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龍海人@「月光の約束―異世界の旅路外伝2―」公開!のレビューコレクション

  • 砂鳴村〜エピソード限定版〜
    砂鳴村〜エピソード限定版〜
    サウンドノベルにわくわくしながら起動。 最初はまったりとした平和そうな雰囲気で幼馴染みと再会。 しかし事態は急変する……! @ネタバレ開始 否応なしにヤバい場所へ誘導されて行く感覚。 ドライブの途中で……と言うのはまさに弟切草を思い起こさせます。 所々でおふざけっぽい選択肢で笑える所も。 グラフィックは背景のみですが、脚がぶら下がっていたり、ヒロインの異変を感じさせるシーンなどホラー的な意味でドキリとする場面もありました。 最初にたどり着いたのはEND05。 紗那の両親のことは切なく、現状も不安定ではあるけれど、何とか助かった……と言う印象。 ハピエン好きとしては生還出来て嬉しい。……まともに生還出来るの今のところこれだけでは? 次に最後の分岐点からを利用してEND04。 まあこの選択肢は良くないENDになりそうだなとは思いましたが……。 花火の動画が美しい。 主人公の取り込まれてなお因習を終わらせたい強い意志を感じました。 END06 見知らぬ「誰か」に踏み込んだシナリオ。新しい展開に思わず前のめりに読み進めました。 END03 『別に2人じゃなくても。3人でもいい。』とは主人公太っ腹と言うか、男前だなーと。 砂が風に舞う姿が美しいEND。 END01 途中までは二人で行けるならと覚悟した筈が……何てことだ。今度は主人公が呼ぶ側になってしまうのか……。 砂の息苦しさまで感じられる様な展開でした。 END名といい、この作品らしいENDなのかも知れません。 END02 絶望の中に刹那の輝きを見るような美しい幕切れでした……。 因習村の身勝手さへの怒りを通じて主人公と「誰か」が解り合えている様に見えたのもほっとしました。 @ネタバレ終了 月並みな言葉ですが、とても、良かったです。 サウンドノベル好きな方にぜひおすすめしたい。 楽しませて頂きました。 尚、作者様には伝わると信じて、個人的に一番衝撃的だったシーンを添えておきます。(不都合があれば言ってくださいませ……)

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  • 画力よ上がれ!
    画力よ上がれ!
    突然画力(と己の姿)が下がってしまった! 絵を描く基本や心構えを一つ一つ思い出して、振り返る構造で、プレイヤーも一緒に色々振り返れます。 説明は割と簡単簡潔ですが、大事な事を書いてあるなあと。 コンプ目指して三十分以上は遊んでましたが、色々思い出したり、為になったり。 楽しかったです。

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  • 僕が死んだ夏
    僕が死んだ夏
    初っぱなから重い! いやタイトル名からして明るくはならないだろうけれど! ひかる君の笑顔が眩しい。 そしてほたる君の達観ぶりが何とも痛ましい。 傷ついた少年が初めての友だちを得て立ち直る話……なら、どんなに良かったか。 @ネタバレ開始 本当に四歳か!? その思考回路、怖っ……!! 野放しにして大丈夫か!? 全部止められるかあの悪魔の娘を!? ……警察に突き出しても無駄な気もするけれど……。 先が心配になる……。 @ネタバレ終了 とても印象的な物語でした。

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  • 虚のカ我ミ
    虚のカ我ミ
    父子家庭の少女は、白猫と出会い、家族となり穏やかで温かな日常を……。 何やら家族環境の裏に複雑な事情が垣間見えそうではあるが……。 @ネタバレ開始 忘れてしまった幼馴染み。 田舎から遠ざかっていた理由。 主人公が無自覚に目覚めた力の性質と正体とは何か……。 母親の形見のペンダントの正体とは。母親の出身地は特殊な因習があったようだが何か関係があったのか……。 母の失踪の噂は本当なのか、双子の姉のその後とは……。 幼馴染みに助言をくれた見覚えのあるおじさんとは、もしや。 父親は一体どんな組織に属しているのか。 設定が色々と気になりますが、理解が及びません……。 タヒに反応する壮大な力のようですが……。 何にせよ、 @ネタバレ終了 主人公にとっては、平和で大切な思いでが詰まった田舎なのだろうなと。 それで良いのかも知れません。

