meliのレビューコレクション
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足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話タイトル画面の絵が気になってプレイしました。 おじさんのしんどさがこの柔らかい絵柄を貫通してきて…重いけど重くなり過ぎず最後まで惹きつけられました。 @ネタバレ開始 おじさんがポロポロと泣く姿を見るのはつらかった…でもエピソード6の急展開には思わず笑いました。 何事も急には良くならないけど、なんとかやっていこうという気持ちになりました。 @ネタバレ終了
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反動のクラウドレイジ FREE BATTLEtwitterで他プレイヤーの任務報告書を見てそんなにスコア出る!?とガチ勢の本気に震えました。 戦闘中のミニキャラとカットイン時のギャップにぐっときます。登場キャラクターが多いと誰が誰やらになりがちですが、みんな個性的&使用武器も異なるので何度もお世話になった人(桧さん)はすぐ覚えられます。戦闘前の編成画面からキャラを見てまわるだけでもう楽しい。 アウト・シミュレートはランダムの目つぶしがいい具合に難易度を上げてくれます。なぜか次のターンに大ダメージを繰り出す予定の人が続けて狙われるので、当たらないようにお祈り&当たってうわあやめて!を繰り返し、粘って勝てたときの嬉しさが半端ないです。 忘れた頃に飛んでくる貫通ダメージ、Chスキル使い忘れたり、完全防御中なのにダメージ軽減スキル使ってしまったり。うっかり多発してもなんとか戦える自動編成機能が便利でした。 それに加えて特設サイトのヒントとキャラ別アドバイスがとても分かりやすくて助かりました。ここ読むだけでもまた楽しくて…笑。 キャラや装備の組み合わせ、自分で縛りを入れてみたりしていろいろな遊び方ができる奥深い作品でした!
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ブー・ブー・ドールズ危険あるところにノノさんあり。なんだかんだ言って付き合ってくれるやさしい(物好きな)蜘蛛男さんとかわいいの権化・鳥乙女さん。 ノノさんの自問自答を頼りに情報を整理して周回を重ねるのですが、最初のうちは誰が誰でどれが何なのか混乱したまま進みます。 ちょっと選択肢を変えて初見のテキストが出てくると、まだまだ読んでいない/気付かず読み飛ばした部分がありそうで何度もプレイしたくなります。 今作も本編に加えてデータベースまで読みどころたっぷりで楽しかったです。Tip20を見てふふっとなり、23でドキッッとしました。 @ネタバレ開始 「蜘蛛男さんが同行してくれるルート」に入る条件がなかなか分からず…もし無理やり引きずって連れていくボタンがあったら即行で押したと思います笑。 バギーラ二号のくだりではついついカーソルが「◆やめない」に吸い寄せられて…鳥乙女さんはいつも元気なイメージなのでうるうる目のお顔が可愛かったです。あれの中身は捨ててやりましょう! @ネタバレ終了
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こっくりさんのお告げコインの動きを目で追いながらのプレイは、登場人物たちと同じタイミングでいろいろな反応ができて楽しかったです。 こっくりさんをしている間、画面に映っているのは紙とコインと4人の手元だけ。でもドキッとする演出が来るかもとずっと身構えていて、緊張→脱力を繰り返すうちにどんどん作中の雰囲気に飲まれていきました。 @ネタバレ開始 想像していたよりも万能なこっくりさんだったのでちょっとびっくり。これは悪用待ったなしですね。こっくりさんの結果も現実的に説明がつく絶妙なさじ加減で、特にお金のことは本当に推理通りのことをやっていたのではと心配に。 一周目があっさり終わって呆然としてからの真エンド突入、ラストまでの怒涛の展開には怖さよりも興奮が勝りました。 またいつか誰かが繰り返すだろうな…という結末は後味が悪くてすごくよかったです。 @ネタバレ終了
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非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakeloreゆるゆる雑談にとどまらず、オカルト雑誌記者として噂の元を訪ねて果ては薄暗いところまで。オートモードでBGMを楽しみながら画面を眺めているうちにどんどん惹きこまれていきました。 作業通話かラジオ配信かというくらい、お仕事からプライベートまでざっくばらんに喋り倒す女子たち可愛かったです。全方位に語彙が豊富…! @ネタバレ開始 オカルトとその皮を被った社会問題にどこまで踏み込むか。仕事のさじ加減や個人的な問題に戸惑うサイトウさんのことを、マエちゃん先輩がややぎこちなくも(時に暴走しながら)しっかり見てあげていて良きバディでした。 サウンドオンリーのナギさんがときどきマエちゃん先輩のことを気にかけているのを見て、この2人の組み合わせもちょっと気になりました。 それと、プレイ中ずっと気になっていたあの女の子のこと。クリア後に改めて画像を見ると、グリッチ?エフェクトの壊れて消えてしまいそうな雰囲気が彼女の危うい状態と重なってなんともいえない気持ちになります。 @ネタバレ終了 真面目なお仕事シーンの緊張感と雑談の緩急が心地よく、最後まで読み終えたときの空気感にどこか夜明けを感じる作品でした。
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ORDER国家運営シミュでこれほど癒されるとは思いませんでした。 コーヒーを淹れ、時事情報に雑談を交えて主人公を支えるジョー。国家管理システムの外見までこんなに可愛らしくていいんでしょうか。 問題山積みの中どの分野を優先して対策していくか、良かれと思って出した指示が大惨事を引き起こしたりして。もうだめだこの国はおしまいだ…と思いながらも、攻略情報に助けられつつなんとか全END回収できました。 @ネタバレ開始 銃口を向ける/向けられる場面は静止画でもドキッとしました。復讐を遂げる以外の結末だと、END5で使命優先なジョーの後ろ姿はどこか切なく、END6の暗躍する2人は最強のバディ感があって好きです。 @ネタバレ終了 復讐のために生きてきた主人公がジョーの隣で穏やかに過ごす日々が一日でも長く続きますように…!
