柏尾結維のレビューコレクション
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円環舞踏機エンジェライン(チャプター1配信)3Dで表現されたロボットによる、戦闘パートが実装されたアクションノベルということで、以前から気になっておりました。 作品を起動し、タイトルと主人公機が映るカットでまずテンションが上がります。UIも作品の世界観に合った近未来テイストのものとなっており、作品への没入感が高まりました。 タイトル画面で『はじめから』を選択し、地球をバックに映った機体が大気圏に向けて加速していくカットが入ったところでそのまま本編へ―― 印象的な始まり方ですね。 また、主人公の名前を自由に設定できるだけでなく、操る機体名もオリジナルでつけることができるというのは、嬉しい人にはかなり刺さるポイントではないかなと思いました。 どちらもデフォルトネームが存在したため、自分はそのままでプレイしましたが、プレイヤーが独自に考えた名称が機体として作中に登場するというのは、とても粋なゲームデザインだなと感じます。 そして、おそらくこの作品の醍醐味として力を入れて作り込まれていらっしゃった戦闘パートについても、簡単すぎず難しすぎずな難易度で、非常に緊張感を持って楽しめました。 主人公機のターン、敵機のターンごとにゲージが表示され、左右に移動するバーを適切な位置でクリックして止めることにより、成功と失敗が判定されて攻撃や回避が発生。どちらかの体力が0になるまで戦闘が行われるというシステムでしたが、 ゲージにおける成功範囲も一定ではなく、変わることもあるためちょっと油断すると失敗してしまうこともあり、ステージが進むにつれて敵も強くなっていき、最後まで楽しめました。 戦闘に入る直前、AIによって毎回入る同じフレーズも、ノベルパートと戦闘パートの緩急をつけてくれているようでメリハリを感じます。 攻撃のモーションも、機体によって多種多様に作られており、また、戦闘後に入手したポイントで機体も強化していくことができるため、基本的にノベルゲームを作ることが想定されているティラノソフトで、こんな直感的に楽しめる戦闘ゲームが作れるのかとワクワクしました。 個人的には、ここが一番に推したい点です。 シナリオについては、ネタバレを含みますので下記より書かせていただきます。 @ネタバレ開始 主人公のユウ(デフォルトネームで呼ばせていただきます)は、明るく社交性のある女の子という感じで、自然と感情移入しながら話を読み進めることができました。ロボットものの女性主人公って良いですよね……AI改めアイちゃんとの掛け合いも好きでした。 Chapter1は主にカズマさんと関わる話になっていたかと思いますが、ユウをレディと呼んでエスコートしようとする姿に微笑ましさを感じつつ、抱えていた自身の過去を彼女に話し、それがラストへの伏線として繋がっていく構成には唸らされました。 戦闘パートの共闘では、オートで援護射撃する姿も見せてくれつつ……どこか飄々としながらも確かな実力を兼ね備えているキャラという感じで好きです。 後はミランダとシルヴィアの双子コンビなど、ロボット越しなので姿は見えなくとも、印象的なキャラたちがステージを進めるごとに出てきて楽しかったです。 この辺りで個人的に一番好きなシーンは、「私と歳あんま変わらなそうだから」という理由で2人をちゃん付けで呼び出すユウですね笑 初対面の相手にも自然とコミュ力を発揮できる女の子は可愛い…… 道中、いろんなキャラたちと関わりつつも、カズマさんで始まりカズマさんで終わるというのが最も印象的でした。いやほんと、あの楽曲のチョイスは素晴らしい……煉獄庭園さんのDEATH TONEは名曲ですね。 次元解放の後、いったいどんな展開が待ち受けているのか……世界観に纏わる謎もまだまだ根が深そうで、三大勢力が今後どのような動きを見せていくのかが大変気になりました。 進捗も拝見しておりましたが、これから機体もさらにたくさん登場していきそう……? 胸熱です。 @ネタバレ終了 Chapter2以降も、また楽しませていただきたく思います。 ありがとうございました!
