meliのレビューコレクション
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四次元堂奇譚 一冊目 縁の鎖~君が俺を殺すから客の望みを叶える道具を提供する代わりに、起こった出来事を記録し対価とする怪しいお店。道具から漂う危険そうな雰囲気と、店主さんのゆるふわ加減のギャップがすごいです。しっかりなさって…! @ネタバレ開始 これも愛…!命を分け合いながら死に生きる、なかなか壮絶なメリバでした。 @ネタバレ終了
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メモリ - 学校の怪談 -ずっと遠くの未来が舞台のお話なのに、古い白黒写真を眺めているようで不思議な気分になりました。 百合子さんと先生の掛け合いが愉快でした。地の文での百合子さんの表現がまた秀逸でふふっと笑ってしまいます。 一見完璧そうな先生にも人間らしい一面が見られて、登場人物たちのことをもっと知りたくなりました。 前作を読んでから今作を読むべきだった…と少し後悔。これから読みます!そして第三部も楽しみにしています!
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夏盛の花ブーゲンビリア、アサガオ、そしてヒマワリ。花にまつわる3つの掌編。ほんのり怖くてちょっと切ない。 ヒマワリは最後のエンディングを見る前に、展開を予想してから読み始めました。結果はまさかの結末で…!これが一番印象的で忘れられません。 ただ綺麗なだけではない、花の不思議な魅力を感じる作品でした。
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嘘の手紙差出人不明の不穏な手紙が主人公を10年前のあの日へと誘う。その手紙には嘘が含まれていると確信していて… 最初から最後までまっすぐ読み進められたので、とても心地よかったです。 主人公と彼の絶妙な関係性についていろいろと想像を巡らせてしまいます。 @ネタバレ開始 終始薄ぼんやりした風景が夢らしくて好きです。 友達だけどちょっとした嘘をつく。友達だけど助けが必要なとき見てみぬふりしてしまった。それぞれの複雑な心境も絡み合って、この不思議な夢が生まれたのかもと思うとなんとも言えない気持ちになります。 主人公ならきっと気づいてくれる。そう思って送っただろう手紙がまた2人を繋いでくれて本当によかったです。 @ネタバレ終了
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真夜中アリスそんな夜があってもいいんです。人気のない公園で、柔らかいモノにもやもやした気持ちを打ち明ける女の子。 意識的にセルフケアをしていてとってもえらいと思います。それがいま必要なんだと、理解していることもすごいです。内に溜め込まず、気持ちを外に出して整理するのは大切な時間。 女の子の明日がより良いものになりますように…!
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バンパイア・ローズ珍しい物品が流れ着く不思議なお店に、特別な薔薇を求めて客が訪れる。真ん中の商品、下の部分はただの土台なのでしょうか。 歪に見えるけどあれが彼女なりの愛し方なら…でもそんな彼女だからこそ、ありのままの彼を受け入れられたのかもしれませんね。 @ネタバレ開始 彼女の血、彼女が育てた薔薇、最高になった彼。悲しいのに美しい結末でした。 @ネタバレ終了
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トラオムのかがみ3人のうち、1人だけが主人公と一緒に部屋から出られると説明されて… ぼんやりした主人公に対する声掛けが穏やかで優しく感じました。みんな親しげに話しかけてくれるのに、主人公は彼らのことを知らないという不思議な距離感。 エンディングは1つということで、彼らとの対話によって主人公に何らかの変化が表れたらいいな…と思いました。 @ネタバレ開始 青い人の「人に頼られると嬉しい」ってどのような感情なんでしょうね…? 感情を擬人化し、ロールプレイを通じて自己理解を深める。「マインドパペット」という同名のwebサイトから派生した概念・設定、世界観?に基づく作品のようです。興味深いです。 @ネタバレ終了
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もんだいがある▼ほぼ接点なしの男の子から告白された女の子は…!? 登場人物みんないい性格しててとっても可愛いです。総じて押しが強い。3人の中では木嶋くん推しです。 とはいえ最後の最後までたどり着くと、やっぱり須藤くんを応援したくなります。あの純真さには敵いません。 みんな頑張り屋さんなので、これからも仲良く学生生活過ごしてほしいです…! @ネタバレ開始 あの勝負は勝てることもあるのでしょうか…? @ネタバレ終了
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三秒前の恋人演出参加型アニメーションとは…?と始めて早々、きれいなドット絵が想像以上に動いて感動しました! 演出のささやかなお手伝いをしながら、彼らのシーンを追っていきます。プレイヤーにとってはわずか数分、彼女にとっては…と思うとズシリとくるところがありますね。 不思議な時間を過ごせる作品でした。
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死んだ僕の葬式に来た君は綺麗だ。僕の葬式に来た君と彼女の話。 人称代名詞の嵐です。文字が滝のように流れてきます。ちゃんと読めたか分かりませんが、僕と君と彼女の歪な関係が窺えるお話でした。 @ネタバレ開始 厭世的な僕は親友だった君との関係を壊してしまい後に解放した?君はかつて僕を愛していたが、捨てられたと思い今はとても恨んでいる?でも君は葬式に来て泣いてくれた。 彼女は君から僕を奪ったと己を恥じていて。僕に愛されたかったけど、僕はまだ君の方に親しみを感じていたようで?でも君はそのことを知らない…? @ネタバレ終了