで楽しむことが出来て良かったです。 シリーズ第一弾ということで、この話が更に深堀されて行くのか、はたまた、他のお客さんの新しいお話が展開されて行くのか、続きが楽しみになりますね。 @ネタバレ終了 ドキドキハラハラで、充実した時間を過ごすことが出来ました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 神様の花嫁
    神様の花嫁
    プロモカードを入手したので、プレイさせてもらいました。 和風乙女ゲームにドキドキわくわくです。 @ネタバレ開始 最初の選択肢で個別ルートに分かれる構成だったので、初見プレイは、生贄の設定にならって水龍さんルートを進めさせてもらいました。 水龍さんルートは、たぶん結末の分岐は無い?のかな? 自信の無い由李さんを、力強く引っ張ってくれるような水龍さんとのやり取りにきゅんとしながら、終盤の展開では、巫女の一族として、由李さんが単身で、水龍さんを守ろうとする姿が格好良く、とてもアツい展開でした! キスシーンのスチルもあって嬉しかったです!ありがとうございます! 一方で、土地神さんルートでは、序盤から巫女の末裔であることが明かされ、由李さんの家族が亡くなった原因の深堀があったりと違った風合い。 土地神さんは、由李さんを包み込む優しさや包容力があるタイプで、そんな土地神さんを由李さんが支えるような関係性が、大変素敵でした。 こちらのルートはエンドの分岐があるようで、1度目は祟り神を祓うことができ、ハッピーエンドになりました。 エンド回収のため、最後に拝見したのがバッドエンドになりましたが、バッドエンドでも、謎の声の正体がわかるようになっているのは、とても親切なシナリオライティングだなと思いました。 @ネタバレ終了 充実した時間を過ごすことが出来ました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • REM
    REM
    可愛らしいおばけに惹かれて、プレイさせてもらいました! @ネタバレ開始 1周目では、楽しそうなことに積極的に参加してみたら、最後の最後で帰れなくなってしまいました。 鳥居や神社が出てきたりと、少し日本的な要素もあったので、もしかすると最初にパイが出てきたのは、黄泉つ竈食だったりするのかな?と思ったりしました。 この場所に染まってしまったからか、帰りたいと思っても眠りに落ちてしまう結末にはとても驚きです。 2周目では、心を鬼にして、センパイさんのお誘いを全て断わり、夜明けを迎えることが出来て良かったです。 @ネタバレ終了 全体的にBGMのチョイスや会話のテンポなど、雰囲気が非常に良く、楽しい時間を過ごせました。 素敵な作品をありがとうございました!

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