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イクリプスフォール -神の断罪-並行世界へ入り込み、乱れた運命を修正する形で世界を救うという設定と、金に目が眩んだクズ男主人公という点に惹かれてプレイさせていただきました。 GAという設定は、まるで『職業:異世界転移主人公』みたいだなぁとワクワクしつつ、異世界へ転移してその世界で役割を全うするという異世界モノのフォーマットを、『既定から外れた運命を元に戻す』という世界観の設定に則ってメタ的に演出されている点に脱帽しました。 主人公・春人のアウトローな雰囲気に惹かれつつ、飄々としながらも頭の回転が速かったり、心の奥底では芯が強かったり、こういうキャラクターが個人的に大変好きというのもありつつ、主にエミルとの漫才や他作品のパロネタ、ネットミームの連発に笑わせていただきながらテンポ良くプレイできました。 春人は基本、誰に対しても対等に渡り合うというイメージがありましたが、サキには苦手意識を持っているエミルが、春人に対してはツッコミで男口調が飛び出したりして肩の力を抜いているというのも、2人の関係性みたいなのが垣間見えて好きでした。 @ネタバレ開始 最初の転移では、なるほど……結菜たちと競い合う形で、どちらが先に異世界の運命を正すのか、二組の勝負というわけか……という認識で進めていきましたが、世界を救うという方法で結菜が取った方法を見て、一気に引き込まれていきました。 学術用語についてはマージナルマンが一番印象に残っています。 nの世界と並行世界、境界を跨いでいるからこそ、自分自身を見失う可能性がある……実在する学術用語に基づき、それを異世界モノの型へ落とし込んでいるところが非常にワクワクします。 後半では並行世界内での物語が中心になりつつ、だんだんとその世界の背景が明かされていくという構成に引き込まれました。 春人がミィシェイを始めとした仲間を増やしつつ、スフィルを殺すのではなく、助けたうえで世界も救うという第三の道を模索して奔走する様がかっこよかったです。 結菜とどう向き合うか……というのが今後の課題として残りそうですが、あの世界に存在する暗部の動向、エストナはどうなってしまうのか……などなど、第二部への続きが非常に気になる終わり方でした。 個人的には、リエルが何かジョーカー的な役割を秘めているのでは……と予想しております笑 @ネタバレ終了 キャラクターのテンポ良き掛け合いと、設定に引き込まれ、最後まで止まらずにプレイできました。 第二部も楽しみに待たせていただきます。 ありがとうございました。
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妄想狂ザナトリウム『妄想』がテーマに絡んできそうなストーリーのあらすじと、ビジュアルに惹かれてプレイいたしました。 設定されているキャプチャには、いかにも妄想を掻き立ててくれそうな女の子たちのえってぃ姿が並んでいるかと思ったら、右端の1枚には不気味にこちらを睨みつけている化け物が…… 妄想というテーマの元、ネガとポジが混在しているかのようなカオスな世界観を連想し、ワクワクしながら始めさせていただきました。 @ネタバレ開始 妄想・幻覚症状を引き起こす病気ということで、序盤はゲルニなどの脳内キャラがナチュラルに登場してきている雰囲気に笑いながらプレイしておりました。 次第に挿入されていくダークな演出や、幻覚なのか現実なのか何とも言えない微妙な演出などが入り、今のは現実……? 妄想……? といった具合に、ワクワクするような混乱をさせていただきました。 モネの反応を見るに、リザはきっとこの世には……というのは何となく気づけたのですが、そもそもの精神病院の環境、そしてルイがここにやって来た経緯そのものまで虚構だったという辺りからかなり引き込まれていき、彼の行く末をじっくりと見守っておりました。 病院で出会ったリザと過ごした日々も、彼女の存在そのものも、ただの妄想だったかもしれない。けれど、そこから勇気をもらったという事実は現実であり、モネが見せていた病院での偽りの日々は、現実を生き抜くために必要な妄想だったのかな……と。 そんなことを考えつつ、胸を昂らせながらクライマックスまで駆け抜けました。 