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スクールシャーク映画も何も履修してこなかったのでこちらが初めてのサメ作品です。サメデビュー。今どきのサメは本当にどこにでも出るんですね。 初遭遇でちょっと顔かわいい…と思ったのですがこちらに寄って来たらとふつうに怖かったです。 @ネタバレ開始 ちょっと心配な学校の先生ととっても頼りない専門家。このバディで一体何をどうやってサメ退治をしてくれるのかと思えば…! 序盤からえっと思うような言動がちらほら見られた先生。伏せられていたものが明らかになって、塗り固められていた語り手のイメージが崩れていく様にぞわぞわきました。 いろいろなことがひっくり返ってから終盤の疾走感がめちゃくちゃ熱かったです。飄々としていたのにやるときはやる専門家、もしかしたらサメ好きだったのかもしれないタフな先生、食われてちょっとスッキリ教頭。 @ネタバレ終了 サメノベル堪能しました。とっても楽しかったです!
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ウソからはじまる物語同じテーマに沿って書かれた3つのお話がとある地点で交差し、互いに影響を与え合うドラマチックな作品でした。 なんとなく下から上へ読みましたが、どこから読み始めても登場人物同士の繋がりを垣間見れる構成になっていて凄いの一言に尽きます。 「ウソつきは夢のはじまり」の2人がさらにいいコンビになりそうで特に好きです。 ウソという言葉の持つイメージとは裏腹に、どのお話にもほっとするような優しさがぎゅっと詰まっていました。明るい予感と期待がにじみ出る各エンディングとても良かったです。 最後まで安心して読める作品に出会えてうれしいです。ありがとうございました!
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残業深夜 -ザンギョウシンヤ-前作に引き続きスマホ画面を直視するのが大変な良ホラー作品でした。実写×オフィスはシチュエーションがリアルすぎて恐怖倍増です。 ほぼバッドエンドが約束された選択肢を選びながら、先の展開は気になるけど夢なら早く覚めてくれ~!という気持ちでいっぱいになります。 @ネタバレ開始 Yさんの表情変化に毎回ヒエッとなり、トイレの選択肢を選ぶ場面では「絶対どっち選んでもダメなやつ…!」とめちゃくちゃ焦ったことが印象に残っています笑 @ネタバレ終了 ひとつの事象を多角的に展開するマルチ(バッド)エンディングの良さをたっぷり味わえました。怖かったです!!
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プラミア イストリアモチーフになったロシア民話を知らなくても楽しめる作品でした。 記憶をなくした女性が目を覚ましたらそこは知らない場所、目の前には知らない人。ホラー展開!?と思ってちょっとどきどきしました笑。 @ネタバレ開始 記憶をなくしても彼の名前がギリギリ残っているところに二人の強い繋がりを感じます。 さまざまな表現の中に異なる「火」が登場するのが印象的でした。熱く怖かった火がやさしく温かなものに移り変わっていくのがいいですね。 クリア後、元になったお話を確認して作中に出てきた要素やエンディングを振り返りながら二度三度と楽しめました。 主人公が不遇だったのでこれは強火エンドもアリだな…などと思ってしまいましたが。やっぱり支えあってきたもの同士で幸せになるエンドが一番よかったです! @ネタバレ終了