黒山のレビューコレクション
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NETHER WORLDぬるぬる動いてさくさく進めるダーク短編さが楽しい作品でした。 初回は「他人など知らぬ!」と強気かつヤバそうな時は低めに出るプレイでノーマルエンド。可愛い絵柄と暗さの雰囲気がマッチしていて好きです。
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Hello
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BEARオカルト・ホラーなのに、ちょっと切なく優しいお話。 序盤怖いしどう考えても黒だしで「綺麗に終わるわけあるか??」みたいな気持ちだったのに、終えてみれば切なさと悲しさと、爽やかな読後感がありました。 怪異を祓うのではなくカウンセリングしていくような、そんな寄り添うような雰囲気があります。 またとても演出が丁寧で、きっと彼(彼女)は最後にいい夢が見られたのだなと分かるエンディングとクリア後の画面が素敵でした。
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もしかして私の王子クズ男!?「もしかして」どころでないクズ達から逃れる奮闘ゲーム。 王子らの俺様とヤンデレ属性に合わせ、地味に現実味を感じられるクズさが具合が絶妙です。許されるのは二次元までだぞ。 デフォルメされながらも確かに感じる日々のしんどさ、現実のしがらみ…でもそれらを含んでいるのにサクサクテンポで読める、そんなお話でした。
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かくしてボクら兄妹は頑張って物を隠すごとに主人公のきな臭さが上がっていくゲーム。 何をそこまで妹から隠すのか。どんな秘密が待っているのかをわくわくして進めました。 主人公の性格がいい感じで、ちょっとズレてるところはあるけどいいお兄ちゃんなんだなと分かりますし、疑ってたけど徐々にデレてくれる妹可愛いよ妹。 おまけも読み終えて、アイテムの説明で少ししんみりし、この兄妹の少し先のお話も読んでみたいなと思いました。
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百合の間に男が入ってはいけない
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ときかけさんちのあさごはん読み終わったあと、温かいのにどこかさみしい気持ちになるようなお話で、細かな設定などがとても気になる世界観でした。ノーラがとっても可愛い。昨日も今日も明日のノーラもときかけさんが大好きなんだなと思いました。資料データの増える数、文章の違い、いろいろ考えてしまいます。こういうお話ものすごく好きです。
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ねこ探偵 最初の事件以前一度コメントを理解していない時に短文で失礼してしまいまいすみませんでした。 絵が全体的に可愛らしく、でもそれぞれのキャラを上手く差別化していてお見事だなぁと思いました。助手ちゃんがいいキャラしている&探偵さんとのコンビがいい味を出していて大変好きです(*´ω`*) また話の構成もうまく、読み終わった後に「おおっ」となりました。 分かってから2周めを読むと「なるほどな~」といった描写がちらほら見え、2度美味しいお話だと感じます。こういうお話好きなので大満足な作品でした!
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テバドリカナメがグレたワケぬるぬる動くキャラクターはもちろんのこと、乙女ゲーム風とは…?な感じの随所に作者さまの個性が滲んでいる文章とテンポとがとてもマッチしていてなんだかとても好きな作品です。 主人公の勝己ちゃんも描写からの漢らしさというかとんだ食いしん坊ガールというか、貫禄というか覇王の風格的な何かが溢れていて、他にはない子で面白かったです。女子大生可愛い。でも175cm男子を担ぐ&ぶつかった時胸の位置って身長何cmだ勝己ちゃん。女子大生すごい。 また天然気味?な美寿々さんや主にツッコミ担当なカナメくんもそれぞれ役割というかキャラがはっきりしていて、とにかくやりとりが読んでいて楽しかったです。文字の色付け箇所にもセンスを感じてしかたありませんでした。 そんな中でもちょっと真面目なところもあって、最後にはおやおや、フフ…っとなりましたし、読んだ後は「楽しかった~!」となるとても良いお話でした。 最初に読んでからしばらくたち、もう一度読みましたがやはりとっても好きな作品です。
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お父さんのPCクエストパスワードが息子の誕生日なところ、画像フォルダの家族写真など、家族を愛するお父さんの人柄が出ていてとても好きです。滲む黒歴史感も含め。 あとゲームが某呪○の館完全リスペクトなところに笑いました。 しみじみとゲーム含む創作と私生活について考えられるお話に思います。 短いながらも少し切ないというか、ちょっといい話!なところが好きですし、面白かったです(*^^*)