全エンドを見させていただきましたが、最序盤のワンシーンにて、血塗れで倒れている少女が「お兄ちゃん」と呟いていたことをすっかり忘れており、最後の最後に最初の伏線を持って来るという構成には舌を巻きました。 いったいどこからが現実で、どこからが妄想なのか……そもそも自分は、この世界は本当に存在しているのか……考え出したらキリがない命題です。 今ゲームをプレイしている自分も、ホルマリン漬けされた脳みそが電極に繋がれていて実体などないのではないか……嫌な妄想を展開しつつ、タイトル画面へ戻ったらまさかのイラスト……!! 一番最後に度肝を抜かれた次第です。 個人的に一番好きなのは、TRUTHエンドでした。 真実……ということですが、妄想でも現実でも、自分が本物だと信じることが大事なのかな、と。 少なくとも、妄想に逃げ込んでいたルイが自分の意志で現状と向き合い、成長を遂げることができたのはリザとモネがいたからだと思いますので、2人が妄想の存在であろうと、そうでなかろうと、ルイがみんなのために戦ったこの物語は本物なんだろう……と。 @ネタバレ終了 CGの枚数がかなり豊富で、最後まで止まらず一気にプレイさせていただきました。 困っている時やばつが悪そうな時に、目を逸らしながら自分の髪を触っているモネの立ち絵が好きです。 ありがとうございました。
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教室に巣食う悪魔たち最後の最後まで、本当に楽しませていただきました。 コマンドで手帳や資料を選択しながら読み進めていくシステムにワクワクしつつ、音楽まで任意に変更可能なオプションに、ものすごい作り込みだ……と、序盤から圧倒されました。 手帳を選択し、回想という形でゲームの物語が進行。音楽を変える際もCDを入れ替える旨のテキストがセリフとして用意されており、システムとシナリオが惜しみなくリンクしているゲームデザインが気持ち良いです。 @ネタバレ開始 手帳から過去を振り返りつつ、逢沢さんと横河先生の心中事件がひとつの軸としてキーワードになっていたので、どんどんと引き込まれていきました。 途中から、「もしや語り手こそが犯人なのでは……」と考え始めたのですが、杉田くんから自首の話を振られた時に、「いや、逆にミスリードか……」と頭を悩ませつつ、その後に予想の斜め上を行く展開があり、思わず舌を巻きました。 確かに振り返ってみれば、一人称が「私」だったり、部屋に居る時の後ろ姿で妙に髪が長かったり、いろいろと手がかりがあったなぁと。 テキストの位置につきましても、基本的に語り手が下で、話し相手が中央に表示されていたかと思うのですが、時々違和感を覚えた部分もありまして、もしかして、そこにもミスリードの仕掛けがされてあったりするんでしょうか…… 石山先生が武田先生の部屋に入ってきて、2人が別人だと判明したシーンでは、我孫子武丸氏のあの小説を連想しました。 過去作を拝見したところ、『かまいたちの夜』のオマージュ作品も作ってらっしゃいましたので、もしかしたら……と笑 しかし、それだけでは終わらず、さらなる真犯人の登場で、最後まで二転三転する展開に驚かされるばかりでした。 犯人は一番最初に登場している……個人的に、腑に落ちる様式美だなと感じます。 ゲームバッジにつきましても、「何故ここに配置したんだろう?」と、最初は疑問だったのですが、アレを通じて、プレイヤーは彼と一緒に全てを観ていたということだったのだなぁ、と。 クリア後のLIMEも閲覧しまして、全ての真相を知ったうえで武田先生の履歴を振り返ると、「こういうことだったのかぁ」と改めて納得させられる部分もありつつ、それと同時に切なさも込み上げてきました。 真犯人の彼女は、『遠からず会える予感がしてます』とメッセージを送っていましたが、それがスタッフロール後のあのシーンのことを指していたのか、それともさらにその先のエンディング後の世界の話をしているのか…… 彼女と彼があれからどうなったのか、非常に気になるところです。 @ネタバレ終了 多くの参考文献を元に練り込まれた緻密な世界観と、各所に散りばめられた伏線を怒涛に回収していく展開が非常に魅力的な作品です。 ありがとうございました。
