いろいろのレビューコレクション

現時点での最新話２章解決編までクリアしました。 感想を言うと、楽しいです。 ダンガンロンパやかまいたちの夜など他の怖い系のミステリーと違ってそこまで疑心暗鬼の恐怖に陥ったりはなく、人の死や仲間の殺害に対し極端な恐怖に陥ったりはせず上品なキャラ同士のやりとり、クローズドサークルが繰り広げられるなって感じがしました。でも推理は本格的です。 せっかくなので１章２章クリアしての考察感想。ガッツリネタバレ入るので、この作品を楽しんだ人だけが見てください。このネタバレ感想を先に見ると作品を楽しめなくなります。 @ネタバレ開始 １章クリア時点 ・この館の話は本当に主人公の10歳の女の子、ノアが作ったものなのか（だって「そして　そシて、そ死て」みたいな感じですげえ不穏だったしあれをノアが本当に描いたの？？って感じだし、ノア本人が「私、お話を作る才能ないのかな…」とか言ってるけどほんとにあの不穏な話をノアが描いてたの？って感じで…いやノアが描いてるからノアが主人になってそうだけど。）、冒頭のリアル世界にいたあの黒いローブで赤い目の人はなんだったのか（ダニエルに最初思ったけどダニエルの指先は別にあの時の指先みたいに赤くなかった…ダニエルの目は確かに隠れてるけど…ダニエルはノアを裏切らなさそうよな）、そもそもあの屋根裏部屋にいたのは現実世界のことなのか、つかノアってお母さんに幽閉されてるのか？、色々思った。 ・フローラ・・・・・・涙涙　まさか死んじゃうなんて・・・。 ・ルゥが犯人だとお！！ここで「あ、この作品って本当に上品なデスゲームなんだな」と思った。ルゥの反応にはあまり犯人と思われる態度が道中なかったことから、そういう方向でのリアルさは捨ててよかったかと感じた。 ２章時点。 ・三人もの人が死んでうっそやろと空いた口が塞がらなかった。しかも意外と次の事件発生まで早い。 ・まさかの２の部屋の人がすげえひょうきんな感じでびっくりした。もっと暴力的な人かと思ってたし最悪あの屋根裏部屋での黒幕みたいな人候補だと思ってたから、なんでこの人が幽閉されてたんだ？って感じだった。バラの花を散らばす能力、シーリーンたちで部屋に閉じ込めた問題児、と煽られてたから余計驚き。 ・２章解決編でシーリーンがやったわけじゃないかもしれないと思ってたあたりから、ガチでもう途中からリザが犯人だと確信してすごい凹んでた。「ええええ……嘘だろ……リザ…………」って感じで、リザは３章以降で問題が出てくるなと思ってたのをまさか２章でリザがすでに豹変するのか……って思って凹みながら犯人指定してた そしたらリザじゃないって出て「ええ！？リザじゃねえの！？よか、よかった……よかったぁぁ……」とはなりつつ、しかし否定の仕方が「この反応…リザは犯人じゃない…」って感じであっさりやなって思ったから、なんだかがっくしきた。　でもこれリザが犯人だと絶対作者ミスリードさせにきたよな…？リザがシーリーンがリレー式での最後の真犯人ってことで終わらせようとしてたし、ノアが否定したときから真犯人指定するまでの間で明らかにリザが一番態度もセリフも怪しかったもん。ダニエルが「この犯人は頭が良い。君がまさにその犯人像としてピッタリ…」などと言ってくれてたりリザが素の反応での、それだけじゃリザが犯人じゃないのの示しにはなんねーよって感じ。　　見返した時にリザ自身は本当に冷静な態度で事件を推理してただけなんだなって思った。 ・まじで犯人が誰かもどのトランプカードを当てればいいかもわからず、すっげー苦戦した。２章でちゃんと難易度上がるんだなーって感じた。 ロザリオが犯人だと指定した時も、正直あてずっぽうでしかなかった。それがロザリオ指定でBGMが止まって、「え、ロザリオなんだ」と、リザが犯人じゃなかった安堵感や肩透かし感と共に思いつつ「あ、、、！！ロザリオの魔法の道具！！（おもちゃを本物に変える杖）」とわかった瞬間に鳥肌立った。 そこから最後あたりでの「そうか、ロザリオ自身が”善意”を持っていないとあの杖は使えないのか。よくできてるな」とか「”嘘”をついていたら発作が起こる…そうか…嘘を今までもついていたし、最後の恨んでないってセリフが嘘かどうか自分で確かめたんだなってことだし、それにじゃあ１章で発作起きた時って、なにか嘘をついてたってことだよな…」ってなるシナリオあたりで、やっぱこのゲームおもしれーなと思った。　あと、「でも…ここで嘘を突き通してしまったら、あなたは一生、それを背負って苦しむことになる。」ってノアのセリフが、すごく自分に突き刺さった。 @ネタバレ終了

１章クリア。めっちゃ楽しいです。 自分でノアの声を（男ですが）朗読したりすることで、ノアとかに感情移入できるようになりました。ダニエルは櫻井孝宏っぽいイメージで読んでます。