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  • 何を呪って生きればいい?
    何を呪って生きればいい?
    タイトルから凄いホラーだったら……と少しばかり身構えたのですが……。 @ネタバレ開始 良い意味で違いましたね……。 同じ現象だとしても受け取り方によっては意味も百八十度変わるかも知れない……。 祝福か、呪いか、そのどちらかだけとも限らなかったのかも……。 具体的な描写はないので、感覚的な受け取り方になりますが。 世界が変わってしまったのは、主人公たちと世界のどちらにとっても哀しいことだったのかな、と。 「タヒぬよりも悲しいこと」についても色々と考えさせられました。 「何があってもタヒねずに生き続けること」なのか「そもそもタヒぬ以前に、生きることすら出来なかったこと」なのか。 上手く理解出来ているかは解りませんが……。 @ネタバレ終了 考察しがいのある深い話でした。

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  • ごーすとらいふぁー
    ごーすとらいふぁー
    きやく表示、せってい等UIデザインまでが全てゲームシナリオに組み込まれた見事な演出が魅力的。 @ネタバレ開始 最初のきやく画面の後、「ん? どういう状況?」と言う場面ではじまり、さいごは「うさぎーーっ!!」ってなりました。 アイコンも細かい。 「お幸せに!」は多分そのままの意味だったのではないかなと。 それはそうと、てるてる坊主で雨が降るなら自分も運動会や体育前につるしたかったですね。先輩は体育が面倒なだけだったみたいですが。 ……切ないお話でした。 @ネタバレ終了 背景画面や細部まで作り込まれており、しっとりしたシナリオと共に引込まれる素敵な作品でした。

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  • 白い世界でキミが願うモノ
    白い世界でキミが願うモノ
    真っ白で、願いが叶う場所に落ちてきた。眼の前には喋るぼろぼろのぬいぐるみ。 @ネタバレ開始 重く、切ない真相。それでも……。 リコちゃん、その歳で凄くて強い。 攻略順はEND2→1→→3→4→6までは見られたのですが、END5が自力では見つけられず。無念。 同じドアを選んだり、最初からプレイしてみたりしたのですが……ううむ。 @ネタバレ終了 奥深く、それでもどこか爽やかな温かみを感じられる読後感でした。

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  • 月を見上げて
    月を見上げて
    何とかしないと彼女が飛び降りてしまう―― 緊迫したシーンからの始まり。 徐々に過去や状況が明かされて行く構成が面白かったです。 @ネタバレ開始 最初は足音や脈の速さ、深呼吸するなど、肉体があるかの様な表現がされていたので、まさか……と。 でも最後段々薄くなって行ってるようだったので、最初はある程度現実にも影響が与えられていたのか……? でも彼女を直接止められなかったよな……? 一体どんな存在だったんだ……? とぐるぐる。 事故の時も彼女が自分を責めるような原因が何かあったのか……ケンカでもした……? 等々、色々と考えてしまいます。 少し切ないですが、簡単にたどり着けてしまうBADを超えて、TRUEENDで生きてくれ……彼女……。 @ネタバレ終了 しっとりしたお話でした。

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  • 白と黒と、あの彼女は -The Colour Out of Space-
    白と黒と、あの彼女は -The Colour Out of Space-
    突如白と黒のみの世界に放り出された主人公の理不尽な境遇が淡々と、しかしリアリティのある画像で語られます。 人の認識さえ危ういとは……本当に体育は大丈夫だったのでしょうか←(心配が独特) 家族の関心の薄さや周囲の無理解にさらに押し潰されて行く精神。 オンマウス時に赤と白のボタンの文字がうぞうぞと動くのも不気味で良かったです。 @ネタバレ開始 唯一色彩のある存在に縋ってしまう気持ちも解る気がします。 どう見ても破滅の未来しか見えませんが、うっかり宇宙からの『色』に触れてしまったばかりに……(SAN値チェック) 最後に原因が解って、個人的にはスッキリしました。 主人公はスッキリどころかとんでもない状況ですが……。 @ネタバレ終了 印象的な作品でした。

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  • CONTINUE ME
    CONTINUE ME
    現実で疲れ、葛藤している時に、好きなゲームの世界への壁が壊れて迷い込み……最初は変わった夢だと思う主人公だが……。 @ネタバレ開始 ドライさんのセリフに、何やら色々事情がありそうなことを感じ取り……。 リンさん……まさか、今までの生活環境に問題でも……。 ファミィさん……? あなた……。 命の重み、不要な情……ドライさんの言葉がグサグサ。大人になるって何だろう。 時に息抜きや逃げ場は必要だろうけど……。ヤバい雰囲気がビシバシ漂って来ました。 すがれる過去があっただけ、リンさんは幸せな子ども時代だったのかも知れませんが。 自分の人生の『主人公』は何時だって自分なのかも知れません。 この世界を守るために大人になる。リンさんの強く良い決意だと思いました。 離れても、大切なもの。夢が見つかって良かった。(END2) 実は溶け合うENDも結構好きでした。(END1) 子どもと大人。 @ネタバレ終了 色々と考えさせられましたが、とても面白かったです。

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