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Ĉi tio estas…-人間改良計画-人間の規格を改める―― 人間とは何なのかという大変に扱いが難しいテーマに対して、一周のプレイ時間が10分程という表記を拝見し、どのようにまとめらているんだろうと惹かれてプレイさせていただきました。 何とか自力で全エンド回収! 攻略ページも明記していただいていましたが、見ずに最後までやりきることができたので達成感に浸っております。 @ネタバレ開始 人間の定義――何がそれを人間だと決めるのかについては、様々な作品で取り上げられる命題かと思われますが、現人間のα・動物(猫)のβ・機械のγという形で3区分に簡潔に分けられていたのが入りやすく印象的でした。 確かに、人間と異種族との関係を描いたような作品も、『人間と化け物のハーフ』や『人間を越えた人工知能』など、獣系・機械系が多いイメージです。 始めは『肉体が人間ベースであれば、各部位が変わろうがそれは人間だろう』というふうに決めてハンコを押していったのですが、脳を移植する系には大変に頭を悩まされました。 人間なのかどうかは、見た目ではなく心で決まる……というようなテーマの作品も多くありますが、完全に猫の肉体になってしまった存在を果たして人間と呼べるのか……と。 思わず、獣と人間のハーフとして、両者の狭間で苦しみ続ける主人公のようなものを連想してしまいました笑 個人的に一番刺さったエンドはEND2です。 詳しい説明などは、考察の余地を与えるために敢えて省かれていらっしゃるのかなと思いましたが……何となく、全人類が肉体を捨てて細胞くらいのレベルにまで還元されて、全員が理想の夢を見続ける……みたいな感じなのかなと想像しました。 争いが起きることもなく、みんなにとってずっと楽しい夏休みのような時間が永遠に続く……ある意味で究極的に優しい世界だなぁと。 END8については、全部押したらどうなるんだろうという好奇心から、割と最初の方に観てしまったので、全エンド回収後に改めて観させていただきました。 人間の規格なんて、決められるものじゃない。人間はそんな簡単じゃない。上から決めつけられるのではなくて、自分が何なのかは自分で探して自分で決める。そんなメッセージのように感じました。 彼女に明るい未来が待っていることを祈らせていただきます。 @ネタバレ終了 コンパクトなボリュームの中に込められた壮大で深いテーマ、楽しませていただきました。ありがとうございます。
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My fireレトロ感のあるBGMと、合間に挿入される探索パートに興味を惹かれつつ、プレイさせていただきました。 ポイント&クリック式は昔ながらのADVゲームを連想させ、それがノスタルジーな作風とマッチしていて引き込まれます。 @ネタバレ開始 青炭が発見された経緯や政府の対応など、細部まで作り込まれている設定に脱帽です。しかし、あくまでも物語の焦点としては添乗員ちゃんとホノオくんに当てられ、ミクロな物語として表現されているのが素敵でした。 クリア後に設定を読み、ホノオくんが何故ああなったのか……その理由を知って、くぅ~っとなりました。本編では敢えて明かさず……添乗員ちゃんにもそのことはもちろん伝えない。男です。太陽です。 @ネタバレ終了 大きな世界の中で、ひと夏に起こった小さくも温かい物語という印象を受けました。ありがとうございました。
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サイバーパンク・プラネットタイトルの通り、サイバーパンクを感じさせるBGMと背景のエフェクト演出が刺さりまして、開幕からワクワクしつつ観させていただきました。 短い時間の中で彼女の人生が語られつつ、それに合わせてBGMの緩急も変化していくのが印象的です。 @ネタバレ開始 2人は再会できたのか、それとも夢の中なのか……気になるところです。 @ネタバレ終了 ありがとうございました。
