meliのレビューコレクション
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点字を読めないと出られない部屋こういうお勉強ゲーム大好きなので楽しかったです! 最初は拗音がちょっと難しかったです。黒と白の丸で表記されているときはなんとか読めていたのですが、黒丸だけになった途端文字の境目が分からなくなり混乱しました。点字を目で読んでいるからか、文章が長くなると言葉を区切る空白の大きさも気になります。でも実際には指先で触れて読むものですしきっとこれくらいの間隔が必要なのですね。良い勉強になりました。 @ネタバレ開始 終盤どきどきしながらなが~い文章を一文字ずつ読んで、まさかの指示に「どこかで変換間違えちゃった!?」と焦りながら入力したらしっかり合っていて笑いました。とってもかわいい脱出方法でした。 @ネタバレ終了 文章はまだまだだけど今なら短い単語は読める…はず!なので、身近なものに付いている点字を探してみようと思います。ありがとうございました!
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巫女として召喚された俺のままならぬ日々いくらなんでも成人男性を巫女に仕立て上げるのは…と思ったんですけど全然問題なかったです。むしろ大変お似合いでした。お花をあしらった巫女衣装のデザインも素敵です。 @ネタバレ開始 一見厳しい人にも優しい顔があり、ちょっと心配だったあの子の毅然とした態度にハッとさせられたり。表情や行動の描写が繊細で登場人物たちがより魅力的に感じられました。 結末・弐をぐるぐるしていたので↓の方の攻略情報助かりました。まさに途中で引き返していました。ぜったい桐葉さんとのルート(?)があるぜったいある…!と思っていたので2人の後日談が見られてうれしいです。桐葉さんお優しい。そしてお料理の当て字を見て笑いました。強そう。 @ネタバレ終了 巫女としての立場と相手を思いやる気持ちとの間で揺れて、いい人過ぎてほんと応援したくなる主人公でした。楽しかったです!
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クチナシホーンテッド ~幽霊メイドの逆襲~幽霊屋敷が舞台だけどホラーじゃない…! かわいいイラストに思ったよりもシリアス成分含有のストーリーと、それを邪魔しない難易度のミニゲーム、全部ひっくるめて楽しかったです。スチルというか素敵な一枚絵が本当にいっぱいで、アルバムを見返すたび思い出しニコニコします。 @ネタバレ開始 目の前の通路ではなく主人公の足元だけ映して進行方向を選ぶ迷路が新鮮でした。矢印の数を制限して深く迷いすぎないように誘導してくれる親切設計がうれしい。でもちょっと迷いました笑。 終盤は「な、なんだってー!?」の連続でもう笑いっぱなしでした。予想の斜め上を行く盛り上がりに思わず女児向け劇場アニメをペンラで応援している気分に。シリアスな雰囲気からこの怒涛の展開は誰にも予想できません。 メイジーかわいい!猫柳かわいい!公英おのれ!と思っていたら、END3ではまさかの新バディ爆誕。強かで食えない奴・公英、良いキャラしていて好きです。でもお嬢様はもっと強めに公英を引っぱたいてください拳で!!! @ネタバレ終了 シリアスパートもありますがとってもかわいくて元気になれる作品でした。ありがとうございました!
