日隈一角のレビューコレクション
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十二月のパスカ特徴的なメインキャラクター二人と、緊張感漂うシナリオテキストで、さくさく読み進めることが出来ました。 イラストや音楽、シナリオなどすべての要素が一つの創作物として上手く重なり合った作品でした。 個人的にはメインキャラ二人を最後まで好きになれませんでした。フィクションのキャラクターだとわかっているけれど、許容できないものが彼らにはありました。まさしくサイコパス・ノベルでした。 それでも、『十二月のパスカ』が面白かったのは確かです。 素敵なゲームをありがとうございました。
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俺たちのギャルゲ各ルート、シナリオ制作者さんが別ということで、ルートごとにテキストの調子が違っていて面白かったです。 全体的にギャグ寄りで、女性でも男性でも楽しんで遊べるギャルゲだと思います。 個人的には舞子さんルートが特にお気に入りです。ギャグとか主人公とか食べ物とか舞子さんはかわいい。 素敵なゲームをありがとうございました!
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ねこ探偵 最初の事件トリックがわかってしまった勢です。 かわいらしいキャラクターイラストに、助手とネコ探偵の笑える掛け合いで最後までスピーディに楽しめました(助手とネコ探偵のボケツッコミ、本当に好きです)。 2コのENDを見て、どんでん返しやタイトル画面の意味にも気づけて満足です。 素敵なゲームをありがとうございました!
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問
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KOKUTOU - 消えた初恋の謎 -ver1.01をプレイ。 作者様の想定通りかそうではないのか、最初の『話を聞いただけ』の段階で謎の真相が分かってしまいました。 よくある“日常ミステリー”ものとして、王道を外さないばっちりな感じのキャラ造形だったと思います。特に、黒十さんと柚葉さんの関係性はお気に入りです。 立ち絵がぱらぱらとちらつくのは若干気になりました。 素敵なゲームをありがとうございました。
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はじめての!あかねとジョーキョーパズル合わせて20でなんとかクリアしましたー。 ゲームの仕様上、質問内容を自分で考えずとも選べるので、本家シチュエーションパズルゲームとはまた違ったタイプのパズルゲームだと感じました(これが『ジョーキョーパズル』…!)。 デザイン的に大変見やすく、機能的に充実していたので、推理部分のみに集中できました。 あかね・やまと・僕のやり取りも仲良し学生らしくて楽しかったです。 素敵なゲームをありがとうございました!
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妹のろい(※ネタバレなしの感想です) 短いながら緩急のあるシナリオでは、主人公にも、妹のさゆにも、好感を持てました。 可愛らしいイラストも合わせて、私はさゆがすっかり好きになりました。 オリジナルの音楽も、このゲームにはよく合っていたと思います。 素敵なゲームをありがとうございました。
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ロボットと過ごした五人の話作者様曰く、 『群像劇風憂鬱系SFビジュアルノベル』という新ジャンル(?)のビジュアルノベルゲーム。 好みの気配を嗅ぎ付けてプレイ。ゲーム終了後、ジャンル名に納得しました。 物語の特長を説明しろと言われて、ジャンル名に凝縮したかのようです。 『ロボットと過ごした五人の話』は、文章も演出も大変上質なものでした。 文章は、ひとつひとつの地の文や台詞に、細やかに血が通っているかのよう。 演出は、かなり凝られたのでしょう、美しいイラストと流れ出る文字が、様々な方法で画面上に展開され、プレイヤーを引きこみます。 気づけば、スタート画面からエンドロールまで、あっという間に時間が過ぎていました。 シナリオは上の『Attention』にある通り、人を選ぶ内容かもしれませんが、 『群像劇風憂鬱系SFビジュアルノベル』というジャンル名に惹かれる人は、是非プレイしてみてはいかがでしょうか。 とても完成度の高いゲームでした。素敵なゲームを、ありがとうございました。
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いきなり魔王最弱勇者のために頑張る、短編謎解きゲーム。 勇者が死ぬ度、天の声からヒントをもらえるのですが、このヒントがヒントとして上手く機能しています。 プレイヤーが頭を使わなければ、ゲームクリアできないでしょう。 その代わり、ヒントに従ってきちんと考えれば最後はクリアできる…はず。 自力でクリアできるととても嬉しくなるので、是非自力クリアを目指してほしいところです。 ちなみに、クリアすると勇者の死亡した回数を教えてくれます。 私は13回も死にました。他の方の死亡回数も知りたい。 とても楽しいゲームでした。素敵なゲームを、ありがとうございました。