田村知樹のレビューコレクション
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公衆電話思わず没頭して全クリしてしまった……。 ホラーゲームを期待して始めたら、めちゃくちゃよく出来たゲームだった。数えるほどもない素材だけでこれほどのものが作れるのは、ほんとに脱帽の一言。 EDのパリエーションや小ネタ、登場の人物の人柄、思わぬタイミングでヒヤッとさせられたりと、楽しめる要素が非常に豊富に用意されている。印象としては「かまいたちの夜」に近い。 導入部分は特筆するほど上手くて、「自分が閉じ込められた」という感覚で誘導されており、たぶん大抵の人が110または119にかけたと思う。話も基本三回の通話で1エピソード終わり、背景が気になって引っ張られてしまう。 個人的には海老原に三回かけたときの最後の返答でものすごく引き込まれた印象。全ルートクリアした後は、姉の話が一番気になってる。
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探しものは、夏ですか。まさに夏ゲー。 すっごい久しぶりにこの手のヒロイン見たなと思ったんですが、やっぱり良いものは良い。髪切る系のツンデレ系毒舌ヒロイン素敵ー。 真琴はビー玉を、主人公はかつて夏祭りで出会った少女をそれぞれに探していき、少しずつ背景が明かされていくというストーリー。直田のおばあさんや真琴の将来など、予想はつくけど明確には書かれない要素もあって、エンディング後も余韻がありました。 時をかけるやつをちょっと思い出すのはご愛敬。 「懐かしい夏」を具現化したような、素晴らしい作品だと思います。
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脳と手の仲介者は心でなくてはならない律儀で強いハードボイルド系主人公がいい感じ。 天国に全く天国感がなく、一つ目天使ちゃんの考えが一切予想できないのはちょい気になった。 ラストの展開はなかなかすんごいこと起きてるなー感があっていい。シナリオ全体でみるとあまりまとまりはないけど、要所における主人公の選択はどれも好き。
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キミは願いの一欠片イプシロンちゃんは「ぶひいぃ」とかの選択を選ぶと、わりと珍しいタイプの返答をしてくるので、すごいキャラ立ってて好き。 細かな設定と授業のおかげで、すらすら読み進められるのも良いところ。 メインのストーリー・テーマはかなりベタなほう。 ミステリーマニアだと、主人公の行動・家庭から「こいつこそがAIなのでは……?」と疑いを持ちそうですが、その手のどんでん返しはないのでご注意を。
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紅華鬼かわいい。 全般的に懐かしい作風。パンツの描写や人間強度とか、西尾維新のフォロワーが多かったころよく見かけましたね。ニーチェの超人思想も、電波系自体もそうっちゃそう。 お話は意味不明で、面白い面白くないではなく、わからないまま終わった。ただ鬼はかわいい。特にふともも
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お分かり頂けただろうか?
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僕を殺す瞳
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鉛の心臓すごい。「関係性を模索する」という紹介文がぴったり当てはまる、あまり見ない類のシナリオ展開。終わってみればどのEDも、主人公の心の一面が表出したもので、心揺さぶられるクライマックスだった。特にED1は最高に良い。
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ポラライザ凝った作品でなかなかに良かった。01-08まではわりとベタな展開で、09-16は意外な方向のストーリーが入ってくる。個人的には晃ちゃん・智樹・上裸さん・でぃさんの話が好き。特に晃ちゃんは最萌
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僕は異世界に行ったことがある