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約束雰囲気のある綺麗なイラストに油断したところをしっかりホラーされました。冒頭からの和やかなやりとりが嘘のようなエンディング、やってしまった感が半端なかったです。 @ネタバレ開始 相手が人間だったらヤンデレで済んだのかもしれませんが…ノーマル→バッドの順にエンディングを見たのでなかなか衝撃的でした。カミサマコワイ。あの優しそうな笑顔もハイライトの消えた目もぞっとしました。 相手が誰だったとしても守れない約束をしてはいけませんね。くわばらくわばら。 @ネタバレ終了
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歪んだ世界で読書でも【永久非公開】目の前のモノにピントが合ったり合わなくなったりを繰り返すような、なんともいえない感覚に包まれました。 知識がないので想像ですが、画像生成AIで立ち絵の差分を出力するのはちょっとコツがいりそう @ネタバレ開始 と思っていたら、そのあたりの事情もストーリーや演出に盛り込まれていてそのシュールな世界観に一気に引き込まれました。”角度によって顔が変わってしまう”と変わりながら言われて思わずふふっと笑いました。 人間の脳も適当なところがあるので、雰囲気が似ていれば多少顔が変化しても大して違和感ないな、とも思いました。マガトキさん七変化。 創作物の登場人物が読者の存在を感じとって安堵する、不思議で不可解な反応ですがなんだかとても惹かれる表現でした。 この物語はとても面白かったです。 @ネタバレ終了
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氷瀑もしもっとルートがあったらこの世界と登場人物たちのことをもっと知ることができるのに…! 同じようでどこか違う物語をなぞる度、また別のものが見えてくる不思議な作品でした。よくあるマルチエンディング作品といえばそうなのですが @ネタバレ開始 名前変換したキャラクターをここに!?と思ったら次のルートでは別の人に!?など、周回するごとにあの人の正体が移り変わる構成が演劇のように感じられて好きです。 ルート2からまたお話が続いていきそうな雰囲気で、未プレイの前作がこの辺りから始まったりするのかなと思いながらプレイしていました。謎多き女性マリアンナの過去も気になります。 @ネタバレ終了 落ち着いた雰囲気で多くを語りすぎないスタイルは、読み進めるうちにもっと知りたいという気持ちをくすぐります。情報を求めて思わず過去作に手が伸びるナイスな前日譚でした。
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嫌い薬タイトル画面のイラストを見て、過去作の『クピドの呪い』がすぐ思い浮かびました。 おまじないをして親しい人から嫌われたい理由がなんとも…ぐるぐる考え込んでしまったんだろうなと思うとチアキの真面目さがうかがえます。 @ネタバレ開始 ただの噂だったはずのおまじないが成立してしまい、その効果が予想以上に凶悪だったことも災難でした。一緒に登下校して放課後も遊ぶくらい仲が良かった人からあんな対応をされたら悲しすぎて目の前に立つこともできなくなりそうです。好きの反対は無関心とは言いますが、元々ナオヤ→チアキの好感度が高すぎて無関心になる程度で済んだのかな~とも思いました。 おまじないの効果を消すためにまた考えて考えて、果敢に実行して素っ気なくされても諦めない。真面目で勇気があるチアキの姿にほろり。最後には素直に気持ちを伝えられるようになってよかったです。いや本当によかった。 @ネタバレ終了 とんでもないおまじないはSNSから消えてどうぞ…!
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小説家に成ろうためになるアドバイスの数々で思いがけず勉強になりました。これから書き始めるという小説家のたまごに丁寧な指導を施す先生方の懐が深い。それを受けてしっかり作品を書き上げて何度も添削を依頼する主人公もすごいです。 自作小説を人に、それもプロの小説家に読んでもらうのは恐れ多いし、読んだ感想を目の前で聞くなんてちょっとドキドキどころではありません…! 説得力を持たせる云々あたりの努祖非現さんのアドバイスをなるほど~!と思いながら読んで私もお話を書いてみたくなりました。 創作に憧れる人を応援する素敵な作品、刺激になりました。ありがとうございます!
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教室からの脱出教室の絵に探索箇所を示すボタンとメッセージウィンドウだけ。このシンプルなスタイルがとても刺さりました。 テキストでさりげなく誘導してくれるから必要な行動が分かりやすく、脱出ゲームのお約束的ギミックもばっちり盛り込まれていて大満足です。 @ネタバレ開始 机の♪だけちょっと考えましたが何も難しいことはなくそのままでよかったのですね。 アイテムを組み合わせる画面も直感的に操作できるようになっていて使いやすかったです。 @ネタバレ終了 想像を膨らませながら遊ぶ文字ベースの脱出ゲーム、楽しかったです!
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アイテムさがしほのぼのとしたBGMを聞きながら細かく描きこまれたイラストを隅から隅までチェックする、癒しのアイテム探しゲームでした。アイテムを見つけた時の効果音も心地いいです。 元々この手のゲームが好きなので全10ステージ一気に遊んでしまいました。夢のような不思議空間から現代風のものまでイラストの雰囲気もさまざまで、 @ネタバレ開始 ステージ9なんかはちょっとした演出もあって変化が楽しかったです。 最後のステージはイラストの細かさが段違いで難易度がものすごいことになっていましたね。めちゃくちゃ親切なヒント機能を使ってもめげそうでした笑。 @ネタバレ終了 ヒント機能もそうですしゲーム内で答え合わせができたり、全てのアイテムに一言コメントがついていたり。丁寧に作りこまれていてとても遊びやすかったです!