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異世界ザコ姫世(ジャンル)が世なら間違いなく最強クラスの魔王様も、魔法の存在しない現世では全くもって格好がつかないザコ姫――そして、かつての失敗を心の中で引きずり続けていた高校生が、姫と出会う。とても入りやすいボーイミーツガールで開幕から2828しておりました。 そして向さんの作品といえばBGMもシナリオと一緒に作られていますので、今回もテキストとのシンクロを感じさせていただきました。音楽室の実装……いかがでしょうか?笑 @ネタバレ開始 『魔王』と『勇者』・『正義』と『悪者』など、いろんな物語において善悪を分ける記号は存在するかと思いますが、悪役と呼ばれた人たちにも、その人にしかなかった人生が存在して、何者にもなることができるいろんな可能性があったんだろうな、ということを思いました。 セリアは元いた世界では魔王であり悪でしたが、彼女が家族のために頑張っていたことは彼女自身しか知らなくて……誰も彼女のことを知らなければ悪のままで終わってしまうけれども、本当は好きなことに一生懸命になれる普通の女の子だったんだな……と。 明らかに、「こいつは絶対に悪い奴だ!!」って感じで出てきて絶対悪のまま倒されていくラスボスもいると思いますが、「いやいや、もしかしたら自分が知らないだけで、何故こうなったのかという物語はこいつにもあるのかもしれない」と考えると、いろんな作品の見方が変わるかなと思いました。 @ネタバレ終了 セリア様、こっちの世界ではザコでしたが、徐々に現世へも自然に慣れていくところとか、魔王としての賢さみたいなのを感じられて好きでした笑 ありがとうございました。
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WHO THE HELL AM Iアイデンティティをテーマに掲げた作品が好きでしたので、開幕から終始ワクワクしてプレイさせていただきました。 自分自身の魂の正体を探る……記憶も何も持たないまま、回想を追いつつ手がかりを集めて正体を推理していく……そしてそれが、最終的に作品全体のテーマにも繋がっていたのかなと感じました。斬新な設定です。 @ネタバレ開始 作中で提示される手がかりをメモしながら進めていったのですが、一発で正体を当てられなかったのが悔しかった……! 最初の銃声や、「嘘がつけなかった」という主人公、酒は嫌いじゃなかったかも……などなど。 トールは周りに合わせて生きてきて、シウも隠し事をしてたので、「嘘がつけなかった」と矛盾するからきっと違う……ロータスはかなり怪しいけど、逆にミスリードなのでは? と考えた結果、最初にスカーレットを選んでしまって失敗しました笑 アリーズから「消去法で選んだんだね?」と言われた時、ドキッとしましたね…… ですが、総当たりではなく、ちゃんと自分で考えてロータスを選べたので良かったです。終盤のセリフにもありましたが、「自分で決める」ことが大切なんですよね…… ゲーム内ではセーブ・ロードでやり直せましたが、現実ではそんなものなくて、一度の選択で失敗してしまったらもう戻れない時もある……それでも、自分で考えて自分で決めたことには胸を張れるようになりたいなぁと、そう思わせてくれました。 「きっかけ」を与えてくれたアリーズと共に過ごした時間は、記憶からは消えるけれども、魂には残る…… もしかしたらアリーズみたいな存在は現実にも居て、いつか自分の前にも現れる……もしくは現れていたかもしれない……そんな妄想さえ浮かんできました笑 ED前のシーンは、ロータスの自分探しの旅というだけではなく、4人全員の自分探しの旅なのかなと思いました。 回想で語られていた一人ひとりの悩み――自分の正体を推理するための要素だけでは終わらず、最終的にみんなが答えを出して「自分で決めて生きていく」という作品のテーマに繋がっているところが美しかったです。4人パーティーで始まる壮大なRPGのプロローグを観ているようでした。 @ネタバレ終了 長文失礼しましたが、大変面白かったです。 最後に……推しはシウです!! ありがとうございました。
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魔法少女☆大失敗タイトルに惹かれてプレイさせていただきました。 いざ戦闘が始まったら、全員インパクトのあるギャップを覗かせてくれるところがニヤリです。中でもローズは一番積極的というか、方向性がアレでしたので好きになりました笑 ありがとうございました。