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柏尾結維のレビューコレクション

  • メアと牢獄の部屋
    メアと牢獄の部屋
    幼馴染の元気っ娘と優美なお嬢様の2人に迫られる主人公……と思いきやそこからのサイコホラー展開…… 最後のシーンでは、ユウタくんの心情と重なり切ない気持ちになりました。一人称が『童貞の僕』なところにも切なさがブーストされていたのですが、彼の最後の行動もピュアだったからこそなのかな? と思うと庇護欲のようなものも湧いてしまいました。 ありがとうございました。

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  • 【公開終了】世界征服はティータイムのあとで
    【公開終了】世界征服はティータイムのあとで
    壮大な世界の中に存在する小さな、けれど唯一無二の物語という感じでロマンチックでした。 @ネタバレ開始 可愛さとかっこよさを兼ね備えたイケメンはやはり良いなぁと実感しました。アポロ様のビジュアルが本当に素敵です。 ミルファに関しては、モノローグから滲み出る可愛さにニヤリとしていたのですが、最後のCGでドキッとなりましたね。魔王と村人、立場は違えど似た者同士でお似合いの2人だったんだなと。 寿命的に、アポロよりも先にミルファが天寿を全うしてしまうのは避けられない運命だと思うのですが、それでも愛を信じるというところにロマンを感じます。 この後どうなったんだろう……という想像を掻き立てられるような終わり方が心憎い演出だなと思いました笑 @ネタバレ終了 ありがとうございました。

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  • ゼロから奏でる七奇譚
    ゼロから奏でる七奇譚
    全エンディングをプレイし終えた時、心の中に素敵な余韻が残る作品でした。 コメディタッチで進みつつも、『大学生』という社会に出ていく前の最後のモラトリアム期間について触れるようなテーマもあり、自分にとっても刺さるものが多かったです。 お気に入りは黒川先輩です。親しみやすいアホな先輩キャラという時点で好きなのですが、やはりそれだけでは終わらず……! 締める時に締めてくれるというのが最高でした。 @ネタバレ開始 最後の七不思議ルートに入った時、どちらの選択がBADかTRUEかで一瞬悩んだのですが、信じた順番にプレイして良かったと思っています笑 もしかすると、零は他のルートでも時間をループさせており、ゲーム内で描かれた七不思議以外にも、たくさんの怪談が存在したのかなぁと考察してしまいました。 最後の零を捕まえようとするシーンでは、宵子だけでなくお嬢や黒川先輩もそれまでに抱えていた過去やモヤモヤを振り切って未来に進もうとする流れが美しかったです。共通ルートから収束していく感じが熱い。 嫌なことや否定したい過去は、多かれ少なかれ誰もが持っているものだと思いますが、そのおかげで得られたものもあるし、救われた人だっていますよね。クライマックスではそんなことを感じて、思わず涙してしまいました。 @ネタバレ終了 所々で触れられていた「おるばり!」シリーズについても気になりましたので、またプレイさせていただきたいと思います。ありがとうございました!

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